
「車の購入費は年収の半分が目安」と言われています。
なぜなら、年収の半分を超える金額のローンを組むと、年収に対しての負担が大きくなりすぎるからです。
また、維持費なども考えるとこのくらいが適当と考えられています。
ただし、年収の半分というのはあくまで目安で、家族の人数や車以外にどれくらいのお金を使うのかによっても適切な購入費は変わってきます。
この記事では年収別のおすすめ&人気車TOP3を紹介しながら、維持費やローンへの考え方、年収以上の車が欲しい場合の方法などをまとめています。
車を購入するにあたり理想か現実か迷った場合の判断材料として、この記事を参考にしてください。
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1.車の購入費は「年収の半分が目安」の理由
はじめにお伝えしたように、車の購入費は「年収の半分が目安」と言われています。
年収400万円なら200万円が予算になりますが、「年収の半額だと欲しい車が買えない……」とがっかりする人もいるかもしれません。
しかし車は購入するときだけではなく、購入後にもお金がかかる点に注意が必要です。
「2019年のソニー保険の調査」によると、車の維持費は「月額平均12,400円」かかり、年間にすると約148,800円かかるという結果がでました。
この章では「なぜ車の購入費が年収の半分とされているのか」を、ガソリン代や保険税金、車検費用のおさらいを交えて説明していきます。
ガソリン代が毎月かかるから
車を動かすためのガソリン代も、毎月必要です。
車の大きさや走行距離によっても違いがありますが、1リッターで10km走行できる車で、月に300km乗るとします。
ガソリンの単価がリッター140円とすると、月に4,200円かかります。
頻繁に長距離ドライブをする人や、毎日通勤通学に使う人の場合はもっと高くなります。
保険と税金が毎年必要になるから
車を購入すると、毎年保険料と税金を支払う必要があります。
車を購入した際、必ず加入しなければいけない保険が「自賠責保険」、そして自賠責保険でカバーしきれない分を補うための「任意保険」があります。
<自賠責保険の保障内容>
- 傷害による損害:相手に怪我をさせたときに支払われる。最高120万円
- 後遺障害による損害:著しい後遺症により障害が残り、介護が必要な場合に支払われる。常時介護は最高4,000万円、随時介護は最高3,000万円。それ以外は後遺症の程度により、第1級の最高3,000万円~第14級の最高75万円までさまざま
- 死亡による損害:相手を死亡させた場合に支払われる。最高120万円
(参考:三井住友海上)
自賠責保険の補償範囲は、事故相手の体の補償に限定されています。
自賠責保険は、事故被害者の救済のために用意されている保険だからです。
そのため、自損事故は補償の対象にならないため、自分の体や車が被害を受けても保険金は一切出ません。
そのため、任意保険にも加入するのが一般的です。
自賠責保険は、25,000円程度ですが、任意保険は保険会社による違いのほか、運転手の年齢や保障内容で金額が変わります。
乗用車(自家用)の自動車税
毎年4月時点で車を所有している人は「自動車税」を納めなければなりません。
自動車税は都道府県税のため、住んでいる地域に納めます。
軽自動車は、新車登録した時期によって以下のように自動車税が変わります。
普通車は排気量によって金額が変わります。
0.5リットル刻みで以下のような税額に設定されています。
(※2019年10月1日から引き下げられました)
総排気量 | 税額(エコカー減税適用前) |
---|---|
1リットル以下 | 25,000円 |
1リットル超1.5リットル以下 | 30,500円 |
1.5リットル超2リットル以下 | 36,000円 |
2リットル超2.5リットル以下 | 43,500円 |
2.5リットル超3リットル以下 | 50,000円 |
3リットル超3.5リットル以下 | 57,000円 |
3.5リットル超4リットル以下 | 65,500円 |
4リットル超4.5リットル以下 | 75,500円 |
4.5リットル超6リットル以下 | 87,000円 |
6リットル超 | 110,000円 |
【エコカー減税とは?】
- 平成29年4月1日~平成31年3月31日までの新車登録車を対象(購入の翌年度の1回に限り適用)、また燃費基準を達成した車に対し、減税される
- 電気自動車やクリーンディーゼル乗用車などの次世代自動車も対象となる
車検が隔年で必要となるから
車を購入すると、車検を受けることが義務となります。
車検費用は、ドライバーが最も負担に感じる出費です。
新車の場合、購入から3年後、その後は2年に1回車検を受けなければいけません。
車にもよりますが、軽自動車なら7万円、コンパクトカーなら10万円が車検代の相場です。
ただし修理箇所がある場合には、部品代や交換の技術料が追加されることもあります。
自分で車検に通すと費用を抑えられますが、故障が見つかった場合はメーカーで修理を受け、再度持ち込む必要があります。
その他の費用
車検代や自動車税、ガソリン代などの他にも、駐車場代なども必要です。
高速道路を使えば高速費用がかかりますし、装飾にこだわりたい人ならその費用も残しておきたいですよね。
車は買って終わりではありません。
「買った後にもお金がかかる」ということを忘れず、年収にあった車を購入するようにしてください。
2.年収別のおすすめ&人気車TOP3
車の予算は年収の半分と言われても、車両価格+αのことまで考えなければいけないとなると、選ぶのが大変ですよね。
そんな方のために、ここでは、年収別におすすめの人気車をランキング形式でTOP3まで紹介します。
(※カーセンサーのランキングと口コミの評価を参考にランキングをつけています。)
ただし、グレードやオプションによっては倍の値段になる車もあるので、「装備を充実させたい」「予算に余裕を持って選びたい」という場合は、おすすめよりももうワンランク下の車を選んでください。
①年収100万(予算50万円)で買えるのは中古車
年収100万円(予算50万円)だと、新車を買うのは正直難しいです。
ここでは、カーセンサーや口コミの情報を参考にしたおすすめ中古車TOP3を紹介します。
1位:ダイハツ ミライース | 中古車相場:1万円~138万円 | |
---|---|---|
2位:日産 ノート | 中古車相場:2万円~276万円 | |
3位:スズキ ワゴンR | 中古車相場:1,000円~214万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
「予算50万円で車を持つのは難しい」と思うかもしれませんが、中古車ならこれらのような人気の車種を手に入れることもできます。
しかしあまりにも安い激安車は、購入後に不具合が出ることもあるので、しっかりと確認をしてから購入するようにしましょう。
②年収200万円(予算100万円)
年収200万円(予算100万円)なら新車が買えますが、選べる車種には限りがあります。
1位:スズキ アルト |
新車時価格:58万円~81万円 中古車相場:8,000円~310万円 |
|
---|---|---|
2位:ダイハツ ミラ | |
新車時価格:154万円~100万円 中古車相場:1,000円~140万円 |
3位:ダイハツ エッセ |
新車時価格:68万円~113万円 中古車相場:500円~120万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
女性に人気がある『スズキ アルト』や、室内空間が広い『ダイハツ ミラ』、低燃費&低排出ガスの『ダイハツエッセ』などはおすすめです。
また、グレードやオプションを選ばずとも快適に過ごせる車種がおすすめです。
③年収300万円(予算150万円)
年収300万円(予算150万円)では、年収200万円に比べてだいぶ選択肢が広がってきます。
1位:スズキ アルトラパン |
新車時価格: 100万円~165万円 中古車相場:148円~166万円 |
|
---|---|---|
2位:スズキ エブリイ |
新車時価格:88万円~153万円 中古車相場:1万円~345万円 |
|
3位:ホンダ ライフ |
新車時価格:101万円~168万円 中古車相場:1,000円~86万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
女性の視点で造られた『スズキ アルトラパン』や、大容量の収納スペースが特徴の『スズキ エブリイ』、狭い道でもスイスイ走れる『ホンダ ライフ』などが購入できます。
このように、CMで宣伝されている車種であっても買えるでしょう。
④年収400万円(予算200万円)
年収400万円(予算200万円)の人に人気があるのが、日常生活を快適にする軽自動車です。
1位:ダイハツ タント |
新車時価格:105万円~197万円 中古車相場:100円~228万円 |
|
---|---|---|
2位:スズキ ワゴンR |
新車時価格:104万円~181万円 中古車相場:1,000円~214万円 |
|
3位:ダイハツ ムーヴ |
新車時価格:102万円~180万円 中古車相場:1,000円~191万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
天井が高く室内空間が広い『ダイハツ タント』や、低燃費かつ安全装置が搭載された『スズキ ワゴンR』、通勤通学にぴったりの『ダイハツ ムーヴ』など、さまざまな人気車種から選べます。
⑤年収500万円(予算250万円)
年収500万円(予算250万円)になると、軽自動車以外にも選択肢が広がってきます。
1位:ホンダ N-BOX |
新車時価格:120万円~227万円 中古車相場:19万円~260万円 |
|
---|---|---|
2位:トヨタ アクア |
新車時価格:169万円~261万円 中古車相場:13万円~275万円 |
|
3位:日産 ノート |
新車時価格:125万円~281万円 中古車相場:2万円~276万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
2014〜2019年の5年間連続で販売台数No.1を記録した『ホンダ N-BOX』や、トヨタを代表するハイブリッドカーの『トヨタ アクア』、運転しやすく快適な車内空間が特徴の『日産ノート』などがおすすめです。
⑥年収600万円(予算300万円)
高年収と言われる600万円(予算300万円)になると、ミニバンやスポーツカーなど様々な選択が出てきます。
1位:ホンダ フィット |
新車時価格:112万円~254万円 中古車相場:2万円~269万円 |
|
---|---|---|
2位:マツダ デミオ |
新車時価格:112万円~228万円 中古車相場:4万円~177万円 |
|
3位:トヨタ シエンタ |
新車時価格:144万円~264万円 中古車相場:8,000円~307万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
燃費が良いコンパクトハッチバックの『ホンダ フィット』や、デザイン性に優れた『マツダ デミオ』、トヨタ最小ミニバンの『トヨタ シエンタ』などの、スポーツカーやミニバンがおすすめです。
⑦年収700万円(予算350万円)
年収700万円(予算350万円)になると、ほとんどの国産車に手が届くようになります。
1位:ホンダ フリード |
新車時価格:164万円~328万円 中古車相場:2万円~335万円 |
|
---|---|---|
2位:トヨタ ノア |
新車時価格:200万円~344万円 中古車相場:3万円~417万円 |
|
3位:マツダ アクセラスポーツ |
新車時価格:149万円~331万円 中古車相場:8万円~231万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
ファミリー向けミニバンの『ホンダ フリード』や、背が高くスタイリッシュなボディが特徴の『トヨタ ノア』、輸入車のような『マツダ アクセラスポーツ』などがおすすめです。
⑧年収800万円(予算400万円)
年収500万円になると、人気のプリウスや8人乗りのファミリーカーも選択肢として入れられるようになります。
1位:トヨタ プリウス |
新車時価格:205万円~404万円 中古車相場:5万円~398万円 |
|
---|---|---|
2位:日産 セレナ |
新車時価格:209万円~419万円 中古車相場:8,000円~408万円 |
|
3位:トヨタ ヴォクシー |
新車時価格:200万円~344万円 中古車相場:5,335円~438万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
燃費が良く快適な乗り心地の『トヨタプリウス』や、広い車内空間と使い勝手が特徴の『日産セレナ』、最大8人まで乗れるミニバンの『トヨタ ヴォクシー』などの、人気のファミリーカーがおすすめです。
⑨年収900万円(予算450万円)
一般に高年収と言われる年収900万円(予算450万円)になると、高級ミニバンにも手が届くようになります。
1位:ホンダ オデッセイ |
新車時価格:226万円~435万円 中古車相場:5万円~430万円 |
|
---|---|---|
2位:トヨタ プリウスα |
新車時価格:235万円~362万円 中古車相場:26万円~346万円 |
|
3位:三菱 デリカD:5 |
新車時価格:221万円~460万円 中古車相場:19万円~586万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
燃費も走りも抜群な高級ミニバンの『ホンダ オデッセイ』や、プリウスを一回り大きくした『トヨタ プリウスα』、大型ホイール搭載で走破性能に優れた『三菱 デリカD:5』などがおすすめです。
⑩年収1,000万円(予算500万円)
年収1,000万円になると予算にも余裕が出てくるため、人気が高いSUVも視野に入ってきます。
1位:ホンダ ステップワゴン |
新車時価格:198万円~445万円 中古車相場:2万円~383万円 |
|
---|---|---|
2位:スバル フォレスター |
新車時価格:197万円~435万円 中古車相場:6万円~380万円 |
|
3位:スバル レヴォーグ |
新車時価格:267万円~413万円 中古車相場:56万円~427万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
走り心地ともに抜群の『ホンダ ステップワゴン』や、エンジン性能が高い『スバル フォレスター』、車好きの間で人気が高い『スバル レヴォーグ』など、高級ミニバンやSUVというスポーツ用多目的車がおすすめです。
⑪年収1,100万円(予算550万円)
年収1,100万円(予算550万円)になると、内装や外装が豪華な車も自由に選べます。
1位:トヨタ アルファード |
新車時価格:284万円~863万円 中古車相場:6万円~1299万円 |
|
---|---|---|
2位:フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント |
新車時価格:259万円~595万円 中古車相場:9万円~538万円 |
|
3位:トヨタ ハリアー |
新車時価格:261万円~571万円 中古車相場:18万円~630万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
豪華な車内空間と高い走行性能の『トヨタ アルファード』や、高級感があるデザインが特徴の『フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアント』、ハイブリッドシステム搭載の高級SUV『トヨタ ハリアー』など、デザイン性に優れた車種がおすすめです。
⑫年収1,200万円(予算600万円)
年収1,100万円になると、クラウンやBMWなど高級車・外車にも手が出せます。
1位:トヨタ クラウンアスリート |
新車時価格:355万円~725万円 中古車相場:9万円~620万円 |
|
---|---|---|
2位:BMW X1 |
新車時価格:363万円~650万円 中古車相場:50万円~528万円 |
|
3位:日産 リーフ |
新車時価格:274万円~500万円 中古車相場:25万円~400万円 |
引用:カーセンサー
※2020年10月時点の情報です
走行性能に優れた高級セダンの『トヨタ クラウンアスリート』や、BMW社が自信を持って提供する『BMW X1』、100%電気で走るエコカーの『日産リーフ』など、高級車や最先端の技術が応用された車種がおすすめです。
3.年収より高い車が欲しい時の6つの方法
「欲しい車があるけれども、予算を越えてしまう……」という人も多いのではないでしょうか。
この章では憧れの車種を手に入れるためにできる、6つの方法を紹介します。
方法1.中古車を購入する
中古車の場合は高級車でもとても安く購入できるため、予算を大幅に抑えることができます。
中古車というと、誰かが乗って売った車というイメージがありますが、展示品や新中古車といってほとんど乗っていない状態で売りに出されている車もあります。
新古車とは
- ナンバー取得後の展示用の車や型落ちした車のことで、正確には「登録(届出)済未使用車」
- 新車よりも安く中古車よりも綺麗な車で、納車までのスピードが早く税金が安いというメリットあり
新古車は「誰かが使った後の車には乗りたくない」という人におすすめです。
おすすめの中古車サイト
お目当ての車を探すには、以下のような中古車サイトがおすすめです。
中古車サイト | 特長 |
---|---|
カーセンサー |
|
ガリバー |
|
ビッグモーター |
|
また新古車はあまり市場に出回らないので、さまざまな中古車サイトや販売店から探してみましょう。
方法2.低金利ローンを利用する
低金利のローンを利用すれば、トータルの支払額を抑えられます。
車を購入したディーラーで紹介されたローン業者だと、金利が高い場合があります。
審査は厳しくなりますが、銀行のローンだと低金利のところが多いので、事前に調べておきましょう。
給与振り込みをしている銀行の場合、優遇してもらえることもあります。
低金利ローンの利息は?
車を全額一括払いできれば問題ありませんが、大抵は不足分のお金を借りるために自動車ローンを利用することになります。
その際に借りた金額に加えて、見返り料として利息を払うことが必要です。
自動車ローンの金利には幅がありますが、銀行だと2〜4%、ディーラーだと4〜10%くらいが相場といわれています。
どこで借りるかによって金利は大きく変わってきますが、いずれにしても自動車ローンを借りれば、以下のように借りた金額よりも払う金額は高くなります。
【例】
100万円を金利2%で借り入れて、2年かけて返済する場合
- 毎月の返済額=42,540円
- 合計の返済額=1,020,966円
=借りた時よりも「20,966円」多く支払う必要があります。
参考ツール:JAバンク「マイカーローン返済シミュレーション」
利息によって支払い金額が増えても、年収の半分くらいの車ならば余裕を持って月々の返済にあてられます。
ローン支払い中の生活費は?
毎月の給料から、ローンを払った残りで生活をやりくりしようと考えるのは危険です。
一人暮らしの場合や家族の場合で、生活にかかるお金に違いはありますが、毎月必要となる固定費(携帯電話代や家賃など)と変動費(食費や水道光熱費など)だけでなく、急に必要となるお金もあります。
病気や怪我で、病院に通院したりすることもありますし、冠婚葬祭でお金が必要になることも。
ある程度貯金があっても、車のローンを支払った残りのお金でギリギリの生活だった場合、貯金が減ってしまい底をついてしまうこともあり得ます。
こういったことから、車のローンを組む場合には、余裕をもって年収の半分を目安にするのが安全なのです。
方法3.頭金を用意する
車を購入する際に、頭金を払うとローンの費用が抑えられます。
ローンを借りる金額をできるだけ低くすることで、毎月の支払額が安くなります。
軽自動車なら一括で支払える額を貯金してから買うのがおすすめですが、ファミリーカーを購入したいけれど、一括は難しいという場合は頭金があるだけでも違います。
方法4.値引きを交渉する
ディーラーに値引きの交渉を持ちかける方法もあります。
営業マンが営業成績を上げるため、値引き交渉に応じてくれることもありますし、オプションをつけないことでその分値引きをしてくれることもあります。
また車の買い換えの場合は、下取りしてもらうことで価格を引いてもらえますので、いくつかのディーラーで価格を比較してみるのもおすすめです。
方法5.カーリースを利用する
カーローンが難しいという人におすすめなのが、カーリースです。
レンタカーの場合は選べる車種が限られていますが、カーリースは好きな車種を選ぶことができます。
簡単にいうと、カーリースは車を借りること、カーローンはお金を借りることです。
カーリースは車を借りる契約なので、契約満了まで使っても車が自分のものにはなりません。
契約期間が終わったら、カーリース会社に返却する必要があります。
その代わり、下取り(残価)というシステムがあり、契約満了時の車の予想価格をあらかじめ車両価格から引いてリース料金を決めてもらえます。
そのため、カーローンよりも毎月の出費を抑えることができます。
カーリース | カーローン | |
---|---|---|
借りるもの | 車 | お金 |
契約満了後 | 自分のものにならない | 自分のものになる |
頭金 | 不要 | 原則必要 |
毎月の出費 | 一定額に抑えられる | 急な出費が必要なこともある |
メンテナンス | プロに任せられる | 自分で手配する |
税金・保険 | リース会社に任せられる | 自分で行う |
減税・免税 | 対象になる | |
ナンバー | 一般の自家用車と同じ |
ローンで買った車も数年で乗り換える可能性があることを考えると、お得な乗り方と言えます。
方法6.貯金をする
欲しいものを買うためには、お金をコツコツ貯金することが一番堅実な方法です。
【お金を貯めるコツ】
- 目標額と期間を定めて、毎月いくら貯金するか決める
- 普段使いの口座と貯金用の口座を分ける
- 収入があったらすぐに設定額を貯金用の口座に入金する
- 食費や雑費を見直してお金の流れを管理する
とはいえ「無駄遣いのクセが抜けない」という人や「生活が大変で貯金に回す余裕がない」という人も多いのではないでしょうか。
貯金が難しい場合は、副業や転職に挑戦するのもひとつの方法です。
可能であれば副業をする
仕事の休日やスキマ時間を使って、副業をするのもお金を増やすひとつの方法です。
「ランサーズ」や「クラウドワークス」に代表されるクラウドソーシングでは、インターネットを通じてライティングやデータ入力、デザインなどのお仕事が受注できます。
また体を動かすのが得意な人は、「Uber Eats」などのフードデリバリーの仕事や、軽作業といった短時間のアルバイトもおすすめです。
まずは1月1万円を目標に、自分の得意なことを活かして副業をはじめてみましょう。
転職して高年収を目指す
現在の収入に満足していない人や生活が厳しいという人は、転職も視野に入れてみましょう。
今まではひとつの会社で新卒から定年まで勤め上げる「終身雇用制度」が主流でしたが、これからは転職をしながらスキルアップを目指す「成果主義」の時代が来るといわれています。
「給料を上げたい」「自分の好きな働き方がしたい」「もっと上の役職へステップアップしたい」と考えている人は、次の章で詳細を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
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(参考:doda)
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転職エージェント「doda」とは
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
自分1人で求人を探したり、必要あればアドバイザーにサポートしてもらい、書類作成や求人探しを手伝ってもらうことも可能です。
(引用:doda)
なお、キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。
対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。
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詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!JACリクルートメントの気になる評判と全注意点」 |
6.【補足】車の寿命は?10年・20年乗り続けられる?
「できるだけ長く愛車に乗りたい」「買いかえる予算がないから、今の車を長く使いたい」
自動車の寿命は一般的に10年ほどといわれていますが、きちんとメンテナンスを行えばもっと長く愛車に乗り続けられます。
この章では自動車の寿命とメンテナンスについて解説していきましょう。
車の寿命は10年って本当?
自動車の寿命は10年ほどといわれていますが、実はきちんとした基準はありません。
一般的に「車の寿命は10年」と考えられているかというのには、以下のような理由が挙げられます。
【車の寿命が10年な理由】
- 10年経つと車の価値が0円になり、買取価格がつかないため
- 純正部品の在庫が10年しかもたないため
- 新車登録から13年経つと、税金(自動車税・重量税)が上がるため
自動車の寿命が10年といわれるのには、車以外の要因があることが解ります。
長く大切に乗るためには?
愛車にできるだけ長く乗りたいと考えている場合は、メンテナンスをしっかり行うことが大切です。
いざという時の修理費用が高い「エンジン」や、定期的に交換が必要な「オイルフィルター」と「エンジンオイル」は、走行距離にかかわらず定期的なメンテナンスが必要です。
また発電機の「オルタネーター」や燃料ポンプの「フューエルポンプ」は、走行距離が20万kmに至るまでに交換したい部品といえるでしょう。
メンテナンスをきちんと行えば、10年・20年と、長く愛車に乗り続けることができます。
まとめ
車の購入予算は、年収の半分が目安です。
この記事では「年収別のおすすめ&人気車TOP3」を紹介すると同時に、維持費のおさらいや年収より高い憧れの車を購入する方法、愛車に長く乗る方法などを解説しました。
- 車の購入予算は年収の半分が目安
- ローンなどで限度額ギリギリまでお金を借りるのは危険
- 自動車を選ぶときは維持費もきちんと考えよう
- 予算以上の車種が欲しい人は副業や転職をでお金を増やそう
- 購入した愛車はメンテンナンスして長く乗り続けよう
憧れの車を手に入れて、ぜひ素敵なカーライフを送ってくださいね。