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中部電力の平均年収は約770万円で、とても魅力的な企業です。
本記事では、中部電力の学歴別初任給・賞与などについて解説します。
企業研究や面接対策に役立てていただけると幸いです。
1.中部電力の平均年収は約770万円
2018年度の「有価証券報告書」によると、中部電力の平均年収は約770万円で、平均年齢は約43歳です。
同年齢の平均年収と比べても、かなり高いと言えます。
中部電力の電力販売量は業界第3位。
中部地方の社会インフラを担う安定企業です。
近年は、東京電力ホールディングスとの火力発電事業の全面統合など、他社との連携でも注目を集めています。
2020年度の初任給
中部電力では、2020年度の初任給を公開しています。
- 高卒:月給16万8,500円
- 高専本科卒:月給18万8,500円
- 大卒:月給21万1,100円
- 院卒:月給23万5,000円
(出典:中部電力|募集要項)
中部電力では、2020年度の賃金改定では全ての学歴において2,000円引き上げになりました。
ここから、若い人材を獲得しようという姿勢が見て取れます。
賞与と福利厚生
中部電力の賞与は、夏季(6月)と冬季(12月)の年2回です。
2020年度の実績では、支給総額は社員一人あたり下記のようになりました。
1年間のボーナス総額:162.4万円(夏季81.2万円、冬季81.2万円)
(参考:中部電力|2020年度賃金改定・年間賞与交渉の妥結について)
また、各種社会保険、財形貯蓄、住宅融資、従業員特殊制度、カフェテリアプランなど、各種福利厚生が用意されています。
他にも、独身寮など施設があり、福利厚生は充実していると言えます。
2.中部電力の今後ってどうなの?
中部電力のここ5年の平均年収を見てみましょう。(有価証券報告書をもとに作成)
中部電力の平均年収推移「4年連続で上昇」
2014年度 | 680万円 |
2015年度 | 719万円 |
2016年度 | 765万円 |
2017年度 | 767万円 |
2018年度 | 770万円 |
平均年収は2015年度から4年連続で上昇しています。
ただし、2009年の平均年収は840万円で、2013年~2015年までは大幅な減少傾向でした。
減少の理由としては、浜岡原子力発電所3基の運転停止の影響が考えられます。
このため、中部電力では、東京電力HLDとの火力発電事業の全面統合、家庭向け都市ガス販売への参入など、他者との連携を強め、収益アップを目指しています。
競合他社との提携で収益アップ
2019年4月、 中部電力は東京電力HLDと共同で設立した「JERA」を受け皿に、火力発電事業を統合。
これにより、「JERA」の火力発電事業の発電容量は、国内火力の半分を占めることになりました。
今後は、送配電事業や原子力事業の統合に発展する可能性もあります。
また、中部電力は、2017年4月からのガスの小売り全面自由化に合わせ、家庭向け都市ガス販売にも参入。
大阪ガスと連携し、共同で「CDエナジーダイレクト」を設立して首都圏への電気・都市ガス販売に乗り出しました。
このように他社との連携を進め、収益アップにつなげようとしています。
再生可能エネルギーにも注力
中部電力は、再生可能エネルギー事業にも積極的です。
2030年頃までに、新たに200万kw以上をつくる再生可能エネルギー発電所を設けることを発表。
洋上風力を中心に新規の発電所をつくる構想を掲げています。
投資額は数千億円規模になる見込みで、実現すれば現在の設備容量の2倍になる予定です。
3.中部電力は電気・ガス業界内年収ランキングは9位
電気・ガス業界内の年収ランキングでは、中部電力は9位と低めの順位でした。
1位から10位のランキングは以下の通りです。(各会社の有価証券報告書をもとに作成)
- 第1位:レノバ 957万円
- 第2位:イーレックス 831万円
- 第3位:J-POWER 798万円
- 第4位:関西電力 791万円
- 第5位:九州電力 777万円
- 第6位:メタウォーター 775万円
- 第7位:中国電力 773万円
- 第8位:四国電力 772万円
- 第9位:中部電力 770万円
- 第10位:沖縄電力 764万円
(※2019年の年収で比較しています)
年収で並ぶ四国電力は、情報通信など電力以外の事業を推進しています。
また、隣接エリアとなる北陸電力の平均年収は634万円。
北陸電力は、2011年から続く志賀原子力発電所2基の停止が収益に影響を与えているようです。
北陸・中部地方年収上位企業との比較
北陸・中部地方の企業における、中部電力の年収ランキング上位は以下の通りです。(各会社の有価証券報告書をもとに作成)
- 第1位:ファナック 1,364万円
- 第2位:中部日本放送 1,166万円
- 第3位:豊田通商 1,096万円
- 第4位:ヤマハ 935万円
- 第5位:トヨタ自動車 852万円
- 第6位:岡谷鋼機 845万円
- 第7位:名工建設 835万円
- 第8位:新潟放送 825万円
- 第9位:福田組 803万円
- 第10位:ATグループ 782万円
(※2019年の年収で比較しています)
中部電力はランキング外でした。
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(引用:中部電力)
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まとめ
中部電力の平均年収は約770万円で、電気・ガス業界内では第9位です。
新卒の初任給は大卒であれば21万1,100円、院卒は23万5,000円となっています。
中部電力は近年、東京電力ホールディングスとの火力発電事業の全面統合など、他社との連携でも注目を集めています。
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