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2019年の「賃金構造基本統計調査」によると、電気工事士の平均年収は約472万円です。
ただし、資格の種類や企業規模などによって年収は異なります。
この記事では、電気工事士の詳しい年収事情について解説します。
あわせて独立するメリットや電気工事士の将来性などについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
1.電気工事士の年収は472万円
2019年の「賃金構造基本統計調査」によると、電気工事士の平均年収は約472万円です。
そのうちボーナスが約81万円となっています。
国税庁が行っている「民間給与実態統計調査」によると同年の日本の平均年収は436万円であるため、電気工事士の年収は平均以上と言えます。
この章では、電気工事士の年収や給与について様々な角度から解説します。
男女別の平均年収
電気工事士の男女別の平均年収は、以下の通りです。
性別 | 月 | 賞与 | 平均年収 |
---|---|---|---|
男性 | 33万円 | 81万円 | 475万円 |
女性 | 23万円 | 63万円 | 333万円 |
女性はフルタイムではなく時短勤務等で働く人も多いことから、男性よりも平均年収が低い傾向にあると考えられます。
なお女性の電気工事士の割合は少ないと言われていますが、近年徐々に増えているという話もあります。
女性の一人暮らしの部屋を工事する場合などは「同性が担当してくれたほうが安心する」という声も多く、 女性電気工事士の需要も高いと言えるでしょう。
だけど、それと同時に「肉体の差」の問題は、数千円ぽっちの投資で解決するパターンもかなりあって、これはかなりビジネスチャンスのある話なのではないかなと思った。
実際、女性の電気工事士の需要は女性単身者の世帯の間でめちゃくちゃ増えているし、電気工事士の指名という現象も起きている。— ♡ ・:.。.:*・゜゚・* (@lily_1234__) December 11, 2019
実際に「性別不問」として求人を出している企業も少なくありません
企業規模別の平均年収
電気工事士の企業規模別の平均年収は、以下の通りです。
企業規模 | 平均年収 |
---|---|
10〜99人 | 469万円 |
100〜999人 | 460万円 |
1,000人以上 | 490万円 |
大規模な企業の平均年収が高い傾向にありますが、それほど大きな差はありません。
なお最も働いている割合が高いのは、従業員数10〜99人の企業となっています。
資格手当について
電気工事士の資格には 「一種」と 「二種」があります。
一種と二種の違いは、扱える電気設備の範囲です。
資格の種類 | 扱える電気設備 |
---|---|
一種 |
|
二種 | 一般用電気工作物 |
(参考:電気工事士の資格と範囲|一般財団法人電気技術者試験センター)
求人情報をリサーチしたところ、両者の基本給に大きな差は見受けられませんでした。
一方で資格手当には差があり、概ね以下のような相場となっています。
資格の種類 | 資格手当の相場 |
---|---|
一種 | 5,000~10,000円程度 |
二種 | 2,000~5,000円程度 |
※手当の金額については、転職サイトの求人情報等を参考にしています。
2.電気工事士は一人親方になると儲かる?
電気工事士を目指している人は、独立することで稼げるのか気になりますよね。
この章では、自営業の電気工事士になるメリットなどを解説します。
自営業の電気工事士になるメリット
独立・開業し、 自営業の電気工事士になるメリットは、次の通りです。
【自営業の電気工事士になるメリット】
- 収入をアップできる可能性がある
- 自分で仕事を選ぶことができる
- 自分で仕事のスケジュールを管理できる
一人親方の電気工事士に、固定給はありません。
そのため、多くの個人事業主のように仕事量や実力次第で大幅に年収をアップできる可能性があります。
また請ける仕事を自分で選んだり、休暇の調整をしやすいこともメリットです。
独立で成功を手にしてお金持ちになれるとは限らない
年収アップを狙える独立・開業ですが、必ずしも成功するとは限りません。
一人親方になるということは、 自分で仕事を獲得しなければならないということ。
電気工事士としての業務はもちろん、自ら営業も行わなければなりません。
また常に安定して仕事があるとは限らないため、収入の変動が激しくなったり、企業に勤めていたころより年収が低くなる場合もあります。
一人親方になり成功している人がいるのは事実ですが、 独立・開業にはリスクがあることも覚えておきましょう。
3.電気工事士になる方法って?目指すステップを解説!
電気工事士になるためには、まず資格を取得する必要があります。
資格を取得した後は、求人をチェックして自分に合った職場を見つけましょう。
ここでは、電気工事士になるための方法やスムーズに転職するコツを紹介します。
ステップ1.資格を取得する
電気設備の工事を行えるのは、資格保有者のみです。
電気工事士を目指すのであれば、まずは「電気工事士試験」を受験して資格を取得しましょう。
前述した通り、電気工事士の資格には一種と二種がありますが、二種を取得してから一種の取得を目指すのが一般的です。
第二種電気工事士試験の概要は、次の通りです。
受験資格 | 年齢・性別・学歴・職歴などに関係なし |
---|---|
試験内容 |
【筆記】
【技能】
|
合格率 | 【筆記】50~70% 【技能】60~70% |
(参考:第二種電気工事士試験、試験実施状況の推移|一般財団法人電気技術者試験センター)
それほど難易度が高いわけではありませんが、事前準備は必須です。
電気工事士資格の独学の勉強方法は、筆記試験の場合、過去問を繰り返し解くことです。
実技は時間だけでなく正確さも意識して練習しておきましょう。
また電気工事士を目指せる学校や通信講座を利用することで、スムーズに資格取得を目指せます。
学校や通信講座など詳しい情報を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ステップ2.求人を探す
資格を取得した後は、求人を探しましょう。
効率よく求人を探したい場合は、転職サイト「リクナビNEXT」の利用をおすすめします。
(引用:リクナビNEXT)
リクナビNEXTでは、雇用形態や年収のほか働き方の条件を細かく絞り込むことができるので、スムーズに情報を検索できます。
気軽に求人をチェックできるので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約59,300件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!リクナビNEXT(ネクスト)の気になる評判と全注意点」 |
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スムーズに転職したい人は転職エージェントを利用する
「転職したいけれど、何から手をつけていいかわからない」という人は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントは、面接対策や条件交渉、転職関連の相談など、幅広く転職をサポートしてくれるサービスです。
転職エージェントは様々ありますが、おすすめは転職者満足度No.1の「doda」です。
(引用:doda)
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また転職サイトとしても利用できるため、本格的に転職を検討していない人でも、隙間時間に気軽に求人をチェックすることが可能です。
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運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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料金 | 無料 |
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4.電気工事士の将来性
電気工事士を目指すのであれば、「将来性のある仕事なのかどうか」も知りたいですよね。
この章では、電気工事の将来性や需要などについて解説します。
電気に関する仕事が減ることはない
電気は、私たちの生活にとって欠かせないライフラインです。
オール電化住宅の増加やITの発達に伴い、電気の需要はますます高まっています。
現在はもちろん、将来においても あらゆる電気設備の工事を担う電気工事士の仕事が大きく減る可能性は低いと考えられるでしょう。
若手の需要が高まっている
電気工事士は、年々高齢化が進んでいる職業のひとつです。
高齢者層の割合が大きくなっており、若手の需要が高まっています。(参考:電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について|経済産業省)
人手不足に悩む企業が増加しているため、将来的な活躍が期待できる若手は重宝されることが多いです。
また、企業によっては入社後に資格取得のサポートをしてくれるケースもあります。
「今すぐ転職したい」という場合は、資格取得を支援してくれる企業を探すことも手段のひとつです。
5.転職で年収を上げるなら「ビズリーチ」を利用しよう
(引用:ビズリーチ)
給料の高い仕事へ転職したいなら、転職サービス「ビズリーチ」の利用がおすすめです。
ビズリーチはハイキャリア・高年収領域の転職支援に特化した、スカウト型の転職サービスです。
あなたの情報を登録しておけば、ヘッドハンターや企業がそれを見て直接スカウトしてくれます。
会員になれば詳しい求人情報を見ることができるので、興味のある求人に直接応募することも可能です。
利用は一部有料ですが、会員登録だけなら無料で行えるので、ぜひ気軽に登録してみてください。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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対象地域 | 全国・海外 |
公開求人数 | 47,618件(2021年12月時点) |
非公開求人 | 非公表 |
登録ヘッドハンター数 | 3,675人(2020年5月時点) |
利用料 | 一部有料 |
URL | https://www.bizreach.jp |
詳しくは「ビズリーチの解説記事」をご覧ください。 |
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■そもそも給料のいい仕事の定義は?
そもそも、「給料が良い」と思う基準は人によって異なります。
給料のいい仕事とはある意味で相対的に決まるもので、○○円もらえれば給料がいいと 絶対的な基準をつけることは難しいです。
例えば、20代で30万円もらえれば給料は高いようにみえますが、20代で40万円もらっている人から見れば給料が安いなと感じるでしょう。
このように、給料が良いの定義は人によって様々ですが、一つの基準として、国税庁の行った「民間給与実態調査」の結果が参考になります。
この調査によると、平成30年の給与所得者の平均は、男性で545万円、女性で293万円です。
男性 | 女性 |
545万円 | 293万円 |
(参考:国税庁|民間給与実態調査(P18))
あくまでも一つの指標ですが、もし自分の年収が、男性で545万円以上、女性ならば293万円を超えているならば、平均よりも給料が良いと判断できるでしょう。
まとめ
電気工事士の平均年収は、約472万円です。
- 2019年の平均年収は472万円
- 男性は475万円・女性は333万円
- 資格手当の相場は、一種5,000~10,000円程度、二種2,000~5,000円程度
試験は誰でも受験できるので「手に職をつけたい」という人は、電気工事士を目指してみてはいかがでしょうか。
また資格取得後、スムーズに転職したい人は、転職サイト「リクナビNEXT」、もしくは転職エージェント「doda」を利用することをおすすめします。