電通の年収は1,179万円!年次や役職と年収の関連、関連会社の年収も確認!

電通の平均年収 平均年収

電通の2018年の平均年収は1,179万円です。

とても高い年収ですが、年次や役職が変わるにつれてどのように年収が変化していくのでしょうか?

過労死などでも話題になり年収相応の働きを求められると噂される電通ですが、ここではそんな電通の年収について働き方に触れながら解説します。

電通の関連会社の年収も合わせて説明するので、広告業界に転職予定があるならぜひ確認してくださいね。

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1.電通の年収は平均1,200万円

電通の「2018年12月期の有価証券報告書」によると、2018年12月31日現在の平均年収は1,179万円です。

過去5年間の年収を確認してみると、2018年は100万円ほど減っているものの、十分高い金額を維持しています。

※全て12月31日現在のデータ 平均年収(平均年齢)
2014年 1,271万円(39.5歳)
2015年 1,228万円(39.5歳)
2016年 1,247万円(40.3歳)
2017年 1,272万円(40.1歳)
2018年 1,179万円(40.7歳)

なぜ電通は、ここまで年収が高いのでしょうか?

その実態をここでは説明します。

残業代によって年収が高くなっている側面も

電通の高い年収は、 「残業代がつく」ということが大きな要因となっています。

広告業は大型案件はコンペで競われ、「納期までひたすらクオリティを高めていく」という性質のために長時間労働になりがちな業種です。

ほとんどの広告会社は「裁量労働制」として残業時間代込みの給料となっていますが、電通は管理職以下の社員に対して残業代を100時間まで支払います。

30代の社員の大体の給与の内訳は以下の通りです。

基本給 約400~500万円
残業代 約300~400万円
賞与 約200~250万円

このように、残業代の割合が基本給に迫るほど大きくなっています。

しかし、現在は2015年の女性社員過労死事件を受け残業規制の方針が強まっているので、残業代をつけること自体が難しくなりつつあります。

  • クリエーティブ職は実力主義が顕著

    電通の花形とも言えるクリエーティブ職は、広告業界で働く人たちなら誰もが憧れる存在です。

    しかし、 クリエーティブ職は電通の中でも特に実力主義が顕著だと言われています。

    年収1,000万円を達成することはできても、それ以上を目指そうとすると社内で名を広めて仕事を自分に集めることが必要です。

    実力がなければ先輩や上司に仕事をもらいながら残業代で稼ぐしかない、という厳しい実情があります。

    2.電通の役職・年次別の年収は

    次に、電通の年代・役職別の年収を見てみましょう。

      役職  平均年収(万円) 平均ボーナス(万円)
    新卒 なし 350〜380 96
    30代 主任・課長 960〜1,100 271
    40代 課長・係長・専任部長 1,100〜1,380 326.7
    50代 部長・局長 1,350〜1,470 368.3

    年代・役職別の年収とボーナスは上記のような内訳になっています。

  • 新卒の初任給は24万円

    新卒の初任給は24万円と、意外にもそれほど高くありません。

    しかし、年次が進むにつれ一定のペースで昇給するよう設定されています。

    一方、業界2位の博報堂は4年目から裁量労働制となるため年収が一度落ちる傾向にあります。

    30代で年収1,000万円が達成可能

    電通では 30代で年収1,000万円が達成可能だと言われています。

    東洋経済オンラインによる「30歳推定年収ランキング」では955万円と日本の企業の中で19位にランクインしています。

  • 40代で平均年収1,500万円

    40代で年収は1,500万円を達成する人も多いと言われています。

    また、「専任部長」の役職までは年功序列でもらうことができますが、年収2,000万円の壁を超えるには、総括部長など管理職の肩書きを持つ必要があります。

    50代・局長クラスで平均年収2,000万円

    勤続年数に応じて1,600~1,800万円まで年収が上がり、局長クラスになると年収2,000万円を達成することができます。

    電通は各部署を「局」単位でひとまとめにしており、局長になることができるのはごくわずかです。

    社内で華々しい実績のある、50歳前後の社員が局長を務めます。

  • 3.電通の男女別の年収の差は

    「体育会系」「男性社会」のイメージがある電通ですが、実態はどうなのでしょうか?

    男性・女性社員の年代別年収と平均ボーナスは以下の通りです。

      男性社員(万円) 女性社員(万円)
    年収 ボーナス 年収 ボーナス
    新卒 354 96 354 96
    30代 1,135 297 895 223
    40代 1,334 380 1,141 271
    50代 1,518 393 1,292 305

    男性の方が管理職に就く割合は多いですが、男女間で役職の推移に大きな差は見られません。

    男性平均1,300万円に対し女性平均1,000万円

    電通の 男性社員の平均年収は約1,300万円に対し、女性社員の平均年収は約1,000万円と言われています。

    女性社員は出産・育児などで時短勤務をしたりと残業が少ない傾向を考慮しても、女性社員の年収も日本トップクラスです。

  • 時短勤務や育休制度などが充実し女性割合は約4割

    新卒採用の時点で、 男女比は大体6:4となっています。

    どの年代でも男女比は概ね6:4もしくは7:3で、男性の平均勤続年数15.8年に対し女性の平均勤続年数は9.9年です。

    管理職志望の女性社員は数は少ないものの、役職は男性同様もらうことができます。

    出産・育児のためのフレックス制度や育休制度が整っており、女性社員は福利厚生を利用しながら勤務と家庭を両立している傾向にあります。

    続いて、電通の関連会社の年収について説明します。

    4.総合代理店系の電通関連会社の年収

    電通は日本一の規模を誇る広告代理店であり、関連会社も多数存在します。

    以下は総合広告代理店系の関連会社です。

    企業名 平均年収
    電通 約1,200万円
    電通東日本 約800万円前後
    電通西日本 約750万円前後
    電通九州 約750万円前後
    電通北海道 約720万円前後

    どの関連会社も電通本社の年収には及びませんが、他の広告会社と比較すると高い水準の年収が設定されています。

    電通東日本の平均年収:約800万円前後

    電通東日本は東日本エリアの広告事業を行う総合広告代理店です。

    平均年収は約800万円と言われ、30代で約700万円前後、40代で約1,000万円前後の年収に達します。

    福利厚生が電通本社と同様の高待遇ですが、賞与は業績と連動するため年度により差があります。


    20代 男性  元社員
    (非正社員) 営業系

    給与水準は親会社に比べるとそれほど良いとは言えませんが、国内企業らしく、年功序列で着実に上がっていきます。スタート時は通常の平均額の20万前後ですが、アップ率は他社よりも高いと思います。またグループの安定性から、合併などはありますが、倒産の心配はないので、給与のベースアップも安定しているといえます。

    引用:カイシャの評判

    電通西日本の平均年収:約750万円前後

    電通西日本は、電通東日本に対して西日本エリアの広告事業を行っています。

    平均年収は約750万円前後だと言われ、40代で年収1,000万に到達することもめずらしくありません。

    ただ、民間企業が東日本に集中しているため、電通東日本に比べ年収は少し下がる傾向にあります。


    20代 男性  元社員(非正社員) クリエイティブ系

    収入はとても良いですね。残業手当もしっかりつき、出張手当もあるのは驚きました。収入の点で文句はありません。

    引用:カイシャの評判

    電通九州の平均年収:約750万円前後

    電通九州は九州エリアの広告事業を行い、電通本社との協業で九州新幹線のプロモーションを手がけたことでも有名です。

    平均年収は750万円~800万円だと言われ、関連会社の中でも給与は高めに設定されており、就活生からも人気です。


    40代 男性 元社員
    (非正社員) クリエイティブ系

    地方では大変恵まれた環境でありました。また、職務内容もやりがいのある、充実した日々でした。

    引用:カイシャの評判

    電通北海道の平均年収:約720万円前後

    電通北海道は北海道エリアの広告事業を行い、採用人数が他の会社と比べて少ない企業です。

    平均年収は約720万円前後と北海道の企業の中でも高い年収を誇っています。


    30代 男性  元社員(正社員)
    営業系

    自分の年収はとても満足に感じている。

    引用:キャリコネ

    5.制作系の電通関連会社の平均年収

    電通には制作をメインとする専門系の関連会社も多数あり、電通本社の制作業務を請け負うことがよくあります。

    企業名 平均年収
    電通 約1,200万円
    電通国際情報サービス 約810万円前後
    電通デジタル 約750万円前後
    電通テック 約770万円前後
    電通ライブ 約750万円前後
    電通パブリックリレーションズ 約750万円前後

    関連会社の中でも特に存在感のある、上記5社の年収を業務領域とともに見ていきましょう。

    電通国際情報サービスの平均年収:約810万円前後

    電通国際情報サービスは「ISID」とも呼ばれ、電気事業の外資系企業「GE」と電通の共同出資による会社です。主にIT分野やデジタルマーケティングを専門としています。

    平均年収は約810万円・平均ボーナス額は309万円で、電通傘下のため大きなプロジェクトの受注や会社自体の技術力の高さなどに定評があります。

     


    20代 男性  現社員(正社員)
    IT系エンジニア

    30歳で700万前後、40歳で1,000万前後は貰えるので悪くはない。夏休みがなかったり、退職金が前払いなので実質は大手メーカーより低くなることがほとんどだと思われる。

    引用:カイシャの評判

    電通デジタルの平均年収:約750万円前後

    電通デジタルは名前の通りデジタル領域のプロモーションやソリューションに特化した会社です。

    電通本社ビルにオフィスがあり、電通本体や電通国際情報サービスとの繋がりが強く合同研修などもあります。

    平均年収は約700万円前後と言われており、中途採用が活発に行われている会社でもあります。


    20代 男性  現社員(正社員)
    企画系

    以前は電通本社と比べても残業が非常に多かったものの、例の悲しい出来事が起こってからは、グループ全体で抑制する方向に向かっている。

    引用:カイシャの評判

    電通テックの平均年収:約770万円前後

    電通テックはセールスプロモーションを手がける広告制作会社で、近年webプロモーションに力を入れてきています。

    電通本社の案件の制作を手がけることが多く、規模の大きなプロジェクトに関わることができます。

    電通テックの 平均年収は約770万円・平均ボーナス額は275万円です。裁量労働制を採用しているため、残業時間が年収に反映されないという実情があります。


    20代 男性  現社員(正社員)
    クリエイティブ系

    年功序列のため、年次が上がる毎に年収も上がる。評価によってボーナスに多少変化はある。概ね他の会社よりはもらえるが、時代の変化によってはそれは保証できない。

    引用:カイシャの評判

    電通ライブの平均年収:約750万円前後

    電通ライブは2017年に電通テックから分社化して設立された会社で、イベントプロモーションをメインに手がけています。

    万博やオリンピックなど、電通本社が請け負った国家規模のプロジェクトの制作を担当することができます。

    電通ライブの 平均年収は約750万円と言われています。電通テックと同様に裁量労働制のため、仕事のやりがいはあっても年収は伸びにくい印象があります。


    30代 男性  現社員(正社員)
    営業系

    平均給与は悪くないと思います。周りの同世代と比較した際に低い給与ではないと感じます。

    引用:転職会議

    電通パブリックリレーションズの平均年収:約750万円前後

    「電通PR」の略称で呼ばれるこの企業はPR事業を専門とし、記者会見やイベントなどメディアを巻き込むキャンペーンなどを手がけています。

     平均年収は約750万円です。この企業では残業代がつきますが、その分基本給は少し低めに設定されているので「残業しないと手取りが少ない」と感じることもあります。


    30代 男性  現社員(正社員)
    営業系

    電通グループ総じて言えるのだと思うが、ボーナスは同業他社に比べて高い。人によるが、一般的な評価でも6-8ヶ月分くらいは出る。

    引用:カイシャの評判

    6.【補足】電通に転職するなら

    デジタル領域が狙い目

    部署は問わず、 とにかく電通に転職したい!と考えるならデジタル領域を狙いましょう。

    年々インターネット広告費の売上が日本全体で増えており、2018年は1兆7,000億円を上回る規模まで成長しています。

    そんな背景もあり、新卒採用で「デジタルクリエーティブ人材」という部門が設けられたり、中途採用ではデジタル事業領域で通年募集をしています。

    デジタル領域に関しては他の職種で応募するよりもハードルが低くなっており、デジタルに関する実績やポテンシャルがあれば採用の可能性が格段に上がります。

    年収は約500万円だが契約社員という手も

    年収にこだわらない、日本一の広告会社の仕事ぶりを見てみたい、という方は 契約社員に応募するという方法もあります。

    現在、電通は2019年のラグビーワールドカップ・2020年東京オリンピックに向けスポーツビジネスの契約社員を長期に渡って募集しています。

    また、契約社員の年収は約500万円と正社員の給与水準には及びませんが、他の企業の契約社員の年収よりも高く設定されています。

    契約社員でも「電通で働いた」という実績になりますし、倍率は低いものの正社員登用制度もあるので、契約社員として応募してみるのも選択肢の1つです。

    しかし、契約終了後のキャリア形成についてはしっかりと考えておく必要があります。

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    まとめ

    電通の平均年収は約1,200万円です。

    その高い年収は残業代の割合が決して少なくなく、年収相応の働きが求められる会社でもあります。

    30代までに年収1,000万円を達成することが可能で、年収は1,500万円まで年功序列で上がっていきます。

    関連会社の年収も業界水準に比べ総じて高いので、年収を重視するなら電通グループへの転職も考えてみましょう。

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