ファイナンシャルプランナーの年収を紹介!独立しても稼げる?業界ごとの年収も解説

ファイナンシャルプランナー 年収
Plant growing from coins in the glass jar on blurred green natural background with copy space for business and financial growth concept
平均年収

ファイナンシャルプランナーの平均年収は300万円~400万円です。

資格を持っておくことが就職に有利とされている昨今で、ファイナンシャルプランナーは人気が高い職業とされています。

働く場所や方法によって年収が変わるため、どのような業界に勤めるか、または独立するのかをしっかり見極めることが大事です。

今回はそんなファイナンシャルプランナーの年収や資格の取得方法、パターン別の年収の違いを解説します。

ファイナンシャルプランナーを目指す人は、どの業界が年収が高いかこの記事で比べることができますよ!

※後半では「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しているので、ファイナンシャルプランナーの年収と自分の市場価値を比較するのにぜひお役立てください。

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1.ファイナンシャルプランナーの平均年収

平均年収は300万円~400万円

ファイナンシャルプランナーの年収は300万円~400万円とされています。

また、平成29年度の「賃金構造基本統計調査」が発表した全職種の平均年収は、491万円です。

このことから、ファイナンシャルプランナーの平均年収は100万円~200万円前後下回っていることがわかります。

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  • ファイナンシャルプランナーの仕事内容

    ファイナンシャルプランナーの仕事内容は、主に以下の4つです。

    1. 顧客の情報を元にした、事業プランの作成
    2. 顧客の人生設計の実行支援
    3. 事業の資金計画の立案、見直し
    4. 保険加入の営業活動

    つまり、 ファイナンシャルプランナーは顧客の人生を豊かにするためにアドバイスや支援を行う仕事と言えます。

    勤める業界は銀行や不動産会社など様々です。

    そのため、先述した平均年収は勤め先によって変わってくると言えます。

    2.ファイナンシャルプランナーの年収は業界ごとに違う

    ファイナンシャルプランナーの年収は低いと思われた方もいますよね。

    ですが、ファイナンシャルプランナーは、働く業界や場所によって年収が変わります。

    例えば、以下の5つの業界で働くことが多いです。

    それぞれ見ていきましょう。

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  • 不動産業界で働く場合の平均年収:650万円

    ファイナンシャルプランナーが不動産業界で働いた場合の平均年収は、650万円です。

    ファイナンシャルプランナーの主な就職先は、金融系のため、不動産業には需要がないように思えます。

    しかし、「不動産投資」や「不動産相続」、「不動産売買」に関してはファイナンシャルプランナーの資格が有利に働きます。

    家を買う人は、同時にライフプランを立てたいと考えている人が多いです。

    そのため、お客の希望に沿った堅実な家の提案とライフプランを提案できる人になると、お客からの信頼を得やすくなります。

    信頼を得ることができれば、それだけ成約率も上がるため、年収も上がるのです。

    高収入で責任のある仕事をしたい人にはおすすめの業界と言えます。

    銀行業界で働く場合の平均年収:400万円

    銀行業界で働く場合の平均年収は400万円前後です。

    銀行では主に、預金者の資産運用のアドバイス、住宅ローンの相談、借入や返済のシミュレーション、金融商品の紹介などを仕事としています。

    不動産業のような高額な取引が行なわれる場面は少なく、相談へのアドバイス、プラン作成などがメインです。

    役職が上がれば、昇給なども見込めるため、 コツコツと業務をこなせる人に向いている業界と言えます。

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  • 証券業界で働く場合の平均年収:400万円

    証券業界で働いているファイナンシャルプランナーの平均年収は400万前後です。

    銀行業界と仕事内容が似ているため、年収も同程度になります。

    ただし、証券業界の場合は、「マーケットの調査」や「金融商品の開発」なども業務の一部です。

    企業によって事業の幅が変わるため、 柔軟な対応力と分析力などが求められる業界と言えます。

    保険業界で働く場合の平均年収:300~600万円

    保険業界でファイナンシャルプランナーとして働いた時の平均年収は300万円前後です。

    特徴として、他の業界と比べて年収が低く、保険の商品を売る営業が多いという点が挙げられます。

    仕事内容は、保険関係の資産運用だけでなく、保険の営業をかけて自分で顧客を獲得することが必要です。

    会社によっては年間の契約数のノルマを定めているところもあります。

    つまり、 年収は歩合で上がることもある業界なのです。

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  • 副業として収入を得ている人もいる

    ファイナンシャルプランナーの資格を持つ人の中には、副業として収入を得ている人がいます。

    ファイナンシャルプランナーの副業としての働き方は、以下の5つなどです。

    1. 保険や不動産のコンサルティング事業
    2. 金融商品の販売代行
    3. お金に関する書籍の執筆
    4. お金に関するWebサイトのメディア運営
    5. 資産運用の相談業務

    年収は、経験年数や実績によって変わるため様々ですが、 平均50万円前後の副収入を得ている人が多いでしょう。

    ただ、副業が禁止されている会社で働いている人が行なうと、職務規定に反する行為になってしまいます。

    副業として収入を得る場合には、本業との兼ね合いに注意をしましょう。

    3.ファイナンシャルプランナーが年収を上げる方法

    ファイナンシャルプランナーが年収を上げる方法は主に2つあります。

    それぞれ見ていきましょう。

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  • 方法1.積極的に営業をかける

    年収を上げる方法で、もっとも標準的なのが「積極的に営業をかけること」です。

    ファイナンシャルプランナーは、いわゆる「お金に関することの相談業」が仕事となっています。

    ただ、資格を持っていれば自動的にお客さんが入ってくるわけではありません。

    積極的に営業をかけて、顧客を獲得することで収入が上がっていくのです。

    また、お金に関する豊富な知識を持っている人は、雑誌などでも重宝され、コラムなどの仕事をすることも可能。

    営業方法は人ぞれぞれですが、ファイナンシャルプランナーとして年収をあげるには、積極的に営業することが一番と言えるでしょう。

    方法2.独立する

    ファイナンシャルプランナーとして独立すれば、年収をあげることが可能です。

    ただし独立をすると、営業成果と契約実績、成功報酬の実績が年収に直結します。

    ちなみに「平成23年ファイナンシャル・プランナー業務調査」では、1時間あたりの平均相談料は6,300円。

    時給としては高めですが、相談料は1日の相談件数によって変わるため、収入が安定するとは言えません。

    また利用者は、資格所有者の経験年数、実績に目を向けるため、この点でも年収を左右します。

    「経験年数、豊富な実績=信頼」となるのがこの業種の特徴です。

    信頼があれば、営業もかけやすくなりますし、顧客からの紹介も増えます。

    そのため、経験が豊富な人ほど、独立をすれば年収を上げることができるのです。

    方法3.税理士や公認会計士、宅建などダブルライセンスを目指す

    ファイナンシャルプランナーは 税理士や公認会計士、宅建などダブルライセンスを目指すことで、年収をさらに上げることが可能です。

    知識が増えることで、専門性が高くなり、仕事の幅を広げることができるからです。

    顧客側からすれば、1人のプランナーで多くの相談ができるなら、それに越したことはありません。

    しかし、資格取得といっても簡単に取れるわけではないため、自分がどの分野に特化したいかを決めてから取得する資格を決めましょう。

    さらなる年収アップを目指す人は、 税理士や公認会計士、宅建などダブルライセンスを取得するのも1つの手段です。

    4.ファイナンシャルプランナーになる2つのステップ

    ファイナンシャルプランナーになるには以下の2つのステップをふむ必要があります。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    資格を取得する

    ファイナンシャルプランナーとして働くには、まず資格を取得しましょう。

    なぜなら資格がないと、顧客からの信頼度が格段に低くなるからです。

    ファイナンシャルプランナーへの相談が一般化されていない日本では、資格を持っていた方が有利になります。

    資格のレベルは1級から3級までありますが、将来的に独立を考える人は、最低でも2級以上を取得しましょう。

    ただ「資格取得=ゴール」というのは勘違いとなります。

    どの資格でもいえることですが、資格を取得したからと言って、いきなりなんでもこなせるわけではありません。

    資格の取得は、あくまでスタートラインに立つための手段です。

    資格を取得した後も、勉強は怠らないようにしましょう。

    未経験者OKの求人を探す

    資格を取得した後は、未経験者OKの就職先を探すのが一般的です。

    企業によっては、資格+仕事上の経験ありの人材を求めているところもあります。

    そのような企業では、雇ってもらえないどころかエントリーすら不可の場合が多いです。

    以上のことより、求人で企業を探すときは、「未経験者OK」の企業や研修制度が整った会社を探すようにしましょう。

    転職サイト「doda」なら、ファイナンシャルプランナーの求人を多く取り上げています。

    「doda」なら、 応募書類の添削・面接サポートや年収の交渉などといったサポートをエージェントがしてくれるので、未経験者でも安心。

    ぜひ利用してみてください。

    5.ファイナンシャルプランナー検定の難易度と内容

    ファイナンシャルプランナー検定の内容と難易度は、受ける級によって変わります。

    日本FP協会が発表した「2018年9月FP技能検定試験結果」によると、級別に以下のような合格率が出ています。

    合格率
    1級 71.03%
    2級 36.68%
    3級 77.09%

    1級になるにつれて専門性が高くなりますが、1級を受験する人はファイナンシャルプランナーとして経験をかなり積んだ人が多いため、合格率は低くありません。

    では、各級の試験内容を詳しく見ていきましょう。

    ファイナンシャルプランナー3級

    ファイナンシャルプランナー2級の試験科目は以下の7つです。

    1. ライフプランニングと資金計画
    2. リスク管理
    3. 金融資産運用
    4. タックスプランニング
    5. 不動産
    6. 相続・事業継承
    7. 資産設計提案業務(実技)

    3級は、ファイナンシャルプランナーとしての基礎知識が問われる問題が多く、しっかりとテキストや問題集を解いていれば合格する試験と考えられています。

    実技試験も択一マーク式の問題であるため、わからない場合でも答えを埋めることが可能です。

    ファイナンシャルプランナー2級

    ファイナンシャルプランナー2級の試験科目は以下の7つです。

    1. ライフプランニングと資金計画
    2. リスク管理
    3. 金融資産運用
    4. タックスプランニング
    5. 不動産
    6. 相続・事業継承
    7. 資産設計提案業務(実技)

    2級と3級の試験内容はほぼ同じですが、3級よりもより深い知識が必要です。

    2級を取得すると、ファイナンシャルプランナーとして働きやすくなるため、試験問題も実践に則した内容となっています。

    また、2級からは実技試験の内容が記述式に変更になるため、プランニングや顧客情報の分析を記述式で説明できるようにしておきましょう。

    ファイナンシャルプランナー1級

    日本FP協会の提示によると、ファイナンシャルプランナー1級は以下のような試験内容となっています。

    試験科目およびその範囲

    範囲の細目

    1.関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング

    ファイナンシャル・プランナーと関連業法の関係や、ファイナンシャル・プランナーに求められる職業上の倫理観を正しく理解したうえで、適切かつ総合的な提案が行えること。ファイナンシャル・プランニングの現状を正しく理解したうえで、顧客に説明できること。

    2.顧客データの収集と目標の明確化

    顧客データを正確に把握するとともに、顧客の生活設計上の希望を、具体的かつ適切な数値上の目標に設定できること。

    3.顧客のファイナンス状況の分析と評価

    現状の顧客のファイナンス状態の分析や問題点の把握・検討を行えること。

    4.プランの検討・作成と提示

    顧客の数値化した目標を達成でき、生活設計上の目標を達成できるための対策を、総合的に検討し、適切かつ包括的な提案が行えること。プランの見直しの必要性について顧客に説明し、理解させることができること。

    試験は120分、すべて記述式です。

    1級は、ファイナンシャルプランニングの基礎からプランの作成と提示まで幅広く網羅されています。

    そのため、2級までの知識はもちろん、仕事で培ったノウハウ、分析力の速さが試されるのです。

    6.ちなみに、あなたの”推定年収”はいくら?

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    せっかくなので、ファイナンシャルの平均年収「300〜400万円」に自分の推定年収が達しているか、確認してみてくださいね。

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    まとめ

    ファイナンシャルプランナー全体の平均年収は300万円~400万円です。

    働く場所や方法によって年収に差があり、不動産業界に勤務すると650万円前後まで上がりますが、年金事務所などは200万円前後まで下がってしまいます。

    独立して事務所を立ち上げることもできますが、年収を上げるには営業やコネの力が必要となるでしょう。

    資格自体は、仕事でもプライベートでも使えるものなので、自分に合った働き方を見つけましょう。