最終更新日:2020/10/24
日立グループの情報通信分野の中核を担う企業、日立システムズの平均年収は600〜700万円です。
ただ、平均年収といっても年齢や役職などによって金額は異なってきます。
そこで、本記事では日立システムズの平均年収について、以下の点の詳細をまとめました。
- 日立システムズ全体の平均年収
- 日立システムズの業績推移
- 年齢・役職別年収
この記事を読むことで、日立システムズの年収について詳しく知ることができます。
転職活動に大いに役立ちますので、ぜひご覧ください。
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1.日立システムズの平均年収は600〜700万円
社員の口コミなどを参考にすると、日立システムズの平均年収は600〜700万円です。
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」では、2018年の給与所得者の平均年収は441万円、情報通信業の平均給与は622万円となっています。
給与所得全体からみると平均年収は高く、情報通信業界全体ではほぼ同額です。
過去の有価証券報告書では700万円前後
日立システムズ公表の2009年3月以前の有価証券報告書では、同社の平均年収額は約700万円です。
平均年齢・従業員数も併せた数値を、以下の表でまとめました。
年月 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
---|---|---|---|
2006年3月 | 705万円 | 37.7歳 | 5,041人 |
2007年3月 | 711万円 | 38.3歳 | 4,988人 |
2008年3月 | 706万円 | 38.8歳 | 5,035人 |
2009年3月 | 716万円 | 38.9歳 | 5,276人 |
引用:「日立情報システムズ有価証券報告書」
この有価証券報告書は日立情報システムズのものです。
2011年に日立電子サービスと日立情報システムズが合併し、日立システムズが誕生しました。
そのため、この数値はあくまで参考値としてご確認ください。
業績推移について
年月 | 売上高(百万) | 経常利益(百万) | 当期純利益(百万) |
---|---|---|---|
2017年3月 | 381,762 | 34,012 | 13,789 |
2018年3月 | 393,294 | 39,615 | 26,038 |
2019年3月 | 403,271 | 44,024 | 33,485 |
引用:「日立システムズ決算公告」
売上高、経常利益、当期純利益ともに上昇傾向です。
2018年に日立システムズファシリティサービスとも合併している影響が考えられます。
海外拠点のグループ会社化が積極的に進められており、今後もさらなる成長が期待されます。
2.日立システムズの年齢別平均年収
日立システムズの年齢別平均年収は年齢が上がるごとに金額も増加する、年功序列の傾向にあります。
以下より、厚生労働省の賃金統計基本調査の情報通信業賃金と併せてご紹介します。(業界平均は男女の賃金を合算し算出)
日立システムズの年齢別平均年収は、口コミサイトの「転職会議」を参考にしました。
20代は300~450万円
日立システムズの20代の平均年収は、300~450万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ20代の平均年収:300~450万円
- 情報通信業20代の平均年収:249.8万円(男:255.1万円・女:244.6万円)
情報通信業の平均年収と比較するとほぼ同額か、やや高いです。
2018年の給与所得者の平均年収は441万円ですので、20代後半から全体の平均年収に近づくといえます。
30代は433~600万円
日立システムズ30代の平均年収は、433~600万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ30代の平均年収:433~600万円
- 情報通信業30代の平均年収:324万円(男:347.9万円・女300.3万円)
働き盛りの30代では、20代の平均年収と比較して150~200万円程度上がっています。
30代からは昇進により年収の増加が見込まれます。
40代は585~755万円
日立システムズ40代の平均年収は、585~755万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ40代の平均年収:585~755万円
- 情報通信業40代の平均年収:402.6万円(男:455.3万円・女:349.8万円)
情報通信業の平均年収と比較すると高年収です。
30代の平均年収と比較すると徐々に上昇が緩やかになり、上り幅は150万円となっています。
50代は600~1,000万円
日立システムズ50代の平均年収は、600~1,000万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ50代の平均年収:600~1,000万円
- 情報通信業50代の平均年収:464.7万円(男:529.8万円:399.6万円)
40代の平均年収と比較するとさらに上昇が緩やかです。
年功序列による年収の増加はピークを過ぎたといえるでしょう。
3.日立システムズの役職別平均年収
役職者別平均年収は、情報通信業の役職別平均年収とほぼ同等です。
課長以上となれば年代別平均年収を上回り、1,000万円前後と推測されます。
役職が上がることで平均年収を大きく上げることが見込まれます。
こちらは賃金統計基本調査や口コミサイト、他サイトの情報を調査・分析した推測値ですので、あくまで参考情報としてご覧ください。
主任の平均年収は600~700万円
日立システムズ主任の平均年収は、600~700万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ主任:600~700万円
- 情報通信業主任:650~750万円
一般的に30~40代で主任になる人が多いこともあり、日立システムズの年代別年収の30~40代と似た数値になっています。
日立システムズの平均年収632万円に近づくのも、主任就任の前後あたりと予想できます。
課長の平均年収は800~1,000万円
日立システムズ課長の平均年収は、800~1,000万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ課長:800~1,000万円
- 情報通信業課長:900~950万円
日立システムズの年代別年収の50代と比較しても高い数値となっています。
30代後半~40代で課長に就任することもあり、平均年収が大きくあがることが見込まれます。
部長の平均年収は900~1,200万円
日立システムズ部長の平均年収は、900~1,200万円と推測されます。
情報通信業界の数値との比較は以下の通りです。
- 日立システムズ部長:900~1,200万円
- 情報通信業部長:1,100~1,200万円
情報通信業界の数値と比較すると同額かやや低い値です。
しかし日立システムズのどの年代別年収よりも高い値となっています。
年収の上げるには、昇進が重要なポイントといえるでしょう。
4.日立システムズの福利厚生
日立グループの一員である日立システムズの福利厚生は、一般の大企業並みに充実しています。
主な福利厚生制度は以下の通りです。
- 寮(30歳まで)・社宅完備
- 34歳からは住宅手当あり(賃貸料の50%支給)
- 他の諸手当(時間外労働手当、家族手当、通勤手当など)
- 宿泊施設の割引制度
- 財形貯蓄
- フレックス勤務・時短勤務可能
参考:「日立システムズ|福利厚生」
日立システムズは30歳まで寮に入れるため、利用すれば家賃額を抑えられます。
また住宅手当・家族手当・産休育休制度等の制度も充実している点も、従業員の家族にとって嬉しいポイントです。
口コミでも福利厚生は高い評価を得ており、日立システムズは安心して働ける会社だと言えるでしょう。
5.日立システムズへの転職情報
日立システムズに転職するには、公式サイトや転職サイト、転職エージェントの求人に応募する必要があります。
ここからは日立システムズへの転職情報として、募集されている職種や求めている人材についてご紹介します。
募集職種
日立システムズでは、以下の職種を募集されています。
- プロジェクトマネージャ
- システムエンジニア
- ネットワークエンジニア
- クラウドエンジニア
- セキュリティSE
- コンサルタント
- 営業
企業採用HPに、キャリア採用の情報がありますので、そちらもご確認ください。
求める人材・スキル
採用HPでは、求める人材像として『求めるのは、お客さまと「共に創る」を大切にできる人財』とメッセージしています。
日立システムズは顧客への付加価値を最大化するため、次のような人材が求められています。
- 世の中のニーズや顧客の要望を的確に察知しすぐに理解する理解力
- 顧客が気づいていない課題を見つける洞察力
- 主体的かつ責任をもって行動し解決に導く行動力
- 顧客と一緒に「共に創る」を実践する協調性
日立システムズは運用、保守を中心としているものの、システムの導入コンサルティングから設計・構築、導入まで、ITライフサイクル全領域をカバーするワン・ストップ・サービスを提供しています。
一つのスキルに特化するだけでなく、ITライフサイクル全領域をカバーできる幅広いスキルが求められています。
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7.まとめ
日立システムズの平均年収は600〜700万円、情報通信業界からみるとやや高めです。
日立システムズは日立グループの情報通信分野の中核を担う企業であり、メーカー系システムインテグレータとしては最大手です。また、海外にも事業を展開しています。
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【参考サイト】
- 日立システムズ|有価証券報告書
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