JICA職員の平均年収は?年代別年収やボランティアの収入まで!

JICAの平均年収 平均年収

JICAの職員の常勤職員の平均年収は839.4万円、在外職員の平均年収は1,343万円です。

また、JICAよりボランティアとして発展途上国に派遣されるJICA海外協力隊の手当は約200万円となっています。

JICAは国際協力に関わることができ、多くの人が志望する人気の独立行政法人です。そのJICAの年収や事業内容を職員・ボランティア別に徹底解説します。

後半では「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しているので、自分の市場価値とJICAの平均年収を比較するのにぜひお役立てください。

スポンサーリンク

1.JICA職員の年収

JICA職員の年収と賞与の平均は以下の表の通りです。

  平均年収 平均賞与
常勤職員 839.4万円 227.1万円
在外職員 1,343万円 156.3万円

引用:独立行政法人国際協力機構(法人番号9010005014408)の役職員の報酬・給与等について

常勤職員、在外職員の待遇の違いなど、年収について説明します。

JICA常勤職員の平均年収は839.4万円

JICAの常勤職員の平均年収は839.4万円です。

常勤職員とは東京の本部もしくは国内拠点で働いている職員を指します。

発展途上国の課題に対するプロジェクトの企画や審査、国内外の有識者とのやりとりや「青年海外協力隊」というJICAが派遣するボランティアの研修を行うことが主な仕事です。

  • スポンサーリンク

  • JICA在外職員の平均年収は1,343万円

    JICAの在外職員の平均年収は1,343万円です。

    在外職員とは海外拠点に駐在している人のことで、発展途上国の開発事業をサポートしたり、青年海外協力隊を現地でバックアップをしたりしています。

    派遣先はアジアやアフリカなどがメインとなり、不便だけでなく危険も伴います。

    その危険への見返りとして「国際緊急援助手当」が支給され、派遣先の国の危険度によって手当の金額が変動します。

    また、衣食住の経費を負担する「在勤手当」や職員の家族への配慮として「扶養手当」も支給されるため、常勤職員よりも年収が高くなっています。

    JICAは発展途上国の開発を支援する独立行政法人

    JICAの役割は政府開発援助(ODA)を実施し、発展途上国の課題に取り組む機関です。

    青年海外協力隊というボランティアの派遣、空港や鉄道などのインフラ事業への投資や開発、学校作りや災害時の支援など、発展途上国が国として一人立ちできるように援助をしています。

    以下は、JICA事業の一例です。

    • 2017年9月 メキシコ地震救助チーム派遣
    • 2017年10月 エジプトと南アフリカ共和国を結ぶ「アフリカ国際幹線道路」事業完了
    • ミャンマー少数民族支援
    • ベトナムでの人身売買水際対策
    • 東南アジア各国の海上保安能力強化・離島開発支援
    • パプアニューギニアの下水処理場整備

    つまり、JICAは「発展途上国の人々が安全で豊かな暮らしができる未来を、現地の人とともに作る仕事をしている」と言うことができます。

  • スポンサーリンク

  • 狭い募集枠と高い採用倍率

    JICAは新卒採用を行なっており、2020年度は30〜40名を募集しています。社会人向けの経験者採用も行なっており、20~30名の枠で募集がかかっています。

    毎年新卒採用には1万人以上がエントリー、経験者採用でも500人以上が応募しており、独立行政法人の中でも高い倍率を誇っています。

    高い年収と社会貢献に直結するやりがいのある事業内容が人気の理由で、「国際協力に携わりたい」という高い志を持った人たちがこぞって応募します。

    2.年代別JICA常勤職員の年収

    続いて、総合職の約8割を占める常勤職員の年代別平均年収の推移を見てみましょう。

      役職 平均年収
    20代 なし 400〜500万円
    30代 主任調査役 500〜650万円
    40代 本部主任調査役 800〜950万円
    50代 本部課長 950〜1,100万円

    引用:独立行政法人国際協力機構(法人番号9010005014408)の役職員の報酬・給与等について

    実際には2〜4年の人事異動によって、誰でも海外駐在を経験する可能性があります。

  • スポンサーリンク

  • 新卒初任給197,400円

    公式採用HPによると、 新卒の初任給は大卒で197,400円、大学院卒では209,4000円です。

    この金額に加えて都市特別手当や住宅手当と賞与が年2回支給され、 年収の合計は400〜500万円となります。

    初任給はそこまで高くありませんが、年々給料が上昇していきます。

    JICAに務める人たちが「発展途上国開発に関する高度な専門性や語学力を持っている」ということも、年収の高さの理由の一因となっています。

    30代の平均年収500〜650万円

    30代の平均年収は500〜650万円で、30歳の時点で常勤職員の平均年収は500万円を超えます。

    「30歳の平均年収はいくら?30歳時点での業種ごとの年収や年収の高い会社も紹介」で説明しているように、全国平均の30歳平均年収414万円よりも高い年収となっています。

    モデルケースとして、35歳の独身男性で役職は本部主任調査役、年収は670万円と提示されています。

    また、家族ができた場合、管理職になるまでの間は扶養手当(配偶者6,500円/月、子ども1人10,000円/月)が支給されます。

  • スポンサーリンク

  • 40代の平均年収800〜950万円

    40代の平均年収は800〜950万円です。

    40代になると本部課長に昇格する人たちが増えます。

    本部課長の平均年収は977万円で、年収が1,000万円を超える人も出てきますが、扶養手当は打ち切られます。

    50代の平均年収950〜1,000万円

    50代の平均年収は950〜1,000万円です。

    50代になると、本部次長、中には本部長に昇格する人が出てきます。

    50歳の本部次長で年収1,148万円となります。

    国内だけでなく在外職員の管理も行うため、高い年収に伴う重い責任を負うことになります。

  • スポンサーリンク

  • 3.JICAボランティアの手当や条件

    JICAのボランティアとして発展途上国の支援に関わる方法もあります。

    国の事業を担うメンバーとして派遣されるため、数回に渡る面接と国内での研修があります。

    JICA海外協力隊の平均手当は約200万円

    JICAから発展途上国の各地に派遣されるボランティアの任期中の手当平均は約200万円です。

    日本国内での訓練中は40,000円、現地派遣中は55,000円の手当に加えて生活費が毎月支給されます。

    生活費は各国の物価によって変動するため、手当の金額も人によって差があります。

    また、ボランティアは現在では「JICA海外協力隊」と呼ばれ、「青年海外協力隊」の名称が2018年秋から変更されました。

    2年の任期で発展途上国を支援

    JICA海外協力隊の任期は2年と設定されており、現地に赴任して活動します。

    プロジェクトも派遣先も以下のように様々なので、自分の技能や興味を生かす内容を選ぶことが可能です。

    • カンボジア:水質検査
    • ラオス:PCインストラクター
    • マレーシア:障害児支援
    • コスタリカ:小学校体育授業の支援
    • ドミニカ共和国:コーヒー農園のコミュニティ形成

    募集の内容はこちらで閲覧できます。

    20〜69歳が対象

    JICA海外協力隊の対象年齢は20〜69歳です。

    以前39歳までだった年齢制限が引き上げられ、20〜45歳の「一般案件」、46〜69歳の「シニア案件」に分けられるようになりました。

    社会人経験が求められる募集が多いため、一度就職してから2年間休職して参加するという人も多数います。

    年齢の上限が上がったものの家族の帯同は認められておらず、単身での赴任となります。

    応募倍率は職種ごとに変動

    一般案件の場合、職種ごとに応募するため職種ごとに倍率が変動します。

    例えば、人気の職種である「コミュニティ開発」は、2018年では応募倍率2.17倍でした。

    2018年の職種ごとの応募倍率実績はこちらから確認できるので、応募を考えている人は職種を決める際に参考にしてください。

    4.国際協力関係その他政府機関との常勤職員年収比較

    JICA以外でも、国際協力に携わることができる公的機関があります。

    ここでは、その代表的な機関とJICAの年収を、常勤勤務の場合で比較してみましょう。

    名称 平均年収
    JETRO 790万円
    JICE 350万円
    外務省 654万円
    JBIC 835.6万円

    JETRO(日本貿易振興機構)の平均年収790万円

    JETRO(日本貿易振興機構)の平均年収は790万円で、うち賞与は216.9万円です。

    世界中に拠点が70ヶ所あり、在外職員の平均年収は1,488万円、賞与は166万円となっており、JICA同様在外職員の年収がとても高くなっています。

    JETROは日系企業の海外展開を支援する独立行政法人で、輸出入や貿易投資に関する相談を受け付けたり、日本の農産物・畜産物の輸出支援、海外での現地調査などを行なっています。

    詳しい年収の内訳はこちらで確認できます。

    JICE(日本国際協力センター)の平均年収350万円

    JICE(国際協力センター)の平均年収約350万円前後です。

    JICEはJICAの事業を一部受託したり、留学生の受け入れ支援や通訳派遣、国際プロジェクトの支援などをしている一般社団法人です。

    大エジプト博物館開館支援合同修復プロジェクトやアブダビ高度人材育成事業など、JICAのように諸外国と共同プロジェクトを実施しており、国際協力に身を投じたい人にとってはやりがいのある事業を展開しています。

    外務省の平均年収654万円

    外務省の常勤職員の平均年収は654万円です。

    外務省は年俸制で、1級〜10級までの階級ごとに年収が定められています。

    余談ですが、外務省の中でも選ばれた人のみが駐在大使となることができ、年収1,791万円に加えて毎月100万円近くの手当がつく高待遇となります。

    JBIC(株式会社国際銀行)の平均年収835.6万円

    日本が株式の100%を保有しているJBIC(株式会社国際銀行)の平均年収は有価証券報告書によると835.6万円です。

    この数字は海外駐在者も含まれているため、国内での常勤の場合は少し年収が下がると予測されます。

    海外での資源開発や取得の推進や日本産業の輸出支援、地球環境事業の促進など「銀行」という名称にとらわれず、幅広い事業を展開しています。

    5.ちなみに、あなたの”推定年収”はいくら?

    少しだけ話がそれますが、自分自身の「推定年収」がいくらなのかも気になりませんか?

    ミイダス」というサービスを使うと、200万人の年収データと転職実績データを元に、あなたの推定年収を計測することができます。

    約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形であなたが本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いですよ。

    推定年収の計測は無料ですし、測定は3分ほどでサクッと終わります。

    また、推定年収の測定が終わった後、簡単な会員登録を済ませておけば「年収に見合った企業からのオファー」も確認可能です。

    ▼会員登録で企業からのオファーを確認できる

    登録だけ済ませておくと、随時あなたの年収やスキルに見合った企業からオファーが届くので、自分の市場価値を把握するのにも役立ちますよ。

    せっかくなので、JICAの平均年収「1,343万円」に自分の推定年収が達しているか、確認してみてくださいね。

    \3分ほどで測定できます/

    ミイダスはアプリ版もある

    アプリをダウンロードしておけば、電車の待ち時間など、ちょっとした隙間時間を使って年収診断を行えます。

    忙しい人は、今のうちダウンロードだけでも済ませておくのがおすすめですよ。

    アプリのダウンロードはこちら!

    まとめ

    JICAの平均年収は 常勤職員で839.4万円、在外職員で1,343万円です。

    JICAは国際協力に関わることができる機関として多くの人が志望し、高い専門性や語学力を持った人たちが採用され、能力に見合った報酬として高い年収が設定されています。

    しかし、能力や経験が十分でなくともJICA海外協力隊として国際協力に参加することができます。

    任期中には200万円程度の手当が支給され、現地でボランティアに尽力できる貴重な経験を積むことが可能です。

    JICAへの職員としての就職だけでなくボランティアとしての参加も視野に入れてみてください。

  • 3分で分かる!転職サービス診断

    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年収は?

    3. 転職サービス


    4. こだわり条件

    最適度0%
  • 自分に最適な転職サイトを探すなら

    新着記事