最終更新日:2020/12/30
「JR東海」の平均年収は730万円です。
全国に7社あるJRの中でも、最も年収額の高い「JR東海」への就職に興味のある方は多いのではないでしょうか。
当記事では「JR東海」の平均年収から、役職・役割別の年収額などの詳細情報をまとめました。
また、「JR東日本」「JR西日本」など他のJR会社の平均年収や、「JR東海」の採用情報や評判も解説します。
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1.JR東海の平均年収は730万円
「JR東海」の平均年収額は、約730万円です。
「有価証券報告書」に記載された、平均給与の値を元に算出しました。
この数値は「JR東日本」や「JR西日本」などを抑え、JRの中でもトップの年収額です。
過去5年間の平均年収額の推移は以下の通りです。
西暦(平成) | 平均年収 |
2013年(25年) | 716万3,583円 |
2014年(26年) | 719万7,143円 |
2015年(27年) | 728万4,842円 |
2016年(28年) | 733万2,555円 |
2017年(29年) | 733万4,778円 |
上記の表からわかる通り、常に700万円以上の高年収で推移しています。
今後も日本最大級の鉄道会社として、安定した年収額が維持されると予想されます。
ボーナスは給与の約3ヶ月分
「2018年度新賃金及び夏季手当について(JR東海)」によると、夏季のボーナスは3.05ヶ月分と発表されています。
2017年度の実績も「夏季3.05ヶ月分」「年末3.0ヶ月分」であったため、今後もこの数値前後の支給額維持が予想されます。
ボーナス額の平均は、各口コミサイトの情報をまとめると100〜300万円ほどです。
年齢別平均年収
企業口コミサイト等の数値を参考にし、年齢別の平均年収額を算出しました。
あくまで推測値ですので、参考程度にご覧ください。
年齢 | 平均年収 |
20~24歳 | 391.7~440.2万円 |
25~29歳 | 494~641万円 |
30~34歳 | 520.2~728.2万円 |
35~39歳 | 598.6~783.4万円 |
40~44歳 | 670.5~806万円 |
45~49歳 | 757.7~864.3万円 |
50~54歳 | 822.2~902.4万円 |
55~59歳 | 814.9~863.2万円 |
60~65歳 | 542.1~570.6万円 |
役職別平均年収
企業口コミサイト等の数値を参考にし、役職別の平均年収額も算出しました。
参考値としてご覧ください。
役職 | 平均年収 |
主任 | 650~750万円 |
係長 | 700~900万円 |
課長代理 | 1,000万円前後 |
担当課長 | 1,000~1,200万円 |
担当部長 | 1,100~2,000万円 |
役員 | 3,000万円以上 |
採用別年収
「JR東海」では3つの職種での採用区分があり、それぞれで平均年収に違いが見られます。
主な職種は以下の3つです。
では、順番にご説明します。
総合職
「JR東海」の総合職の年収は3職の中で1番ベースが高く、平均年収は1,000万円と推測されます。
昇進や昇給に関しても他の2種よりも早く、30代で係長などの役職に就くことも可能です。
役職の有無で30代半ばからの年収額に差が出始め、同期でも数百万円ほどの違いが現れます。
プロフェッショナル職
「JR東海」のプロフェッショナル職の平均年収は、約700万円前後と推測されます。
「運輸系統」「車両機械系統」「施設系統」「電気システム系統」などの現場勤務が主であり、「短大・専門学校・高校卒」の方の割合が多いです。
夜勤手当・乗務手当・工務手当などの現場手当が出ます。
アソシエイト職
「JR東海」にはアソシエイト職と呼ばれる職種があり、平均年収額は700万円と推測されます。
アソシエイト職は総務・経理・技術企画などのオフィスワークが中心であり、世間では「一般職」と呼ばれる業務にあたります。
基本的に転勤はなく、希望したエリア限定の勤務となりますが、その分総合職と比べて年収額は低いようです。
電車運転士の年収は675万円
「平成30年賃金構造基本統計調査(規模1,000人以上)」での「電車運転士」の平均給与は約675万円です。
よって、「JR東海」の電車運転手の平均給与も675万円と推測されます。
「JR東海」電車運転手の職種区分である、プロフェッショナル職の平均年収が700万円と考えると、正確な値であるといえます。
中でも「新幹線運転手」となれば、より年収が最も高くなるようです。
車掌の年収は598万円
同じく「平成30年賃金構造基本統計調査(規模1,000人以上)」での「電車車掌」の平均給与は約598万円です。
よって、「JR東海」の電車運転手の平均給与も598万円と推測されます。
「JR東海」全体の平均年収よりも約120万円低い数値ですが、日本人の平均給与が432万円と考えると、十分に高年収といえます。
充実の福利厚生
日本でも有数の大企業である「JR東海」は、福利厚生も充実しています。
公表されている主な福利厚生は、以下の通りです。
- 各種保険
⇒健康・雇用・厚生年金・労災保険 - 週休2日制
- 慶弔・育児・介護休暇
- 独身寮・社宅制度
- JR東海福祉会
⇒ディズニーランド・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの利用料金など一部負担 - 各種手当⇒扶養・交通・住宅手当
- 住宅融資・利子補給・住宅補給金制度
- スポーツ・文化系のクラブ活動
口コミなどでは福利厚生面の評価は上々で、社員の中でも好評を博しているようです。
「JR東海」は、安心して働ける環境といえますね。
2.他JR線との平均年収比較
「JR東海」以外にもJR各社がありますが、一体どのくらいの年収差があるのでしょうか?
ここからは、「JR東海」以外の以下5つのJRの平均年収額との比較を行います。
では、順番にご説明します。
JR東日本の平均年収は708万円
「有価証券報告書」によると、「JR東日本」の平均年収額は約708万円です。
「JR東海」は730万円ですので、約20万円ほどの差があるという結果でした。
おおかた同じくらいの年収であり、「JR東日本」も鉄道事業の中では高収入といえます。
過去5年間の平均年収額の推移は以下の通りです。
西暦(平成) | 平均年収 |
2013年(25年) | 702万6,756円 |
2014年(26年) | 704万8,607円 |
2015年(27年) | 710万1,470円 |
2016年(28年) | 710万8,700円 |
2017年(29年) | 714万186円 |
JR西日本の平均年収は673万円
「有価証券報告書」によると、「JR西日本」の平均年収額は673万円です。
「JR東海」と比べると、約60万円の差があるという結果でした。
過去5年間の平均年収額の推移は以下の通りです。
西暦(平成) | 平均年収 |
2013年(25年) | 672万5,460円 |
2014年(26年) | 673万2,345円 |
2015年(27年) | 674万2,652円 |
2016年(28年) | 673万6,548円 |
2017年(29年) | 675万8,258円 |
JR九州の平均年収は550万円
「有価証券報告書」によれば、「JR九州」の平均年収額は約550万です。
以前は「有価証券報告書」を公表していませんでしたが、2017年度より公表され、正確な平均年収額を見られるようになりました。
過去2年間の平均給与額は以下の通りです。
西暦(平成) | 平均年収 |
2016年(28年) | 564万7,662円 |
2017年(29年) | 539万6,131円 |
JR四国の平均年収は527万円
「国土交通省28年度鉄道統計年報」によると、「JR四国」の平均年収額は約527万円と算出されました。
「JR四国」の有価証券報告書は公表されていません。
そのため、同年報上における平均給与(1ヶ月)の基準賃金、基準外賃金、臨時給与の3つの数値から算出しています。
JR北海道の平均年収は497万円
同じく「国土交通省28年度鉄道統計年報」によると、「JR北海道」の平均年収額は約497万円と算出されました。
平成28年度のデータ上では、JR系列の中で唯一500万円台を下回っています。
3.【新卒・転職】JR東海の採用情報
「JR東海」へ就職する方法として、以下2つのパターンをご紹介します。
新卒の場合、「大卒・大学院卒・高専卒」「短大卒」「高卒」で応募方法が異なっているため注意してください。
では、以下で説明していきます。
新卒の場合
新卒の場合、「公式サイトの新卒採用ページ」または「リクナビ」などの就職エージェントより応募してください。
「大卒・大学院卒・高等専門学校卒」の方は3職種すべてに、短大卒の方はプロフェッショナル職のみに応募可能です。
高卒の方は、学校の指定校推薦枠でのみ募集しています。
また、専攻科目が「文系」または「理系」かで採用実績が変わっているため、自分の分野に沿った職種を狙うと良いでしょう。
総合職 | プロフェッショナル職 | アソシエイト職 | |
事務 | 文 | なし | 文・理(系統なし) |
運輸 | 理 | 文・理 | |
車両・機械 | 理 | 理 | |
施設 | 理 | 理 | |
電気・システム | 理 | 理 |
車掌や運転手になるには
「JR東海」で車掌や運転手になるには、「プロフェッショナル採用ページ」より、プロフェッショナル職へ応募してください。
まずプロフェッショナル職で就職し、そこから車掌や運転手へのキャリアを築いていきます。
転職の場合
「JR東海」では、転職エージェント登録者にのみ確認できる「非公開求人」による募集が大多数を占めます。
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4.JR東海の評判・口コミ
JRの中でも1番高い年収額を誇る「JR東海」ですが、実際に勤めている方の意見はどうなのでしょうか。
以下より口コミサイトによせられた、「JR東海」の評判や口コミ情報をご紹介します。
ぜひ、就職・転職の際の参考にしてください。
悪い口コミ
仕事柄、世間でよく言われているワークライフバランスを求めるのは、難しい会社と思われます。鉄道会社はどこもそうでしょうが、お盆や正月など人が休む時は一番忙しく、災害などあれば復旧作業で忙しくなります。夜勤も当然あります。24時間人の目があって成り立っている仕事なので、仕方がないかと思っています。
(後略)
引用:カンパニー通信
良い口コミ
サービス残業もなし、家賃補助、通勤手当も満額出るので、金銭的にもホワイト企業だと思います。休日出勤もなく、年次有給休暇も確実に取れるので、勤務体系的にもホワイト企業だと思います。健康診断、人間ドッグ、予防接種などの福利厚生も充実しています。
引用:カンパニー通信
基本給もそこそこ高いと思います。また、ボーナスが同年代の他の会社員よりはかなり高いと思います。そこが満足している理由です。また、出産や住宅購入、賃貸住宅の家賃補助などもしっかり支給されるのでとてもありがたいです。
引用:カンパニー通信
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まとめ
「JR東海」の平均年収は730万円であり、同じJR系列の中でも1番高い年収額です。
運転手や車掌の平均年収も500~600万円と推測され、日本の給与所得者の中でも高年収の部類といえます。
人気の「鉄道関係」の仕事に就業しながら高年収をもらえる、これが「JR東海」の最大の魅力ではないでしょうか。
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