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鹿島建設の平均年収は、1,138万円です。
鹿島建設は、総合建設業界の中でも特に規模の大きな「スーパーゼネコン」として知られています。
知名度の高い大手企業なので、「転職してみたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
転職するにあたって、気になるのが年収です。
「競合他社と比べてどうなのか」「職種別の年収に差はあるのか」など、疑問に感じることも多いですよね。
そこで本記事では、鹿島建設の年収の詳細を徹底解説します。
社員の口コミも紹介するので、ぜひ企業研究に役立ててください。
１．鹿島建設の平均年収は1,138万円
2019年の鹿島建設の平均年収は、1,138万円です。（参考：「有価証券報告書」）
国税庁「民間給与実態統計調査（令和元年分）」によると日本の平均年収は436万円であるため、鹿島建設の平均はかなり高水準と言えるでしょう。
また、東京商工リサーチ「上場企業1,841社の平均年間給与」（2019年3月決算）によると、上場企業の平均年収は、629万円でした。
鹿島建設の年収は上場企業と比較しても500万円以上高く、かなりハイレベルであることがうかがえます。
鹿島建設の近年の平均年収推移
鹿島建設の平均年収の推移を見てみましょう。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
| 2015 | 8,916,107円 | 43.7歳 |
| 2016 | 8,928,794円 | 43.7歳 |
| 2017 | 9,473,671円 | 43.9歳 |
| 2018 | 11,027,792円 | 44.1歳 |
| 2019 | 11,388,415円 | 44.2歳 |
（参考：各年度の「有価証券報告書」）
鹿島建設の平均年収は、右肩上がりに上昇し続けていることがわかります。
大手ゼネコン5社では堂々の第一位
鹿島建設の年収は、建設業平均の749万円をはるかに上回っています。（参考：東京商工リサーチ「上場企業1,841社の平均年間給与」）
鹿島建設は大手総合建設会社の中でも「スーパーゼネコン」と呼ばれる大企業です。
スーパーゼネコンとは、一般的に売上高（単独決算）が一兆円を超えるゼネコンのことを指します。
スーパーゼネコンには鹿島建設、大林組、清水建設、大成建設、竹中工務店の大手5社があります。
鹿島建設の年収はこのライバル5社に比べてどうなのでしょうか？
以下は、他社と鹿島建設の平均年収を比較した結果です。
| 平均年収 | 平均年齢 | |
|
1位 鹿島建設 |
11,388,415円 | 44.2歳 |
|
2位 大林組 |
10,526,558円 | 42.5歳 |
|
3位 大成建設 |
10,511,646円 | 43.0歳 |
|
4位 清水建設 |
10,101,000円 | 43.0歳 |
|
5位 竹中工務店 |
10,286,801円 | 44.0歳 |
鹿島建設の平均年収は、大手ゼネコン5社の中でも、ダントツの1位であることがわかります。
２．鹿島建設の年代別・職種別の平均年収は？
鹿島建設の年代別・職種別の年収について紹介していきます。
※口コミサイトの情報をもとにしているため、実情と異なる可能性があります。
鹿島建設の年代別平均年収
口コミサイトに寄せられた社員の話によると、年収は年功序列で上がっていく傾向があるようです。
法人営業
（前略）上司からの評価により多少の昇給と賞与額は異なるがほぼ年功序列。
私の在籍している部署は30歳前後で昇給し、そのタイミングで年収が＋100万程度になるようだ。それまでは年に10〜20万ペースで年収が増えていく。（後略）
（引用：転職会議）
下記の表は、鹿島建設社員の年代別推測年収です。
| 年代 | 年収 |
| 20代 | 600〜800万円 |
| 30代 | 800〜1,100万円 |
| 40代 | 1,100〜1,200万円 |
| 50代 | 1,200〜1,400万円 |
| 60代 | 900〜1,000万円 |
※上記は、2020年時点の「転職会議」の情報やその他の口コミ情報を参考にしています。
日本の平均年収が436万円であることを考えると、かなりの高水準であることがわかります。
鹿島建設の職種別平均年収
鹿島建設の職種別の平均年収は下記のとおりです。
- 施工管理：年収636万円
- 土木施工管理：月給23.5万円
- 電気系総合職：月給31.6万円
- 土木施工管理技士：年収673万円
（参考：indeed」2020年時点）
鹿島建設の職種別年収は、建築・土木系の仕事が高い傾向にあります。
３．鹿島建設のボーナス・新卒初任給は？
鹿島建設のボーナスや初任給はいくらくらいなのでしょうか。
鹿島建設のボーナス
ボーナスは、年2回（6月・12月）支給されます。（参考：鹿島建設｜採用情報）
金額は評価や業績によって変動するようですが、3～4ヶ月分という口コミが見受けられました。
20代コンサルタント
（前略）業績が良かったこともあり年々収入が上がりました。ボーナスは夏冬それぞれ2ヶ月分ほど支給されました。（後略）
（引用：転職会議）
平均年収1,138万円から推定すると、鹿島建設の平均ボーナス額は250～300万円程度と予測できます。
鹿島建設の大卒・院卒の初任給
鹿島建設の初任給について見てみましょう。
2020年時点の学歴別初任給は、以下の通りです。
| 学歴 | 月給 |
| 大学卒 | 24万円 |
| 大学院卒（修士了） | 26万円 |
| 大学院卒（博士了） | 29万円 |
（参考：鹿島建設｜募集要項｜2020年時点）
大卒と大学院卒（博士了）の初任給では、差が5万円になることがわかります。
４．鹿島建設の評判・口コミ
鹿島建設への転職を考えているなら、実際に働く社員の口コミが気になりますよね。
ここでは、鹿島建設の良い口コミと悪い口コミを紹介します。
※口コミは個人の意見であるため、実情と異なる可能性があります。
鹿島建設の良い口コミ
年収・ボーナスについて
年収・ボーナスについては、総じて満足度が高いようです。
30代施工管理
（前略）月額、賞与共にこの業界ではトップクラスの金額。6階級に分かれており、上長からの評価と在籍年数で昇給及び昇級していく。下がることはあまりない。（後略）
（引用：「転職会議」）
女性の働きやすさについて
女性の働きやすさについては、ポジティブな声が多く見受けられました。
設計
（前略）産休が取りやすく、復帰後も普通に働けているので、女性にとっては働きやすい環境が醸成できていると思われる。（後略）
（引用：「転職会議」）
20代内勤営業
（前略）育休産休はもちろんながら取得しやすく安心して過ごしていました。女性が長く働き続けるには良い会社だと思います。
男性の育休取得例も増えつつあり男女とも子育てに参加する風土が根付きつつあるように思います。（後略）
（引用：「転職会議」）
鹿島建設の悪い口コミ
残業時間・休日休暇について
人手不足による慢性的な残業の多さ、休暇の取りにくさに対して不満が多く見受けられました。
施工管理
（前略）現場は4週4休で、土曜日も稼働しているため、隔週で土曜日に休めたとしても気は休まらない。（後略）
（引用：「転職会議」）
財務
20代法人営業
年収や待遇についての満足度が高いものの、労働時間や休みやすさに関して不満を感じる人もいるようです。
５．鹿島建設の中途採用情報
ここでは、鹿島建設の採用情報を紹介します。
鹿島建設の募集職種
鹿島建設の新卒採用、および、キャリア採用の募集職種は、多岐にわたります。（※2020年時点）
具体的には次の通りです。
- 事務系：経営管理、営業、法務、総務、人事、経理、現場事務、開発事業ほか
- 土木系：土木現場における施工管理業務、設計、技術提案、研究開発・環境関係業務
- 建築施工系：建築現場における施工管理業務
- 建築設計系：建築設計業務全般（意匠・構造）
- 建築設備系：建物の給排水、冷暖房、照明、防災などの設計及び施工管理業務
- エンジニアリング系：生産・研究・物流施設のエンジニアリング業務（計画、設計、施工、運用保守など）
- 環境系：環境関連プロジェクトの計画、設計、施工、施設運営の支援及び環境技術の営業
- 機電系：土木・建築現場における工事用機械・仮設備の計画・見積・調達及びそれらの施工管理業務、新工法や新型機械の開発業務
- 数理系：建設プロジェクトや企業経営におけるIT活用戦略の企画、推進、及び新製品や新サービスの開発業務
- 開発系：不動産開発の企画、計画、推進、及び不動開発に係るコンサルティング業
文系で応募可能なのは、「事務系」と「開発系」となります。
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（引用：ビズリーチ）
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（引用：doda）
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（引用：doda）
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まとめ
鹿島建設の平均年収は約1,138万円です。
鹿島建設の年収は、他の企業と比較すると高水準と言えます。
- 全国平均より700万円程度高い
- 上場企業平均より500万円程度高い
- 大手ゼネコンでは第一位
- 年収・ボーナスへの満足度が高い
土曜出勤が多いなど厳しい面もあるようですが、様々な職種で活躍できる働きがいのある会社と言えるでしょう。
転職を考えているのであれば「ビズリーチ」などのサービスを上手に活用して、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
