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口コミサイトや求人サイトの情報をもとにすると、カメラマンの年収は250~380万円程度です。
本記事では、地域・雇用形態といったあらゆる視点からカメラマンの給与事情を紹介する他、年収をアップさせる方法も紹介します。
カメラマンの年収について興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
1.カメラマンの年収
口コミサイトや求人サイトの情報をもとにすると、カメラマンの年収は250~380万円程度が相場です。
この章では、カメラマンの月収・手取り額・推定生涯年収も併せて紹介します。
※年収情報は「はたらいく」(2014~2015年時点)、「転職会議」(2021年4月7日時点)、「求人ボックス」(2021年3月15日時点)、初任給情報は「求人ボックス」(2021年3月15日時点)を参考にしています。
※口コミに基づく情報も含まれるため、実際の年収とは異なる可能性もあります。
カメラマンの年収は250~380万円程度
口コミサイトや求人サイトの情報をもとにすると、カメラマンの年収は250~380万円程度です。
カメラマンの職場は幅広く、また雇用形態も様々であり正社員以外で働く人も多いため、個々の年収差が大きい傾向にあります。
人気カメラマンの場合は、上記以上の年収を得ていると考えられるでしょう。
カメラマンの口コミ
33歳
株式会社秋山写真工房
200万円
【良い点】
評価されるまでの道のりは非常に険しいですが、認められた時の感動や達成感はあります。
【気になること・改善したほうがいい点】
正規の契約に至るまでは人それぞれですが、早くて3ヶ月、遅くて半年から1年くらいの間は交通費しか支給されませんのでアルバイトや他の仕事で生活費を捻出する必要があります。(後略)
他の企業の年収も知りたいという方は「転職会議」に登録してみてください。会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。
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カメラマンの月収は21~32万円程度
カメラマンの月収は21~32万円程度です。
【計算式】
年収250~380万円÷12ヶ月=21~32万円
国税庁の「民間給与実態統計調査(2019)」によると日本の平均月収は約36万円(436万円÷12ヶ月で算出)であるため、カメラマンの月収は平均より低めといえます。
カメラマンの月の手取りは約14~21万円
手取りのおおまかな金額は、額面に0.75~0.85を掛ければ求めることができると言われています。
ここでは、ボーナスを2ヶ月分と仮定し、0.8を掛けてカメラマンの月の手取り額を計算しました。
【計算式】
208~316万円(ボーナスを除いた年収)×0.8÷12ヶ月分=14~21万円
カメラマンの手取り額は14~21万円です。
なお控除額は地域や扶養家族の有無によって異なるので、上記はおおよその目安として参考にしてください。
【給与から差し引かれる保険料・税金の例】
- 健康保険料
- 厚生年金保険
- 介護保険料(40歳以上64歳以下)
- 雇用保険
- 所得税
- 住民税
カメラマンの推定生涯年収
新卒の22歳から65歳までの43年間カメラマンとして働いたと仮定し、推定生涯年収を計算してみましょう。
【計算式】
年収250~380万円×43年=1億750~1億6,340万円
同様の計算で日本の推定生涯年収を計算すると約1.9億円であるため、カメラマンの生涯年収は平均よりやや低めと言えるでしょう。
ただし独立して生涯現役で働くカメラマンの場合、労働年数も長くなるので、計算上は上記より多くなると考えられます。
年収を上げる方法を知りたい方は、「2.カメラマンが年収をアップさせる方法」をご覧ください。
カメラマンの平均初任給
「求人ボックス(2021年3月時点)」の情報によると、カメラマンの平均初任給は22万円程度です。
「日本経済団体連合会の調査」によると、大卒の初任給水準は22万円弱であるため、カメラマンの初任給は大卒と同等程度と言えます。
(▼クリックして拡大)
(引用:2020年3月卒「新規学卒者決定初任給調査結果」の概要|日本経済団体連合会)
【雇用形態別】カメラマンの平均時給
本章では、派遣社員やアルバイト・パートのカメラマンの時給や年収を紹介します。
※本章は、「求人ボックス」(2021年3月15日時点)を参考に作成しています。
派遣社員の平均時給は約1,614円
「求人ボックス(2021年3月時点)」の情報によると、派遣のカメラマンの平均時給は1,614円。
フルタイムで働いた場合の年収は、下記のとおりです。
【計算式】
時給1,614円×8時間労働×20日×12ヶ月=約310万円
計算上は、正社員と派遣社員に大きな年収差はありません。
パート・アルバイトの平均時給は約992円
「求人ボックス(2021年3月時点)」の情報によると、パート・アルバイトのカメラマンの平均時給は992円。
フルタイムで働いた場合の年収は、下記のとおりです。
【計算式】
時給992円×8時間労働×20日×12ヶ月=約190万円
パート・アルバイトの場合、家庭や本業と両立して時短で働いている人も多いと考えられます。
そのため、実際は上記よりも年収が低い人が多い可能性もあります。
【都道府県別】カメラマンの平均年収ランキング
「求人ボックス(2021年3月時点)」の情報をもとに、カメラマンの都道府県別の年収をまとめました。
都道府県名 | 平均年収 |
---|---|
東京都 | 424万円 |
静岡県 | 415万円 |
北海道・神奈川県 | 375万円 |
埼玉県 | 372万円 |
大阪府 | 364万円 |
長崎県 | 360万円 |
福岡県 | 359万円 |
千葉県 | 350万円 |
熊本県 | 340万円 |
愛知県 | 328万円 |
兵庫県 | 322万円 |
宮城県 | 313万円 |
岐阜県・奈良県 | 308万円 |
京都府 | 305万円 |
群馬県 | 277万円 |
(参考:求人ボックス|2021年3月15日)
※データが抽出できなかった県は省略しています
カメラマンの平均年収は東京都が最も高いという結果でした。
東京都は賃金水準が高いため、カメラマンの給与もほか地域と比較して高いと考えられます。
また首都である東京都には大手フォトスタジオやメディア企業が多いことから、高収入を得ているカメラマンが集中している可能性もあるでしょう。
2.カメラマンが年収をアップさせる方法
ここでは、カメラマンの年収をアップさせる方法を紹介します。
経験を積みスキルをアップする
カメラマンは技術力が求められる仕事であるため、まずは経験を積むことが大切です。
経験を積んでスキルを高めていけば、徐々に年収を高められる可能性があります。
例えばフォトスタジオで人気のカメラマンになれば、指名料が発生して給与にインセンティブがつくことも多いです。
経験が浅い場合は、まずスキルを向上させることを重視しましょう。
フリーランスのカメラマンとして独立する
技術力や営業力に自信がある場合は、フリーランスのカメラマンとして独立することも手段のひとつです。
会社に雇われている場合は所定の給与しか支給されませんが、フリーになれば受注した仕事の報酬がそのまま自分の収入となります。
もちろん機材の経費や税金などはかかりますが、実力次第では会社員よりも収入を高められる可能性があります。
ただし、独立した場合は赤字や廃業によって収入がなくなるリスクもあるため注意が必要です。
給与条件の良い企業に転職する
「独立する自信がない」「今の会社で働き続けても年収アップの見込みがない」という場合は、年収が高い会社に転職するのも手です。
ただ、自分の条件に合った求人を探すのは大変ですし、転職に成功しても「ブラック企業だった」「求人票の条件とは異なっていた」という悪い結果になってしまうリスクもあります。
このようなリスクを回避するためには、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、スキルや経験に合う求人を紹介してもらえるほか、求人票では分からない内部情報を詳しく教えてもらえます。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策もしてくれるので、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
仕事をしながら効率的に転職活動をしたい場合は、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。
3.【補足】転職で年収を上げるなら「doda」を利用しよう
(引用:doda)
「今の会社じゃ年収アップを見込めない…」と、転職を考えていませんか?
もし転職活動をこれから始めるならば、ぜひ「doda」を活用してみてください。
dodaは、人材サービスの中でもトップクラスの求人数を保有する転職エージェントです。
たくさんの求人を比較検討できるため、多くの転職者がdodaで転職活動を始めています。
dodaでしか確認できない独占求人も多いので、求人だけでも確認してみることをおすすめします。
dodaなら自分の「推定年収」を測定できる
「doda」をおすすめする理由の一つでもありますが、dodaには186万人の年収データを元に、自身の推定年収を測定できる機能があります。
(参考:doda)
約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形で自分が本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いはずです。
転職活動を始めるならば、まずはdodaで年収診断で市場価値を把握して、それから求人を探してみるのがおすすめです。
自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。
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転職エージェント「doda」とは
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
自分1人で求人を探したり、必要あればアドバイザーにサポートしてもらい、書類作成や求人探しを手伝ってもらうことも可能です。
(引用:doda)
なお、キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。
対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。
転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひdodaを活用してみてください。
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まとめ
本記事では、カメラマンの年収について解説しました。
- 平均は約250~380万円
- 推定平均初任給は約22万円
- 派遣社員のカメラマンの平均時給は1,614円で推定年収は約310万円
- パート・アルバイトのカメラマンの平均時給は992円で推定年収は約190万円
- 都道府県別では東京の平均年収が1番高い
年収をアップさせるためには、下記の方法をとると効果的です。
- 経験を積みスキルをアップする
- フリーランスのカメラマンとして独立する
- 給与条件の良い企業に転職する
転職で年収アップを目指す場合は、失敗のリスクを下げるためにも転職エージェントを活用すると良いでしょう。
この記事が、カメラマンに興味がある方の参考になれば幸いです。
25歳
株式会社日本経済新聞社
680万円
【良い点】
同業他社に比べて給与が高い。年次主義を是正しようと取り組んではいるので、今後改善する可能性もある。
【気になること・改善したほうがいい点】
良くも悪くも年功序列。年次主義是正を掲げてはいるものの、実情はほぼ変わっていない。年次だけ高く仕事ができない人の給与が高いことが理不尽に感じる。(後略)