警察官の平均年収はいくら?採用区分や階級、年代や地方別の年収も紹介!

警察官の平均年収 平均年収

警察官の平均年収は約700万円だと言われています。

サラリーマンの平均年収が約430万円ですので、それと比べると約300万円高く、高給取りの職業といえます。

ただ警察官の年収は、採用区分や階級、年令やどの都道府県に勤務するかによって変わってきます。

そこで本記事では、様々な角度から警察官の年収について説明していきますね。

また、警察官の年収と自身の市場価値を比較できるように「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しているので、ぜひこちらも試してみてくださいね。

スポンサーリンク

1.警察官の平均年収は700万

総務省が出している「平成29年地方公務員給与実態調査」から算出すると、 地方公務員の警察官の平均年収は約700万円という結果でした。

月給に換算すると基本給が約35万円で、これに扶養手当や残業手当など各手当がついて約45万円です。

警察官は公務員ですので、法律や条例で毎月の基本給は決まった額支給されます。

警察官は全ての職業の中でも年収が高い職業であり、同じく高年収が貰える仕事で有名な弁護士よりも平均年収は高いです。

警察官は国民を守るために、治安の維持や犯罪の摘発などの危険な仕事にも果敢に立ち向かう職業です。

その見返りとして多くの給料が貰えるのは当然と言えます。

警察官の年収推移

過去のデータから警察官の平均年収推移を以下の棒グラフにまとめました。

警察官の平均年収推移

年度によっては800万円を超える年もありますが、基本的には 700万円から800万円の間で安定しているといえます。

警察官は公務員ですので、年収額が景気や業績に左右されず、毎年一定の金額が貰えるためです。

年度によってわずかに差が出ている原因は退職者の数の大小が大きな原因でしょう。

警察官は激務で危険な仕事ですから、毎年かなりの数の退職者が出ます。

普通の公務員であればほとんどは定年退職まで勤めますが、警察官は自主都合退職や殉職により、途中で退職する場合も多いです。

  • スポンサーリンク

  • 警察官の年収は行政職公務員より高い

    同じ公務員ですが年収の平均は、 警察官のほうが行政職公務員よりも50万円ほど高いです。

    月給にすると5万円程度の差があります。

    行政職の地方公務員の平均は、650万円程度です。

    年収に差が出る要因は、以下の2つだと考えられています。

    • 警察官の方が手当の額が多い
    • 警察官の方は平均年齢38歳で働き盛り

    年収に差が出る要因は手当の額に差があるためです。

    警察官の場合、夜勤や宿直がありますから、夜勤手当や残業手当が行政職公務員と比べて多いです。

    上記の警察官の月収のところでも述べましたが、毎月10万円程度の手当が支給されています。

    また行政職公務員と警察官のもうひとつ大きな違いは 平均年齢に差があることです。

    警察官の平均年齢は38歳であるのに対し、行政職公務員の平均年齢は42歳です。

    これは先も述べた通り、警察官は途中退職者が多いためだと考えられています。

    公務員の年収について詳しく知りたい方は「公務員の年収はいくら?年代、地方・国家、職種別の給料の違いも解説」を参考にして下さい。

    2.警察官の採用区分別年収

    警察官になりたいと考えている人は多いですが、警察官の採用区分はひとつではありません。

    公務員試験を受ける上では、高卒程度試験と大卒程度試験に分かれています。

    また、地方公務員試験を受けるか、国家公務員試験を受けるかという違いもあります。

    どの試験区分で採用されるかで、年収についても大きな差が出てくるのでその点説明していきます。

  • スポンサーリンク

  • 大卒高卒の年収差はあまりない

    大卒か高卒かによって、年収に対して差はありません。

    高卒で警察官になりたいと考えている方は「高卒だから多くの年収は期待できないのでは」と不安に思う人もいますが、心配ありません。

    初任給は3~5万円程度変わってきますが、警察官の昇給に当たっては、後に説明しますが階級が重要です。

    昇進するためには昇進試験を受けて合格すればいいので、学歴が昇進に影響することはありません。

    高卒程度試験で採用された人でも、頑張って大卒で採用された人よりも早く昇進すれば、大卒の人の給料を抜かすことも可能です。

    地方公務員の場合:年収700万円

    都道府県の地方公務員として働く警察官の場合、 年収は700万円です。

    普段、交番に勤務したりパトロールを行っている警察官が、地方公務員の警察官に該当します。

    全国の警察官のなかで、最も大きな割合を占めるのがこのノンキャリア警察官です。

    都道府県の職員ですので、勤める都道府県によって年収も変わってきます。

    都道府県それぞれが独自に俸給表を設定しているためです。

    地方公務員の警察官はいわゆるノンキャリア組であり、この後紹介するキャリア組や準キャリア組の警察官と比べて年収や出世スピードは遅くなります。

  • スポンサーリンク

  • 国家公務員(一般職):年収700万円

    国家公務員(一般職)試験を合格して国家公務員として働いた場合、 年収は約700万円です。

    データによると、年収は地方公務員の警察官と同等です。

    これはいわゆる準キャリア組と言われる形態で働く警察官で、警察庁や都道府県警でも働きます。

    比較的早い出世を見込むことがあり、職場でも責任ある立場を任されることも多いです。

    国家公務員(総合職):年収800万円

    国家公務員(総合職)試験を合格して国家公務員として働いた場合、 年収は約800万円です。

    いわゆるキャリア組であり難しい試験を突破しただけあって、年収は他の採用区分と比べて100万円高いです。

    将来の幹部候補ですから、ノンキャリア組と比べて出世のスピードはとても速いです。

    ノンキャリア組は通常巡査からスタートしますが、キャリアは警部補からスタートします。

    全国30万人近くいる警察官を総括する警察官僚として期待される存在です。

  • スポンサーリンク

  • 3.警察官の階級別年収

    警察官の階級別年収の推移

    警察官の年収は階級によって変わってくることは既に述べましたが、その階級は9種類あります。

    下から「巡査」→「巡査長」→「警部補」→「警部」→「警視」→「警視正」→「警視庁」→「警視監」→「警視総監」の9種類です。

    ここでは主要な5種類の階級について、階級ごとの年収を見ていきましょう。

    巡査:年収570万円

    巡査の平均年収は 約570万円と言われています。

    推定年収の幅は320万円から820万円程度です。

    ノンキャリアなど多くの警察官はまず巡査からはじまります。

    巡査になると警察庁、都道府県警、警察署などで係員として勤務します。

  • スポンサーリンク

  • 巡査部長:年収630万円

    巡査部長の平均年収は 約630万円と言われています。

    推定年収の幅は450万円~900万円程度です。

    巡査部長は、都道府県警や警察署では主任の地位を得ることになります。

    巡査部長になると初級幹部として上司の警部や警部補を補佐し、部下である巡査の指導監督を行います。

    警部:年収720万円

    警部の平均年収は 約720万円と言われています。

    推定年収の幅は580万円~940万円程度です。

    警部になる頃には警察官全体の平均年収700万円を超えてきます。

    警部になると、警察庁・警視庁の係長、都道府県警の課長補佐、警察署の課長などの役職に就きます。

    各担当分野の責任者として部下を統括します。

    警視:年収780万円

    警部の平均年収は 約780万円と言われています。

    推定年収の幅は600万円から960万円程度です。

    警視の主な役割は、警察庁の課長補佐、警視庁の課長、道府県警察本部の課長、警察署の署長・副署長などの役職に就き、部下の指揮監督に当たることです。

    管理官といって、捜査一課や捜査二課などの複数の係を統括役を担う場合もあります。

    警視総監:年収1,250万円

    警視総監の平均年収は 1,250万円と言われています。

    警視総監は、東京都を管轄する警視庁にただ一人置かれるポストで、警察庁長官(警察庁のトップ)を除き、最高の階級です。

    警視総監の主な仕事・役割は、警察庁長官の指揮監督を受けるとともに、警察庁の事務を総括し、所属の警察職員を市指揮監督することです。

    4.警察官の年代別年収

    警察官は公務員の一種ですので、給与体系も年功序列が採用されています。

    つまり、年を重ねるごとに年収も上がっていきます。

    それぞでの年代でいくらくらいもらえるのか、具体的な金額を見ていきましょう。

    20代:年収450万円

    20代の警察官の平均年収は、 約450万円と言われています。

    大卒初年度の年収で400万円程度貰えるので、同期のサラリーマンより新人の頃から給料が高いです。

    順調にいけば、20代後半では年収500万円を超えてきます。

    一般的なサラリーマンの平均年収430万円を、20代で超えてくるわけです。

    30代:年収600万円

    30代の警察官の平均年収は、 約600万円と言われています。

    30代中盤で平均年収が600万円を超えてきます。

    順調に出世していけば給料もどんどん伸びますが、この頃になると昇進試験の難易度が上がり、試験になかなか受からない人も増えてきます。

    その場合、給料は頭打ちになってしまうので、高年収を目指すなら何としても試験には合格しましょう。

    昇進試験の内容は、刑法や憲法、警察実務、社会常識などの知識を試す筆記試験と、拳銃などの実技、面接、集団討論など多岐にわたります。

    40代:年収750万円

    40代の警察官の平均年収は 750万円と言われています。

    40代以降の出世はかなり厳しく、30代の頃とほとんど変わらない人が多くいるのが現実です。

    それでも順調に出世していけばどんどん年収は上がっていくので、そうした出世頭が平均年収を押し上げているといえます。

    順調にいけば、50代で年収800万円、定年間際になると年収900万円程度まで上昇します。

    警察官の年収は各年代を通して、日本の平均年収を上回っています。

    福利厚生もしっかりしているので、高い生活水準を維持することができる職業です。

    5.警察官の都道府県別年収

    警察官の多くは、各都道府県に所属する地方公務員です。

    地方公務員ですので、それぞれの都道府県で給料が違います。

    どこの都道府県に勤務すれば給料が高いか気になる人は多いと思いますので、その点を説明していきます。

    各県の年収の詳しいデータは、総務省のページから確認できます

    警視庁:年収770万円

    東京都の警視庁に勤めている場合、 平均年収は780万円だと言われています。

    これは全ての都道府県のなかで、最も年収が高い数値です。(2017年)

    この理由は残業手当や、地域手当の額が関係していると考えられています。

    東京は日本の首都ですので、多くの歓楽街や暴力団組織もありますので、事件が勃発する可能性が他の都道府県と比べて、高いです。

    こうした状況に対応するため、警視庁の職員は他の県警の警察官より長時間労働になりがちです。

    その分残業手当の支給額も増えます。

    地域手当についても、一般的に東京などの大都市圏では物価が高いので、都市部でない地域より、地域手当の支給額は多くなります。

    大阪府警:年収768万円

    東京都と同程度の大都市と言える大阪を守る大阪府警の警察官の 平均年収は768万円です。

    これは全国でも東京に続いて2位となる数字です。

    やはり東京と同じように事件数が多いのでそれだけ長時間労働が増えることや地域手当の額が大きいことが要因だと言われています。。

    沖縄県警:年収646万円

    沖縄県警に勤める警察官の平均年収は 646万円と言われています。

    警視庁や大阪府警と比べると、年収が100万円以上差があります。

    警察官の年収は地域差が大きいことがお分かり頂けますね。

    ちなみに、沖縄県と同程度の年収の都道府県は、宮崎県や佐賀県など九州に位置する県、福井や島根など日本海に面した県、北海道など全国に散らばっています。

    こうした年収650万円程度の都道府県に共通して言えるのは人口がそれほどでもなく人口密度も低いと言えるところです。

    長野県警:年収600万円

    長野県警に勤める警察官の平均年収は 600万円と言われています。

    この数字は47都道府県のなかで、断トツ最下位の数値です。

    ちなみに46位の青森県とは、25万円程度の差があります。

    長野県警の年収がどうしてこれだけ低いのか、その理由については確定的なことは言えません。

    事件が少なく、残業代が少ないことが原因ではないかという推測は可能です。

    6.ちなみに、あなたの”推定年収”はいくら?

    少しだけ話がそれますが、自分自身の「推定年収」がいくらなのかも気になりませんか?

    ミイダス」というサービスを使うと、200万人の年収データと転職実績データを元に、あなたの推定年収を計測することができます。

    約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形であなたが本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いですよ。

    推定年収の計測は無料ですし、測定は3分ほどでサクッと終わります。

    また、推定年収の測定が終わった後、簡単な会員登録を済ませておけば「年収に見合った企業からのオファー」も確認可能です。

    ▼企業からのオファーを確認できる

    登録だけ済ませておけば、随時あなたの年収やスキルに見合った企業からオファーが届くので、自分の市場価値を把握するのにも役立ちます。

    せっかくなので、警察官の平均年収「700万円」に自分の推定年収が達しているか、確認してみてくださいね。

    アプリ版もあります!
    AppStoreダウンロードボタンGooglePlayダウンロードボタン

    まとめ

    警察官の平均年収は 約700万円です。

    警察官は公務員ですので、年功序列の世界です。

    階級や年齢が上がることで、同時に年収も上がっていきます。

    国家公務員のキャリア職は、地方公務員の警察官と比べて年収が高いです。

    しかし、大卒と高卒の学歴による違いはほとんどありませんので、高卒の方でも安心してください。

    警察官は全ての職業のなかでも年収が高い職業ですので、高年収を狙う方はぜひ目指してみて下さい。

    ▼あなたへのおすすめ▼

  • 1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年収は?

    3. 転職サービス

    4. 現在の年齢は?

    5. こだわり条件

    最適度0%
  • 自分に最適な転職サイトを探すなら