最終更新日:2020/12/30
農業機械メーカーである、クボタの年収は794万円(平均年齢40.6歳)です。
しかし、クボタの平均年収は年齢や職種などによって異なります。
「どのくらい差があるのか知りたい」という人も多いでしょう。
そこで、本記事では職種や年齢による年収の違い、競合他社との年収ランキングなどを紹介します。
この記事を読めばと、クボタの年収や働きやすさなどの実情がわかりますよ。
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1.クボタの平均年収は794万円
稲作を主体とするアジアで、トップの農業機械のシェア率を誇るクボタ(正式名:株式会社クボタ)。
有価証券報告書によると、クボタの平均年収は794万円(平均年齢40.6歳)です。
ここでは、クボタの平均年収について、以下の項目に分けて解説します。
では、それぞれみていきましょう。
年収の推移
クボタの過去5年の平均年収は、793万円(平均年齢40.4歳)です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2014年 | 762万円 | 40.4歳 |
2015年 | 805万円 | 40.2歳 |
2016年 | 813万円 | 40.4歳 |
2017年 | 792万円 | 40.5歳 |
2018年 | 794万円 | 40.6歳 |
(引用:有価証券報告書)
年度によって、平均年収に多少のアップダウンはあるものの、平均年収は毎年700万円台の後半をキープしています。
クボタは明治時代からの長い歴史をもち、今では世界のトップを競うほどの大手グローバル企業です。
今後も、時代の流れに即した業績を促進させると予想できるため、安定した給与が見込める企業といえます。
職種別年収
クボタの職種別の年収は、以下の通りです。
- 営業:636万円
- 事務・受付・秘書:528万円
- 経営管理:726万円
- マーケティング・企画:676万円
- 建築・土木関連:592万円
- 機械関連:591万円
- 製造関連:537万円
『引用:「転職会議」』
上記は口コミによる平均年収ですが、どの職種も500万円以上になっています。
また年収が低い職種は、残業時間がすくない傾向にあります。
各職種の口コミについてもっと知りたい方は、「転職会議」をチェックしてください!
年代・役職別年収
口コミ情報によると、年代・職種別に以下のような年収が期待できます。
- 20代:400万円
- 30代:570万円
- 40代:800万円
- 50代:1,000万円
『引用:「転職会議」』
上記のデータを参考にすれば、最高年収で1,200万円を目指せるようです。
管理職のボーナスは高い
管理職になれば高いボーナスがもらえるので、高年収を維持するには管理職を狙う必要ことが重要です。
給与額は、関西のメーカーとしてはトップクラスの待遇だと思われる。未だに年功序列の色合いが強く残っているため、特に成果を出さなくても、毎年徐々に昇給していく。担当課長レベルになると、ボーナス次第ではあるが、基本的に1000万円の大台に乗る。
(引用:転職会議)
関連会社の紹介
株式会社クボテック
株式会社クボテックは、電源・通信装置の設計や製造などを手がける会社。
取引をしている会社は、ほとんどが一部上場企業でかつ鉄道事業をしている会社がメイン。
今後も鉄道事業が安定していれば、給与への影響も少ないと考えられます。
クボタシステムズ株式会社
クボタのIT子会社である、クボタシステムズ株式会社(旧社名:クボタシステム開発株式会社)。
IT技術と実績をベースに、製造業様向けのITソリューションや、業務効率化のためのサービスを提供しています。
株式会社クボタ工建
株式会社クボタ工建は、主に水道・下水道をはじめとした、「水に関する社会基盤整備事業」を手掛けるインフラ系の会社。
最近では、海外における事業拡大にも、積極的に取組んでいます。
学歴別の初任給の違い
住友化学の学歴別の初任給は、以下の通りです。
なお、金額は2019年4月の実績をもとにしています。
学歴 | 月給 |
---|---|
修士了 | 230,000円 |
大学卒 | 219,000円 |
(引用:クボタ新卒募集要項)
技術系の場合は、専門性の高い知識が必要なので、院卒の方が学部卒よりも給与が高めです。
ちなみに、クボタは本社が大阪にあり、製造所も全て大阪に存在しています。
工場は関西と京葉地帯に分かれて存在し、研究開発がある部署を製造所,生産のみを行う部署を工場として分類している点が特徴です。
したがって、本社への就職を希望する場合、関西での勤務になる可能性が非常に高いといえます。
2.クボタと競合他社を比較!業界内年収ランキング
ここでは、クボタの競合会社と年収ランキングについて解説していきます。
では、それぞれみていきましょう。
農業・ミニショベル企業の中では年収No.1
農機、ミニショベルで活躍している企業と、クボタの年収を比較してみました。(2018〜2019年度データ)
(※ヤンマーHDとヤンマー建機は有価証券報告書が作成されていないため、口コミの情報を参考に推定年収を記載しています。)
会社名 | 年収 |
---|---|
クボタ | 794万円 |
やまびこ | 679万円 |
ヤンマーHD | 推定600〜650万円 |
丸山製作所 | 599万円 |
井関農機 | 581万円 |
竹内製作所 | 552万円 |
ヤンマー建機 | 推定350〜400万円 |
クボタは農機・ミニショベル企業で絞ると、年収が断トツの1位です。
2位のやまびこは、チェーンソーなど小型屋外作業に強い会社ですが、クボタの年収と比較すると約100万円低い679万円ほどになります。
3位は農機ではクボタに次ぐ国内シェアを誇るヤンマーHD。
年収額は公表されていませんが、口コミなどを参考にすると600〜650万円でクボタよりも年収額が低い可能性が高いです。
機械業界の平均年収は545万円
国税庁の調査結果によると、機械業界の平均年収は545万円です。
機械業界に属するクボタは、業界平均249万円高い給与であることがわかります。
ちなみに、国全体の平均給与は441万円ですが、それよりもクボタは327万円ほど高い給与です。
クボタはいわずと知れた有名企業なので、国民平均よりも高い給与であるのもうなずけます。
3.クボタの転職情報
クボタの中途採用情報について、以下の4点を説明します。
では、それぞれみていきましょう。
求める人材
クボタは社員として採用したい人物像として、以下の3つを挙げています。
- 自らの成長を求めてチャレンジし続ける人材
- 誠実さと粘り強さを兼ね備えた人材
- 多様性を受け入れ、チームワークを尊重する人材
(引用:クボタ「求める人物像」)
成長意欲があり、誠実で粘り強いこと。柔軟性やコミュニケーション能力があるかどうかを重視していることがわかります。
求める人物像は、職種やキャリアによって変わる可能性がありますが、クボタが求める人材のベースを理解することで、転職活動にも生かせます。
クボタが求める社員像とマッチするような経験があれば、採用面接時に積極的にアピールしましょう。
募集職種
クボタの中途採用の求人情報は、「現在募集中の職種について」のページから随時確認できます。
2020年4月現在、技術系と事務系に分かれて募集されています。
中途採用者の場合は、前職での経験や知識が、特に重要。
技術職を希望する転職者は、より高い専門性が求められる傾向が強いようです。
転職活動を成功させるには、より多くの情報にあたりながら、志望動機の作成や面接対策などを行う必要があります。
下記の記事では、クボタへ転職する方法について、詳しく書かれています。
転職を希望する方は、ぜひ参考にしてみてください。
福利厚生
リクナビ2021によると、クボタの福利厚生は、下記の通り充実していることがわかります。
- 賞与:年2回(業績、評価によって6月・12月支給)
保険:雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険
- 手当:通勤手当 ※会社規定による
家族手当 扶養家族 一人目13,000円 二人目3,500円 三人目3,500円
※上限20,000円 ※会社規定による
住宅手当 11,000円 ※会社規定による(寮・社宅利用時は適応外)
- 寮・社宅:有 保有社宅または借上社宅
※配属地近隣物件の空き状況、家族構成等による
- その他福利厚生:
【退職金、貯蓄制度】
財形貯蓄制度(財形年金、住宅財形)、団体貯蓄保険、クボタファンド(従業員持株会)
【慶弔・保険】
慶弔見舞金制度、ファミリーライフサポート保険、災害補償、各種損害保険等
【健康・レクリエーション】
カフェテリアプラン(スポーツ施設利用補助、旅行費補助等)、各種健康診断、人間ドック補助
(引用:リクナビ2021)
さすが大企業のクボタということもあり、交通費の全額支給は当たり前で、福利厚生は手厚いようです。
住宅手当は少額ですが、家賃補助ではないため、無期限に支給されます。そのため、社員にとっては有り難いサポートといえるでしょう。
また、フィットプランという、育児用品や旅行費等色々使えるポイントが、年85,000円分支給される点も、クボタならではの魅力です。
将来性
クボタの過去3年の売上・営業利益・純利益は、下記のようになっています。
年度 | 売上(百万) | 営業利益(百万) | 純利益(百万) |
---|---|---|---|
2016年 | 1,596,091 | 188,777 | 132,485 |
2017年 | 1,751,535 | 198,826 | 136,445 |
2018年 | 1,850,316 | 189,314 | 138,595 |
(参考:会社四季報)
クボタは、大型の農業機械を作る技術を有しておらず、国内市場だけでなく海外市場での利益も横ばいです。
今後も継続的に事業を促進していくためには、大型農業機械開発のための研究開発(R&D)の強化とIT化が重要になってきます。
今後、農業機械業界では、アメリカのJohn Deereなどの世界トップクラスのメーカーたちが、将来的に稲作用の農機販売を行いだす可能性は十分にあり得ます。
そうした中で、クボタが売上高を確保していくためには、クボタも大型農業機械を開発し、畑作での需要を少しでも奪っていくことが不可欠になってくるでしょう。
農業産業で勝ち残るためには、ICT化や自動化が重要になっていきます。
ICTや自動化とは、例えば「ドローンによる農薬散布」「自動センサーによる湿度・温度管理」「農産物直売所のPOSレジ導入」などです。
IT技術の発達による、農業の自動化の波にクボタが乗り遅れた場合、海外企業に市場を奪われる可能性もあります。
ただし、クボタはこれまでに蓄積してきた利益が多く、安定した業績を誇っている企業です。
今後もグローバル市場の拡大を見据えながら、事業を安定的に発展させていくと予想されます。
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4.クボタ社員の口コミ評判
ここではクボタの「良い口コミ」を紹介します。
どのような評判があるのか、それぞれみていきましょう。
良い口コミ
【成長・チャンス】
自身の考えを形にしたいという想いが強い技術者にとっては魅力的な開発現場です。
また、一つのことを突き詰めるというより、幅広い分野に携わりたい人にもクボタは合致すると思います。
(引用:キャリア入者から見たクボタの魅力)
クボタが中途採用者に対して行った、社内調査の結果によると、「入社して感じたクボタの魅力」の1位は「成長できるチャンスの多さ」でした。
クボタには、急成長している分野が数多くあるので、担当業務について自分の理想やチャンスを多くも込めるからという声もありました。
また、労働環境に関しても、「ルールを遵守しており、家庭やプライベートと両立して仕事ができる」と、高評価です。
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まとめ
クボタの平均年収は794万円。
また、クボタの年収の特徴は下記の通りです。
- 管理職になれば総合商社並みのボーナスが期待できる
- 農機・ミニショベル企業の中では年収No.1
就職・転職活動にはビズリーチの利用がおすすめ。
本文で紹介した内容を参考に、転職活動やクボタの企業研究に生かしてみてださいね。
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