『CAREER PICKS』は、複数の企業と提携し情報を提供しており、当サイトを経由して商品への申込みがあった場合には、各企業から報酬を受け取ることがあります。ただし当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。
LINEの平均年収は、770万円です。
LINEは、誰もが利用しているコミュニケーションツール「LINE」を開発した企業であり、2016年には東証一部上場を果たし、これからの活躍にも期待ができます。
この記事では、そんなLINEの年収について主に以下の内容を紹介します。
- 2017~2019年の年収推移
- 退職金制度やボーナス・賞与について
- LINEの関係会社の平均年収
- 年代別・職種別・役職別平均年収
- 新卒の年収(職種別初任給)
- 楽天・Yahoo・メルカリとの平均年収比較
- LINEの福利厚生や評判
本ページを読むことで、LINEの年収について理解でき、就職・転職に役立つ情報を集められるでしょう。
ぜひ、最後までお読みください。
1.LINEの平均年収は770万円!
2019年12月期の「有価証券報告書」によると、LINEの平均年収は770万円です。
この章では、LINEの年収推移や賞与・退職金などについて見ていきましょう。
2017~2019年の年収推移
LINEの過去3年間の平均年収は、次の通りです。
年 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2017年 | 715万円 | 34.3歳 |
2018年 | 716万円 | 34.4歳 |
2019年 | 770万円 | 34.5歳 |
(参考:四半期報告書 有価証券報告書|LINE)
2019年には、770万円と過去より上がっています。
また、国税庁の「民間給与実態統計調査結果」(令和元年)によると、日本の平均年収は436万円になっているため、平均値よりも高年収だと判断できるでしょう。
さらに、平均年齢が30歳代と若いことも、LINEの特徴です。
退職金やボーナスは支給される?
LINEの退職金制度や賞与は、以下のような仕組みです。
退職金 | なし |
ボーナス | 年2回の査定評価の際に検討 |
(参考:よくある質問|LINE)
退職金はないものの、賞与は支給される可能性があります。
またボーナス以外にも、昇給があるため、頑張り次第では高年収を目指せるでしょう。
LINEの関係会社の平均年収
LINEには、多くの関係会社があります。
- LINE Pay株式会社
- LINEヘルスケア株式会社
- LINE Financial株式会社
- LINE Credit株式会社
- transcosmos online communications株式会社
- Gatebox株式会社
- ファイブ株式会社
- SNOW Corporation
- 株式会社出前館 など
(参考:会社情報|LINE)
デリバリーで有名な出前館は上場しており、2020年8月期の「有価証券報告書」によると、平均年収560万円です。
LINEの関係会社によっては、年収が高い傾向にあるでしょう。
2.40代で1,000万円?LINEの年齢別平均年収
LINEの平均年収は、年代によって異なります。
年齢別でLINEの平均年収を確認していきましょう。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
---|---|---|
20代 | 460万円 | 628万円 |
30代 | 630万円 | 750万円 |
40代 | 785万円 | 1,000万円 |
(参考:転職会議|2021年6月9日)
※口コミによる年収のため、実際とは異なる可能性もあります
国税庁の「民間給与実態統計調査結果」(令和元年)によれば、20代で260~360万円、30代で400~450万円、40代で470~500万円程度の平均給与のため、LINEは平均水準よりもどの年代も高いと言えるでしょう。
また上記のように、口コミでは40代になると1,000万円に到達するため、若くして高年収も夢ではありません。
もっとLINEの年代別年収について知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
3.LINEの職種・役職別平均年収
LINEは、エンジニア系職種が高い傾向にあります。
LINEの職種・役職別平均年収は、以下の通りです。
職種名 | 推定年収 |
---|---|
Ad Data Product Manager | 500~800万円 |
サーバーサイドエンジニア・データベースエンジニア | 550~1,200万円 |
マネージャー候補 | 599万円 |
プランナー | 609万円 |
経営企画 | 610万円 |
(参考:リクルートエージェント|2021年6月9日)
(参考:indeed|2021年6月9日)
エンジニアの仕事は、新卒の年収においても、低くありません。
その詳細は、次の章をご覧ください。
4.LINEの新卒の年収は?職種別初任給
LINEの新卒の年収は、高いといっても過言ではありません。
職種別の初任給は、以下の通りです。
職種 | 仕事内容 | 初任給(年俸制) |
---|---|---|
技術職 | エンジニア、データサイエンティスト | 528万円以上 |
デザイン職 | UIデザイナー | 480万円 |
企画営業職 | 企画営業職(広告) | 408万円 |
サービス企画職 | サービス企画 | 408万円 |
情報セキュリティ | 情報セキュリティ | 408万円 |
(参考:LINE新卒2022)
上記の固定年俸の他に、年2回のインセンティブの支給があります。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」によると、大卒初任給の平均月額給与は21万円程度です。
21万円程度から平均年収を予測すると、ボーナス4ケ月分が支給されたとしても、約300万円程になります。
したがって、LINEの職種別の固定年俸は、大卒の初年度の平均年収より高いと言えるでしょう。
5.LINEと楽天・Yahoo・メルカリの平均年収を比較
LINEの平均年収と、楽天・Yahoo・メルカリの3社の平均年収を比較してみましょう。
順位 | 企業名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | Yahoo(Zホールディングス) | 1,105万円 |
2位 | メルカリ | 820万円 |
3位 | LINE | 770万円 |
4位 | 楽天 | 755万円 |
(参考:四季報)
4社で比較してみると、LINEの平均年収は3位という結果になりました。
メルカリは、「評価が妥当であれば払うものは払う」というやり方をしています。
そのため、20代でもエンジニアとしての評価が高い人は高年収を目指せるようです。
では、LINEと年収比較をした企業の特徴を確認していきましょう。
Yahoo(Zホールディングス):1,105万円
Yahooは様々な機能や情報を提供するポータルサイトで、検索機能が有名な企業です。
国内インターネット事業において、最大級の利用者数を有しています。
現在では、検索機能の他にも動画メディアの「GYAO!」や金融決済の「Yahoo!かんたん決済」など、100以上の多様なサービスを提供している企業です。
またPayPayによる電子決済サービスも話題ですよね。
これまでYahooは、検索サイトである「Yahoo!ジャパン」のイメージが強かったですが、今後は、電子決済や広告事業などでも活躍が期待できるでしょう。
メルカリ:820万円
フリマアプリとして有名なメルカリは、2018年6月に東証マザーズ市場に上場しました。
メルカリの世界ダウンロード数は1億800万を突破し、アメリカでも浸透率が高いです。
日米ともにアプリのダウンロード数は順調ですが、メルカリの営業利益は創業以来赤字が続いています。
創業以来赤字が続いている理由は、広告費と人件費にあると考えられます。
メルカリの山田進太郎CEOは、中長期での大きな成長を見据えていると公言し、人材や宣伝に投資を行っているのです。
今後は、先行投資が利益改善に繋がるかに注目が集まる企業です。
楽天:755万円
楽天はEC市場において、Amazonと並び、抜群の知名度を誇っています。
EC市場とは「電子商取引」を表し、インターネット上で物やサービスを売買する市場のことです。
アメリカでは「Amazon」、中国では「アリババ」が強いため、海外進出には苦戦していますが国内では「楽天市場」でEC事業を牽引しています。
また楽天はEC事業だけでなく、金融関連のサービスにも力を入れている企業です。
楽天による金融サービスである「楽天カード」は、クレジットカード市場でトップクラスの年間取扱高となっています。
今後はEC市場だけでなく、クレジットカード市場でも活躍が期待できる企業です。
6.LINEの魅力的な福利厚生
LINEの魅力的な福利厚生は、次の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
※この章は、LINEの「福利厚生と各種制度」や「過ごし方は様々!リフレッシュ休暇で何をしたか聞いてみました」を参考に作成しています。
無料朝食
LINEでは無料で朝食を提供しています。
無料で朝食を提供する理由は、「よりよい状態でスタッフに仕事をしてもらうため」です。
実際に朝食を食べることは、脳の活性化につながり仕事効率が良くなると言われています。
LINEでは、常時おにぎりやパン、サラダ、ヨーグルトなどを社員が出勤する1時間前から取り揃えてありますよ。
また、毎週水曜はフルーツデーであったりクリスマス時期は様々なドーナツやハンバーガーが並んでいたりと、社員が飽きないように工夫もされています。
LINEの朝食無料サービスは、健康的かつ仕事効率アップにもつながる為、とても魅力的な福利厚生だと言えるでしょう。
リフレッシュ休暇
LINEでは勤続5年ごとに、有給休暇とは別にリフレッシュ休暇を取得することができます。
LINEのリフレッシュ休暇は、10日の休みと5万円の補助金が支給される制度です。
2016年度の取得率は72%と高く、社員の7割の人がリフレッシュ休暇を取得しています。
リフレッシュ休暇は、「分割ではなく連続して取得しなければいけない」というルールがあるため、海外旅行などにも最適です。
日本では中々長期休暇が取れない企業が多いため、LINEのリフレッシュ休暇は魅力的な福利厚生だと言えるでしょう。
マッサージ師常駐
LINEでは、健康促進やリフレッシュの目的としてマッサージ師を常駐しています。
事前予約制ですが、 LINEの社員は40分500円でマッサージを受けることが可能です。
ちなみに利用料は被災地や盲導犬協会、視覚障害者学校へ寄付されます。
通常マッサージ店でマッサージを受けるとなると、40分で2,000円~3,000円が相場です。
その点、LINE社内でのマッサージは1/6~1/4の格安料金で受けることができますよ。
マッサージ師常駐制度は、LINEの魅力的な福利厚生の一つだと言えるでしょう。
7.LINEで働く社員の口コミ
LINEは魅力的な福利厚生がある企業ですが、実際に働いている社員はどう感じているのでしょうか?
低評価な口コミと高評価な口コミの両方を紹介します。
低評価な口コミ:給料が上がらない?
「年収が上がりづらい」という口コミが散見されます。
年功序列ではなく、実力がなければ、給与アップを目指せないようです。
またLINEは、年収格差が大きい会社ともいわれています。
2017年に発表されたデータではありますが、東洋経済の「社員と役員の年収格差が大きいトップ500社」によると、LINEは年収格差165.1倍で、ナンバーワン。
確実に年収を上げるためには、スキルアップ・キャリアアップが必要です。
高評価な口コミ:抜群の福利厚生
30代
企画
福利厚生というか、会社内での食べ物には一切困らないところには満足でした。朝には、数の制限があるものの、自由に持って行ける朝食(おにぎり・パン・ヨーグルト・サラダ・フルーツなどなど・・・曜日によって違うもの)が用意されています。(後略)
福利厚生が充実しているといった口コミが少なくありません。
「6.LINEの魅力的な福利厚生」で紹介した以外にも、さまざまな制度を整えています。
待遇・福利厚生の詳細は、LINEの「福利厚生と各種制度」でご確認ください。
8.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
「今の会社じゃ年収アップを見込めない…」と、転職を考えていませんか?
もし転職活動をこれから始めるならば、ぜひ「doda」を活用してみてください。
dodaは、人材サービスの中でもトップクラスの求人数を保有する転職エージェントです。
たくさんの求人を比較検討できるため、多くの転職者がdodaで転職活動を始めています。
dodaでしか確認できない独占求人も多いので、求人だけでも確認してみることをおすすめします。
dodaなら自分の「推定年収」を測定できる
「doda」をおすすめする理由の一つでもありますが、dodaには186万人の年収データを元に、自身の推定年収を測定できる機能があります。
(参考:doda)
約20の質問に答えていくだけで、「◯◯万円」という形で自分が本来貰うべき年収を打ち出してくれるので、試してみると面白いはずです。
転職活動を始めるならば、まずはdodaで年収診断で市場価値を把握して、それから求人を探してみるのがおすすめです。
自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
転職エージェント「doda」とは
「doda」は、人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
自分1人で求人を探したり、必要あればアドバイザーにサポートしてもらい、書類作成や求人探しを手伝ってもらうことも可能です。
(引用:doda)
なお、キャリアアドバイザーの相談は一切お金がかかりません。
対面・電話のどちらでも気軽に相談できますし、今の仕事に少しでも不安を感じているならば、今後のキャリアを真剣に考えるきっかけになるはずです。
転職活動を考えている人はもちろん、まだ転職に現実味がない人も、ぜひdodaを活用してみてください。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
9.LINEに転職するなら「JACリクルートメント」を利用しよう
LINEへの転職を目指すなら、転職エージェントである「JACリクルートメント」の利用をおすすめします。
(引用:JACリクルートメント)
JACリクルートメントは、年収600万円以上の高収入案件を豊富に保有している転職エージェント。
キャリアを積んだ方にぴったりの求人が充実しています。
業界や企業に精通したコンサルタントが転職をサポートしてくれるので、「初めて転職する」という方にもおすすめですよ。
また、一般には公開されていない「非公開求人」も豊富なので、LINEのような人気が集中しやすい企業の求人を保有している可能性も高いです。
登録や利用は無料なので、まずはコンサルタントに相談してみてくださいね。
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
---|---|
公開求人数 | 約8,600件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!JACリクルートメントの気になる評判と全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
まとめ
LINEの平均年収は770万円です。
LINEの年収を楽天やYahoo、メルカリと比較すると3位という結果になりました。
その他、LINEの年収の詳細は、以下の通りです。
- 退職金はないものの、賞与は支給される
- 口コミでは40代になると1,000万円に到達する
- エンジニア系職種の年収が高い傾向にある
- LINEの新卒の年収は高い(特にエンジニア系)
LINEは給与水準も高く、魅力的な福利厚生もあります。
LINEに就職、転職を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
20代前半・総務の妻
(前略)年功序列での昇給がなく、昇進しないと給料が上がらないため、上の役職がつまっている部署はなかなか給料が上がらないそうです。また、残業代込みのため、お金が欲しくても残業しても給料が増えないところが不満だと言っていました。