
マーケティング業務をしている人の平均年収は約470~660万円です。
マーケティングとは商品・サービス類の価格やターゲットを設定したり、広告の仕方を考えたりする仕事であり、従事する人は「マーケター」とも呼ばれます。
この記事では、マーケティングの年収について主に下記の内容を紹介します。
- 平均年収・平均手取り月収・平均手取り額・推定生涯年収
- 大手企業に勤めるマーケターの年収
- 年代別・男女別の平均年収
- 高収入を得ているマーケターの特徴
- マーケティング職で年収を上げる方法
- 転職で収入アップを図りたい時におすすめの転職エージェント
このページを読むことで、マーケティング職の収入情報に詳しくなれるほか、年収アップに役立てることができるでしょう。
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1.マーケティング職の平均年収
マーケティング職の平均年収は約470~660万円です。
本章では、マーケティング職の月収・手取り額・推定生涯年収なども併せて紹介します。
※本章の平均年収は、2020年12月7日時点の「doda」、2021年6月29日時点の「マイナビエージェント」、2021年6月29日時点の「転職会議」を参考に作成
※口コミなどの情報も含むため、実際の年収と異なる可能性があります
マーケティング職の平均年収は約470~660万円
マーケティング職の平均年収は約470~660万円です。
国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると日本の給与所得者の平均年収は約436万円のため、マーケターの平均年収はやや高めといえます。
また、外資系や大手企業などでは実力次第で年収1,000円以上も可能です。
【年収1,000万以上も可能と示唆するマーケティング職の求人例】
(▼クリックして拡大)
(引用:doda|2021年6月29日時点)
マーケティング職の月収は約50万円前後
マーケティング職の平均月収は約50万円です。
【計算式】
平均年収の中間値約570万円÷12ヶ月=約47.5万円(約50万円)
2019年の国税庁「民間給与実態統計調査」によれば日本人の平均月収は約36万円のため、マーケティング職の月収はかなり高めといえます。
マーケティング職の手取りは約38万円前後
マーケティング職の平均手取り額は、約38万円です。
月収からは、以下のように税金・保険料などが差し引かれます。
そのため満額が支給されるわけではありません。
【給与から差し引かれる保険料・税金の例】
- 健康保険料:健康保険に加入
- 厚生年金保険:厚生年金に加入
- 介護保険料:介護保険制度の財源として利用(40歳以上64歳以下)
- 雇用保険:雇用保険に加入
- 所得税:所得のある人が納付
- 住民税:都道府県や市区町村に支払う など
一般的に手取りは総支給金額の75~85%になるといわれており、だいたいの手取り額を知りたい場合は額面に0.75~0.85を掛ければ算出できます。
0.75~0.85の中間である0.8で算出した場合、マーケティング職のおおよその手取り額は下記のとおりです。
【計算式】
平均年収の中間値約570万円×0.8÷12ヶ月=約38万円
2020年統計の総務省「家計調査」によると、1世帯当たりの1ヶ月の消費支出平均は233,568円。
それに比べてマーケターの平均手取り額は約38万円もあるため、約15万円のゆとりがあります。
過剰な贅沢をしなければ、本業だけで十分生活をしていくことができるでしょう。
マーケティング職の推定生涯年収
厚生労働省の「令和2年「高年齢者の雇用状況」集計結果」によると、9割以上の企業が65歳まで雇用確保措置を取っています。
新卒の22歳から65歳までの44年間をマーケターとして働いた場合の、推定生涯年収を計算してみましょう。
【計算式】
平均年収の中間値約570万円×44年=2億5,080万円
このようにマーケティング職の推定生涯年収は約2億5,080万円です。
なお独立行政法人労働政策研究・研修機構による「ユースフル労働統計2020 ―労働統計加工指標集―」によると、学歴などによる平均生涯賃金(退職金を含めない)は下記のとおりです。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
中学卒 | 2億円 | 1億5,000万円 |
高校卒 | 2億1,000万円 | 1億5,000万円 |
高専・短大卒 | 2億2,000万円 | 1億8,000万円 |
大学・大学院卒 | 2億7,000万円 | 2億2,000万円 |
(参考:ユースフル労働統計2020 ―労働統計加工指標集―|独立行政法人労働政策研究・研修機構)
相対的にマーケティング職の推定生涯年収はやや高めといえます。
※補足※
2020年12月7日時点の「doda」独自の集計によると、マーケティング職の推定生涯賃金は2億8,185万円でした。
マーケティング職は業種別年収ランキングで第20位
2020年12月7日時点のdoda「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、全96業種のうち、マーケティング職の平均年収は20位でした。
このように業界別に見ても、マーケティングは高年収の部類に入っています。
ちなみに、同ランキングの上位3位は下記のとおりです。
【業種別平均年収ランキングトップ3】
順位 | 業種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1 | 投信/投資顧問 | 673万円 |
2 | たばこ | 641万円 |
3 | 医薬品メーカー | 629万円 |
(参考:平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】|doda|2020年12月7日時点)
※dodaの独自調査のため、実態とは異なる可能性もあります
このように「金融関連」「嗜好品関連」「医療品関連」という、生活と密接にかかわる業界がランクインしていました。
もし今後「高年収のマーケティングの仕事に転職をしたい」と思っているのでしたら、このような業界のマーケティング職を狙うのも良いでしょう。
年収アップを目的として転職をする場合は、プロである転職エージェントの力を借りると近道です。
おすすめの転職エージェントは後述「給与条件の良い会社に転職する」で紹介します。
【会社別】大手企業に勤めるマーケターの年収
マーケターの平均年収が高めの傾向にあることはわかりましたが、誰もが名前を知るような大手企業で同職に就いている人の年収はどのくらいか気になりますよね。
本章では、大手企業に勤めるマーケターの平均年収を紹介します。
※本章の平均年収は、2021年6月30日時点の「転職会議」を参考に作成
※口コミによる情報のため、実際の年収と異なる可能性があります
キヤノンで働くマーケターの年収:約767万円
キヤノングループサイト内の「キヤノンマーケティングジャパングループについて」によると、同グループの国内におけるマーケティング活動・ソリューション提案などは「キヤノンマーケティングジャパングループ」が担っています。
そんなキヤノンマーケティングジャパン株式会社の平均年収は約656万円であり、同社のマーケティング・企画担当者に絞った場合は約767万円(平均残業時間月18.5時間)でした。
また、同社でマーケティング関連職に就いている人の口コミによると、課長になれば1,000万円を超えるようです。
【キヤノンマーケティングジャパン株式会社でマーケティング関連職に従事する人の口コミ例】
ソニーで働くマーケターの年収:約858万円
世界的に有名な電機メーカーであるソニー。
同社でマーケティング・企画に携わる人の平均年収は約858万円(平均残業時間月28.1時間)です。
数値だけを見るととても高いですが、意外にも「若手の年収は高いが50歳以降で下がる」という口コミがありました。
【ソニーグループ株式会社でマーケティング関連職に従事する人の口コミ例】
20代後半
ソニーグループ株式会社
(前略)年収は高い。ボーナス評価にもよるが20代で700-800万はもらえる。福利厚生はないが、その分が年収に反映されている。若手の年収はかなり高いと思うが、30以降で伸び悩み、50以降でまた下がるという給与体系(後略)
P&Gで働くマーケターの年収:約600~900万円
主に洗濯洗浄関連製品の製造・販売をおこなっているP&Gジャパン合同会社。
同社でマーケティング関連職に就いている人の年収は「doda」の求人情報をもとにすると、600~900万円と予想できます。
同社の全職種を含めた平均年収は約713万円のため、マーケターの平均年収はやや高めです。
NTTコミュニケーションズで働くマーケターの年収:約676万円
NTTの子会社であるNTTコミュニケーションズの全体の平均年収は約647万円です。
同社でマーケティング関連職に就いている人の平均年収は676万円(平均残業時間月22.7時間)であるため、他の職種を担当している人より若干年収が高い傾向にあります。
口コミによると、働きやすさや有給のとり易さに言及しているものが散見されました。
【NTTコムでマーケティング関連職に従事する人の口コミ例】
30代前半
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(NTTコム)
(前略)担当にもよるが、有給取得を奨励する文化が根付いており消化率は極めて高い。近年はフレックス勤務制度も導入され、在宅勤務なども柔軟に行える制度・システムが整ってきていることから働きやすさの面ではトップクラスといえる。(後略)
他の企業のマーケターの年収も知りたいという方は「転職会議」に登録してみてください。 会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。
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【年代別】マーケティング職の平均年収
会社員の場合、年齢とともに賃金も増えるのが一般的ですが、同じ会社内でも職種によって給与の上がり方に違いが出てきます。
例えば一般事務よりも、専門性の高い経理のほうが年収の上がり幅が大きい傾向にあります。
この章では、マーケティング職の年代ごとの平均年収を見ていきましょう。
※本章では、マーケティングの年代別平均年収はdodaの「平均年収ランキング(職種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」(2020年12月7日時点)と転職会議の「マーケティング・企画系管理職の年収まとめ」(2021年6月30日時点)、全体の年代別平均年収はdodaの「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」(2020年12月7日時点)を参考に作成
※口コミなどの情報も含むため、実際の年収と異なる可能性があります
初任給はおおよそ21万円
2021年6月28日時点の「求人ボックス」によると、マーケターの平均初任給は約21万円です。
厚生労働省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、大学卒の平均初任給は210,200円。
そのためマーケターの初任給はおおむね平均的といえます。
20代の平均年収:約390~490万円
マーケティング職の20代の平均年収は約390~490万円です。
それに対して、20代全体の平均年収は348万円。
マーケティングに携わる20代は、平均よりやや年収が高い傾向にあります。
入社してわずか数年にもかかわらず、600万円もの年収を稼ぐ若手マーケターもいます。
【20代前半で高収入のマーケターの口コミ例】
24歳
グリー株式会社
年収:600万円
(前略)新卒の初任給が高く、同世代の中ではトップクラスの給与である。また毎月5万円の家賃補助によって会社周辺に住むことができ、徒歩で通勤が可能となる。(後略)
30代の平均年収:約520~640万円
30代全体の平均年収が444万円であるのに対し、マーケティング職の30代の平均年収は約520~640万円です。
30代もマーケターの平均年収は全体より高めですが、200万円台という口コミも散見されました。
反面、3,000万円近くの年収を稼いでいる人もいます。
そのため、属する企業によりマーケターの待遇は大きく変わるといえるでしょう。
【30代で年収が200万円代のマーケターの口コミ例】
【30代で年収が3,000万円近いマーケターの口コミ例】
40代の平均年収:約610~920万円
全体の40代の平均年収は510万円です。
しかし、40代マーケティング職の平均年収は約610~920万円であり、全体より100~400万円近くも高いです。
大手外資系企業で働く同年代のマーケターの中には、年収約2,000~3,000万円という例も見られました。
【大手外資系企業で働く40代マーケターの高年収の口コミ例】
49歳
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
年収:1900万円
(前略)業界や日系メーカー水準ではもっとも高い水準であった。部長級以上は、その役割、ポジションごとに年俸が付いていてその役割を担えているかどうかか評価。つまり、その役割を担えていないとしかるべき上司、役員クラスが判断すればクビまたは降格となる。(後略)
48歳
アマゾンジャパン合同会社
年収:3000万円
(前略)給与は概して高い水準です。給与は現金部分と株(RSU)の部分に分かれており、合わせたものが総報酬という考えです。現金部分は前職の給与レベルを参考に決められるため、同じジョブレベルでも人によって、現金と株の比率が数百万レベルで異なることも。(後略)
50代以上の平均年収:約860~920万円
定年間近であり、重要なポストに付いている人も多い50代以上の全体の平均年収は613万円です。
マーケティング職の50代の平均年収は、それを200万円以上も上回っており、約860~920万円でした。
しかし下記のように、60歳を超えると年収が一気に下がるという声もありました。
そのため一度上がった年収を、退職するまでずっと維持できるというわけでもないようです。
【60代を過ぎると年収が一気に下がるというマーケターの口コミ例】
58歳
パナソニック株式会社
年収:1500万円
(前略)65歳までの定年延長制度もるが、60歳を超えると、年収は300万円レベルにまで落ち込み、殆どの社員は定年延長を選択していない。
マーケターの年収情報や口コミをさらに詳しく見てみたい方は「転職会議」に登録してみてください。 会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。
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【男女別】マーケティング職の平均年収
マーケティング職は性別関係なく多くの人が活躍できる職種ですが、年収に男女差はあるのか気になりますね。
本章では、マーケティング職の男女別の平均年収を紹介します。
※本章は、2020年12月7日時点のdoda「マーケティングの平均年収」を参考に作成
男性マーケターの平均年収は約525万円
男性マーケターの平均年収は約525万円です。
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本人男性全体の平均年収は540万円。
約15万円の差があるものの、男性マーケターの年収値はおおむね平均的といえます。
この記事を読んでいる男性マーケターの中には、「もっと年収を上げたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「毎月数万円だけでも増えればいい」という場合は、下記のような手軽に始められる副業がおすすめです。
マーケティング職で年収を上げる方法のさらに詳しい方法は、後述「マーケティング職で年収を上げるには」で紹介します。
女性マーケターの平均年収は約427万円
「令和元年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人女性全体の平均年収は296万円。
それに対して、女性マーケターの平均年収は427万円なので、平均値より約130万高いです。
女性の社会進出が進んでいるとはいえ、結婚して子供が生まれたら家庭と仕事の両立が苦しくなるため、仕事を辞めたりパートやアルバイトに切り替える女性は多いです。
しかしマーケティング職は、女性歓迎でなおかつ高年収の求人が散見されます。
【女性歓迎で高年収のマーケティング職の求人例】
(▼クリックして拡大)
(引用:doda|2021年6月30日時点)
2019年の「HERSTORY」の調査結果によると、家庭内の購買における女性の影響力は、約9割に昇るとのこと。
そのため女性の購買意欲を刺激するマーケティング戦略を練るにあたり、女性社員の意見を取り入れたいと考える企業は多いでしょう。
このような理由により、女性マーケターを高待遇で雇う会社が多いと推察できます。
2.高年収を得ているマーケターの3つの特徴
すでにマーケティング職をしている人やこれからマーケターになりたい人は、同職で高収入を得ている人の特徴が気になるのではないでしょうか。
本章では、高収入を得ているマーケターの特徴を紹介します。
特徴1.数字に強い
マーケティングは数値データを多く取り扱うため、数字に強いほうが有利といえます。
数字に強いといっても暗算ができたり公式をたくさん知っていたりという数学的な能力ではなく、数値のデータから市場ニーズを読み取るための想像力や応用力のほうが大切です。
数字に強くなるためには、下記のような努力を積むと有効です。
- 報告の時に「作業に●分かかりました」「●人集客できました」など、具体的な数値を意識する
- 「結果は●%でした」と端的に伝えるより「平均値は●%ですが、今回の結果は●%でした」というように比較データを用意する など
また、下記のような書籍を読んでおくのも良いでしょう。
特徴2.プレゼンテーション力・提案力がある
マーケターが市場調査で有益な情報を得たり、素晴らしい企画を考えたりしても、それをうまく説明できなければ元も子もありません。
そのため、マーケターには「プレゼンテーション力」「提案力」も必須といえるでしょう。
プレゼン力を上げるための方法は下記のとおりです。
- 聞き手への気配りを忘れない
- 資料作成のときも話をするときも「構成」を意識する
- 上司など、上手な人の真似をしてみる
また、プレゼンテーション検定協会が運営する「プレ検」を受験して力をつけるのも良いでしょう。
ご興味がある方は下記公式サイトをご覧ください。
特徴3.コミュニケーション能力が高い
マーケティングは個人ではなくチームで行うことが多いです。
さらに市場調査においては消費者とのやり取りが発生することもあるため、コミュニケーション能力も大切といえるでしょう。
また、コミュニケーション能力を高めることで、先述のプレゼン力のアップへも繋げることができます。
コミュニケーション能力をアップさせる主な方法は下記のとおりです。
- コミュニケーション能力が高い人の話し方や仕草から学ぶ
- 聞き上手・褒め上手になる
- 聞きっぱなしではなく相槌をうつ
- 配信アプリで話す練習をする
「人と話すことが苦手」「実践でいきなり対話の練習をするのは無理」という場合、まず下記のようなコミュニケーション関係の書籍を読んでおくと良いでしょう。
3.マーケティング職で年収を上げるには
現在マーケティング職に就いている人の中には、もっと年収を上げたい人もいるのではないでしょうか。
本章では、マーケターが年収をアップさせる方法を紹介します。
①周辺領域のスキルを身につける
伝統工芸の職人やエンジニアなどの場合は、一つの領域の専門性を極めていくことが、仕事の評価にも繋がる傾向にあります。
しかしマーケターの場合、自分の仕事の領域外の知識や理解を深めることも大切です。
スコープを超えた提案ができれば、自分の仕事の幅も広がり、年収アップにつながる可能性があるからです。
「マーケティングの仕事と年収のリアル」という本の作者である山口義宏さんも、優れたマーケターとなる条件の一つに、「周辺領域に対する理解」を挙げています。(参考:「マーケティングの仕事と年収のリアル」著者・山口義宏氏に聞く、BtoBマーケターのキャリアが“買い”な理由|SHANONのブログ)
仕事に慣れないうちは、定められたスコープ内の業務をするだけでいっぱいいっぱいになってしまいがちです。
しかし業務に慣れてきたマーケターは、スコープを超えた仕事にチャレンジして、評価および年収のアップを目指してみるのも良いでしょう。
②転職に有利な資格を取得する
収入アップを目的として転職も視野に入れているのでしたら、有利な資格を取得しておくと良いでしょう。
転職に役立つだけではなく、在籍している会社の規約によっては、資格手当が出る可能性もあります。
おすすめの資格の例は下記のとおりです。
【マーケティング分析の精度を高めたい場合】
資格名 | 詳細 |
---|---|
ウェブ解析士 | ウェブ解析に関する知識やスキルを身につけることができる |
データ解析士 | エクセルを用いたデータ解析を学ぶことができ、予測や分析する能力が身につく |
【独立も可能|Webマーケティングでものやサービスを売りたい場合】
資格名 | 詳細 |
---|---|
ネットショップ実務士 | インターネットで様々な商品やサービスの売買を行う際の基礎知識や、web制作の能力、プロモーションなどの実務能力を証明できる |
ウェブデザイン技能検定 | WEBデザインの知識やスキル、実務能力などを証明できる |
WEBライティング技能検定 | WEBライティングに関する基礎知識やライティング能力、ビジネスマナーなどが学べる |
マーケターにおすすめの資格をさらに多く、詳しく知りたい方は下記関連記事をご覧ください。
③役職・肩書を上げる
現在の会社にいながら収入を上げたい場合、最も手っ取り早いのは役職や肩書きを上げることです。
基本給に加え、役職手当が支給されるからです。
役職を上げるためには、他の人より会社に評価される必要があります。
そのためには上司との面談などで、「自分に期待されていることは何か」「どのような結果を出せば昇進できるのか」というポイントを洗い出すと良いでしょう。
あらかじめ会社側が自分に何を求めているのかを知ることができれば、あとは私情を挟まずに役割を演じきることが大切です。
④給与条件の良い会社に転職する
「資格を取ったり、スキルアップしたりしても、今の会社では給料が上がる見込みがない」という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、思い切って転職をするのも一つの手です。
先述のとおり、マーケティング職の求人には年収が高いものが散見されます。
その中には、あなたの経験やスキルを買って、高待遇で迎えてくれる企業があるかもしれません。
しかし「入社してみたらブラック企業だった」「求人票と実際の待遇が異なっていた」という失敗は避けたいもの。
年収アップを目的とした転職活動を成功させるためには、プロである転職エージェントの力を借りると心強いです。
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(引用:doda)
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まとめ
マーケターの年収の特徴は下記のとおりです。
- 平均年収は約470~660万円
- 平均月収は約50万円前後
- 平均手取り額は約38万円前後
- 推定生涯年収は約2億5,080万円
- 大手企業のマーケターの年収はおおむね600万円以上
- 男性マーケターの平均年収は約525万円
- 女性マーケターの平均年収は約427万円
高収入を得ているマーケターの特徴は下記のとおりです。
- 数字に強い
- プレゼンテーション力・提案力がある
- コミュニケーション能力が高い
マーケティング職で年収を上げるためには、下記の方法をとると有効でしょう。
- 周辺領域のスキルを身につける
- 転職に有利な資格を取得する
- 役職・肩書を上げる
- 給与条件の良い会社に転職する
年収アップを狙って転職をする場合は、プロである「リクルートエージェント」などの転職エージェントの力を借りると良いでしょう。
この記事が、マーケティング職の年収情報を知りたい人の参考になれば幸いです。
20代後半
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
(前略)課長になれば、年収1000万は超える。チーフでも800万以上はある。年功序列の為、業績が順調に伸びていけば、所属しているだけで給料は上がっていく。(後略)