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国産自動車の人気メーカー、マツダの平均年収は678万円です。
地域に密着した企業であるマツダは、世界に通用するクルマを目指し、デザインや開発も自社でおこなうなど開発に力を入れています。
個性的な車づくりにこだわるマツダの年収推移や年齢別年収、職種別年収などについて、詳しくご紹介します。
トヨタや日産など、国産自動車メーカーとの年収比較も紹介するので、マツダの立ち位置も確認してみてください。
1.マツダの平均年収は678万円
2019年3月期の「有価証券報告書」によると、マツダの平均年収は678万円です。
マツダは国内トップ50に入る大手企業であり、車のデザインからエンジンの研究、設計開発まで自社でおこなっています。
国外への特別仕様車を販売するなど、海外でも高い評価を受けており、個性的な車は国内外でも人気で、新車発表会には多くの人が見学に詰めかけるほどです。
トヨタなどの大手に比べると年収は低いですが、残業が少ないなど働きやすい職場として人気です。
年収と売上高の推移
マツダの年収の推移と一緒に、売上高と純利益の推移も見てみましょう。
(参考:マツダ|有価証券報告書等)
年収は680万円前後を推移しており、売上高も3.5兆円前後をキープしているように見えます。
売上高ベースで見ると問題なさそうですが、純利益は43%マイナスの634億円と大きく落ち込んでいます。
大きな理由として、中国と北米で、値引きをせずに売るというマツダの「ブランド価値戦略」がうまくいっていないことが考えられます。
また、平均年齢と従業員数の推移は以下のようになっています。
過去5年間では従業員数に大きな変化はありません。
年(3月期) | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
2015年 | 670万円 | 40.4歳 | 単体:20,491人 連結:44,035人 |
2016年 | 681万円 | 40.5歳 | 単体:20,849人 連結:46,398人 |
2017年 | 685万円 | 40.9歳 | 単体:21,400人 連結:48,849人 |
2018年 | 680万円 | 41歳 | 単体:21,927人 連結:49,755人 |
2019年 | 678万円 | 41.1歳 | 単体:22,354人 連結:49,998人 |
(参考:マツダ|有価証券報告書等)
2.マツダの年齢別平均年収
日本最大級の口コミサイト「転職会議」によると、マツダ社員の年代別年収は以下の通りです。
この金額は契約社員も含む年収のため、正社員のみの金額はもっと大きくなります。
年代 | 平均年収 | 年収(最低〜最高) |
20代 | 400万円 | 300〜450万円 |
30代 | 500万円 | 429〜600万円 |
40代(係長・課長) | 600万円 | 500〜750万円 |
50代(部長) | 800万円 | 600〜1,000万円 |
(引用:転職会議|2020年確認時点)
(※回答者のみの平均年収なので、実際の年収とは異なります)
(※非正規社員の年収も含んだ金額です)
実力制度はありますが、まだ年功序列で給料が決まる部分も多いです。
そのため、実力があっても若いうちは大きく昇給することができないようです。
なお40代で係長・課長クラスの年代になってくると、最高で750万円稼ぐ人も出てきます。
詳しく年齢別の年収を知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。
会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
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3.マツダの職種別年収
ここでは日本最大の検索エンジン「indeed」のデータを元に、マツダの職種別年収を紹介します。
全国平均との差も紹介するので、就職や転職を考えている方は平均とどれくらい違いがあるかも確認してみてください。
また、人気職種はピンクで色分けしているので、自分がなりたい職種が人気かどうかも併せてチェックしてみてくださいね。
【製造・開発(電気・機械・金属・化学)】
マツダ車の製造や開発などを行う職種の年収は、579〜588万円です。
年収年収 | 全国平均との差 | |
設計・開発 | 588万円 | 0 |
品質保証 | 587万円 | 0 |
研究開発業務 | 582万円 | 0 |
生産技術 | 585万円 | −9% |
技術者 | 579万円 | 0 |
(引用:indeed)
製造・開発系は5職種中3職種が人気で、「設計・開発」「品質保証」「研究開発業務」は転職希望者が多いです。
年収は、「生産技術」以外は全国平均レベルとなっています。
【IT・情報処理】
エンジニアなどのIT・情報処理系の職種の年収は540〜584万円です。
年収年収 | 全国平均との差 | |
社内SE | 584万円 | +11% |
システム開発 | 569万円 | +18% |
アプリケーションエンジニア | 583万円 | +11% |
データサイエンティスト | 581万円 | −13% |
Web・オープン系 | 540万円 | +7% |
(引用:indeed)
人気が高いのが社内SEで、年収は584万円で全国平均よりも11%高くなっています。
データを解析して活用する「データサイエンティスト」の年収は全国平均より13%低く、581万円です。
その他の職種の年収は全国平均を上回っています。
【製造・生産】
製造や生産などの仕事は期間工として働くことになるため、ここでは主に日給で紹介します。
年収給料 | 全国平均との差 | |
自動車製造 | 日給8,497円 | −14% |
自動車部品製造 | 日給8,980円/月給20万円 | −17% |
生産オペレーター | 日給9,060円 | 0 |
製造 | 日給8,729円 | −12% |
組立 | 年収533万円 | +30% |
製造の仕事は、どの職種も全国平均を下回っています。
生産オペレーターは全国平均レベルで、組立工は全国平均より30%も高い年収です。
期間工として働く場合、6ヶ月の有期雇用契約となります。
契約更新は可能で、最長で2ヶ月11ヶ月まで延長可能です。
【アート・クリエイティブ】
アート・クリエイティブ系は、車の見た目や空間のデザインを行う職種です。
中でも人気が高いのはデザイナーで、年収は588万円で全国平均より27%も高くなっています。
年収給料 | 全国平均との差 | |
デザイナー | 年収588万円 | +27% |
プロダクトデザイナー | 月給20万円 | −22% |
プロデューサー・ディレクター | 年収587万円 | +7% |
グラフィックデザイナー・CGデザイナー | 年収569万円 | +41% |
企画制作 | 年収569万円 | +33% |
(引用:indeed)
【経営・管理・企画・戦略】
事務系職種である経営・管理・企画・戦略は、平均年収569〜588万円です。
年収年収 | 全国平均との差 | |
システム開発 | 569万円 | −31% |
事業企画 | 588万円 | −10% |
事業戦略 | 569万円 | −16% |
プロジェクトマネージャー | 579万円 | −35% |
マネージャー | 578万円 | 0 |
(引用:indeed)
マネージャー以外の職種で年収が全国平均を下回っています。
4.国産自動車メーカーの年収比較ランキング
下記は大手国産自動車メーカー5社の年収と売上高を比較したグラフです。
残念ながらマツダは5社中、年収・売上高のどちらでも最下位です。
年収も売上高も、トヨタが断トツのトップ。
売上高では負けていますが、ホンダと日産はトヨタとそれほど変わらない年収です。
スズキはマツダと同じくらいの年収・売上高となっています。
ちなみに、社員の平均年齢と従業員数は以下の通りです。
社名 | 平均年収 | 年齢 | 従業員数 |
トヨタ | 852万円 | 39.4歳 |
単体:74,515(11,122)人
連結:370,870(87,129)人 |
ホンダ | 820万円 | 41.8歳 |
単体:22,675(6,034)人
連結:219,722(37,897)人 |
日産 | 814万円 | 45.6歳 |
単体:22,791(5,349)人
連結:138,893(19,240)人 |
スズキ | 681万円 | 41.1歳 |
単体:15,431人
連結:67,721(33,802)人 |
マツダ | 678万円 | 40歳 | 単体:22,354人 連結:49,998人 |
(参考:各企業の2019年3月期有価証券報告書)
(※マツダの臨時従業員は従業員数の10/100なので記載省略)
平均年収と従業員数は比例しており、年収が高い会社の方が従業員数が多くなっています。
マツダは他の会社に比べて臨時職員の数も少なく、従業員数の10/100未満なので記載されていません。
それぞれの会社の特徴などを解説します。
1位・トヨタ:年収平均852万円
愛知県豊田市に本社があるトヨタは、売上げも年収もナンバーワンで、平均年収は852万円です。
自動車のデザインから生産、販売を自社でおこなっており、創業が昭和12年(1937年)と日本の車を牽引してきた会社です。
2位・日産:平均年収820万円
日産自動車は平均年収820万円で、トヨタに次いで第二位。
フランスの自動車メーカー・ルノーと資本提携しており、世界第4位の販売台数の実績があります。
3位・ホンダ:平均年収814万円
ホンダの平均年収は814万円。
4輪だけでなく、2輪車も製造しており、2輪車は世界首位の売上げを誇っています。
4輪・2輪のほか、ジェット機などの分野にも進出しているグローバル企業です。
海外での売上げが圧倒的ですが、有休取得などを積極的に推進するなど、安定した企業です。
4位・スズキ:平均年収657万円
スズキの平均年収は681万円です。
スズキは軽自動車を主として販売しています。
販売台数は国内3位となっていますが、海外での販売も多く、インド市場ではシェアの4割を誇ります。
国内の自動車メーカーの中では平均的な年収ですが、専門職の採用が中心となっています。
自動車メーカーでは売上げにより、年収が左右されます。
まだ近年では海外での販売が主力になりつつあり、英語力のある人材が求められています。
5位・マツダ:平均年収678万円
今回マツダは残念ながら最下位という結果になりました。
本社を広島におくマツダ は、678万円で、日本国内のみならず海外でも評価の高い車メーカーです。
年収は他の車メーカーから比べると低めですが、個性的な車を作ることからエンジニアからも人気の高いメーカーです。
また地元に密着したイベントをおこなうなど、社会貢献や環境に考慮した取り組みにも積極的です。
5.転職で年収を上げるなら『doda』を利用しよう
(引用:doda)
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(参考:doda)
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(引用:doda)
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まとめ
個性的なデザインで自動車メーカーを牽引する、マツダの平均年収は約678万円です。
- 2015〜2019年は680万円前後をキープ
- 純利益が減少している
- 成果主義を取り入れているが、年功序列で決まる部分が大きい
- 大手国産自動車メーカー5社のなかで年収最下位
マツダはトヨタや日産などに比べると年収は低いですが、過去5年間は680万円前後をキープしています。
個性的なデザインの車を作るということで、エンジニアからも人気がある企業です。
ただし、純利益が落ちているのが気になるため、マツダに就職・転職を考えている方はその辺りの動きもチェックしておいた方がいいでしょう。
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