年収800万の手取りと生活実態を公開・意外に高い壁を超えるには?

A doller bills in a wallet
平均年収

年収800万円の手取り額は約600万円で、単純に12ヶ月で割ると毎月の給与は50万円ほどになります。

それなりの年齢になれば稼げるように思える金額ですが、年収800万円台の人の割合は2.7%で、意外に少ないのが現状です

年収800万円を超えるには、単に勤続年数を重ねるだけではなく、計画的にキャリアアップしていく必要があるのです。

この記事では、年収800万円の手取り額や生活レベル、意外に高い壁を超えるにはどんなことが必要なのかについて解説します。

※後半では「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しているので、今の自分の市場価値を把握するのにぜひお役立てください。

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1.年収800万の手取りは600万

手取りとは、年収から税金や社会保険料などを引いた金額で、実際に手にできるお金のことを言います。

下記の表にあるように、年収が800万円の場合には、手取りは580万~600万円くらいになります。

年収 手取り(配偶者なし) 手取り(配偶者あり)
800万円 580万円 600万円
850万円 615万円 630万円
890万円 640万円 655万円

このように、税金は配偶者の有無などでも額が変わってくるため、同じ年収800万円でも人によって手取り額は違います。

この章では、年収800万円の月々の手取りやボーナスの金額、引かれる税金や社会保険料はいくらくらいかなどについて解説します。

手取り月収は約50万円

年収800万円で手取りが600万円の場合には、毎月の手取り額やボーナスは以下のようになります。

  • ボーナス無しの場合
    600万円÷12ヶ月=月収50万円
  • ボーナス4ヶ月分支給の場合
    600万÷16ヶ月=月収37万5千円
    ボーナスが夏冬合わせて150万円

同じようにボーナス4ヶ月分で計算した場合、年収850万円なら月収40万円でボーナスが157万円、年収890万円なら月収41万円でボーナスが165万円になります。

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  • 社会保険料は111万円

    年収からは、次の4つの社会保険料が引かれます

    1. 健康保険
    2. 雇用保険
    3. 年金
    4. 介護保険(40歳以上)

    会社員で年収800万円の場合、社会保険料の総額は以下のようになります。

    40歳未満 約111万円
    40歳以上(介護保険あり) 約117万円

    上記の額は、健康保険や年金の種類などによって多少変わりますので、だいたいの参考にしてください。

    所得税は独身で48万円

    所得税は収入の全てにかけられるわけではなく、社会保険料や扶養控除などの控除分を除いた「課税所得」に対してかけられます。

    同じ年収800万円でも、配偶者がいる場合といない場合では、金額に次のような違いが出ます。

    配偶者ありの場合 48万円
    配偶者なしの場合 41万円

    扶養家族が多い方が控除額が大きくなりますので、独身の人は既婚者よりも支払う税金が高めになります

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  • 住民税は57万円

    住民税は、都道府県と市町村に対して支払い、課税所得に対してかけられる所得割と一律の額を支払う均等割りで構成されています。

    住民税の税率と所得割の額は次のようになります。

    • 都道府県:課税所得の4%+1,000円
    • 市町村:課税所得の6%+3,000円

    年収800万円の場合の住民税は、だいたい以下のようになります。

    配偶者なしの場合 57万円
    配偶者ありの場合 53万円

    均等割りの税額は住んでいる地域によって多少変わりますが、おおむね課税所得の10%程度と考えておけば大丈夫です。

    税金の計算方法や控除についてもっと詳しく知りたい場合には、こちらの記事を参考にしてください。

    【年収に対してかかる税金はいくら?税金の計算方法や節税の仕方も紹介!】

    2.年収800万の生活水準

     

    日本人の平均年収は420万円ほどですので、倍の800万円となると普通よりも優雅な生活が送れそうですが、実際のところはどうなのでしょうか?

    この章では、住宅事情や貯蓄額などから、年収800万円の生活レベルについて見ていきます。

    また、年収800万円の男性と結婚した場合に、専業主婦は可能なのかについても調べました。

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  • 家賃は11万円くらい

    家賃の相場は、月収の25%~30%までが無理のない金額だと言われています。

    年収800万円でボーナスが4ヶ月の場合、手取りの月収は36万~38万円くらいになりますので、約11万円は家賃に使えます。

    独身であればかなり良い住居が選べますし、家族がいる場合も都心を避ければ十分な広さの部屋を借りることができます。

    住宅ローンは4千万以下

    年収800万円で住宅ローンを組む場合には、4,000万円くらいが上限になります

    それ以上に借り入れが可能な場合もありますが、返済の負担を考えると3,000万円台が無理のない金額と言えます。

    この金額であれば、首都圏でもマンションが購入できますし、地域によっては庭のある一戸建てを建てることが可能です。

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  • 貯蓄額は年に200万円

    貯蓄の額はそれぞれの家庭の事情によって様々ですが、年収800万円なら月に10万円前後、ボーナス時を合わせて年に200万円程度は貯蓄している人が多いようです。

    この貯蓄額には、現金の積み立て以外にも生命保険や学資保険の積立てが含まれますので、それほど無理な額ではありません。

    独身であれば、年に250万~300万円くらい貯蓄することも可能です。

    子持ちで専業主婦は厳しい

    年収800万円の生活は、独身であればお金に余裕のある生活ができます。

    夫婦2人でも不自由をすることはありませんが、家賃や理想の貯蓄額を考えると節約を心掛けることが必要です。

    子供がいる場合には学費がどのくらいかかるかが問題ですが、幼稚園から大学までの学費は最低でも500万円、私学に行かせたり下宿をさせると1,000万円以上かかることもあります。

    その他に塾や習い事に行かせるお金も考えると、子供がいる家庭で妻が専業主婦をするのは難しいでしょう。

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  • 3.年収800万の割合や仕事

    年収800万円以上を目指すには、全体に対する割合やどのような人が多いのかといった傾向を知っておく必要があります。

    ここからは、年収800万円の人について以下の3つの視点から解説します。

    1. 全体に占める割合
    2. 多い年齢層
    3. 仕事

    20~30代で年収800万円の人の特徴についても調べましたので、参考にしてください。

    年収800万の割合は2.7%

    国税庁の調査によると、年収800万~900万円の人の割合は次のようになります。

      人数 割合
    全体 134万5千人 2.8%
    男性 120万人 4.2%
    女性 14万5千人 0.7%

    このように、全体に占める割合は低く、特に女性は0.7%しかいません。

    年収900万円以上の人と合わせても9%しかいませんので、年収800万円は上位の1割のなかに入るエリートと言うことができます。

    年齢別では40代以降が多い

    世代別の年収800万円の割合は以下の通りです。

    年齢 割合
    20代 0.3% 
    30代 2.4% 
    40代  5% 
     50代  8%

    このように、年収800万の人が増えるのは40代以降になっています。

    勤続年数が多くなって年収が増える時期ですし、企業で重要なポストに就くことが多い年齢であることも理由として考えられます。

    大手企業なら係長以上

    年収800万円以上になるには、会社員なら管理職になることが条件と言えます。

    一般的に、大手企業なら係長で年収800万円を超えてきますし、中規模の企業でも部長やそれ以上の管理職なら可能な額です。

    その他にも、平均年収が800万円以上の仕事には、次のようなものがあります。

    • 医師・歯科医師
    • 弁護士
    • 大学准教授
    • 公認会計士
    • 税理士

    このように、専門性の高い仕事が多くなっています。

    20~30代で年収800万の仕事

    20代の平均年収は350万円、30代は450万円ほどになっていて、20代~30代で年収800万円以上の人の割合は3%以下です

    しかし、実際に稼いでいる人がいるのも事実で、次にあげる4つの仕事は、20代後半から年収800万円を超えることが可能です。

    1. 総合商社
    2. マスコミ
    3. 金融
    4. 外資系企業

    ①の総合商社は大学院を出て英語が堪能であれば、20代のうちから年収800万円を超える可能性は高いです。

    ②のマスコミは激務になりますが、TV局の制作部門なら20代で年収1,000万円も可能です。

    ③と④は、インセンティブの多い企業を選べば、実力次第で年収800万円以上稼ぐことができます。

    4.年収800万の壁を超えるには?

    年収800万円台を稼ぐ人はわずか2.7%でしたが、日本人の年収で一番多いのは300万~400万の層で全体の17%、次に多いのが200万~300万円の層で16%になっています。

    働く人の半数以上が年収400万円以下ということになり、年収800万円以上のハードルがいかに高いかということが分かります。

    望むような高い収入を得るには、ただ真面目に働いて勤続年数を重ねるだけでは不十分なのです。

    ここからは、年収800万円以上を稼げるようになるために必要なことについて解説します。

    能力を活かすには環境が大事

    高い収入を得るには、スキルを身につけたり経験を積んだりして能力を高めることが重要ですが、それだけでは十分と言えません

    能力や努力に見合った収入を得るには、次の2つの条件が整った職場環境であることが重要です。

    1. 将来性のある業種である。
    2. 能力や業績が正当に評価される。

    AIの発達や少子高齢化の影響で、近い将来に衰退すると言われている業種はたくさんあります。

    そのような先細りしていく業界にいても、能力を活かして活躍したり、高収入を得るのは難しいと言えます。

    また、業績よりも年功序列で昇給や昇進が決まる会社の場合には、能力があっても上が詰まっていて出世できないという可能性も出てきます。

    現在の職場が上記に当てはまるようであれば、転職などの対策を考える必要があります。

    年収アップを狙える転職とは?

    転職は慎重にしないと、かえって年収が下がってしまったり、労働条件が悪くなったりしてしまう可能性があります。

    転職に失敗しないためには、次の3つのポイントが重要です。

    1. 今よりもキャリアアップできる企業を選ぶ。
    2. 自分の強みを明確にする。
    3. 希望の年収額を決めて交渉する。

    転職は目先の年収だけにこだわるのではなく、30代40代と順調に年収を増やせるように、自分のキャリアを高めることができる仕事を選ぶことが大切です。

    また、自分の強みは何かを明確にすることは、自分の能力を活かせる仕事を探したり、年収を交渉したりするために必要です。

    まずは転職エージェントに相談するところから始めよう

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    まとめ

    年収800万の手取り額は600万円ほどで、均等に割った場合の毎月の給与額は50万円です。

    独身であれば贅沢に暮らせますが、子供がいる家庭では妻が専業主婦をするのは難しい経済状況です。

    年収800万~900万の人の割合は2.7%で、年齢的には40代から増え始め、役職なら大手企業の係長以上が相当します。

    年収800万以上を目指して転職するには、自分の強みを明確にし、キャリアアップできる仕事を選ぶことが大切です。

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