最終更新日:2020/12/23
日本郵船株式会社の平均年収は934万円です。
2018年の日本の平均年収は441万円なので、比較すると日本郵船株式会社は高収入な企業です。
そんな日本郵船株式会社の年収業界別ランキング・近年の平均年収推移・推定生涯年収・新卒初任給などを解説します。
日本郵船株式会社への入社・転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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1.日本郵船の平均年収は934万円
日本郵船株式会社(以下、日本郵船)は、「海運業」「一般貨物輸送事業」「不定期専用船事業」「客船事業」「不動産事業」などを展開する国内大手の企業です。
日本郵船の2020年の平均年収は「有価証券報告書」によると、934万円です。
国税庁による「民間給与実態統計調査結果」では平成30年の平均給与は441万円なので、日本郵船の年収は平均よりも2倍以上高いことが分かります。
日本郵船の平均年収と純利益の推移
決算期(3月) | 平均年収 | 純利益 |
---|---|---|
2016年 | 1,036万円 | 182億円 |
2017年 | 1,035万円 | -2,657億円 |
2018年 | 971万円 | 201億円 |
2019年 | 958万円 | -445億円 |
2020年 | 934万円 | 311億円 |
過去5年間の平均年収は、2017年までは1,000万円を超えていますが、その後は緩やかに減少しています。
また純利益は、2017年と2019年に大幅に減少していますが、どちらも翌年に業績が回復しています。
海運事業は世界と取引が行われるため、景気の影響を受けやすい業界です。
そのため、市場の低迷により業績悪化へと繋がる傾向がありますが、2020年3月期の純利益は過去5年間で最高であることから、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
海運業界別の年収ランキングで4位
海運業界で国内トップの知名度・規模を誇る日本郵船ですが、同じ業界内の平均年収ランキングでは、何位になるのでしょうか。
以下は、各企業の有価証券報告書に記載されている平均年収に基づいた、海運業界のランキングです。
ランキング | 会社名 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 共栄タンカー | 1,004万円 |
2位 | 商船三井 | 1,002万円 |
3位 | 飯野海運 | 954万円 |
4位 | 日本郵船 | 934万円 |
5位 | 乾汽船 | 889万円 |
6位 | NSユナイテッド海運 | 887万円 |
7位 | 東海汽船 | 807万円 |
8位 | 川崎汽船 | 788万円 |
9位 | 川崎近海汽船 | 771万円 |
10位 | 玉井商船 | 731万円 |
海運業界の年収ランキングでは、日本郵船は第4位にランクイン。
900万円を超える平均年収は上位4社なので、日本郵船は高年収であることが分かります。
また、船舶大手3社と言われる「日本郵船」「川崎汽船」「商船三井」の中では第2位に位置しています。
ちなみにこの3社は、2017年に「オーシャン ネットワーク エクスプレス ホールディングス」を設立しており、2018年4月にコンテナ船ネットワークの運営を開始しました。
当時、中国経済の減速により海運市況が悪化した状況の中、統合後には世界第6位の規模の定期コンテナ船事業へと成長しています。
2.日本郵船の初任給と生涯年収
日本郵船に新卒として入社した場合、初任給は21万〜22万円程度です。
また、転職などせずに22歳〜65歳まで日本郵船に勤めた場合、生涯年収は4億162万円です。
ここでは、初任給と生涯年収について詳しく解説します。
日本郵船の初任給
職種 | 学歴 | 初任給 |
---|---|---|
陸上職事務系 | 大卒・大学院卒 | 214,800円 |
陸上職技術系 | 大学院卒 | 225,000円 |
大卒 | 214,800円 | |
海上職 | 大学・大学院・高等専門卒 | 214,800円 |
(参考:日本郵船募集要項(新卒採用))
陸上職技術系のみ、大学院卒の場合は22万5,000円で初任給が高くなっています。
そのほかの初任給は、学歴問わず214,800円で同じです。
日本郵船の推定生涯年収
日本郵船に22歳〜65歳まで勤めたと仮定すると、平均年収は934万円ですから「934万円 × 43年」で推定生涯年収は4億162万円となります。
日本人の推定生涯年収は2億円ほどですので、約2倍以上の生涯年収が多いことになります。
3.日本郵船の年代別年収
以下は、会社の口コミサイト「転職会議」に寄せられた情報を参考に、日本郵船の年代別年収をまとめたものです。
年代 | 平均年収 | 最高年収 | 最低年収 |
---|---|---|---|
20代 | 500万円 | 625万円 | 400万円 |
30代 | 625万円 | 813万円 | 500万円 |
40代 | 745万円 | 1,000万円 | 500万円 |
(参考:転職会議)
30代で約800万、40代で約1,000万円の年収を稼ぐことができます。
日本郵船は年功序列が採用されており、年代が上がるに連れて約120万円以上の差があるようです。
ただし、平社員時代の年収は同期との間で差が出にくく、役職に就くことで高年収になることが予想されます。
4.日本郵船の仕事内容
そもそも日本郵船には、どのような職種があるのでしょうか。
ここでは、日本郵船の職種について以下の3つを解説します。
陸上事務職
陸上事務職とは、いわば企業の一般的な事務職にあたり、海上職をバックエンドする運航管理やスタッフの人事管理、システム開発などを担います。
事業をまわし売上を管理するため、採用は理系・文系問わず、また勤務地は国内だけにとどまらないのも特徴です。
陸上技術職
陸上技術職は、海運で使用する船舶の開発・製造・保守・管理を行います。
採用は理工学系大学の出身者のみとなっており、技術力を磨きながら、新しい船舶を作り、安全に運用できるよう保守・管理するのが仕事です。
こちらも陸上事務職と同様、場合によっては国外に勤務するケースもあるようです。
海上職
海上職とは、海運で使用する船舶の運航業務を行います。
つまり、航海士・機関士にあたるので、国家資格の取得が必要です。
採用では、事前に資格を保有している人だけでなく、資格のない就活生も採用されるらしく、その場合は2年の資格取得に向けた勉強・乗船訓練に励みます。
5.日本郵船の年収以外の魅力
日本郵船の魅力は、国内海運業でトップクラスの高収入だけではありません。
以下の通り、収入以外の日本郵船の魅力を解説します。
充実している福利厚生
日本郵船の福利厚生はとても充実しており、基本的な要項はもちろんのこと、共済年金や財形制度、社員持株会制度など社員一人ひとりの資産形成もきちんと考慮されているようです。
また、全国各地に保養地(軽井沢・六甲山・那須・箱根等)を保有しており、スポーツ施設(プールやテニスコート)や保育施設も利用可能で、大企業である恩恵を十分に受けられます。
風通しよく、社員教育に力を注いでいる
日本郵船には大企業に生まれやすい窮屈(きゅうくつ)な雰囲気はなく、風通しよくフラットな空気であるといわれています。
また、社員教育にも積極的に力を注いでおり、ビジネス英語研修やMBA留学、短期海外語学研修等、成長したい意思を尊重し、参加を希望する社員に機会を与えているとのことです。
(前略)駐在はかなり条件も良く、子供達の学校代などの教育費もしっかり会社が出してくれるので、家族としては会社の後ろ盾がある中で海外生活をできるというのは人生において大変素晴らしい経験だと感じます。(後略)
このように日本郵船で働くということは、国の貿易を左右しかねない重責を常に背負う一方で、経済の中枢にいるという充実感や達成感、そして成長実感をかんじられる会社といえるのではないでしょうか。
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まとめ
日本郵船の平均年収は934万円です。
国内の海運業界の平均年収ランキングでは4位であり、推定生涯年収は4億162万円ほどで一般会社員の平均と比べ、2倍近い金額です。
また、高い年収だけでなく「充実した福利厚生」「風通しよく、社員教育に力を注ぐ風土」も魅力的な企業といえます。
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