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パナソニック(Panasonic)の平均年収は、754万円です。
国税庁の「民間給与実態統計調査結果」(2019年)によると、日本全体の平均年収は436万円になっているため、国内平均値よりもかなり高い数字です。
大企業らしく安定して昇給するのが良い点ですが、近年は実力主義に移行する動きがあり、同じ年齢でも実績によって年収に差が出てきています。
また、パナソニックグループにはたくさんの子会社があり、平均年収は比較的高めで福利厚生も手厚い傾向にあります。
この記事では、そんなパナソニックや子会社の年収について、年齢や役職での違いなどを詳しく解説しましょう。
パナソニックが積極的に行っている中途採用についても紹介しますので、転職を考えている人なども参考にしてください。
1.パナソニックの平均年収は754万円
2019年度の「有価証券報告書」では、パナソニックの平均年収は754万円です。
しかし、この数字は全ての年齢や職種を含めた全体の平均でしかなく、実際に勤めた場合の年収を知るためにはあまり参考になりません。
同じ正社員であっても、学歴や年齢が違えば当然年収も違ってきますし、管理職になれるかなれないかでも年収は変わります。
この章では、年齢ごとにどのくらい昇給していくのかなど、パナソニックの年収について詳しく解説します。
年代別の平均年収
パナソニックの20~50代までの各年代の平均年収は、次の通りです。
年代 | 平均年収 | 最高年収 |
20代 | 400万円 | 500万円 |
30代 | 500万円 | 600万円 |
40代 | 700万円 | 850万円 |
50代 | 900万円 | 1,000万円 |
(参考:転職会議|2021年5月14日)
※口コミによる年収のため、実際の年収とは異なる可能性もあります
※契約社員なども含めた数値です
パナソニックの年収は、30代で500~600万円程度(あるいはそれ以上)になり、その後は、順調に増えて50代でピークを迎えるようです。
よく比較されている同業種の「三菱電機」とはぼ同じ水準で、企業規模で見れば平均的な年収と言えます。
パナソニックが含まれている家電業界と住宅設備業界の年収ランキングを知りたい方は、「5.パナソニックの年収は低い?業界年収ランキング」をご覧ください。
もっとパナソニックの年代別年収について知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
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初任給は大卒で21万円・院卒で28万円
パナソニックの初任給は、学歴によって異なります。
学歴 | 初任給 |
大学院卒(博士了) | 28万3,500円 |
大学院卒(修士了) | 24万1,000円 |
大卒 | 21万7,000円 |
高専卒(専攻科卒) | 21万7,000円 |
高専卒(本科卒) | 19万2,000円 |
(参考:新卒採用 選考コース|Panasonic)
(参考:高専生採用 募集要項・選考プロセス|Panasonic)
厚労省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」によると、国内平均の初任給は、大卒で21万200円、修士了で23万8,900円だったため、パナソニックの初任給は平均水準と同程度です。
また、残業代込みであれば、20代で月40万円に到達するという口コミもあります。
頑張り次第では、若いうちからしっかりと稼げる会社と言えそうです。
大卒以上と高専卒で仕事内容が異なる
パナソニックでは、大卒以上の採用と高専卒の採用を分けています。
大卒以上の場合、事務系と技術系、クリエイティブ系の3つから選べます。
各コースの仕事内容の詳細は、以下の通りです。
コース | 詳細 |
事務系 |
|
技術系 |
|
クリエイティブ系 |
|
(参考:新卒採用 選考コース|Panasonic)
高専卒の場合、こうした広い選択肢はなく、生産プロセス技術や品質管理といった職種を担います。
大卒以上の新卒の方は、自分の得意としている、あるいはチャレンジしたいコースを選んでみてはいかがでしょうか。
賞与・ボーナスはどれぐらい?
パナソニックの公式サイトの「新卒採用 選考コース」によれば、ボーナスは年2回支給されます。
どれぐらいの金額になるのか、口コミを見てみましょう。
業績によってボーナス額は減少するようですが、大手企業だからこそ、他社よりも多くもらえる可能性があります。
もっとパナソニックの賞与・ボーナスについて知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
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中途採用にも積極的な会社です
パナソニックは「キャリア採用」と呼ばれる中途採用を積極的に行っています。
2021年5月14日現在、公式サイトのキャリア採用ページでは、131件もの求人があります。
キャリア採用の特徴は、仕事内容が細かく分類されていて、その仕事に経験があるスペシャリストが求められていることです。
例えば、システムエンジニアなら、ITシステムのエンジニアやスマホアプリの開発がそれぞれに求人されています。
初任給は経験や年齢などを考慮して決められますが、数年すれば年収で新卒採用組との差が大きく出ることはありません。
2.パナソニックの課長以上は年収1,000万円~
パナソニックでは、総合職であれば30歳前後から主任などの役職がつき始め、実力次第では、40代で課長になれる可能性があります。
課長以上になると年収1,000万円の大台を超え、実力によって年齢に関係なく年収に差が出てきます。
役職の年収に関する口コミを見てみましょう。
50代
プロジェクトマネージャ(オープン系・WEB系)
(前略)最近は1000万円を越えるのは参事でも、P6以上からになります。
P8では800万円から900万円のあいだになります(後略)
「P8」から管理職となり、「P7」「P6」と数字が小さくなればなるほど、役職が上がります。
パナソニックでの求人情報でも、係長クラスは750万円以上、管理職クラスは950万円以上という年収例もあるため、パナソニックの課長以上は年収1,000万円以上と予想することが可能です。
(引用:doda|2021年5月14日)
つまりパナソニックで腰を据えて働き、しっかりと結果を出すことで、高年収を目指せます。
もっとパナソニックの役職別年収について知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)
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3.パナソニックの職種別平均年収
口コミを参考に、パナソニックの職種別平均年収も見ていきましょう。
職種 | 平均年収 | 平均残業時間 |
事務・受付・秘書 | 569万円 | 月16時間 |
素材・化成品 | 617万円 | 月27.5時間 |
営業 | 639万円 | 月24.8時間 |
機械関連 | 663万円 | 月25.3時間 |
電気・電子関連 | 713万円 | 月27.1時間 |
その他のシステム・ソフトウェア関連職 | 749万円 | 月23.7時間 |
経営管理 | 769万円 | 月28.5時間 |
マーケティング・企画 | 801万円 | 月22.3時間 |
経営企画・事業開発 | 891万円 | 月26.1時間 |
(参考:転職会議|2021年5月14日)
※口コミによる年収のため、実際の年収とは異なる可能性もあります
※契約社員なども含めた数値です
多くの仕事が、平均年収600万円以上となっています。
口コミを参考にした数値ではあるものの、平均年収754万円の会社だからこそ、どの職種も高年収の傾向にあると言えるでしょう。
また、以下の求人のように、職種やポジションによっては、年収1,000万円も夢ではありません。
(引用:転職会議|2021年5月14日)
「1.パナソニックの平均年収は754万円」で紹介したように、パナソニックは、積極的に中途採用を行っています。
スキルや経験に自信のある方は、パナソニックへの転職を検討してみませんか。
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4.パナソニックの昇給や福利厚生
パナソニックへの就職先を考える時には、年収だけでなく、昇給の傾向や福利厚生についても知っておく必要があります。
例えば、毎年順調に基本給が上がっていく会社であれば、在籍年数を重ねていくことである程度の年収を確保できます。
反対に実力主義を多く取り入れている会社であれば、若くても実績を上げることで高い年収を得られる可能性が高くなるでしょう。
また、会社の福利厚生が充実していれば、各種手当が給与に加算されますし、安心して働くことができます。
ここからは、パナソニックの昇給や福利厚生について解説していきます。
年功序列から成果主義へ
パナソニックでは、年齢とともに年収が上がっていく年功序列から、実績重視の成果主義へと徐々に変更していこうとする動きがみられます。
30代後半
セールスエンジニア・サービスエンジニア(機械)
(前略)年功序列の要素が小さくなってきており、若手でも幹部に登用されるようになってきている。(後略)
パナソニックの公式サイトの「新卒採用 選考コース」によれば、毎年4月に昇給がありますが、昇給の額は高い評価を得た人とそうでない人とでは大きな差が出てくることがあります。
昇格も、主任や係長クラスまでは学歴などの条件を満たしていれば比較的容易に上がれますが、課長以上の昇進は実績が重要視されます。
課長以上では年功序列で昇進することはできなくなり、年下が上司になるという逆転の状況も起きてきます。
※この項目の内容は、口コミを参考にした内容も含まれているため、部署や職種などによっては、異なる可能性もあります。
福利厚生は充実している
福利厚生は同規模の企業と同様に充実していて、住宅手当などの各種手当があったり、保養施設などを安く利用することができます。
待遇・福利厚生の詳細は、以下の通りです。
待遇・福利厚生 | 詳細 |
福利厚生 |
|
教育制度 |
|
キャリアサポート |
|
(参考:新卒採用 選考コース|Panasonic)
また、ポイント制で自分で使い道を選べるカフェテリアプランもあり、レジャーや資格取得の補助、住宅手当などに使えます。
さらに、育児休暇はもちろんのこと、子育てのための時短勤務や在宅勤務の制度もあります。
「数字で分かるパナソニック」によると、2020年4月1日現在、女性の育児休業取得率は96%程度と高く、女性も働きやすい企業と言えそうです。
5.パナソニックの年収は低い?業界年収ランキング
パナソニックの年収は、同業者の中で高いのか、それとも低いのかも気になりませんか。
パナソニックが含まれている家電業界と住宅設備業界の年収ランキングは、以下の通りです。
家電業界の年収ランキング(2019~2020年) | |
---|---|
ソニーグループ | 1,057万円 |
マクセルHD | 1,042万円 |
日立製作所 | 902万円 |
オムロン | 828万円 |
三菱電機 | 806万円 |
象印マホービン | 794万円 |
パナソニック | 754万円 |
住宅設備業界の年収ランキング(2019~2020年) | |
LIXILグループ | 1,196万円 |
三和HD | 1,027万円 |
積水化学工業 | 903万円 |
アイナボHD | 847万円 |
フランスベッドHD | 822万円 |
パラマウントベッドHD | 799万円 |
パナソニック | 754万円 |
(参考:有価証券報告書)
家電業界と住宅設備業界の年収ランキングにおいてパナソニックは、どちらも7位です。
パナソニックは、業界トップクラスの利益・売上高になっているものの、他社よりも従業員数が多いため、平均年収ランキングで上位に位置していないと考えられます。
しかしながら、家電業界と住宅設備業界全体の中で平均年収700万円以上になっている会社は、それほど多くありません。
今後の業績次第では、順位を上げる可能性もあるでしょう。
6.パナソニックの子会社の平均年収はどれぐらい?
パナソニック子会社の平均年収は、会社によってバラつきがありますが、親会社とほとんど変わりのない年収の子会社も少なくありません。
グループ企業の場合は、一般的に子会社の年収は親会社よりも低いことが多いので、パナソニックグループは子会社も優良な企業が多いと言っていいでしょう。
福利厚生は基本的にはパナソニックと同等のものが受けられ、育児休暇なども充実していて、女性が働きやすい環境が整っています。
この章では、パナソニックの代表的な3つの子会社について、平均的な年収や特徴を紹介します。
パナソニックシステムソリューションズジャパン
パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社は、通信システムを主な事業とする子会社です。
2021年5月14日時点の「転職会議」によると、平均年収は550万円程度で、20代で約300万~400万円、40代で約600万円の年収が期待できます。
親会社のパナソニックよりも年収は低くなりますが、福利厚生は充実していますし、有休休暇の消化率を上げる取り組みもされています。
パナソニックヘルスケア(PHC)
パナソニックヘルスケアは医療機器や医療IT関連の事業を行う会社で、今は「PHC株式会社」という社名です。
2021年5月14日時点の「転職会議」によると、平均年収は約661万円で、親会社のパナソニックに劣らない数字になっています。
公式サイトの「募集要項(2022年度 新卒採用)」によれば、新卒の初任給は大卒で約21万円、院卒で23万円とこちらもパナソニックと同水準です。
パナソニックデバイスSUNX
パナソニックデバイスSUNXは、センサーなどの電子部品の開発や製造を行っている会社です。
2015年度の「有価証券報告書」によると、平均年収は735万円ほどです。
7.パナソニックに転職するなら「doda」の利用がおすすめ!
転職を希望する際には業界の知識や仕事内容を具体的に知る必要があります。
「そんなこと言っても、情報を集める時間がない…」
そんなときは、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
(引用:Panasonic)
転職エージェントを利用すれば、求人の紹介や面接対策、条件交渉の代行など、幅広いサービスを受けることができます。
パナソニックの転職には「doda」をおすすめします。
「doda」では、企業の「平均年収」や「社員のリアルな口コミ」も掲載しているので、ぜひ参考してくださいね。
(参考:企業情報・会社概要検索|doda)
自分の現状を客観的に確認した上で、今より年収の高い求人を探し、ぜひ理想の転職先を見つけてください。
2020年12月15日時点で、パナソニック関連の求人を826件掲載しているので、掲載が終了する前に登録しておきましょう。
転職を少しでも考えているのであれば、まず「doda」に登録してみることをおすすめします!
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まとめ
パナソニックの平均年収は754万円ほどで、課長以上の役職なら1,000万円を超えます。
昇給に関しては、年功序列から徐々に成果主義へとシフトしている動きがみられます。
また、キャリア採用と呼ばれる中途採用にも積極的で、福利厚生も手厚い会社です。
子会社の平均年収は500万~700万円台と会社によって違いますが、全体的に高めの傾向であり、親会社と劣らない給与のところも多く見られます。
そんなパナソニックへの就職・転職を検討してみませんか。
20代
開発職
給料については基本給が20万円台後半であり、同年代の基本給と比べてみても標準より高いと感じています。また、残業代も100%支払われるため、繁忙期には基本給と残業代を合わせて40万円近くになるため、かなり魅力的であると思います。(後略)