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プログラマーの平均年収は約416万円です。
インターネットが発展している現在、IT業界への就職を志している方も多いでしょう。
この記事では、プログラマーの平均年収や、プログラマーの働き方、言語別年収の違いなどを解説します。
記事後半では年収をアップさせる方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
1.ブログラマーの年収は416万
平成29年に厚生労働省が行った「賃金構造基本統計調査」によると、 プログラマーの平均年収は約416万円、平均年齢は32.1歳です。
なお月額給与は296,800円、年間賞与は599,300円となっています。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、同年の日本の平均年収は432万円なので プログラマーの年収は平均よりやや低めと言えるでしょう。
それでも微々たる差ですので、サラリーマンと同額の年収は期待できるといえます。
プログラマーは大規模企業が年収は高い
プログラマーの年収は、 企業規模が大きくなるほど高くなる傾向にあります。
「平成29年賃金構造基本統計調査」によると100人未満の事業所に勤めるプログラマーの平均年収が392万円であるのに対し、100人以上999人未満の事業所になると415万円に上がります。
さらに1,000人以上の事業所となると498万円まで上昇します。
大規模企業のプログラマーの年収が高いのは、官公庁や大企業から大規模なシステムを受注しおり売上が高いためと考えられます。
大規模なシステムは10億、100億単位での受注になることも多く、必然的にプログラマーの年収も高くなりやすいです。
男女別の平均年収
「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、プログラマーの平均年収は男性が425万円、女性が372万円と男女で開きがあります。
また年収ピークはどちらも55~59歳であり、男性が583.3万円、女性が497.3万円と100万円近くの差があります。
平均年収に差があるのは、女性の働き方が関係していると考えられるでしょう。
女性は出産や育児などで雇用形態や勤務時間を調整することも多いため、男性と比べて年収が低くなっていると推測できます。
2.プログラマーとSE(システムエンジニア)との違い
プログラマーと混同されやすい仕事に、SE(システムエンジニア)という職業があります。
どちらもIT業界の仕事で、システム構築に携わるという共通点があります。
ここでは、プログラマーとSE(システムエンジニア)の年収や仕事の違いについて説明していきます。
年収はSEの方が高い
「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、 SEの平均年収は約550万円であり、プログラマーとは約120万円の差があります。
プログラマーと比べてSEの年収が高いのには、SEが担当する業務範囲の広さが関係していると考えられます。
後ほど詳しく解説しますが、プログラマーが主にシステムのプログラミングやテストを担うのに対し、SEはシステム全体の設計を担います。
SEは要件定義から基本設計・詳細設計、最終テストなど幅広い業務を担うため、プログラマーより高い給与水準になっていると考えられるでしょう。
ここからはプログラマーとSEの仕事内容の違いについて、説明していきます。
プログラマーはシステム設計に集中
プログラマーは、 プログラミング言語を使って様々なソフトウェアを作ります。
物流・金融システムからWEBサイトやアプリケーションに至るまで、プログラマーが作ることの出来るソフトウェアの種類は多いです。
プログラムのもととなる設計案を考えるのはSEの仕事で、その設計案を自分なりに読み解いてプログラムに変換していくのがプログラマーの仕事です。
SEは上流工程や交渉を担当
新しいソフトウェアを開発するとなった時、まず動き出すのがSEです。
「クライアントがどういったシステムを構築してほしいか」 ニーズのヒアリングなどを行い、必要となるプログラムの基本設計をします。
その上でどれぐらいの期間や費用がかかるかを見積もり、 クライアントと交渉を行います。
プログラマーが作業しやすいように、決定した基本設計案をプログラミングで実現できる段階まで落とし込むのもSEの仕事です。
このようにSEはソフトウェアの設計全体に関わるため、システム開発におけるディレクター的な存在だと言えます。
3.プログラマーの働き方別年収
プログラマーの働き方は、大きくわけると「正社員」「派遣」「フリーランス」の3つに分かれます。
ここでは、それぞれの働き方の年収目安について解説します。
※年収情報については、転職サイトの求人情報等を参考にしています。
正社員プログラマー:400~500万円程度
正社員プログラマーの年収目安は、400~500万円程度です。
先ほどもお伝えしたとおり、企業規模が大きくなるほど年収も高くなる傾向にあります。
また規模以外に影響してくるのが、企業の売上や利益率です。
多くの人が使うソフトウェアであったり、独自の技術を使って開発したソフトウェアを持っている企業はソフトが売れやすいです。
企業の売上は社員の年収にも大きく関係するため、気になる企業がある場合は開発したソフトウェアの情報などを確認してみることをおすすめします。
派遣プログラマー:300~400万円程度程度
派遣プログラマーの年収目安は、300~400万円程度です。
正社員と比べてやや年収が低いのは、ボーナスや手当の有無が関係していると考えられます。
派遣会社によって異なりますが、派遣の場合はボーナスが支給されなかったり、扶養手当・住宅手当などがつかないケースも多いです。
福利厚生や手当は派遣会社によって違いがあるため、派遣として働く場合は事前に確認しておくことをおすすめします。
フリーランスプログラマー:500~600万円程度
フリーランスとは特定の企業に所属せず、案件や時間単位で色々な企業と契約を結びながら働くことを指します。
IT系フリーランス向けエージェント「Midwork」によると、フリーランスプログラマーの平均年収は600万円程度です。(参考:【職種別】「ITフリーランス」の年収とは|魅力や特徴など|Midwork)
フリーランスは言うなれば自由業であるため、個々の能力によって収入が大きく変わります。
これまで紹介したなかで一番高年収が期待できる働き方ですが、仕事を得られないなど失敗してしまうと収入がゼロになるリスクもあります。
仕事を自分で取ってくる営業力も必要となるので、フリーランスを目指す際は、自分に適性があるかよく考えてから行動に移しましょう。
4.プログラマーの言語別年収
プログラミング言語は色々と種類があり、どのプログラミング言語を扱うことができるかによっても、年収は変わります。
ここでは主要なプログラミング言語の年収情報をまとめたので、自分がどの言語を選ぶか迷っている方は参考にしてください。
※年収については求人検索エンジン「みんなのスタンバイ」を参考にしてます。
年収額は「みんなのスタンバイ」に掲載された求人から、各言語を扱う求人の平均年収を算出した数値です。
python:年収651万円
「Python(パイソン)」を習得しているプログラマーの平均年収は、 約650万円です。
pythonはコードがシンプルで扱いやすく設計されており、初心者向けのプログラミング言語といえます。
機械学習用のシステムやアプリ開発の際に用いられることが多いです。
perl:年収633万円
ランキング第2位は「perl」という言語で、 平均年収は633万円です。
perlは幅広い求人がある定番の言語であり、安定の地位を築いています。
ただ時代の変化とともに、他の言語も一緒に身に着けるプログラマーが増えているようです。
Ruby:年収606万円
ランキング第3位は「Ruby」という言語で、 平均年収は606万円です。
Rubyは日本発の言語で、文法が比較的容易という特徴があります。
C言語:年収597万円
ランキング第4位は「C言語」という言語で、 平均年収は597万円です。
「C」「C₊₊」「C♯」といった色々な種類があり、企業の業務システムをはじめとした様々なシステムで活用されています。
Javascript:年収555万円
ランキング第5位は「Javascript」という言語で、 平均年収は555万円です。
Javascriptはスマートフォンで利用できるアプリの開発や、バーチャル空間を体験できるアプリの開発の際に利用されています。
ちなみに語呂が似ている「Java」とは全くの別の言語なので、混同しないよう注意してください。
5.プログラマーの年収をアップさせる方法
記事をご覧の方のなかには、「プログラマーとして年収をアップさせたい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、プログラマーの年収を高める方法を3つ解説します。
新たなスキルを身につける
年収が伸び悩んでいるのであれば、新たなスキル獲得を目指しましょう。
時代の流れによって、求められるシステムや使用するプログラミング言語の種類は変わってきます。
稼ぐプログラマーになるためには、 常に新しいものに対応する力を身につける必要があります。
プログラミング言語の種類もどんどん増えているため、時代に応じて自分を成長させていくことが大切です。
新しい分野に挑戦し新しい能力を習得していけば、今より年収を高められるはずです。
上流工程もこなす
上流工程の仕事も自分でこなせるプログラマーを目指すことも手段のひとつです。
クライアントの意図や要望をくみ取って基本設計を行うところまで対応できれば、おのずと評価が上がり年収アップに期待できるでしょう。
また上流工程を深く理解できるようになれば、プログラマーからSEに転職して大幅に年収を高められる可能性もあります。
転職する
現在の勤務先で年収アップが見込めないのであれば、転職するのもひとつの方法です。
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(引用:レバテックキャリア)
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まとめ
プログラマーの平均年収は、約416万円です。
SEと比較すると平均年収が低い傾向にありますが、スキル向上に努めれば年収600万円以上を狙える可能性もあります。
プログラマーの仕事に興味がある方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてください。