最終更新日:2020/11/05
証券会社の平均年収は約696万円です。
しかし、平均年収は年齢や企業によって違いがあります。
40代になって重要な役職についたり、大きな仕事を任されたりすると年収が高くなる傾向が見られます。
また、企業によっても、平均年収が1,600万円程度のところがあれば、平均年収が500万円程度のところも。
そこで、本記事では証券会社の年収について、年齢別や企業別にご紹介します。
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1.証券会社の平均年収は696万円
証券会社と聞くと、高収入なイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?
大手人材紹介企業である「マイナビの調査」によると、証券・投資銀行の平均年収は696万円となっています。
とはいえ、営業職の人や重要な役職についている人は年収が1,000万円を超える人も多く、中には年収が1億を超える人も少なくありません。
一概に証券会社といっても、役職や働き企業によって大きな差があるのです。
ここでは、証券会社の年収の特徴について解説します。
企業によって給与体系が異なる
証券会社は、企業や入社の仕方によって給与体系が異なります。
新卒なのか、中途なのかによって100万円近くの差が生じるケースも少なくありません。
また、証券会社の中でも職種によって給与水準に差があったり、スキルや成果によって年収が変わります。
とくに営業職の場合は、成績に応じて年収が上下することが多いです。
業界全体としては、依頼人の代わりに取引を行うブローカー業務に携わる人や、会社の株式で利益を生むディーラー業務に携わる人は年収が高くなる傾向があります。
女性でも稼げる
証券会社と聞くと「男性が多い職場」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。
実際に、証券会社は男性の割合が高いです。
なぜなら、証券会社は勤務時間が長い場合が多く、家庭と両立させることが難しい仕事なので、結婚や妊娠を期に退職してしまう女性が多いためです。
とはいえ、男女で業務内容が変わったり、評価が異なることはありません。
男女関係なく平等に評価されるので、女性でも活躍できる職場と言えるでしょう。
2.証券会社の気になる仕事内容
証券会社に興味のある人や、証券会社への転職を考えている人は、まず証券会社の仕事内容を把握すると良いでしょう。
証券会社での仕事は、株式に関係する仕事ですが、その業務内容は幅広く、関わり方にも違いがあります。
証券会社の業務内容は、大きく分けると4種類あり、それぞれの平均年収は以下の通りです。
ここからは、それぞれの業務内容について詳しく解説していきます。
ブローカー業務
ブローカー業務の年収は800万円〜1,000万円程度です。
ブローカー業務とは、株の売り買いの要望を受けて、代わりに取引を行うことを指します。
証券会社の仕事内容と聞かれて、一番イメージしやすいのがこのブローカー業務ではないでしょうか。
依頼人から株の売り買いを依頼され、代わりに株の取引を行う仲介の手数料が基本的な収益となっています。
ディーラー業務
ディーラー業務の年収は1,000万円程度です。
ディーラー業務では、会社が自らの株式を扱って利益を得るようにします。
株で利益を得て、売り買いの成功度を高める役割があります。
セリング業務
セリング業務の年収は500万円〜600万円程度です。
セリング業務とは、証券の募集や売り出しの取り扱いをすることを指します。
これから発行する予定の証券や、発行した証券を投資家に向けて販売するのがおもな仕事内容です。
アンダーライター業務
アンダーラーター業務の年収は600万円〜700万円程度です。
アンダーライター業務とは、株式や債券の引受業務のこと。
株式などを発行する際に、発行する会社の代わりに有価証券を引き受けるのがおもな仕事です。
3.証券会社の年齢別年収と傾向
証券会社の平均年収は696万円ですが、年齢によって差があります。
新卒入社した場合は、他の業界と比べて同じくらいの年収の場合が多いです。
対して転職の場合は、前職でのスキルや経験などを考慮された給料が支払われます。
そのため、前職での経験が評価された場合は、同世代の平均よりも高い年収となるでしょう。
また、証券会社は賞与の比重が高い傾向があるので、成果を出したり評価されたりすると年収が上がる場合もあります。
新卒・20代:440万円
新卒で証券会社に入社した20代の平均年収は440万円です。
20代の年収は、他の業界と比べて大差のない給与水準となっています。
証券会社では、入社してから3年目までは基本的に他の業種よりも高い給与をもらうことはあまりありません。
また、新卒の20代は出費が重なりやすいです。
これは、証券会社に勤める場合、常に身だしなみを整えておく必要があるためです。
初めて就職して働く人が多い20代は、スーツやネクタイ、タイピンなど、身だしなみを整えるためのビジネス用品が必要になります。
そのため、証券会社で働き始めた頃は、給与と出費のバランスを考えるのが難しい場合があるので、注意が必要です。
30代:750万円
30代の平均年収は750万円です。
証券会社での経験を積んで、役職につくことができれば年収が上がっていくでしょう。
また、30代は会社の中でも最も活躍が期待される年齢なので、30代で年収が1,000万円を超える人もいます。
40代:890万円
40代の平均年収は890万円です。
40代になると、出世をして課長職や部長職などの役職に就く人も増えてきます。
ただ、管理業務を任されると部署全体のノルマを達成することが求められるため、全体としての成果が出なかった場合に給与が下がってしまう可能性があります。
中には年収がガクっと下がってしまうケースもあるので、注意が必要です。
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5.証券会社転職の際によくある疑問
証券会社は、大手証券会社の場合は平均年収が1,200万円を超えたり、企業によっては平均年収が300万円台だったりします。
多くは、新卒や中途など入社の仕方や職種、スキルなどによって年収が変わってきます。
では、勤務地による年収の違いや、外資系証券会社との年収の違いはあるのでしょうか?
ここでは、証券会社に転職をする際によくある疑問について解説します。
Q1.勤務地による年収の違いは?
証券会社は、都心の企業でも地方の企業でも年収が大きく変わることはありません。
証券会社の多くは歩合制を採用しているので、本人の頑張りが給与に反映されることが多いためです。
しかし、人口の少ない地方の証券会社の営業職で働く人は、新規顧客を見つけるのに苦労するかもしれません。
また、地方ではすでに付き合いのある証券会社から新しく契約するというケースが少ない傾向があるので、新規の契約に結びつきにくい可能性があります。
Q2.外資系企業と年収を比較すると?
外資系証券会社の平均年収は800万円と言われています。
日本の証券会社と比べると、より高い年収となっています。
外資系証券会社では、完全実力主義という風潮が強いです。
また、外資系証券会社に転職したいと思っている人は、語学が堪能だとより重宝されるでしょう。
Q3.銀行員と年収を比較すると?
銀行員の平均年収は約600万円と、証券会社と比べても大きな差がありません。
また、銀行員は地方銀行に勤めている人と、大手銀行で勤めている人で年収の平均が変わります。
大手銀行の平均年収は740万円ですが、地方銀行の平均年収は560万円です。
Q4.学歴による給料の違いは?
証券会社で働く人は、難関大学を卒業した優秀な人が多いですが、証券会社で働くために卒業しなくてはいけない学部や学科などはありません。
ただし、証券会社は金融に関する知識を必要とする仕事であるため、経済について勉強してきた人は強みになるでしょう。
また、証券会社ではグローバル規模の取引が増えているので、留学経験のある人や、語学に堪能な人は武器になることがあります。
このように、経済に関する知識がある人や、英語のスキルがある人は年収が高くなりやすいです。
Q5.年収1億円って本当?
証券会社の中でも、営業職は歩合制を採用している場合が多いので、自分が努力すればするだけ年収が高くなります。
また、外資系証券会社や大手証券会社は給与水準が高い傾向があります。
営業職で働いて評価されたり、給与の高い会社を選ぶことで年収が1億円を超えることもあるでしょう。
6.企業別!証券カイシャの平均年収ランキング
証券会社の平均年収は、企業によっても違いがあります。
そこで、ここでは上場証券会社の年収をランキング化しました。
※年収は各社の有価証券報告書より出典
今回ご紹介した企業は、どれも平均年収が1,000万円を超えていました。
証券会社は高給ですが、その分厳しいノルマや業務が課せられる大変な仕事です。
証券会社に転職したいと思っている人は、ただ年収が高いから転職するのではなく、証券会社の仕事内容や、やりがいを知って自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。
野村ホールディングス 1,384万円
野村ホールディングスの平均年収は、1,384万円です。(出典:2019年有価証券報告書)
野村ホールディングスは、野村證券や野村アセットマネジメントなど、野村グループの株式を持っている会社です。
1925年に設立された老舗の証券会社で、最近ではアジアなどの海外事業にも注力しています。
マーキュリアインベストメント 1,167万円
マーキュリアインベストメントの平均年収は、1,167万円です。(出典:2018年有価証券報告書)
マーキュリアインベストメントでは、自己資金の運用を行ったり、投資家から資金を集めて運用を行うことをおもな業務としています。
ジャフコ 1,161万円
ジャフコの平均年収は、1,161万円です。(出典:2019年有価証券報告書)
ジャフコは、ファンドの運用を通じたベンチャー投資やバイアウト投資を主な業務としています。
国内最大級のベンチャーキャピタルで、1973年設立と長い歴史を持っています。
大和証券グループ本社 1,056万円
大和証券グループ本社の平均年収は、1,056万円です。(出典:2018年有価証券報告書)
大和証券グループ本社は、大和証券、大和投資信託委託、大和総研などを傘下に置いている企業です。
労働時間の削減に取り組んだり、法定以上の育児・介護支援制度を用意したりしています。
岡三証券グループ 1,049万円
岡三証券グループの平均年収は、1,049万円です。(出典:2019年有価証券報告書)
岡三証券グループは、岡三証券、岡三オンライン証券などを傘下に置いている企業です。
金融商品の取引を主な業務としています。
証券ビジネスやアセットマネジメントビジネス、サポートビジネスも展開しています。
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まとめ
証券会社の平均年収は約696万円と上位の給与となっています。
証券会社の年収には以下のような特徴があります。
- 20代の平均は他業界と同じくらい
- 30代以降年収が高くなる傾向にある
- 企業や役職によって年収差がある
証券会社で働く人は男性が多いですが、女性も活躍できる職場です。
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