東芝の年収は915万円!不正会計の影響や年代・グループ会社の年収も紹介

東芝の平均年収 平均年収

日本の大手電機メーカー「東芝」の平均年収は915万円です

東芝は2015年5月に発覚した不正会計の影響で、2017年には年収が前年より100万円も激減しました。

しかし、2018年には利益を回復させて不正が発覚する前よりも年収が高くなっています。

この記事では、東芝の現在の状況も解説しつつ、年収について詳しく解説します。

ボーナスや年齢別の年収、初任給やライバル企業との年収比較も紹介。

東芝への就職や転職を考えている方や、東芝の業績と年収の関係が気になる方はぜひ参考にしてください。

後半では「自分の推定年収を測定できるサービス」も紹介しているので、自分の市場価値と東芝の平均年収との比較にぜひお役立てください。

1.東芝の平均年収は915万円

2018年度の有価証券報告書」によると、東芝の平均年収は915万円(平均年齢45歳)です

東芝で特筆したいのが、2017年まで巨額の赤字を抱えていたことです。

ここでは、不正会計の影響も含めて、東芝の年収について解説します。

不正会計後の東芝の年収推移

東芝の年収は、2018年以降は回復傾向にあります。

2015年5月に発覚した不正会計の影響により、2015年から2017年にかけて赤字に転落しました

底だった2017年は9,745億円もの赤字でしたが、2018年にはV字回復して8,040億円の黒字、さらに2019年には1兆133億円の黒字になりました。

2017年は年収も過去5年間で1番低い711万円まで激減しましたが、利益回復により2018年、2019年は100万円ずつ上がっています。

 

東芝の平均年収と純利益の推移

(参考:東芝有価証券報告書

しかし、2020年3月期の決算ではまた1,146億円の赤字になっているため、年収がまた下がる可能性があります。

新型コロナウィルスの影響も考えると必ずしも順調とは言えないので、今後の業績もチェックしておいた方がいいでしょう。

ちなみに、平均年齢と従業員数は以下のように推移しています。

東芝の従業員数と平均年齢の推移

(参考:東芝有価証券報告書

2016年から2017年にかけて従業員数が減っているのは、東芝メディカルシステムズを譲渡したためです。

2018年から2019年にかけてはキオクシア(旧:東芝メモリ)・東芝クライアントソリューション・東芝セキュリティ・東芝病院の譲渡に伴い、従業員数が減少しています。

  • ボーナスは年2回支給

    東芝では、ボーナスは7月と12月の年2回予定されています。

    口コミによると、ボーナスは基本給の6ヶ月分が平均のようです。

    赤字によりボーナスがカットされた時期が続きましたが、黒字化により少しずつ回復しているようです。

    東芝の年収偏差値は52.6で標準より少し高い

    同じ条件の集団の中で、自分の年収レベルがどの位置にあるのかを表すのが「年収偏差値」です。

    年収偏差値は50が平均で、50より上なら平均より年収レベルが高く、下なら低いということを意味します。

    以下の条件の集団の中で比べたとき、東芝の年収偏差値は52.6で、平均よりもやや高めでした。

    【条件】

    • 年収:915万円 (年齢45歳) 
    • 学歴:大学、大学院 
    • 業種:指定しない 
    • 規模:従業員1000人以上 

    (算出ツール:年収リサーチ|年収偏差値チェッカー

    この条件の集団の平均年収(標準年収)は868万円なので、東芝はそれより47万円高いことになります。

    年収偏差値について詳しく知りたい方は「年収偏差値とは「同じ条件の集団内年収レベル」!活用法を一挙公開」をご覧ください。

  • 2.東芝の経営不振問題の近況は?

    2015年5月に東芝の不正会計が発覚してから、経営不振が続きました

    東芝の不正解会計とは、損失計上の先送りや、売上の過大計上で、合計1,518億円の水増しをしてしまったという事件です。

    この事件が起こった原因は、経営陣が過剰な目標達成を求めたため、現場が利益の水増しをして対処せざるを得なかったからとされています。

    この不正問題が社員の年収に与えた影響は、2017年の給与が前年よりも100万円以上減少した事実からも明らかです。

    問題発覚から近年までの事件の流れは以下の通りです。

    2015年5月 東芝不正会計発覚
    9月 決算訂正で赤字転落
    2016年3月 東芝メディカルシステムズをキャノンに売却
    6月 東芝ライフスタイルを中国・美的集団に売却
    11月 子会社「東芝EIコントロールシステム」で新たに不正が発覚
    12月 米国の原発事業で巨額損失発覚
    2017年3月 赤字1兆円で債務超過に転落
    8月 東証1部から2部に降格
    9月 半導体子会社の売却合意
    2018年3月 債務超過の解消で上場維持
    2019年(令和元年) 上場子会社3社を完全子会社化
     9月 営業利益が前年同期比7.5倍(520億円)
    2020年1月 子会社「東芝ITサービス」で新たに不正が発覚

    東芝は上場廃止の危機は脱しましたが、医療機器や半導体などの成長事業を売却する結果となりました。

    また、2020年1月には子会社である「東芝ITサービス」の新たな不正が発覚しました。

    ただし、金額は小さいため大きな影響はなさそうです。

    それよりも、また不正が発覚したことで東芝の信頼度が下がってしまうことが不安視されています。

    3.東芝の年代別年収

    日本最大級の口コミサイト「転職会議」によると、東芝の社員の年代別年収は以下の通りです。

    この金額は臨時社員も含む年収のため、正社員のみの金額はもっと大きくなります。

    年代 平均年収 年収(最低〜最高)
    20代 450万円 350〜600万円
    30代(主任、リーダー) 600万円 500〜700万円
    40代(係長、課長) 750万円 600〜900万円
    50代(部長) 950万円 700〜1,100万円

    (引用:転職会議
    (※回答者のみの平均年収なので、実際の年収とは異なります)
    (参考:厚生労働省|平成30年賃金構造基本統計調査(P18)
    (※賃金構造基本調査の「賃金」とは、6月分の所定内給与(残業代などを含まない給与)のことを指します。
    ※賃金を12ヶ月分で換算した額を、年収として記載しております)

    東芝は年功序列なので、在籍年数が長くなるほど年収が高くなります。

    口コミによると、東芝では、管理職(課長以上)になれば年収1,000万円以上が保証されるようです。

    係長級だとだいたい800〜900万円が平均です。

    昇給は年1回、4月に予定されています。

    さらに詳しく年齢別の年収を知りたい方は「転職会議」に登録してみてください。

    会員登録すれば、さらに詳しい口コミをチェックすることができます。(詳しく知りたい方は「転職会議の解説記事」をご覧ください)

  • 4.東芝の学歴による初任給の違い

    東芝の初任給(2019年4月実績)と、全国平均の差をグラフでまとめました。

    (※全国平均の博士了の初任給データがないため、記載しておりません)

    東芝の初任給と全国平均の差

    (参考:東芝|基本採用情報
    (参考:厚生労働省|令和元年(2019)賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

    全国平均と比べると、大卒では平均より2,000円ほど高くなっていますが、修士了では全国平均よりも2,000円ほど下回っています。

    初任給があまり高くないということは、東芝は新卒社員にはまだ十分にお金をかけられる余裕がないのかもしれません。

    なお、以下のグループ会社も、初任給の金額は東芝と同じになっています。

    口コミサイト「Lighthouse」のデータを参考にしたそれぞれの年収の目安は以下の通りです。

    • 東芝エネルギーシステムズ:700万円(36歳)
    • 東芝インフラシステムズ(旧:東芝電気サービス):年収600万円(36歳)
    • 東芝デバイス&ストレージ:650万円(33歳)
    • 東芝デジタルソリューションズ:600万円(40歳)

    (参考:Lighthouse

    5.東芝のグループ会社の平均年収は?

    ここからは東芝のグループ関連会社の平均年収について、以下の5つを解説していきます。

    (※有価証券報告書の記載がない企業の年収は、口コミサイト「カイシャの評判」を参考にしています。回答者数が少ない企業の場合、実際の平均値から大きくズレる可能性があります)

    では、それぞれ見ていきましょう。

  • 東芝メモリシステムズ:約600万円

    Lighthouse」によると、東芝メモリシステムズの平均年収は約600万円

    東芝テックは半導体のメモリ事業のメモリ設計や開発分野を支える東芝のグループ会社です。

    メモリ事業は好調が続いており、部長クラスになると年収200万円以上の昇給も見込めます。

    東芝テック:約846万円

    東芝テックの「2018年度の有価証券報告書」によると、平均年収は約846万円

    東芝テックは事務用機械器具や電気機械器具の開発・製造・販売などを行っている東芝のグループ会社です。

    国外に向けての事業にも重きを置いており、グローバル志向の強い人材が重宝される傾向にあります。

    東芝プラントシステム:約859万円

    東芝プラントシステムの「2018年度の有価証券報告書」によると、平均年収は約859万円

    東芝プラントシステムは火力・水力・原子力などのエネルギーの発電設備関係や電気プラント事業、インフラ事業に関する開発などを行っている東芝のグループ会社です。

    東芝プラントシステムは50代で順調に昇進すると、年収1,000万円以上の給与が見込めます。

    東芝エレベータ:約536万円

    Lighthouse」によると、東芝エレベータの平均年収は約535万円

    東芝エレベータはエレベーター・エスカレーター等の製造・販売や警備などを行っている東芝のグループ会社です。

    東芝エレベータの給与は年功序列の傾向が強く、勤続年数が上がるにつれて昇給していきます。

    東芝エネルギーシステムズ:約683万円

    Lighthouse」によると、東芝エネルギーシステムズの平均年収は約700万円

    東芝エネルギーシステムズはエネルギー事業関連の製品・システム・サービスなどを開発・製造・販売している東芝のグループ会社です。

    昇給は基本的に年功序列ですが、学歴や能力に応じて30代後半に1,000万円代になる人もいます。

    管理職になると給与の体系が変わり、査定幅も広がる点が特徴です。

    6.ライバル企業3位/9社の年収

    ライバル企業9社と比較したところ、東芝の平均年収は3位でした。

    (▼クリックすると拡大します

    東芝のライバル企業の平均年収と純利益

    (▼企業名をクリックすると、各企業の年収記事に飛びます)

    順位 社名 平均年収 純利益(兆円)
    1 サムスン電子 1,070万円 1兆9,133億円
    2 ソニー 1051万円 9,163億円
    3 東芝 915万円 1兆1,333
    4 日立製作所 894万円 2,225億円
    5 三菱電機 817万円 2,266億円
    6 NEC 799万円 402億円
    7 富士通 796万円 1,107億円
    8 パナソニック 775万円 2,841億円
    9 シャープ 759万円 742億円

    (参考:サムスン電子以外は2018〜2019年有価証券報告書)
    (参考:Redord China聯合ニュース
    (サムスンの純利益は1ウォン=0.088円で計算)

    平均年収1位は、韓国のサムスン電子で推測1,070万円。

    世界最大級の総合家電・電子部品・電子製品メーカーであるサムスングループの中核会社で、半導体が強い企業です。

    2位はソニーの1,051万円。近年はゲーム・ネットワークサービスと半導体が好調。

    ただし、2019年3月期の純利益では東芝の方が約2,000億円上回っています。

    東芝の平均年収よりも低い企業は、全て年収900万円以下となっています。

    7.東芝に転職するには?中途採用情報のまとめ

    ここからは、東芝に転職するうえで知っておくべき企業理念と求める人物像について解説します。

    では、それぞれ見ていきましょう。

    東芝の経営理念

    東芝グループの企業理念は「人と、地球の、明日のために。」です。

    このスローガンは1990年に策定されました。

    現在でもこの旧経営理念の文書を変わらない信念として引き継いでいます。

    人間尊重を基本とし、豊かな価値を創造しながら世界の人々の生活や文化に貢献する企業団体を目指しています。

    環境問題にも配慮しながら持続可能な社会づくりに貢献するための事業を展開中です。

    求める人物像

    東芝が求める人材像は主に2つあります。

    1. 自ら考え行動する人:目的を見定めてそれを実現するためのアクションを自発的に行える人
    2. チャレンジし続ける人:1度の失敗をものともせず、成功するまで再チャレンジをする人

    上記の通り、東芝は主体性をもって行動できる忍耐強い人材を採用時に評価していることがわかります。

    中途採用情報

    東芝のキャリア採用の特色は以下の通りです。

    • 期限や期間を設定せずに通年で採用活動を行っている。
    • 異業種での応募も可能だが、知識や経験がある方が優先的に採用される。
    • 異言語で会話できる能力があると望ましい。
    • 応募において国籍・学歴・年齢の制限はない。

    上記から、東芝はいつでも中途採用を行っていますが、高い専門性と知識をもった人材を広く募集していることがわかります。

    東芝に転職を考えている方は「東芝へ転職すべき?社員の口コミ・評判も多数紹介」で詳しく解説しているのでご覧ください。

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    まとめ

    2019年の東芝の平均年収は915万円です

    • 2015年の不正会計により2017年まで赤字だったが、2018年にはV字回復
    • 2017年には年収が711万円まで減ったが、2019年は915万円まで回復
    • 2020年はまた赤字になりそうなので、減る可能性がある
    • ボーナスは口コミによると6ヶ月が平均だが、赤字になるとカットされる可能性あり
    • 年収偏差値は52.6で平均より少し高い
    • 給与システムは年功序列
    • 大卒初任給は21万2,500円でほぼ全国平均と同じ
    • ライバル企業9社中、平均年収は3位。上にいるのはサムスン電子とソニー

    東芝は一時期は赤字に転落しましたが、2019年は売上も年収も大きく回復しています。

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