ビジネスで使える!「雨降って地固まる」の意味と正しい使い方とは!

雨降って地固まるの意味とは ビジネス用語

会議やミーティングで強く言い合いが発生したあとなどに、上司が「雨降って地固まる」の言葉を用いたセリフを聞いたことはありませんか?

「雨降って地固まる」とは、「揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を保てるようになることのたとえ」という意味です。

揉め事や言い争いは、ビジネスシーンだけではなく恋愛やプライベートの人間関係でも起こりうることですよね。

そのため「雨降って地固まる」は様々なシーンで使えるとても便利な言葉なのです。

今回はそんな「雨降って地固まる」の意味や正しい使い方を解説します。

1.「雨降って地固まる」の意味は「揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を保てるようになる」

「雨降って地固まる」の意味は以下です。

雨降って地固まる

読み:あめふってじかたまる

意味:揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を自然と保てるようになること

「雨降って地固まる」は人が嫌うような出来事のあとには、良い結果や安定した状態を自然と保てるという意味で使われます。

会社の会議やミーティングで、思わず熱くなってしまい言い合いや喧嘩に発展してしまった経験、もしくはその場に居合わせたことは誰でもあるでしょう。

「もしかしたら、このまま言い合いをした2人はずっと仲が悪いままになるのでは」と心配しますよね。

しかし、それが不思議と後日、より仲の良い関係になっていたり、安定した人間関係が構築されていることがあります。

このように「雨振って地固まる」は、「揉め事の後には、かえって良い結果や安定した状態を自然と保てること」という意味で使われるのです。

1-1.「雨降て地固まる」の由来は「雨が降った後の良い状態の土」から

「雨降って地固まる」の語源は「雨が降った後の良い状態の土」です。

人によりますが、雨が降っているときは地面がぬかるんだり、傘をさすなど面倒なことが多いですよね。

また、地面がぬかるんでいれば履いている靴も汚れ、雨の量が多ければ傘をさしていても服が濡れてしまいます。

つまり雨が降っているときというのは、好ましくないものとされているのです。

しかし、雨が降った後は土が固まり、ぬかるむことが少なくなりますし、雨も降っていないため服が濡れることもありません。

したがって雨が降った後の状況は安定した好ましい状況になるのです。

「雨降って地固まる」とはこのような状況を「揉め事」や「良い結果、安定した状態」として比喩した表現なのです。

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  • 2.「雨降って地固まる」の使い方と例文

    「雨降って地固まる」は物事が時間をかけて自然と落ち着いた、もしくは良い結果になったときに使う言葉です。

    第三者の仲介があったり、揉め事のあとも言い合いはなくなったが、ギクシャクした関係が続いてしまっている状況では不適切な使い方になります。

    ビジネス上でも、会議の後に部長や上司の説得を経て、その場が治まることがありますよね。

    また、たとえ部長や上司の説得があっても、お互いに納得せずに会話すらしなくなることもあるのです。

    このような状況では「自然と良い結果や安定した状態を自然と保てている」という意味合いにはなりません。

    したがって「雨降って地固まる」は物事が時間をかけて自然と安定した、もしくは良い結果になったときに使います。

    以下に正しい使い方の例文と不適切な使い方の例文をあげたので、「雨降って地固まる」を使うときの参考にしてください。

    <正しい使い方の例文>

    • 会議では取引先と揉めてしまったが、雨降って地固まるように数か月後には良い仕事パートナーとなった
    • 雨降って地固まるように喧嘩のあとに2人は時間をかけて仲が戻ってきた
    • 雨振って地固まるような結果が今後の2人の関係性により良い結果を生むと信じている

    <不適切な使い方の例文>

    • 上司の説得によって会議での言い争いは雨降って地固まるようにおさまった
    • お互いに納得していないが、とりあえず雨降って地固まる結果となった
    • 雨降って地固まる結果にはなったが、取引先との関係性は悪化したままだ

    3.「雨降って地固まる」の類語を3つ紹介

    「雨降て地固まる」としてここで以下の3つを紹介します。

    1. 喧嘩の後の兄弟名乗り
    2. 雨の後は上天気
    3. 破れりゃ固まる

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

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  • 類語① 「喧嘩の後の兄弟名乗り」

    「喧嘩の後の兄弟名乗り」は「雨降って地固まる」の類語として扱われます。

    「喧嘩の後の兄弟名乗り」の意味は以下です。

    喧嘩の後の兄弟名乗り

    読み:けんかのあとのきょうだいなのり

    意味:喧嘩をしても、仲直りすることによって以前よりもお互いに理解することができ、より仲良くなるということ

    「喧嘩の後の兄弟名乗り」にも「好ましくない状況のあとにかえって、良い結果や安定した状態がくる」という意味合いがあります。

    喧嘩も揉め事も好ましい状況ではありませんし、好ましい状況の後に良い結果や安定した状態がくるという点でも「雨降って地固まる」の意味と似ています。

    つまり、「喧嘩の後の兄弟名乗り」は「雨降って地固まる」の類語として扱われます。

    「喧嘩の後の兄弟名乗り」を使った例文は以下です。

    <例文>

    • あの2人はいつの間にか仲が直っていた。喧嘩の後の兄弟名乗りとはまさにこのことだ
    • 喧嘩の後の兄弟名乗りのように2人の関係は良好だ

    類語② 「雨の後は上天気」

    「雨の後は上天気」も「雨降って地固まる」の類語として扱われます。

    「雨の後は上天気」の意味は以下です。

    雨の後は上天気

    読み:あめのあとはじょうてんき

    意味:雨の後は天気が良くなるように、揉め事や喧嘩の後には不思議と良い関係になることが多いということ

    「雨の後は上天気」は「雨降って地固まる」と同様に「雨」を「揉め事、喧嘩」として比喩しています。

    また、「地固まる」と「上天気」は「良い結果、良い関係」の比喩として使われていますね。

    このことから「 雨降って地固まる」と「雨の後は上天気」はどちらも「揉め事や喧嘩のあとにはかえって良い関係になる、安定する」という意味を持つのです。

    つまり、「雨の後は上天気」は「雨降って地固まる」の類語として扱われます。

    「雨の後は上天気」の例文は以下です。

    <例文>

    • 会社で相当な揉め事をした2人のはずなのに、気づいたら雨の後の上天気のように仲が良くなっている
    • 雨の後の上天気というが、あのカップルはまさにその典型だ
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  • 類語③ 「破れりゃ固まる」

    「破れりゃ固まる」も「雨降って地固まる」の類語として扱われます。

    「破れりゃ固まる」の意味は以下です。

    破れりゃ固まる

    読み:やぶれりゃかたまる

    意味:腫物が潰れて膿(うみ)がでてしまった後は固まって治るように、仕事も失敗するとそれが薬となって土台が固まるためかえってよい結果になること

    「破れりゃ固まる」にも「腫物が破れて膿が出る」という好ましくない状況が書かれています。

    またその後の状況も良い結果や安定した状況になることからも「雨降って地固まる」と似ているため、類語として扱われるのです。

    「破れりゃ固まる」は以下の例文のように使われます。

    <例文>

    • 破れりゃ固まるように、2人の仲は元に戻った
    • 仕事で失敗しても破れりゃ固まることもある、次に活かせるように対策を練ろう

    4.「雨降って地固まる」の英語表現は「After rain comes fair weather」

    「雨振って地固まる」は以下のような英語表現が適しています。

    After rain comes fair weather(雨の後にこそ晴天が来る

    「雨降って地固まる」は、英語でも「雨」を「好ましくない状況」と表現し「晴天」を「良い結果、安定した状況」と表現しています。

    「After rain」を文の最初に用いて、主語である「fair weather」と動詞の「comes」を逆転させて倒置形にすることで、「After rain」を強調できるのです。

    もし倒置をさせない「Fair weather comes after rain」にさせてしまうと、「雨の後に、晴天がくる」という普通の英語文になってしまいます。

    「After rain」に倒置法を用いることで「雨の後にこそ」という強調した表現にできるのです。

    「After rain comes fair weather」は以下の例文のように使います。

    例文:There is the word “After rain comes fair weather.”Let’s look at some states.
      (雨の後にこそ晴天が来るという言葉もある。少し様子を見よう。)

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  • まとめ

    「雨降って地固まる」の意味は「揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を保てるようになること」です。

    プライベートでもビジネスシーンでも「雨降って地固まる」のような場面は多く、よく使われます。

    上司や先輩が「雨降って地固まる」を使ったら、しっかり理解できるようにしておきましょう。

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