「アレンジ」「アレンジメント」の意味とは?正しい使い方・英語を解説!

アレンジの意味とは ビジネス用語

「アレンジ」の意味は、「並べる・整える・再構成する」などがあります。

日本語では「少し手を加える」という意味があり、読み取るのが難しいですよね。

「フラワーアレンジメント」「アレンジヘアー」など、日常生活でも耳にすることが多い言葉ですので、正しい意味を覚えておいて損はありませんよ。

そこで今回は、「アレンジ」の意味・英語を説明し、使い方・類語も解説していきます。

「リメイク」「カバー」「オマージュ」との違いも説明しますので、ぜひ最後までご覧になってください。

1.「アレンジ」の意味:並べる・整える・再構成する

アレンジ

英語:arrange

  1. 並べる・整える
  2. 再構成する・少し手を加える

「アレンジ」は 「並べる・整える・再構成する」を意味する動詞であり、音楽・料理などを対象に使われることが多いです。

上記の意味の他に、和製英語として「少し手を加える」の意であらゆる物事に使用されます。

1-1.「アレンジ」の由来・語源はフランス語

「アレンジ」は「一列に並べる」を意味する「arrangier」に由来し、古フランス語が語源です。

また、「arranger」は「ar+rangier」から成り、それぞれの意味は以下の通りです。

  1. 「ar」は、「~に向かって」
  2. 「range」は、「兵隊を並ばせる」「兵隊」「射撃場」「範囲」
  3. 「(i)er」は、「(語尾で)人」

上記の通り、「アレンジ」の語源は「~に向かって兵隊を並ばせる」という軍事用語が由来です。

転じて、「並べる・整える・再構成する」という部分だけが現代訳として使用されており、英語の「arrange」として活用されています。

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  • 1-2.「アレンジ」の和製英語は「少し手を加える」

    「アレンジ」は、和製英語として「少し手を加える」の意で使用されることがあります。

    「アレンジ」には「再構成する」の意があるので、転じて「少し手を加える」と言い換えられるのです。

    「再構成する」「少し手を加える」どちらで訳すかは、文脈によって使い分ける必要があるでしょう。

    1-3.「アレンジメント」は「アレンジ」の名詞系

    「アレンジメント」は英語で「arrangement」と表記され、「アレンジ」の名詞系です。

    基本的な意味は「アレンジ」と同じであり、「並べること・整えること・再構成」を指します。

    主な使い方としては、「フラワーアレンジメント」「ヘアーアレンジメント」などが挙げられるでしょう。

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  • 2.「アレンジ」の使い方と例文

    「アレンジ」は複数の意味や和製英語の使い方があり、 直訳だと意味が通じない場合があります。

    そのため、本来の意味・和製英語の意味どちらが適しているか、しっかり文脈に応じて使い分ける必要があるでしょう。

    「アレンジ」の使い方を、以下の2つの意味に分けて説明していきます。

    1. 「並べる・整える」で使用する場合
    2. 「再構成する・少し手を加える」の場合

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

    2-1.「並べる・整える」で使用する場合

    「アレンジ」は「並べる・整える」で使用され、言い換えると「整理整頓する」の意味があります。

    物を整えるだけでなく、スケジュールを整える際にも使用できるため、その場合は「予約・手配する」と訳されるのです。

    <例文>

    • テスト勉強に向けて、散らかっていた机の上をアレンジした。
    • 来週は忙しいので、今のうちにスケジュールをアレンジしておこう。
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  • 2-2.「再構成する・少し手を加える」で使用する場合

    「アレンジ」は「再構成する・少し手を加える」の意で、主に和製英語として使用されます。

    和製英語の会話表現として使用する場合は、「少し手を加える」から「自己流」まで、幅広い意味合いがあるので注意しましょう。

    <例文>

    • ロック調の音楽を、演歌に合うようにアレンジした。
    • 彼はコーチの指導に従わず、アレンジしたメニューで練習に取り組んでいる。

    3.「アレンジ」「アレンジメント」を使った用語

    「アレンジ」は複数の読み取り方ができる言葉であり、使い方を覚えても不安になりますよね。

    そこで、「アレンジ」を使った用語を紹介しますので、身の回りのことから意味を再確認していきましょう。

    「アレンジ」「アレンジメント」を使った用語は、以下の通りです。

    1. フラワーアレンジメント
    2. アレンジヘアー・スティック
    3. アレンジレシピ
    4. アレンジャー

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

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  • 3-1.フラワーアレンジメント: 花を工夫して配置する

    「フラワーアレンジメント」は「花を工夫して配置する」の意で、主にブーケやバスケットとして販売されています。

    また、「フラワーアレンジメント」と「生け花」の違いは以下の通りです。

    1. 「フラワーアレンジメント」は、足し算の美学で花を飾り立てる。
    2. 「生け花」は、引き算の美学で花を飾り立てる。

    <例文>

    友達のプレゼントを渡すために、フラワーアレンジメントを勉強して飾り立てた。

    3-2.アレンジヘアー・スティック: 髪を工夫して整える

    「アレンジヘアー」は、「髪を工夫して整える」を意味し、ファッション業界で使われる言葉です。

    一方「アレンジスティック」は、髪型の1つであるポニーテールを作る際に使用し、自分なりのアレンジを加えることができるアイテムを指します。

    <例文>

    アレンジスティックを使って、ポニーテールに自分なりのアクセントを付けて、アレンジヘアーを作ってみた。

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  • 3-3.アレンジレシピ:自分なりに少し手を加えた料理

    「アレンジレシピ」は「自分なりに少し手を加えた料理」を意味し、料理を対象に使用される言葉です。

    一般的に「自分なりに少し手を加えた料理」を指しますが、直訳で「再構成した料理」と読むことができるので、文脈によって使い分けましょう。

    <例文>

    1. (自分なりに少し手を加えた料理)
      しょっぱいのが好みのため、塩を多めに使ったアレンジレシピを試作した。
    2. (再構成した料理)
      当コースのコンセプトに合うように、1からアレンジレシピとして作り直した。

    3-4.アレンジャー:編曲家・調整役

    「アレンジャー」は「編曲家」「調整役」を意味し、音楽・金融業界で使用される言葉です。

    各業界の使い方は以下の通りです。

    1. 音楽業界では、ある曲を他の演奏形態に変える人・組織のことを「アレンジャー(編曲家)」と呼ぶ。
    2. 金融業界では、資金調達者と投資家を仲立ちする人・組織のことを「アレンジャー(調整役)」と呼ぶ

    <例文>

    1. (音楽業界)

    大人っぽい曲を、アレンジャーに頼んで子供でも楽しめる曲にしてもらおう。

    1. (金融業界)

    自分の事業に専念するために、投資家との関係はアレンジャーを通して整理してもらっている。

    4.「アレンジ」の類語と例文

    「アレンジ」の類語には「リメイク」「カバー」などがありますが、その違いを説明するのは難しいですよね。

    そのまま曖昧にしておくと、意図せず間違った買い物をしてしまう可能性があるので、ぜひ確認してみてください。

    「アレンジ」の類語は、以下の3つです。

    1. リメイク(remake)
    2. カバー(cover)
    3. オマージュ(hommage)

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

    類語1.「リメイク(remake)」

    リメイク

    英語:remake

    意味:過去に制作された作品を、新たに作り直すこと。

    「リメイク」は「過去に制作された作品を、新たに作り直すこと」を意味し、元々映画業界の言葉です。

    「アレンジ」と異なり、「少しではなく全体を作り直す」の意で使用されます。

    <例文>

    新しい映像技術を用いて、過去作品をリメイクした。

    類語2.「カバー(cover)」

    カバー

    英語:cover

    意味:他人が発表した作品を、自分で演奏・歌唱すること。

    「カバー」は「他人が発表した作品を、自分で演奏・歌唱すること」を意味し、主に音楽業界で使われる言葉です。

    「アレンジ」と「カバー」はほとんど同じ意味合いで使われますが、厳密には以下のように異なります。

    1. 「アレンジ」は、「自分」で再構成するの意。
    2. 「カバー」は、「他人の作品」を演奏するの意。

    そのため、「アレンジ」は「カバー」より、自分を強調する言葉として使用されるのです。

    <例文>

    原作者の許諾を得て、カバー作品をテレビで歌唱した。

    類語3.「オマージュ(omage)」

    オマージュ

    フランス語:hommage

    意味:尊敬・敬意・讃辞。

    「オマージュ」は「尊敬・敬意・讃辞」を意味し、元々芸術や文学業界で使われていた言葉です。

    転じて、「尊敬する作家・作品に影響を受けた」という意味合いがあり、似たような作品を創作する際に使われます。

    <例文>

    あの作品は、アメリカのコメディ映画をオマージュした作品のため、独特の言い回しが多い。

    5.「アレンジ」の英語と例文

    「アレンジ」の意味は、本来の英語と和製英語の2つの意味があるため、英文を訳す際に間違える可能性があります。

    そのため、具体的な英文を通して、しっかり本来の読み取り方も確認していきましょう。

    「アレンジ」を使った英語の例文は、以下の通りです。

    <例文>

    • When you throw away the garbage,you must arrange by kinds of classes.(ゴミを捨てる時は、種類毎に分別しなければならない。)
    • He arranged a song for a piano.(ピアノ用に編曲した。)
    • Please arrange for a taxi to arrive at Narita airport.(成田空港まで、タクシーを手配してください。)

    1つ目の例文は「配置する」の意訳であり、2つ目の例文は「整える・再構成する」の意訳です。

    また、3つ目の例文では「予定を整える」という意味から、「~を手配する」という意味で訳されています。

    いづれの使い方も、和製英語の「少し手を加える」ではおかしな翻訳になりますので、注意してください。

    【補足】.「アレンジ」「パクリ」「パロディ」の違い

    「アレンジ」の関連語として、「パクリ」「パロディ」という言葉に聞き覚えがありますよね。

    「パクリ」「パロディ」も日常的に使われる言葉ですが、曖昧にしている人が多いため、この機会に確認していきましょう。

    1. 「パクリ」は、「悪質な模造・複製によって、盗用の疑いがあること」
    2. 「パロディ」は、「批判する目的をもって模倣された作品のこと」

    「パクリ」「パロディ」は、どちらも「模倣・模造している」という意味を持つ言葉であり、否定的な意味合いを含んでいます。

    「アレンジ」の対象になる創作物には、必ず著作権と呼ばれる原作者の権利があり、ないがしろにされてはいけません。

    そのため、「アレンジ」の際には原作者に対する敬意を忘れてはならないのです。

    まとめ

    「アレンジ」は、「並べる・整える・再構成する」を意味する言葉です。

    ただし、日本で使用される場合は「少し手を加える」と意訳されることが多いので、一緒に覚えておきましょう。

    音楽業界では、「アレンジ」の他に「リメイク」「カバー」などの英語が多用されるので、混同しないように注意してください。

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