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あなたは「足を運ぶ」という表現を間違えて使っていませんか?
「足を運ぶ」とは 「あることのために、わざわざ出向くこと」という意味です。
「足を運ぶ」は「わざわざ」という意味を含んでいるため、自分が主語として使う場合は目上の人に使えません。
自分が主語として使う場合は、「伺う」という言葉に言い換えましょう。
この記事では「足を運ぶ」の正しい意味と使い方について解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
1.「足を運ぶ」の意味
あることのために、わざわざ出向くこと
「足を運ぶ」とは、 「ある目的のためにわざわざ出向く」時に使用します。
日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも用いる言葉です。
2.「足を運ぶ」の使い方
「足を運ぶ」の使い方をご紹介します。
- 自分が「足を運ぶ」場合は目上の人に使えない
- 「足を運ぶ」は差別用語ではない
注意点も併せてご紹介しているので、参考にしてみてください。
自分が「足を運ぶ」場合は目上の人に使えない
「足を運ぶ」という表現は、自分が主語となる場合に目上の人に対して使えません。
なぜなら自分が主語として使う場合「わざわざ自分が出向く」という意味になり、目上の人に対して失礼にあたるからです。
目上の人に対して使う場合は、「足を運ぶ」ではなく「行く」や「伺う」を使用してください。
「足を運ぶ」は差別用語ではない
「足を運ぶ」という表現は差別用語ではありません。
「足を運ぶ」という言葉が「差別用語なのでは?」と言われるようになった理由は、体が不自由な人に対する配慮だと言えます。
例えば足が不自由な人に対して「足を運んでいただき」と言うと、「不快な気持ちを抱いてしまうかもしれない」と思い、配慮して言い換えている人もいるでしょう。
「足を運ぶ」は差別用語ではありませんが、 「足が不自由な人に対して使うのは不安」という場合は「お越しいただき」など別の表現に言い換えると良いでしょう。
3.「足を運ぶ」の類義語と例文
「足を運ぶ」の類義語と例文を見ていきましょう。
訪問する
「足を運ぶ」の類義語は「訪問する」です。
「訪問する」は敬語ではありませんが、ビジネスシーンでも使えます。
「訪問する」の敬語表現は、「お訪ねする」「訪問される」などがあります。
例文を見ていきましょう。
例文1:課長が訪問されたのは木下の家です。
例文2:本日は駅前のパン屋を訪問しました。
「足を運ぶ」には、「わざわざ出向く」という意味があります。
一方で「訪問」は、「人が訪れる」という意味です。
ほぼ同じ意味ですが、類語でもニュアンスが異なる場合があるので油断しないようにしましょう。
まとめ
「足を運ぶ」は 「あることのために、わざわざ出向く」という意味です。
自分が「足を運ぶ」場合、目上の人に使用すると失礼にあたるので「伺う」と言い換えて使用してくださいね。