「アサイン」の意味とは?業界別使い分け法を徹底解説!

アサインの意味とは ビジネス用語

「アサイン」の意味は、「 割り当てる、任命する」です。

ビジネスシーンで耳にするようになってきた「アサイン」ですが、どのような場面に使うのか、正しい意味を理解していますか?

使い方や意味は、業界によって違った意味合いになるので要注意です。

この記事では、アサインの意味、各業界別の使い方、類語などを例文付きで説明します。

この記事を読み終えたら、業界ごと、シーンごとに使い分けができるようになりますよ。

1.「アサイン」の意味

意味は「割り当てる・任命する」

アサイン

英語表記:assign

  1. 割り当てる
  2. 任命する

元々「アサイン」という言葉は、 物事を割り当てる、人を任命するという意味を持つ英語の「assign」が語源です

ビジネスシーンの中では、業務を割り当てる、役職に任命する、各部署に配属するなどというシーンで使います。

日常生活ではほぼ使われることがない「アサイン」ですが、業界によっては使用頻度が高い業界もあります。

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  • 「アサイン」の語源:英語の「assign」

    「アサイン」の語源は、英語の「assign」で、割り当てる、任命する、配属するなどの意味を持つ動詞です。

    よく和製英語と勘違いしやすいのですが、「アサイン」は和製英語ではありません。

    「リスペクト(尊敬する)」という言葉がありますが、語源の「Respect」そのものをカタカナ読みにして使っていますよね。

    「アサイン」もまた、語源となる英語「assign」をカタカナ読みそのままで使っているのでリスペクトと同じです。

    よって英語そのものをカタカナ読みをして使っている言葉は和製英語とは言わないのです。

    和製英語とは、元々は英語からきているものを、言いやすい日本独自のカタカナ言葉に変化をさせ、定着したものを言います。

    普段何気なく使っているカタカナ言葉のなかにも和製英語は数多く存在しています。

    例えば、エステはビューティサロン(Beauty Slon)、ジェットコースターはローラーコースター(roller coaster)と言うのが元々の英語の言い方です。

    和製英語の言葉は外国人には通用しません。

    名詞形は「アサインメント(assignment)」

    アサインメント

    名詞形:assignment

    意味:課題、業務、割り当て

    「アサイン(assign)」と使うことが通常化されていますが、本来は名詞の「アサインメント(assingnment)」が正しい表現方法です。

    「アサイン(assign)」は動詞なので、実は「アサインする」では不自然な表現なのです。

    しかし 「アサインメント(assignment)」は、割り当てという意味も持っているので、省略して「アサインする」と発言しても問題はありません。

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  • 2.「アサイン」の各業界別使用例

    「アサイン」は、業界によって使用頻度が違う言葉です。

    業界によっては、聞き慣れないカタカナ言葉がうまく通じないことがあります。

    また 業界での使用ごとに意味が異なることもあるので、会話の流れや前後の文脈を注意することが重要です。

    1. ホテル・旅行業界:部屋の割り当て、座席の割り当て
    2. IT業界:キーアサイン。数値や値を入れる、割り当てる
    3. 商標登録業界:アサインバック(商標権の取得方法)
    4. ビジネスシーン:役職などに任命する、業務を割り当てる

    それでは業界ごとの使用例と例文を解説します。

    2-1.ホテル・旅行業界:部屋・座席の割り当て

    ホテル業界と旅行業界では、「アサイン」を 部屋の割り当て、座席の割り当ての意味として使います。

    一般的な企業での「アサイン」の使い方は、業務の割り振りや地位の配属、任命の意味になります。

    <例文>

    • スイートムールをアサインしてございますので、ごゆっくりお寛ぎくださいませ。
    • お申し込みくださいました今回のバスツアーでは、窓側の席をアサインしてございます。
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  • 2-2.IT業界:キーアサイン(数値割り当て)

    IT業界で使われている「アサイン」は、「キーアサイン」と呼ばれていて、 数値や値を割り入れる、割り当てるという意味を持っています。

    Windowsのパソコンのキーボードには、最上段にファンクションキーと呼ばれる「F1」から「F12」までのキーがあり、それぞれに機能が割り当てられています。

    <例文>

    F5キーには、更新機能がアサインされている。

    2-3.商標登録業界:アサインバック(商標権の取得方法)

    「アサインバック」とは、商標権を取得する一つの方法のことです。

    商標権登録の審査をするときだけ、先に特許を取得した人の名義に書き換えて、登録したらそれを譲ってもらいます。

    つまり「審査の時だけ名前を借りて、あとで権利を譲ってもらう方法」です。

    そもそも、なぜそんな面倒なことが必要なのかというと、日本では商標権の取得は早い者勝ちだからです。

    どんなにその商品やネーミングが「その人のもの」だと周知されていても、先に他人に商標権を取得されたら二度と使用することができなくなります。

    ここでいったん、日本の商標権のポイントをおさらいしておきましょう。

    <日本の商標権取得で把握しておきたい5つのポイント>

    1. 商標は自動的に権利が発生するものではない ⇒ 特許庁へ出願する
    2. 商標権は、それを利用する商品やサービスとセットで取得するもの
    3. 商標権は先に出願し、権利を得た人が取得できる ⇒ 早い者勝ち制度
    4. すべての商品などが商標権を取得できる訳ではない ⇒ 登録済みのものに酷似している場合は特許庁から×が出る
    5. 商標権を取得している商品やネーミングを許可なく無断使用のは× ⇒ 「商標権の侵害」

    酷似している商品などは特許庁から許可がおりません。

    一方、海外では「コンセント制度」というものがあり、商標権を持っている人の了承が得られれば、どんなに酷似している商品などであっても新たな商標権が認められます。

    しかし 日本にはコンセント制度はないので、「アサインバック」を利用する必要があります。

    すでに特許を取得している人に協力してもらい、審査の時に名前を貸してもらえば、あとで似たような商標権を取りたい人も特許を取得することができます。

    「アサインバック」を使うことは極限られた業種、業界だと言えますが、知識の一つとして頭の片隅に入れておくといいですよ。

    <例文>

    アサインバックが成立しなかったときのことを検討しておく必要がある。

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  • 2-4.ビジネスシーン:役職任命、業務割り当て

    一般的なビジネスシーンでの「アサイン」は、 役職などに任命する、業務を割り当てる、意味で使われます。

    ビジネスシーンで使用する際は、相手に正確に伝えることが先決なので「アサイン」を使っても問題はないか、状況をよく見極めましょう。

    <例文>

    • 販売のノウハウを経験させるため、新卒社員を売り場へアサインする。
    • 春からの大きなプロジェクトチームにアサインされた。

    3.「アサイン」の類語と例文

    「アサイン」はまだ 周知度が低い言葉なので、使う相手や場面に合わせて伝えるようにしましょう。

    「アサイン」で伝わらない場合は、次の類語を用いるとわかりやすいです。

    1. 割り当てる
    2. 配属する
    3. 任命する

    この他に、抜擢(ばってき)、選定(せんてい)、予約するなどの類語もあります。

    ここでは、「アサイン」の類語としてよく使われる、「割り当てる」「配属する」「命じる」の3パターンを解説します。

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  • 類語1.「割り当てる」

    部屋や座席の配置を割り当てる意味で使われる「アサイン」は、ホテル・旅行業界では使用頻度が非常に高い言葉です。

    アサインと違い、配属する、任命するの意味はありません。

    <例文>

    アサインした部屋で問題ないよね? ⇒ 割り当てた部屋で問題ないよね?

    類語2.「配属する」

    ビジネスの場でのオーソドックスな「アサイン」の使い方としては、 「配属する」という意味での使われ方が多いです。

    通常のビジネスの場で使われるアサインは、人を配置して所属させるという意味が最もポピュラーなので、「割り当てる」や「役職に任命する」という意味にはなりません。

    <例文>

     希望していた部署にアサインされたよ! ⇒ 希望していた部署に配属になったよ!

    類語3.「任命する」

    役職に任命する意味を持つ「アサイン」は、ビジネスの場面での特別感がある使い方です。

    「割り当てる」や「配属する」の意味として使われているアサインとは違います。

    <例文>

    来春より中国支店の支店長にアサインする。 ⇒ 来春より中国支店の支店長に任命する

    4.「アサイン」の英語表現と例文

    ここでは「アサイン」の意味、「割り当てる」と「任命する」についての英語表現と例文をご紹介します。

    英語1.「割り当てる」の英語表現と例文

    ホテル業界・旅行業界では主に 部屋や座席の割り当てという意味 で「アサイン(assign)」を使います。

    <例文>

    • Your room wll be assigned to room 210. 

     (あなたの部屋は、210号室へ割り当てられる予定です。)

    • Your seat has been assigned to the window in the third row from the front.

     (あなたの座席は、前から3列目の窓際ですよ。)

    英語2.「任命する」の英語表現と例文

    ビジネスシーンで使う「アサイン」には、ただ 仕事を割りふりされた意味ではなく、「特別なポストを任命する」といった意味として使う場合もあります

    <例文>

    I will assign you to the leader of the next project.

    (君を次のプロジェクトのリーダーに任命する。)

    まとめ

    「アサイン」は、 物事を割り当てる、人を何かに任命する、という意味があります。

    ビジネス用語のみならず、日常生活でも、新しいカタカナの言葉がたくさん出てくる時代です。

    今回解説した「アサイン」もその一つですが、聞いてわからない場合は、直ちにインターネットを活用したり、辞書を引くなどして調べましょう。

    きちんとした意味を知り、使い方をマスターすることで自分の知識を幅を広げていきたいものです。

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