「オーソライズ」されている?「オーソライズ」の意味は?使い方は?

オーソライズの意味とは ビジネス用語
 

「オーソライズ」は「正当であると認める」という意味で用いられる言葉です。

今回は、「オーソライズドジェネリック」などの言葉でも用いられる「オーソライズ」についてその意味や使い方、類語、英語表現まで徹底的に解説します。

1.「オーソライズ」の意味とは

正当であると認めること

オーソライズ

読み:おーそらいず

正当であると認めること。公認すること。

「オーソライズ」は 「~に権限を与える」「~を許可する」「~の正当性を認める」という意味を持つ「authorize」を元にしたカタカナ語です。

意味は英語とほとんど変わらず、「正当であると認めること」として用いられます。

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  • 「オーソライズ」と「オーサライズ」は違うの?

    「オーソライズ」と似た言葉として、「オーサライズ」という言葉があります。

    しかし、 これらの言葉はいずれも英語の「authorize」をカタカナ読みにしただけの言葉であり、意味に違いはありません。

    強いて違いを挙げるのであれば、「オーソライズ」よりも「オーサライズ」の方が英語により近い発音であるということくらいでしょう。

    ただ、日本では「オーサライズ」よりも「オーソライズ」の方が市民権を得た言葉なので、 ビジネスの場では「オーソライズ」の方を用いた方が無難です。

    「オーソライズドジェネリック」の意味

    「オーソライズ」という言葉が広く知られるきっかけとなったのは、ジェネリック医薬品が推進されるようになり、各製薬会社が「オーソライズドジェネリック」という言葉を頻繁に使うようになったことでしょう。

    「オーソライズドジェネリック」とは、 「原薬や添加物、製法等が新薬と同一であり、かつ、新薬を作ったメーカーからの許諾を得ているジェネリック医薬品」のことを指します

    「オーソライズドジェネリック」のことを「政府公認のジェネリック医薬品」だと勘違いしてしまう人も多いようですが、社会人として正しい意味をおさえておきたいですね。

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  • 2.「オーソライズ」の使い方・例文

    では、「オーソライズ」という言葉は具体的にどのようなときに使われるのかを詳しく見ていきましょう。

    2-1.「オーソライズ」のよくある使い方

    「オーソライズ」という言葉が使われる際には、「されている」「得る」「取る」という言葉がセットになっていることが多いです。

    「オーソライズされている」

    「オーソライズされている」は、 「正当に認められている」という意味で用いられます。

    そのため、商品の営業を行う人などが「この商品はオーソライズされているので安心ですよ」という風に、 商品の品質を保証する意味で用いることが多いです。

    「オーソライズを得る」

    「オーソライズを得る」は、 「正式な許可を得る」という意味で用いられます。

    「取引先の会社からのオーソライズを得てから仕事に取り掛かる」や「上司からのオーソライズを得る」のように、 仕事をする上で重要な相手からの許可を得る際に「オーソライズ」という言葉がよく用いられるようです。

    「オーソライズを取る」

    「オーソライズを取る」は、 公認を得たいときに用いられます。

    「特許を取得している会社から下請けとしてのオーソライズを取りたい」というような使い方ができますよ。

    「社内オーソライズ」

    「社内オーソライズ」とは、 「社内で権限を認められた人」のことを指す言葉です。

    オーソライズといえば認められた物に使われるイメージの強い言葉ですが、時には「社内オーソライズ」のように認められた人のことを指すということも覚えておくと良いでしょう。

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  • 2-2.ビジネスシーンで「オーソライズ」を使う場面と例文

    では、以上の使い方を踏まえた上で、ビジネスシーンにおいて「オーソライズ」という言葉をどのように使うべきか、その例文を以下に示していきます。

    場面1.商品の安全性を訴えたいとき


    こちらの商品はA社からオーソライズされているので、品質も安全性も抜群ですよ。

    「オーソライズ」は商品の安全性を訴えたいときによく用いられる言葉です。

    「オーソライズされている」という表現を使うことで、安全性に限らず、商品の素晴らしさを相手に訴えることができますよ。

    場面2.相手が不可解な行動をしているとき

     

    今あなたがしていることは上司からのオーソライズを得ているの?

    会社では、皆が効率よく仕事をするために上下左右の連携が大切にされます。

    しかし、中には「これは今することなの?」と疑問に思うような不可解な行動をしてしまう困った人もいるでしょう。

    そこで、「オーソライズを得ているの?」という表現を使って疑問を呈すれば、たちどころに反省してくれるに違いありません。

    多少トゲがあるように思われますが、相手の心を動かす力を持つということで頼りになる表現です。

    場面3.自分の行動の許可を得たいとき


    明日の午後から出張なので、オーソライズを取りたいのですがよろしいですか?

    「オーソライズ」は出張など、 上司から自分の行動の許可を得たいときにも使うことができます。

    「許可を取りたいのですが…」と伝えるよりも「オーソライズを取りたいのですが…」と言う方が一人前の社会人の風格が出ますよ。

    場面4.自分は上司から権限を与えられているということを伝えたいとき


    私は社内オーソライズなので、その件に関しては私が上司の代わりに伺います

    自分が「社内で権限を与えられた信用に値する人間である」ということを相手に伝えたい際にも「社内オーソライズ」という言葉を使うことができます。

    回りくどく「上司に権限を与えられているので」と言うよりも、端的に「社内オーソライズ」という言葉を使った方が相手を信頼させられるので、相手との交渉がスムーズに進むことでしょう。

    3.「オーソライズ」の類語・言い換え表現

    最近よく耳にしたり目にしたりする「オーソライズ」ですが、やはり英語由来の言葉ということで意味が伝わりにくいことがあります。

    そのようなときのためにも「オーソライズ」の類語・言い換え表現を覚えておくと便利ですよ。

    「オーソライズ」の類語・言い換え表現は以下の3つです。

    1. 「公認(こうにん)」
    2. 「許可(きょか)」
    3. 「お墨付き(おすみつき)」

    では、それぞれの類語について例文と共に意味を解説していきます。

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  • 類語1.「公認」

    公認

    読み:こうにん

    おおやけに認めること。

    「公認」は、 おおやけに認めることを意味する言葉です。

    「おおやけ」ということで、「国が認める」というイメージが強い言葉ですが、 会社などの団体が認めることについても「公認」という言葉を使うことはできます。

    <例文>

    私の会社には公認のクラブ活動がある。

    類語2.「許可」

    許可

    読み:きょか

    願い事などを聞き届けること。

    「許可」は、 自分よりも目下の者の願い事などを聞き届けることを意味する言葉です。

    そのため、「私は上司がご飯に行くことを許可した」という使い方は間違ってもされません。

    「許可」という言葉を使うときは、「私は上司の許可を得て社外に出かけた」というように、飽くまで目下の自分が許可を得たという意味で使いましょう。

    <例文>

    千葉に出張に行くために社用車の使用許可を得た。

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  • 類語3.「お墨付き」

    お墨付き

    読み:おすみつき

    権威のある人から得る保証。

    「お墨付き」は、 権威のある人から得る保証を示す言葉です。

    元々は、室町や江戸の時代に、将軍や大名から臣下に与えた領地を保証する文書のことを指しました。

    尊敬するに値する方からの保証を意味する「お墨付き」は以下のように使われます。

    <例文>

    この商品はこの業界の第一人者であるBさんのお墨付きをいただいています。

    4.「オーソライズ」と「コンセンサス」は何が違う?

    英語が由来となっているカタカナ語が溢れる昨今、カタカナであるだけではなく、意味まで似ている紛らわしい言葉もたくさんあります。

    実は「オーソライズ」にも、「コンセンサス」という意味が似ているカタカナ語があるのです。

    <例文>

    • チームの中でコンセンサスを取っておきたい。
    • コンセンサスを取ってからプロジェクトを進めよう。

    4-1. 「コンセンサス」とは?

    コンセンサス

    読み:こんせんさす

    意見の一致。

    「コンセンサス」は 意見が一致することを意味する言葉で、「全体のほぼ一致した意見」「意見の一致」を意味する「consensus」という英語をカタカナ読みしたものです。

    4-2. 「オーソライズ」と「コンセンサス」の使い分け

    「オーソライズ」も「コンセンサス」も「認められる」というニュアンスを持っているということで似ている言葉であるとされています。

    しかし、「オーソライズ」は「一方的な認定」であり、「コンセンサス」は「双方向性のある認定」であるという点で意味が大きく異なっています。

    また、「オーソライズ」は上司などの権威がある人からの許可、「コンセンサス」は立場が同等の人たちの合意という意味合いが強い言葉となっています。

     「オーソライズ」は特定の誰かからの認定を得ることを表すときに、「コンセンサス」は自分を含めて複数人の認定を得るときに使うということを覚えておきましょう。

    5.「オーソライズ」の英語表現

    「オーソライズ」はその語源となった「authorize」と訳されます。

    「authorize」が用いられた英文例としては次のようなものが挙げられます。

    <例文>

    • She authorized him to act as chairman.

    (彼女は彼に議長の権限を与えた。)

    • He is a person authorized to access the data.

    (彼はそのデータへのアクセスを許可された人です。)

    • This is not authorized by the company yet.

    (これはまだ会社からの認定を得ていません。)

    「authorize」には「authorization(オーソライゼーション)」という名詞形もあります。

    「authorization」の英文例としては次のようなものが挙げられます。

    <例文>

    • I have to do the authorization process.

    (私は承認作業をしなければならない。)

    • How long does it take for the authorization?

    (その承認にはどのくらい時間がかかりますか。)

    また、「authorize」の元となった言葉として「権限」や「許可」の意味を持つ「authority(オーソリティ)」という単語もあります。

    その英文例としては以下のものが挙げられます。

    <例文>

    • I gave authority to him.

    (私は彼に権限を与えた。)

    • He got authority to use the land.

    (彼はその土地の使用を手に入れた。)

    「オーソライズ」に関する様々な英語表現を覚えてビジネスシーンで役立てましょう。

    まとめ

    「オーソライズ」は、 「正当であると認めること」を意味します。

    自分の行動について上司から許可を得るときだけではなく、営業などで自社の商品の安全性を裏付けたり、自分の信用の高さを相手に伝えたりする際にも活躍してくれる言葉です。

    「オーソライズ」という言葉を正しく使って、ビジネスの場で活用していきましょう。

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