「ベネフィット」の本来の意味とは?ビジネスでの正しい使い方を紹介

ベネフィットの意味とは ビジネス用語

ビジネスシーンでも用いられる「ベネフィット」という言葉。

英語の「Benefit」を直訳すると「利益」「恩恵」などの意味があります。

ビジネスシーンなどでは、直訳した「利益」とは異なるニュアンスで使われていることが特徴です。

「ベネフィット」の本来の意味として、「提供されたサービスや商品によって得られる変化や体験」があります。

今回は、 「ベネフィット」の本来の意味やシーン別での正しい使い方について詳しく解説します。

1.「ベネフィット」の意味

ベネフィット

読み:benefit

意味:「利益」「恩恵」「ためになること」

「ベネフィット」は、 「利益」や「恩恵」「ためになること」などの意味です。

ビジネスシーンでは、「相手が満足すること」「相手にとって得になること」などのように使われます。

本来の意味としては、「サービスや商品を通じて変化を体験すること」であり、「利益」そのものだけを表しているわけではありません。

1-1.「ベネフィット」と「メリット」の違い

「ベネフィット」と似た言葉に「メリット」がありますが、以下のような違いがあります。

  • ベネフィット
    ⇒商品やサービスを通じて得た変化や満足感
  • メリット
    ⇒商品やサービスが提供する特徴や強み

「ベネフィット」は、 「メリット」を超えた先のことを意味しており、その人自身が体験した変化のことを表します。

「メリット」は商品の特徴や売りの部分のことを指す言葉です。

わかりやすいように、「高画質のカメラ」のメリットとベネフィットを表にして分けてみましたので、ご確認ください。

  メリット ベネフィット
高画質のカメラ 鮮明な画像が撮れる
  • 子供の写真をキレイな画質で残すことができる
  • インスタグラムで「いいね」をたくさんもらえる写真が撮れる
  • カメラ好きの友人に自慢ができる
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  • 2.「ベネフィット」の使い方と具体的な場面

    「ベネフィット」という言葉は、使う場面によって使い方やニュアンスが異なります。

    ビジネスシーンや薬の内服などに対しても使われるため、正しい使い方を知っておきましょう。

    場面1.マーケティングにおける「ベネフィット」

    ビジネスのマーケティングにおける「ベネフィット」とは、 「その先に期待される満足」という意味です。

    マーケティングは、顧客のニーズに合ったものを最適な形で提供するためには必要な活動であり、企業の売り上げを左右するものでもあります。

    売り上げを向上させるためには、顧客の「ベネフィット」に焦点を当てて考えることが求められるでしょう。

    例文:「売れる商品を開発するためには、ユーザーのベネフィットを理解することが必要だ。」

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  • 場面2.薬における「ベネフィット」

    医療に関わる薬の服用に対しても、「ベネフィット」という言葉が使われます。

    薬における「ベネフィット」とは、 「薬を服用したことにより得られる効果」という意味です。

    反対語として副作用を表す「リスク」が挙げられており、「リスク&ベネフィット」と両方合わせて表記されることもあります。

    決められた使い方や指示された量をしっかり内服することが、最大限の「ベネフィット」を得られるということです。

    例文:「薬には期待した効果が得られる「ベネフィット」があるが、反対に「リスク」もある。」

    4.「ベネフィット」の類語

    「ベネフィット」に似た意味を持つ言葉として、以下の3つがあります。

    1. アバンテージ
    2. プロフィット
    3. ベネフィットコンサート

    同じような意味を持っていますが、 「ベネフィット」とは異なるニュアンスのものもあるので、違いについて理解しておきましょう。

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  • ①アドバンテージ

    「アドバンテージ」は、 「他よりも有利や強み、利益」などの意味です。

    「ベネフィット」と似た意味をもつ言葉ですが、以下のような違いがあります。

    • ベネフィット
      ⇒サービスや商品を通じて得た利益
    • アドバンテージ
      ⇒他のものと比べて優位性がある

    「アドバンテージ」は、何かと比べての優位性ということで、比較対象が必要になる言葉です。

    例文:「自社の商品は、競合Aと比べて価格の安さでアドバンテージがある。」

    ②プロフィット

    「プロフィット=profit」は、 「利得や儲けなど金銭上の利益」という意味です。

    「ベネフィット」と「プロフィット」は、金銭的な意味での違いがあります。

    • ベネフィット
      ⇒サービスや商品を通じて得た満足感や利便性などの利益
    • プロフィット
      ⇒利得や儲けなどの金銭上の利益

    このように、「ベネフィット」は金銭に限らず満足感など心理的な利益なども含みます。

    例文:「前年度に比べて今年はプロフィットが増えた。」

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  • ③ベネフィットコンサート

    「ベネフィットコンサート」は、 「慈善事業」という意味です。

    よくテレビで耳にする言葉ですが、「利益目的ではなく経済的に困っている人を救済する善意の事業」のことを表しています。

    「ベネフィット」には「人々に恵みをもたらす恩恵」の意味も含まれているため、チャリティー事業を表すときに使われる言葉です。

    例文:「今年はベネフィットコンサートを行う予定だ。」

    5.「ベネフィット」の反対語

    「ベネフィット」の反対の意味を表す言葉として、下記のものがあります。

    1. ディスアドバンテージ
    2. デメリット
    3. ダメージ
    4. ロス

    上記に挙げた「ベネフィット」の反対語は、 マイナスイメージが強い言葉が多いです。

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  • ①ディスアドバンテージ

    「ディスアドバンテージ」は、 「不利益や損失、不利にする」などの意味です。

    「人や物に対して不利な立場や損失を与える」という使い方やバスケットボールの専門用語としても用いられます。

    例文:「少しのミスが原因で、顧客にディスアドバンテージが発生した。」

    ②デメリット

    「デメリット」は、 「不利や欠点、落ち度」を表す言葉です。

    「メリット」の反対語として、「良くない部分」などを伝えたいときに対比して使われることがあります。

    「不利や損失」などの「デメリット」を英語で表現したいときは、「ディスアドバンテージ」を使いましょう。

    例文:「このサービスは顧客にとってデメリットが多い。」

    ③ダメージ

    「ダメージ=damage」は 「損害」を表す意味です。

    日本語では「ダメージを受けた」などの表現で表されることが多いですが、基本的には人に対して使いません。

    しかし、身体のパーツに対しては「手にダメージを受けた」などのように用いられます。

    例文:「その失敗は、決定的なダメージを与えた。」

    ④ロス

    「ロス=loss」は、 「損失や損害、無駄」という意味です。

    ビジネスの場面で「損失」を表したいときは、「ダメージ」よりも「ロス」の方が相応しい表現になります。

    例文:「発注ミスにより機会ロスが生じてしまった。」

    次に、「ベネフィット」の英語の例文と使い方を紹介します。

    6.「ベネフィット」の英語表記と例文

    「ベネフィット」の英語表記は 「benefit」であり、意味は日本語の「利益」と同じです。

    英語には「年金や保険などの給付金、手当て」の意味もあります。

    例文:「I am receiving unemployment benefits.」
    失業手当てをもらっている。)

    まとめ

    「ベネフィット(=Benefit)」は、直訳すると「利益」や「恩恵」などの意味です。

    ビジネスシーンでは 「人が満足すること」「相手が得を得ること」の意味として使われています。

    ビジネスや医療、マーケティングにおける「ベネフィット」の本来の意味は、「サービスや商品を通じて変化を体験すること」を表す言葉です。

    ビジネスシーンでは重要な考え方となるので、正しい意味を理解しておきましょう。

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