「大団円」の意味は?例文とともに使い方・類語・対義語・英語を解説!

大団円の意味とは ビジネス用語

「大団円」(だいだんえん)は、「物語のラストが喜ばしい結果になること」を意味する言葉です。

「大団円を迎える」「大団円になる」というように、使います。

この記事では「大団円」の詳しい意味や使い方、語源、類語・対義語や英語表現を解説していきます。

1.「大団円」の意味・語源

物語のラストが喜ばしい結果になること

大団円

読み:だいだんえん

意味:物語のラストが喜ばしい結果になること。

「大団円」は、物語の登場人物たちが、うれしく、幸せな結果になることを意味します。

「大団円」は主に小説や演劇などストーリー性のあるものの結末を指して使われる表現です。

「この小説は大団円で終わる」というように直接的に使われるほかに、「大学生活は大団円となった」というように日々の生活を小説に見立てて比喩的に使われることもあります。

例文

  • 大団円で終わる小説の構想を、今練っているところです。
  • 彼が人生で味わった苦労は最後にはすべて報われ、大団円となった。
  • 私の苦しい大学生活も、卒業論文の提出で大団円となるようにしたい。
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  • 語源はまるいという意味の団円から

    「大団円」の「団円」とは、円形を表しています。

    角がなく1つの線で結ばれいるその形状から、「円満なさま」「丸くおさまること」を表します。

    やがて物語の「結末」を表す場合でも使われるようにもなってきました。

    「大円団」というふうに漢字の並びを変えて使われることもありますが、これは誤った表現なので使わないようにしましょう。

    2.「大団円」の使い方と例文

    物語の最後の部分を表す際に用いられる用語です。

    「大団円」は終わりを迎える物語にだけ使われ、まだ続きのある場合には使えません。

    また、基本的には幸せな結末のときに使われ、悲しい終わり方をする物語においては使用されません。

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  • 大団円となる

    「大団円となる」は「途中に波乱もありつつ幸せな形で話が終わる」という意味で使われます。

    ストーリーが円満に終わることを説明する際に表される表現です。

    すべて順調に物語が進行するのではなく、様々なトラブルを経てようやくエンディングを迎えるといった要素も含まれています。

    例文

    この小説は、主人公の探偵が緻密な推理に基づき犯人を捜し出し大団円となる

    大団円に終わる

    「大団円に終わる」は「盛り上がって円満におしまいになる」という意味です。

    全てが平和に幸せに終わるといった意味合いを含んでいます。

    すでに完結した物語に対して使われる表現です。

    例文

    親友の結婚式は盛況の中、大団円に終わった

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  • 大団円を迎える

    「大団円を迎える」は「物語が終盤に差しかかる」という意味で使われます。

    話が終わった後ではなく、もうすぐ終わる場面で使用されます。

    全てが円満に終わるような結末でないと使えないので注意しましょう。

    例文

    一年に渡り放送されてきた恋愛ドラマだが、先週の放送で大団円を迎えた

    3.「大団円」の類語と例文

    大団円の類語

    「大団円」の類語は、以下の通りです。

    それぞれの意味の違いを学ぶとともに、適した場面で使えるようになりましょう。

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  • 類語1.終幕

    「終幕」(しゅうまく)は、「幕」という言葉が使われていることから分かるように、芝居などの演劇から来る言葉です。

    「終幕」は「物語が終わりになる幕」を意味し、「終幕を迎える」というふうに使います。

    「大団円」は結末が幸せな、喜ばしい場合にのみに使用されるのに対し、「終幕」は不幸な結末など、そうではない結末にも使えます。

    例文

    3年近く続いた捜査もいよいよ終幕を迎える。

    類語2.終局

    「終局」(しゅうきょく)は、「事が終わること」「終結」「終わり」を意味し、「終局となる」「終局を迎える」などと使用されます。

    「終幕」同様、「終局」はハッピーではない終わり方に対しても使用されます。

    例文

    長らく続いた騒乱が終局を迎える。
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  • 類語3.大詰め

    「大詰め」(おおづめ)は「物事の終末の段階、終局」を意味し、「大詰めに入る」「大詰めを迎える」などと使用されます。

    元々はお芝居の最終場面を表す用語として用いられていました。

    こちらも「大団円」とは異なり、悲しい結末や盛り上がりにかける最後であっても使用できます。

    例文

    軍は本土へ上陸し、いよいよこの戦争も大詰めを迎える。

    類語4.ハッピーエンド

    「ハッピーエンド」は、「物事の最後が幸せに終わること」を意味し、「ハッピーエンドになる」「ハッピーエンドを迎える」というように用います。

    「ハッピーエンド」は、「ハッピー」という言葉が使われていることからも分かる通り、「大団円」と同じく結末が喜ばしい場合に使用されます。

    例文

    3年間勉強を続けた甲斐あって無事試験に合格し、ハッピーエンドを迎えた。

    4.「対義語」の対義語と例文

    大団円の対義語

    「大団円」の対義語には、以下の言葉が挙げられます。

    それぞれの対義語について、例文と一緒に意味を解説していきます。

    対義語を覚え、円滑に話が進められるようになりましょう。

    対義語1.悲劇

    「悲劇」(ひげき)は「不幸や悲惨なことを題材とした演劇」や「不幸せな結末になる物語」を意味し、「悲劇のヒロイン」「悲劇的な」などと使われます。

    「悲しい結末で終わる」ことから「大団円」の対義語として用いられます。

    例文

    意中の女性に告白したてふられたことは、彼にとって悲劇だった。

    対義語2.バッドエンド

    「バッドエンド」は「不幸または不運な結果で終わること」を意味し、「バッドエンドの」「バッドエンドとなる」などと使われます。

    こちらも「結末がアンハッピーである」ことから「大団円」の対義語として用いられます。

    例文

    最終的に被害者は自ら命を絶ち、この物語はバッドエンドとなった。

    5.「大団円」の英語表現と例文

    大団円の英語表現

    やや堅苦しいイメージのある「大団円」という言葉ですが、意外にもその英語表現はシンプルです。

    使いこなして海外の人とも価値観を共有できるようになりましょう。

    「大団円」の英語表現には、以下の2つが挙げられます。それぞれについて、例文と合わせて解説していきます。

    よく使用されるのは「finale」

    「finale」は物語や音楽の最後の部分を意味します。

    最後の盛り上がりも「finale」の意味に含まれています。

    「grand finale」とすると、さまざまな困難を乗り越えてハッピーエンドを迎えるという意味が強調され、さらに大団円に意味が近づきます。

    元々はイタリア語で、音楽・演劇用語として使われていました。

    例文

    • The finale was so amazing.(このエンディングは素晴らしかった)
    • The story will soon reach the grand finale.(物語はまもなくグランドフィナーレを迎えます)

    「denouement」も使用できる

    「denouement」は「物語の結末」を意味し、フランス語から来ている言葉です。

    「denouement」は幸せな結末だけでなく、どんな形の物語の最後でも使用できます。

    「大団円」との意味の違いを理解して表現するようにしましょう。

    例文

    What is the denouement of the novel? (この小説のエンディングはどうなるの?)

    まとめ

    「大団円」は、「だいだんえん」と読み、「物語のラストが喜ばしい結果になること」を意味する言葉です。

    話が完結していることを条件としており、まだ続きのある場合には使われることはありません。

    「大団円」は、「エンディングがハッピーとなる」「盛り上がって終わる」場合に特化した表現なので、他の結末を表す表現「終幕」「終局」などとは使い分けるようにしてください。

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