最終更新日:2020/06/04
「曜日」の英語表現は、「Days of the week」です。
月曜日はMonday、火曜日はTuesday・・・などは知っていても、「曜日」自体の英語表現は知らないのではないでしょうか。
今回は、「曜日」に関する英語表現や略語などの使い方について解説します。
また英語における「曜日」の語源も紹介しますので、この記事を読むことで、より単語の理解も深めることができるでしょう。
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1.「曜日」の英語表現
Days of the week
発音:デイズ オブ ザ ウィーク
意味:曜日
「Days of the week」は、月曜から日曜までの7日間を表現する英語です。
「week」は、「週」という意味を表します。
例文は、以下の通りです。
<例文>
- What day of the week is your birthday?
(あなたの誕生日は何曜日ですか。) - My favorite day of the week is Friday.
(私の好きな曜日は、金曜日です。)
1-1.「weekdays」&「weekend」との意味の違い
「Days of the week」という英語表現と似た英単語に、「weekdays」と「weekend」があります。
それぞれの単語の意味の違いを解説します。
weekdays
発音:ウィークデイズ
意味:平日(月曜から金曜)
「weekdays」は「平日」という意味です。
「週末」を意味する「weekend」と似ていますが、月曜から金曜までの平日しか含まれませんので、使用の際は気を付けてください。
weekend
発音:ウィークエンド
意味:週末(土曜と日曜)
「weekend」は「週末」という意味です。
「ウィークエンド」という言葉は日本でも多く使われる言葉なので、なじみがあると思います。
2.「各曜日」の英単語・発音・省略形・由来
ここからは、各曜日の英単語・発音・省略形・由来を紹介していきます。
2-1.各曜日の英単語・発音・省略形一覧
英単語 | 意味 | 省略形 |
Sunday(サンデイ) | 日曜日 | Sun. |
Monday(マンデイ) | 月曜日 | Mon. |
Tuesday(チューズデイ) | 火曜日 | Tue.(Tues.) |
Wednesday(ウェンズデイ) | 水曜日 | Wed. |
Thursday(サーズデイ) | 木曜日 | Thurs.(Thur. / Thu.) |
Friday(フライデイ) | 金曜日 | Fri. |
Saturday(サタデイ) | 土曜日 | Sat. |
2-2.各曜日の由来
各曜日の名称は、「北欧神話」「ローマ神話」にもとづいて名づけられています。
古代ギリシャ語やラテン語、ゲルマン語に起源があるとされ、古代ローマ人が夜空の移り変わりを神々の姿にあらわしたことがきっかけです。
- 日曜日(sunday) = 太陽
- 月曜日(monday) = 月
- 火曜日(tuesday) = 火星
- 水曜日(wednesday) = 水星
- 木曜日(thursday) = 木星
- 金曜日(friday) = 金星
- 土曜日(saturday) = 土星
以下で、詳しく解説します。
日曜日の由来
Sunday(Sun.)
発音:サンデイ
「Sunday」は、「Sun(太陽)」から名づけられています。
「太陽の日」という意味です。
日曜日は、週の初めの日なので登る「太陽(Sun)の日」と呼ばれています。
月曜日の由来
Monday(Mon.)
発音:マンデイ
「Monday」は、「Moon(月)」から名づけられています。
「月の日」という意味です。
日曜日の「Sun(太陽)」が沈んだ次の日が、月曜日「Moon(月)」なのが由来です。
火曜日の由来
Tuesday(Tue./Tues.)
発音:チューズデイ
「Tuesday」は、ラテン語である「dies martis」のローマ神話に登場する「Mars(マルス)」にちなんで名付けられました。
「Mars(マルス)」は火星とも同一視されている神です。
のちに、 ゲルマンの神である「チュール(tyr)」が代わりに付けられ、tyr→tiw→tuesdayに変化しました。
水曜日の由来
Wednesday(Wed.)
発音:ウェンズディ
「Wednesday」は、北欧神話における、アングロサクソンの主神「オーディン(Woden)」に由来しています。
北欧の神々の中でも、最高神のことです。
また、息子に木曜をつかさどる「トール」がいます。
木曜日の由来
Thursday(Thurs./Thur. /Thu.)
発音:サーズデイ
「Thursday」は、北欧神話の雷神「トール(Thor)」に由来しています。
「トール」は水曜日の神「オーディン」の長男です。
ローマ神話での「Juppiter(ユーピテル)」と同一視されています。
金曜日の由来
Friday(Fri.)
発音:フライデイ
「Friday」は、北欧神話の女神「フレイヤ(Freija)」に由来しています。
ローマ神話では「ヴィーナス」のことです。
また、オーディンの妻フリッグをローマ神話のヴィーナスと同一視しているともいわれています。
「フレイアの日」のスペル「Freija’s day」が変化して「Friday」になりました。
土曜日の由来
Saturday(Sat.)
発音:サタデイ
「Saturday」は、ローマ神話に登場する、人類に農業を教えた農耕神「サトゥルヌス(Sāturnus)」に由来しています。
「サトゥルヌス(Sāturnus)」が「サターン(Saturn)」に変化し、農耕の神様にささげた日を「Day of Saturn(サターンの日)」と呼びました。
それが変化して、「Saturday」になったとされています。
3.「曜日」の英語表現の覚え方
ここで「曜日」を歌で覚える方法をお伝えします。
歌と一緒に覚えると、よりスムーズに覚えられますよ。
<♪歌詞>
Sunday Monday Tuesday
Wednesday Thursday
Thursday Friday Saturday
Sunday comes again
♪
日曜 月曜 火曜
水曜 木曜
木曜 金曜 土曜
また日曜日がくるよ
4.「曜日」の尋ね方と答え方の英語表現
<例文①>
-
What day is (it) today?
(今日は、何曜日ですか?) - It’s Thursday today.
(今日は、木曜日です。)
「What」で「何~?」を意味します。
また、日付を尋ねる時は「day」ではなく「date」という単語を使うので、気をつけてくださいね。
- 【曜日を尋ねる場合】What day is(it)today?(今日は、何曜日ですか?)
- 【日付を尋ねる場合】what’s the date today?(今日は、何日ですか?)
<例文②>
-
Are you free on Friday next week?
(来週の金曜日は空いてますか?) - Yes, I am.
(はい、空いています。)
<例文③>
-
Will you come to school on Saturday?
(あなたは土曜日は学校に来ますか?) - No, I’ll not.
(いいえ、行きません。)
5.「曜日」を表す「前置詞」の付け方
ここでは、「曜日」に使われる前置詞を紹介します。
前置詞は名詞の前に置く単語で、名詞の意味を補う役割があります。
「曜日」を表す前置詞は「on」「by」「until」です。
1つずつ見ていきましょう。
5-1.「on」…特定の日を示す「何曜日に」の意味
「on」は「接触」しているイメージをもつ前置詞です。
カレンダーの日付部分に「接触」しているニュアンスです。
<例文>
- I’ll have a party on Friday.
(金曜日にパーティーを開く予定です。)
5-2.「by」…締め切りを示す「何曜日までに」の意味
「by」は、「(時間的に)近接」しているイメージをもつ前置詞です。
「ある時間の手前」というニュアンスです。
「by」は「未来のある時点までに」という意味合いがあります。
<例文>
- Please coming my house by this Friday.
(金曜日までに私の家に来てください。)
5-3.「until」…終点を示す「何曜日まで」の意味
「until」は、「限界点」のイメージをもつ前置詞です。
「継続状態の終点」の意味合いを表現する語です。
<例文>
- I will take a break from work until Wednesday.
(私は、水曜日まで仕事を休みます。)
6.「曜日」を含んだ日付の書き方
ここでは、実践的な「曜日を含んだ日付の書き方」を紹介します。
英語では「①曜日」「②日付」「③西暦」の順に記載します。
<例文>
- Tuesday, December 4, 2018
(2018年12月4日火曜日)
米国式では、カンマを付けるのが慣例です。
まとめ
「曜日」の英語表現は、「Days of the week」です。
似ている英単語に「weekdays(平日)」と「weekend(週末)」がありますが、「曜日」とは意味が違います。
「曜日」の英語表現は日常でも使いますので、ぜひ覚えてみてくださいね。