「ディテール」は専門用語?正しい意味と使い方や類語を紹介

ディテールの意味とは ビジネス用語

あのガンプラで作ったジオラマのディテール、ヤバくない?


この前購入したゲームに登場する敵メカのディテールが、かなり作り込まれている。

このような感じに「ディテール」が使われると、一瞬戸惑いますよね。

「ディテール(Detail)」とは、一般的には 「細部」や「全体に対する末端部分」などを意味する言葉です。

本記事では「ディテール」の意味や使い方、由来や類語、さらには対義語表現まで紹介しています。

「ディテール」の正しい意味を知ることで、様々な使い方があることにも気が付くことでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

1.「ディテール(Detail)」の意味:「細部」「全体に対する末端部分」

最初に「ディテール(Detail)」の読み方や意味について紹介します。

ディテール(Detail)

読み:でぃてーる

  1. 細部
  2. 全体に対する末端部分

「ディテール」とは、 「細部」や「全体に対する末端部分」を意味する言葉です。

カタカナ語であり、また専門用語的でクリエイティブな現場でよく用いられています。

意味に「細部」とあるので「小さい物」と捉えがちですが、あくまで「全体の中の一部や末端部分」を指すので間違えないようにしましょう。

1-1.「ディテール」の由来:英語の「Detail」から

「ディテール」は「Detail」という、「細部」や「詳細」の意味がある英単語を由来とする言葉です。

英単語の意味そのままに、カタカナ語としての「ディテール」にも用いられ、「取るに足らない」の意味合いも含まれています。

言語起源として「細かく裁断する」を意味する「Détail」というフランス語の言葉です。

<「ディテール(Detail)」を使った例文>

  1. This proposal sticks to the details of the contents.
    意味 ⇒ この提案書はコンテンツのディテールにまでこだわっている。
  2. That illustration is stuck up to details and is gathered up.
    意味 ⇒ あのイラストは、細部までこだわっている上にまとまっている。
  3. I like the back of that brand because it sticks to details.
    意味 ⇒ あのブランドのバックは細部までこだわりぬいているから好きだ。
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  • 2.「ディテール」の使い方と例文

    「ディテール」には「細部」と「全体に対する末端部分」の2つの意味があるので、 使い方もそれぞれ解釈が可能である点が特徴的です。

    そこで、次の「ディテール」の4個の使い方と例文を紹介します。

    1. ディテールにこだわる
      細部にこだわる
    2. ディテールが荒い
      細部が荒い
    3. ディテールが知りたい
      全体に対する「この部分」が知りたい
    4. ディテールが細かい
      細部、もしくは全体に対する末端部分が細かい

    それぞれの使い方を説明します。

    2-1.「ディテールにこだわる」

    「ディテール」の使い方において「ディテールにこだわる」はよく使われる慣用句です。

    本来「ディテール」は「細部」や「詳細」の意味であり、「こだわる」の意味は含まれません。

    しかし「ディテールにこだわる」と合わせて使うことで、結果的に「 目立たない部分にまで手を抜かずに作り上げる」と解釈できるようになり「細部までこだわっている」を相手に伝える事ができるのです。

    例文

    • このコートは縫い目や縫い代の処理にまで、かなりディテールに拘っている
    • あの人気キャラクターの肌の透明感へのディテールに拘る熱意には脱帽する。
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  • 2-2.「ディテールが荒い」

    「ディテールが荒い」などと「細部が荒い」「全体に対する末端部分が荒い」と表現する使い方があります。

    例えば、デザインなどクリエイティブなカテゴリーにおいて「ディテールが荒い」とは「 全体的な構成は絶賛するが、質感や細かい表現がおざなりになっている」を意味するのです。

    結果的に「大雑把」と解釈される表現なのです。

    例文

    • シナリオそのものは面白いけど、登場人物設定のディテールが荒いのは気になる。
    • 筋は良いのにディテールが荒いから勿体ないなぁ、ちゃんと修行すればと思う。

    2-3.「ディテールが知りたい」

    ビジネスにおいて「ディテール」は、一般的には殆ど使われない表現です。

    しかし「ディテール」は「詳細」や「 全体に対する「この部分」が知りたい」の意味を含みます。

    なので「全体に対して『この部分』が知りたい」を相手に伝える場合に、「~のディテールが知りたい」等と使うのです。

    例えば「この提案書の売りとなるコンセプトのディテールが知りたい」や「開発スケジュールのディテールが知りたい」などの使い方が可能になります。

    例文

    • このイベントの企画立案から開催までのタイムラインディテールが知りたい
    • その商品が実際に販売まで至った経緯やディテールが知りたいと思う。
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  • 2-4.「ディテールが細かい」

    「ディテールが細かい」は、それこそクリエイティブなカテゴリーでよく耳にする慣用句です。

    しかし「ディテール」自体が「細部」を意味であり「細部が細かい」の解釈になります。

    「ディテールが細かい」は、実は「違和感を感じる」や「頭痛が痛い」と同じ意味が被る誤用表現なのです。

    「細部が細かい」を意味する表現は「質感が細かい」「細部表現が凄い」等があります。

    例文

    • このゲームに出てくるそれぞれのメカのディテールがかなり細かい
    • ディテールが細かいエンタメ系は、ユーザー視点でも純粋に楽しい。

    3.業界ごとの「ディテール」の意味と例文

    「ディテール」が専門的用語に感じる原因として、一部の業界ごとに「ディテール」の意味が異なる点があります。

    そこで、以下の5個のカテゴリーにおける「ディテール」の意味を説明します。

    1. エンターテイメント業界
      ⇒ 質感表現の細かさ、表現力の繊細さ、最終的な仕上げ
    2. 服飾デザイン業界
      ⇒ 細かいパーツ部分の作り込み、全体を踏まえた上での細部への拘り
    3. 建築業界
      ⇒ 設計図、もしくはインテリアなど内装詳細部分
    4. 一般的なビジネスシーン
      ⇒ 企画や提案内容の詳細、スケジューリング詳細

    それぞれ、解説しますね。

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  • 3-1.エンターテイメント業界

    エンターテイメント業界でも「ディテール」はよく使われます。

    映画やアニメなどの映像作品、ゲームなどの娯楽、各アーティストの作品、小説作家の作品など列挙に暇がない、 広域でのエンターテイメントにおいての「ディテール」の意味は次の通りです。

    • 表現力の繊細さ
    • 質感表現の丁寧さ
    • 最終的な仕上げの完成度

    鑑賞したこれらの作品に対し、このカテゴリーで「ディテール」を使うことで、その作品の描写や話の作り込みや丁寧さといった「細かさ」を表現する事ができるのです。

    例文

    1. あのゲームの背景ディテールへの拘りは、殆ど実写と変わらないかも。
    2. ベストセラーのあの小説を読んだけど、登場人物のディテールが生々しくて辛い。

    3-2.服飾デザイン業界

    服飾デザイン業界においての「ディテール」の意味は次の通りです。

    • 襟のデザインやポケットの位置など、細かいパーツ部分の作り込み
    • 装飾の入れ方や配色、縫製など全体を踏まえた上での細部への拘り

    服飾雑貨デザインそのものを「ディテールデザイン」としており、 縫製や最終仕上げなど、細部への拘りを特に重要視していることを表現できるのです。

    服を購入する時でも、何気に「ディテール」を気にしている人が多いでしょう。

    例文

    1. あのブランドのディテールの作り込みは他の追随を許さない領域に達している。
    2. 縫い目を感じさせないディテールへの拘りが凄いとしか言いようがない。
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  • 3-3.建築業界

    建築業界において「ディテール」は主に次の2つの意味を指します。

    • 「詳細設計図」や「間取り図」
    • 設備や調度品などの「内装細部部分」

    「詳細(設計図など)」なのか?「細部(内装や調度品など細かい部分)」なのか?を 文章内容で判断し、使い分ける必要があります。

    例文

    1. やっと、今回のリフォームのディテールが確認できた。
    2. あのB邸宅のインテリアディテールの拘りぶりは、凄いと思う。

    3-4.一般的なビジネスシーン

    ビジネスにおいて「ディテール」は、次の意味として使われることがあります。

    • 「提案書」「企画書」の詳細説明
    • 「サービスインや商品リリース」までのロードマップ(スケジュール)の詳細
    • 商品企画開発の詳細

    一般的なビジネスの場では 使われることが少ない使い方です。

    しかし、把握した方が良く便利な表現なので、頭の隅に覚えてはいかがでしょうか。

    例文

    1. サービスリリースまでのスケジュールのディテールを説明します。
    2. C主任の提案書のディテール構築は参考にした方が良いかもしれない。

    4.「ディテール」の類語表現

    次に「ディテール」の4個の類語について紹介します。

    1. 委細(いさい)
      意味 ⇒ 細々した詳しい事情
    2. 眼目(がんもく)
      意味 ⇒ 物事の大切な点や、主な目的
    3. 焦点(しょうてん)
      意味 ⇒ 人々の関心や注意が集中する点
    4. ポイント
      意味 ⇒ 数多くある中の、とある要点

    それぞれの類語の例文は次の通りです。

    1. 委細
      例文 ⇒ あの企画書の委細を何とか知る事ができた。
    1. 眼目
      例文 ⇒ 教育の眼目は人間形成に尽きる。
    1. 焦点
      例文 ⇒ 会議参加者の焦点は、その提案書の草案のソース元に絞られた。
    1. ポイント
      例文 ⇒ その点だけ言い当てるとは、かなりピンポイントだな。

    いずれ 「詳しい事情」や「ピンポイント的な意味」「注意すべき点」などを指す言葉が特徴的です。

    5.「ディテール」の対義語表現

    最後に「ディテール」の4個の対義語について紹介します。

    1. シンプル(simple)
      意味 ⇒ 簡略
    2. ルーズ(rough)
      意味 ⇒ 大雑把
    3. アウトライン(outline)
      意味 ⇒ 概要
    4. サマリー(summary)
      意味 ⇒ 要旨

    それぞれの対義語の説明をします。

    また紹介する対義語は、すべてビジネスでは特に耳に馴染んでいる言葉です。

    5-1.シンプル(Simple)

    「シンプル(Simple)」の意味は、日常的に使っている「シンプル」そのものであり、非常に様々な使い方ができることは周知の通りです。

    もちろんビジネスでも恒常的に用いられます。

    「シンプル(Simple)」の「簡略」以外の意味は次の通りです。

    • 簡素
    • (いい意味で)単純
    • 飾り気がない

    例文
    かなりシンプルである一方で 内心とても複雑なものを感じています。

    5-2.ラフ(Rough

    「ラフ(rough)」は、 ビジネスはもちろん日常生活でもよく使う言葉のひとつになります。

    「彼ってかなりラフな服装コーデしているよね?」などの使い方が多い言葉です。

    「ラフ(rough)」は「大雑把」以外にも次のような意味を持ちます。

    • 荒い
    • 激しい
    • 粗大

    例文
    あの人は親でありながら子どもに対し、かなりラフであり怒りっぽい。

    5-3.アウトライン(Outline)

    「アウトライン(Outline)」は日常生活よりもクリエイティブな活動、またはアスリートな生活を送っている人であれば普通に用いる言葉のひとつです。

    「概要」や「要点」の意味においては、ビジネスでも多用されています。

    「アウトライン(Outline)」は「概要」以外にも次の意味が含まれているのです。

    • 輪郭
    • あらまし
    • 要点

    例文
    あなたが提案した企画書のアウトラインを、ぜひお伝え願えませんか?

    5-4.サマリー(Summary)

    「この提案書のサマリーとは?」や「このアイディアのサマリーにまとめて」など「サマリー」は特に ビジネスで使う言葉です。

    「サマリー(Summary)」は「要旨」以外にも次のような意味を持ちます。

    • 概要
    • 集約
    • 内容や要点を簡潔にまとめたもの

    例文
    くどくど提案のディテールの説明よりも、まずはサマリーから入った方が参加者も解りやすい。

    まとめ

    「ディテール(detail)」とは、 「細部」や「全体に対する末端部分」を意味する言葉です。

    今回「ディテール」の正しい意味や使い方を把握することで、こだわるにも方法があることを知りました。

    「ディテール」の正しい意味や使い方を理解し、踏まえるべきポイントに添いながら様々な「ディテール」にこだわってはいかがでしょうか。

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