ドラスティックの意味は?使い方や間違えやすいポイントも解説

ドラスティックの意味とは ビジネス用語

「ドラスティック」な改革を起こす!と社長が言っていたけど…一体どんな改革?

「ドラスティック」とは「 徹底的で強烈なさま」を意味します。

ビジネスシーンでも出てくるので、ぜひ覚えておきたい言葉の一つです。

本記事では「ドラスティック」の意味や、使い方を例文付き解説し、加えて「ドラスティック」を使う時の押さえておきたいポイントについても紹介します

「ドラスティック」の意味をしっかり理解して、きちんと使い分けられるようになりましょう。

1.「ドラスティック」の意味は?

「ドラスティック」の意味は以下の通りです。

ドラスティック

  1. 徹底的で強烈なさま。
  2. 過激な、思い切った、抜本的な。

今の状況が根本からくつがえる程の、大きな変化が起こった場合に使われる言葉です。

1−1.「ドラスティック」の語源は英語の「drastic」

「ドラスティック」はカタカナ語で、語源は英語の「drastic」です。

「drastic」には「思い切った」「徹底的な」「抜本的な」「劇的な」という意味があり、以下のように使います。

<例文>

  • drastic action

  (思い切った行動)

  • a drastic reduction

  (徹底的な削減)

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  • 2.「ドラスティック」の使い方と例文

    「ドラスティック」は「今の現状は良くない。だからその状況を打開するために根本から仕組みや、考え方を変えた/変えよう」という時に使う言葉です。

    例えば、以下のように使います。

    <例文>

    • 今の状況を好転させるためには、相当ドラスティックな改革が必要だ。
    • 我が社の基本理念は、いくら時代が移り変わろうともドラスティックに変わるものではない。
    • 彼の案は非常にドラスティックだが、会社の未来のためには有効な手段だ。

    このように、前進していくために急激に変化を加えるという意味合いで使われます。

    ここまでは、ドラスティックの意味と使い方について解説しました。

    3.「ドラスティック」を使う時の注意点

    「ドラスティック」を使う場合に、間違ってしまいやすいポイントについて以下の2つを紹介します。

    1. 急激な変化に対してだけ使う
    2. マイナスの変化に対しては使わない

    これらは「ドラスディック」を正しく理解する上でとても大切なポイントです。

    それぞれ見ていきましょう。

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  • 3-1.急激な変化に対してだけ使う

    「ドラスティック」を使う時の注意点の1つ目は、あくまでも「急激な変化に対してだけ使う」 いう事です。

    「変化=ドラスティック」ではなく、「大変革=ドラスティック」となり、ただの変化には使用しません。

    日常的に変化はあっても、大変革なんて滅多に起こらないですよね。

    したがって、よっぽどのの事がない限りは使われない言葉となるのです。

    間違った例文は以下の通りです。

    <間違った例文>

    ×:彼は毎日コツコツドラスティックに努力を続けた。

    このように、コツコツ(少しずつ)努力を続けるのは、急激な変化を表す「ドラスティック」とは全く反対の動作なので、表現が全くちぐはぐになってしまいます。

    よって「ドラスティック」は、「急激な変化に対してだけ」使うようにしてください。

    3-2.マイナスの変化に対しては使わない

    また、いくら急激な変化の場合であっても 「ドラスティック」はマイナス方向の変化に対しては使いません。

    なぜなら「ドラスティック」はプラス方向に変化した出来事に使う言葉だからです。

    例文で確認してみましょう。

    <間違った例文>

    ×:彼が無職になった事で、ドラスティックに収入が減った。

    例文のように、収入が激減したのは確かに大きな変化ですが、これはマイナスの方向への変化です。

    このような場合は「ドラスティック」は使いません。

    あくまでも「ドラスティック」は、現状が良い方向に向かうための急激な、根本的な変化を表現する時に使う言葉なのです。

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  • 4.「ドラスティック」の類語

    「ドラスティック」と同じ意味を持つ類語を3つ紹介します。

    1. ラジカル
    2. 革新的(かくしんてき)
    3. 抜本的(ばっぽんてき)

    それぞれ見ていきます。

    4-1.「ラジカル」

    「ラジカル」の意味は以下の通りです。

    1. 徹底していて、過激で急進的なさま。
    2. 科学で、遊離基(ゆうりき)。

    ①の意味が、「ドラスティック」と同義で使われます。

    <例文>

    • これからの時代、我が社の経営方針をラジカルに変えていく事が必要だ。
    • 彼はラジカルに会社の仕組みを変えていくので、業績が上がった。
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  • 4-2.「革新的(かくしんてき)」

    「革新的」の意味は以下の通りです。

    制度、組織、習慣などを改めて新しくしようとするさま。

    「ドラスティック」と同じように、 物事を前に進める事を目的として改革するという意味で使われます。

    以下例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • 中小企業の連携で革新的な医療機器の製造を目指す。
    • 電気で瞬時に温まる革新的な防寒具。

    「ドラスティック」が前進を目的とした大きな変化という意味合いなのに対して、「革新的」は前進を目的として、今までになかった新しいものを生み出すという意味合いで使われます。

    そのため、新しいものを生み出す時の変化を表す場合は「革新的」を使うなど、使い分けていきましょう。

    4-3.「抜本的(ばっぽんてき)」

    「抜本的」の意味は以下の通りです。

    根本に立ち戻って是正するさま。

    例えば以下の様に使われます。

    <例文>

    • 医療制度の抜本的な改革が必要だ。
    • 日本の英語教育を抜本的に変革しなければ、日本人はいつまでも会話力が身に付かない。

    「ドラスティック」が現状からの大きな変化という意味で使われるのに対し、「抜本的」は現状からまずは、原点に戻って見直しを行うというイメージで使われる言葉です

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  • 5.「ドラスティック」の対義語

    「ドラスティック」は急激な変化という意味なので、その対義語となると「変化しない」あるいわ「少しずつ変わっていく」という意味合いの言葉がそれに当たります。

    「ドラスティック」の対義語について以下の2つをご紹介しましょう。

    1. 保守的(ほしゅてき)
    2. 穏健(おんけん)

    それぞれ確認していきましょう。

    5-1.「保守的(ほしゅてき)」

    「保守的」の意味は以下の通りです。

    考え方や行動などに保守の傾向があるさま。

    「今までの状態や考え方を変えようとしない状態」という意味で、大きく変化する「ドラスティック」とは対照的な状態を表現する時に使われる言葉です。

    例文は以下の通りです。

    <例文>

    • 年を重ねると、大多数の人が保守的な考え方になる。
    • 突飛なアイディアはとても面白いが、保守的な思考を持つ層にはウケないだろう。

    このように、今の仕組みや考え方を大きく変えようとしない思考や態度の事を表す時に使われる「ドラスティック」とは正反対の意味の言葉です。

    5-2.「穏健(おんけん)」

    「穏健(おんけん)」の意味は以下の通りです。

    おだやかで、行き過ぎや間違いがなく、しっかりしているさま。

    直面している問題に対して、それを強行に変えようとせず、穏便に解決しようとする人や態度、思いに対して使われる言葉です。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • 世の中の全体が穏健な考え方だったら、もしかしたら戦争は起こらないかもしれない。
    • 時には大幅な改革も必要だが、穏健であることもとても大切な事だ。

    このように「穏健」は、「激しい事をしない」事で、正常な状態を保ち、穏便に物事を進められるという意味合いを持っています。

    今の状態を貫く、ぶれないという意味では、大きな変化を表す「ドラスティック」とは正反対の意味を持つ言葉です。

    まとめ

    「ドラスティック」は「徹底的で強烈なさま」という意味で使われる言葉です。

    「ドラスティック」が相手に伝わらない時に、類語を頭に入れておくと置き換えて伝えられるので便利です。

    「根本を覆すような、大きな変化の時にしか使わない」という事と「マイナスの方向への変化に対しては使わない」という2つのポイントを特に頭に入れて使いましょう。

     

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