「布石」の意味とは?正しい使い方と対義語・類義語を徹底解説

布石の意味とは ビジネス用語

「布石」とは 「将来のために配置する備え」という意味を表します。

「布石を打つ」「布石を置く」などで用いますが、「伏線」と意味を勘違いしている人も多い言葉なので注意が必要です。

そこで今回は「布石」の正しい意味と使い方、「伏線」との違いを解説。

ビジネスシーンでもよく使用する言葉なので、ぜひ覚えておきましょう。

1.「布石」の意味

将来のために配置する備えの事

布石

読み:ふせき

  1. 囲碁の対局の初めにおける石の並べ方
  2. 将来のために配置する備え

「布石」は元々、囲碁で序盤に全体の局面を考えて石を配置することを指します。

あらかじめ後の展開のために石を配置することから、「布石」は「将来のためにあらかじめ備えておくこと」という意味を表すようになりました。

そのため ビジネスシーンで使われている「布石」は、「将来のための備え」として使用されています。

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  • 2.「布石」の使い方

    「布石」の使い方と例文を見ていきましょう。

    例:若いうちに英語を習得することは、将来への布石となる

    この例文は「若いうちに英語を習得することは、将来のための備えになる」という意味です。

    「布石」が使われている言葉

    「布石」が使われている言葉は以下の通りです。

    • 布石を打つ

    布石を打つ

    「布石を打つ」は 「将来のためにあらかじめ手段を講じておくこと」という意味です。

    例:来週のプレゼンが成功するように、布石を打っておいた

    この例文は、「来週のプレゼンが成功するように、あらかじめ手はずを整えておいた」という意味を表します。

    「布石を打つ」という表現は 「後の展開を考えて手段を講じる」という意味です。

    そのため主にビジネスシーンで使用します。

    プレゼンや会議、他社との打ち合わせなどで「成功させるために、あらかじめ手はずを整えておいた時」に使いましょう。

    「布石を置く」は間違い

    「布石を置く」という表現は間違いです。

    「布石」は元々「囲碁の序盤戦の打ち方」のことを表すため、「置く」という表現は正しくありません。

    また、同様に「布石を投じる」や「布石を敷く」という言い方も間違いです。

    正しくは「一石を投じる」や「伏線を敷く」で使用する言葉なので、間違えないように気を付けましょう。

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  • 3.「布石」の類語

    「布石」の類義語は以下の通りです。

    • 対策を立てる
    • 伏線を張る

    類語1.対策を立てる

    「対策を立てる」は 「ある物事が起こった時の為に備えておくこと」という意味です。

    例:ライバル社に先を越されないよう対策を立てる
    ⇔ライバル社に先を越されによう布石を打つ

    この例文は「ライバル社に先を越されないよう、あらかじめ備えておく」という意味です。

    「対策を立てる」と「布石を打つ」はどちらも同じ意味で使用することができます。

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  • 類語2.伏線を張る

    「伏線を張る」は 「あとのことが上手くいくように、あらかじめ用意しておくこと」という意味です。

    例:あの映画は、上手く伏線が張られていて面白かった

    この例文は「あの映画は、今後の展開が上手く物語中に散りばめられていて面白かった」という意味を表します。

    「布石を打つ」と「伏線を張る」の違いは、 「後の展開のための準備を伏せているかどうか」です。

    「伏線を張る」は「後のことが上手くいくよう前もって用意すること」という意味を表します。

    そのためどちらも「あらかじめ用意しておく」という点で意味は同じです。

    ただし、 「伏線を張る」は「前もって用意していることを伏せながらほのめかす」というニュアンスが強く、主に映画や漫画などに対して使用します。

    一方で、「布石を打つ」は「後の展開のためにあらかじめ準備をすること」なので主にビジネスシーンで使用する言葉です。

    このように、両者の違いは「後の展開のための準備を伏せているかどうか」なので、ビジネスシーンで使用する場合は「布石を打つ」を使用しましょう。

    伏線の詳しい使い方は『伏線の意味と使い方』の記事を参考にしてください。

    4.「布石」の対義語

    「布石」の対義語は以下の通りです。

    • 準備不足
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  • 準備不足

    「準備不足」は 「物事を行うにあたり、準備が不足していること」という意味です。

    例:新しい企画のプレゼンを発表するには、まだ準備不足だ

    この例文は「新しい企画のプレゼンを発表するには、まだ準備が足りない」という意味を表します。

    「布石」は「将来のための備え」という意味なので、備えが不足しているという意味の「準備不足」は対義語です。

    5.「布石」の英語表現

    「布石」の英語表現は以下の通りです。

    • preparation(準備・備え・布石)

    例文を見ていきましょう。

    例1:My preparations are complete.(準備万端だ)

    例2:I prepared for the meeting to be successful.(会議が成功するために準備をしておいた)

    「~の布石」と表現する場合は「preparation for ~」で表現することができます。

    また「布石」を英語で表現する場合、「準備する、用意する」という意味の「prepare」が一般的です。

    状況に合わせて使い分けましょう。

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  • まとめ

    「布石」は 「将来のために配置する備え」という意味です。

    「布石」と意味が似ている「伏線」は、「前もって用意していることを伏せながらほのめかす」というニュアンスが強いため、使い方を間違えないように注意してくださいね。

    社会人として失敗しないためにも、大事な会議や商談の前にはしっかり布石を打っておくように心がけましょう。

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