「迎合」の意味!阿附迎合(あふげいごう)など四字熟語や類語も紹介

迎合の意味とは ビジネス用語

「迎合」とは「自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。」という意味で使われることがあります。

普段あまり使う機会の少ない「迎合」という言葉ですが、ビジネスシーンでは使われることもあるのです。

意味をしっかりと理解していないと、間違った解釈をしてしまいます。

本記事では「迎合」の正しい意味や使い方、類語や「迎合」しない生き方をする方法もご紹介するので、最後までみていってくださいね。

1.「迎合」の意味

媚(こび)を売るという意味

迎合

読み方:げいごう

意味:自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。

「迎合」するというのは、「相手に媚を売る」という表現を意味する言葉です。自分の気持ちはさておき、相手の意見に合わせる人を「迎合している」と言います。

よって「迎合」という言葉を使うのは、あまり良くない様子を表しているのです。特に営業職の人は、「迎合」を使われたら要注意です。「自分の考えをまげてまで、気に入られてようとしている」人であると思われているのです。

場面によっては「迎合」することも必要な場合はありますが、「自分の考えをまげている」ことが相手に伝わってしまっては、滑稽に見えます。相手に媚を売っていることが伝わらないようにしましょう。

  • スポンサーリンク

  • 2.「迎合」の使い方と例文

    「迎合」は「〜する」「〜した」などと動詞と合わせて使うことが多い

    「迎合して」「迎合する」といったように使います。

    「迎合」という言葉自体が、他人に好かれようとして行う行為を表しているので、 使い方を間違えると、相手にとって失礼になってしまうので注意しましょう。

    具体的な例文で、使い方をさらに確認していきましょう。

  • スポンサーリンク

  • 「迎合」の例文

    「迎合」の例文を紹介します。 「迎合」は、あまりいい意味で使われる言葉ではないので、例文を参考に、使い方を間違えないようにしてくださいね。

    • この契約を取るために相手の担当者の意見には「迎合」する
    • 時代に合わせて「迎合」していては独自性がなくなってしまう
    • 誰が何と言おうとお金のために「迎合」するつもりはない
    • 取引先だからといって「迎合」ばかりしていては信頼をなくしてしまう

    例文のように、 「迎合」することは恥ずべきことという意味で使うことが多いです。

    人に対して媚を売るときも「迎合」を使用しますが、時代や流行に「迎合」するというように、流れに乗っかる人を揶揄する場合にも使うようになってきました。

    どちらにせよ、良い意味で「迎合」を使うことはないので気をつけましょう。

    3.「迎合」を使った四字熟語

    「迎合」を使った四字熟語には有名なものが以下2つあります。

    • 阿附迎合(あふげいごう)
    • 大衆迎合(たいしゅうげいごう)

    あまり聞きなれない言葉ですが、ニュースなどでたまに使われることがあるので、知っておくと会話の幅が広がります。

    先にお伝えしますと、「阿附迎合」も「大衆迎合」も、「迎合」と同じくあまりいい意味で使われることはありません。

    「阿附迎合」はあまり聞きなれないかもしれませんが、「大衆迎合」は政治番組などでたまに使われることもあるので、知っておくと良いでしょう。

    それぞれの意味を解説します。

  • スポンサーリンク

  • 阿附迎合(あふげいごう)

    阿附迎合

    よみ:あふげいごう

    意味:相手に気に入られようと、相手の言うことを何でも聞き、媚びて機嫌をとること。

    「阿附迎合」は、「阿附」と「迎合」と分けて意味を見ると、四字熟語の意味もよく理解できます。

    • 阿附:人に気に入られようとして、機嫌を取ったり、言うことを聞いたりすること。
    • 迎合:自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。

    それぞれ、 とにかく人に気に入られようと、相手の意向に従い、何でもかんでも言うことを聞くを表しています。

    そのため、「阿附迎合」は、「迎合」の最上級な様、つまり他人から見れば滑稽に見えるほど、ゴマをすっている人を表しています。

    プライベートであまり出会うことはないでしょうが、媚を売っていて、尚且つ御用聞きをしているような人は、「阿附迎合」と表現されてしまいます。気をつけましょう。

    <例文>

    同期の村上は大口の契約を取ろうと必死で、A社の担当と一緒にいるところを見かけたら、「阿附迎合」していたよ。

    大衆迎合(たいしゅうげいごう)

    大衆迎合

    よみ:たいしゅうげいごう

    意味:一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに、既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想、または政治姿勢のこと。英語では「ポピュリズム」

    「大衆迎合」は、政治用語として使われます。言い換えると「大衆主義」と呼ばれ、政治家が選挙戦に挑む際に、 大衆の悩みを改善するという公約の元、指示を集める様子を表すのです。

    そのため、「大衆迎合」的な考えは、いわゆる富裕層を敵に回しますが、「政治は数」の信念のもと、大衆受けを狙い選挙を戦う姿勢の政治家や方針を「大衆迎合」と表現します。選挙の時期などにニュースや政治番組などでは、「大衆迎合」はよく使われる言葉です。

    <例文>
    あの政治家は当選するために「大衆迎合」したマニフェストを掲げたが、全く守られていない

    実際に、「大衆迎合」主義の政治家はたくさんいます。最近では英語の「ポピュリズム」という表現をする人も増えていますが、「ポピュリズム=大衆迎合」と認識してください。

  • スポンサーリンク

  • 4.「迎合」の類語

    「迎合」は、人に気に入られるための言動を表す言葉です。

    そのため類語には、以下の言葉が挙げられます。

    1. ゴマをする
      意味:人に気に入られるような振る舞いをして自分の利益をはかること。
    2. おべっかを使う
      意味:相手に気に入られようと媚びる。
    3. 媚を売る
      意味:相手の機嫌をとるためにへつらうこと、あるいは上の人に気に入られようとすること。
    4. 尻尾をふる
      意味:力のある者に気に入られるように振る舞う。
    5. ご機嫌取りをする
      意味:人に気に入られるように卑屈に振舞うさま。
    6. ペコペコする
      意味:腰を低くして相手に接するさま。
    7. 顔色を伺う
      意味:相手のご機嫌をうかがう。顔色を見る。
    8. 太鼓持ち
      意味:人にへつらい機嫌をとる者。

    どれもいい意味の言葉はありませんね。

    「迎合」と同じく、使われても嬉しくない言葉ばかりです。

    <例文>

    1. あの人は上司に気に入られるためにゴマすってばかりで、全然仕事をしない。
    2. そんなおべっかを使っても、私はあなたに靡いたりしませんよ。
    3. そんなところで媚を売る暇があるなら、営業成績の1つもあげて欲しいものだ。
    4. まるで犬のように尻尾をふりやがって、気分が悪い
    5. 上司は常に機嫌が悪い。おかげで社内全員があの人にご機嫌取りをする羽目になる。
    6. 気の弱いAさんはペコペコすることで、相手の気分をあげているので、世渡り上手である。
    7. 子供が顔色を伺うようになってしまった。私がイライラしてばかりいたからだ。
    8. あの芸人は太鼓持ちばかりで、全然お笑いが上手くならないな。

    4-1.「協調」と「迎合」との違いは「立場の違い」

    「迎合」の類語としてよく間違えられるのが「協調」です。

    しかし「迎合」と「協調」では、根本的に意味が異なります。

    「迎合」は、「自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること」なので、他人の方が権力を持っている時に使います。

    一方、 協調は、「お互いに協力しあうこと」という意味なので、双方が対等な立場である場合に使うのです。

    1つの目標に向かって一緒に立ち向かう状況では「協調」を、強者に取り入ろうとして意見を合わせている状況を「迎合」と表現することが一般的ですね。

    このように「協調」には「気に入られるために媚を売る」様子はないので、違う言葉であることは理解しておく必要があります。

  • スポンサーリンク

  • 5.「迎合」しない生き方をするためには「断ることを覚える」こと

    「迎合」しない生き方をするためには、「断ることを覚える」ことを意識するようにしましょう。

    なぜなら「迎合」している様子を周りに見られてしまうと、当然良い印象を与えることがないからです。

    あなた自信の評価が落ちてしまうこともあるので、なるべくなら「迎合」しない方がいいのですよね。

    断ると言っても、「無理なものは無理とハッキリと伝える」というだけです。

    例えば、自分の意見をきちんと伝える、不用意に同意ばかりしない、などそれだけで「自分の意思がしっかりした人」になることができます。

    もちろん、 時として「迎合」することが大切な局面もあるかもしれません。

    ですが「迎合」ばかりしていると「自分の意思が弱い」「媚を売っている」と思われても仕方ないので、そういった覚悟も必要なのです。

    無理なものを無理と伝えるのは、迎合しない生き方をするのならば、とても需要なことなので、意識して実践してみてください。

    まとめ

    「迎合」は「自分の考えをまげても、他人の意に従って気に入られるようにすること。」という意味があります。

    類語としては、「ゴマをする」や「媚を売る」という言葉が用いられることからわかるように、「迎合」という言葉はあまりいい表現で使われる言葉ではありません。

    お互いに協力しあうという意味を持つ「協調」と似た言葉ですが、意味は全く異なるので、使い方に注意するようにしましょう。

  • 3分で分かる!転職サービス診断

    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年収は?

    3. 転職サービス


    4. こだわり条件

    最適度0%