「ご活躍を期待しております」は失礼?「ご活躍」の正しい用例を伝授

ご活躍の意味とは ビジネス用語

ビジネスパーソンとしての敬語の使い方に自信がない、もしかしたら自分の敬語は間違っているかもしれない、という方は多いかと思います。特にビジネス文書となるとなおさらです。

そんなビジネス敬語のなかでも、使い方が難しい敬語が「ご活躍」です。

なぜなら、 「ご活躍を」は、相手が目上の人か目下の人かによって言い方を変える必要があるからです

この記事では「ご活躍」の意味、正しい使い方、言い換えの表現などを紹介していきます。

最後まで読めば、今後「ご活躍」の使い方で困ることはなくなるでしょう。ぜひチェックしてみてください。

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1. 「ご活躍」の意味

「ご活躍」の意味は想像が付くかと思いますが、「生き生きと活動する」「手腕を振るって成功する」といった意味合いになります。

特にビジネスシーンであれば、「仕事で結果を出す」という意味合いが強くなります

1-1. 「ご活躍」を使うタイミング

「ご活躍」が使われるタイミングは、 ビジネスでの挨拶、新規事業立ち上げ、新春、などです

口頭で使用する場合もあれば、メール等の文書に含める場合もあります。あとは、就職活動や人事の経験のある方ならわかるかと思いますが、いわゆる「お祈りメール」にも含まれていることが多いです。

就職活動で不採用通知の時に「今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」というお祈りメールをもらった方は、「ご活躍を」あまりいい印象を持っていないかもしれませんね。

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  • 2. 「ご活躍」の使い方と注意点

    次に、「ご活躍」の使い方と注意点について解説します。日本語は相手が目上か目下かによって言葉の使い方が変わる難しさがあり、言葉遣いを誤ると、たとえ敬語を使用していても失礼になります。

    もちろん誤って失礼な敬語を使ったからといって怒る人はほとんどいないかと思いますが、印象が良くありません。

    また社内では注意を受ける、評価が下がる、といった悪影響もあるかもしれませんね。

    「ご活躍」も相手が目上か目下かによって使い方の変わる敬語なので、ぜひ間違った使い方をしないようご注意ください

    2-1. 目上にも目下にも使える「ご活躍」

    「ご活躍」は使い方によって目上の方に対して失礼になる可能性があるということでしたが、厳密には「ご活躍を」に続く言葉によって目上に使えるかどうかが変わってきます。

    「ご活躍」という言葉自体は相手が目上でも目下でも使用できます。

    ご活躍を祈念しております

    「ご活躍を祈念しております」という言い回しは相手が目上でも目下でも問題なく使用できます

    その理由は、「祈念」という言葉が目上に使用しても問題ない単語だからです。

    「祈念」はもともと神仏に対して祈るという意味合いがあり、当然神仏は人間より目上です。

    もともと目上のものに対しての言葉なので、結果的に「ご活躍を祈念しております」は目上にも使用できます。

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  • 2-2. 目下にのみ使える「ご活躍」

    次に、目下にのみ使える「ご活躍」を紹介します。

    考え方としては、「ご活躍」に続く言葉が目上に使えないものであれば、その文章は目上には使えません。

    ご活躍を期待しております

    「ご活躍を期待しております」は目下の人にしか使えません

    なぜなら、「期待する」は目上には失礼に当たるからです。

    「期待する」は成果を信じて待つという意味で、成果を確認する立場の人間の発言です。

    つまり、ビジネスシーンで使われる「ご活躍を期待しております」を言い換えると、「あなたが私の満足いく結果を出すことを信じて待っています」となります

    期待は自分の目下の範囲内で満足のいく結果を待つ意味なので、目上に対して使用するのは明らかに失礼です。

    「ご活躍」は法人には使わない

    実際は法人に対して「ご活躍」を使用しているケースも多いので問題はないのですが、 本来は個人に対して使用する用語です

    なので、一応避けた方が無難でしょう。

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  • 3. 「ご活躍」を使った例文

    続いて、「ご活躍」を使った例文を紹介します。

    そのまま使える例文を紹介するので、顧客への挨拶やビジネス上のメールで使ってみてください。

    例文①益々のご活躍をお祈り申し上げます

    益々のご活躍をお祈り申し上げます」は、 ビジネスで関わった相手などに対する年賀状で使用することの多いフレーズです

    「今以上に活躍することを願っています」という意味が含まれた言葉ですね。

    目上でも目下でも問題なく使用できます。

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  • 例文②いつもご活躍を拝見いたしております

    「いつもご活躍を拝見いたしております」は活躍している様子が目に入ってくるということなので、目上に使っても違和感がありません。

    ただし、 普段接点があまりない人に対して使うと、「拝見している」という表現が違和感に感じます

    そのため、知名度が高い人や、普段接する機会の多い人に対して使用します。

    例文③新天地でのご活躍をお祈り申し上げます

    新天地でのご活躍をお祈り申し上げます」は転職や部署移動する人に対して送るメッセージです。

    お祈り申し上げます、という表現なので目上でも目下でも問題なく使用できます

    ただし、「ご活躍を期待しています」などの表現だと目下にしか使えないので注意が必要です。

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  • 4. 「ご活躍」の類義語と使い分け

    ご活躍の類語

    次に、「ご活躍」との使い分けがややこしい類義語の意味や使い分けについて紹介します。

    「ご活躍」と意味が同じ言葉としてよく使われる言葉に、以下の2つがあります。

    これらの言葉の使い分けに悩むことも多いと思いますので、それぞれの使い方と例文を解説していきます。

    類語1. ご健勝

    ご健勝」は「ご活躍」心身ともに健康で健やかな様子を意味します。

    活躍を願うという意味よりは、「ずっと健康でいてほしいという意味が込められた言葉です。

    「ご健勝」は「ご活躍」と同じく、文章の全文や末文に使って相手を気遣うのに活用することができます

    ただし、「ご健勝」は個人間でのやりとりで使うのが一般的で、会社に対して使うことはありませんので、その点だけ注意してください。

    例文:ますますのご健勝のことお慶び申し上げます

    類語2. ご発展

    「ご発展」も「ご健勝」と同じく、メールの全文や末文、さらには挨拶をしなければいけない場面で使うことができる言葉です。

    ただ、 「ご発展」は会社に対して使う言葉ですので、回夜間でのやりとりに使ってみるといいでしょう

    例文:貴社のますますのご発展をお祈り申しあげます。

    まとめ

    「ご活躍を」は、ビジネス文章や事業の立ち上げ、新年の挨拶など、様々な場面で用いられる言葉です。

    ただ、なんとなく使ってしまう言葉ですが 「ご活躍を期待しております」は目上の人には使えないなど、細かなルールもありますので注意が必要です

    使う場面が多い言葉ですので、間違った使い方をすることがないように、よく覚えておきましょう。

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