排他的の意味は何?使い方から類義語・対義語までわかりやすく解説

排他的の意味とは ビジネス用語

「排他的」という言葉は、「排他的経済水域」「排他的論理和」などの言葉に用いられており、ニュースで目にする機会も多いのではないでしょうか。

「排他」には 「仲間でないものを退ける」という意味があります。

本記事では、「排他的」の意味や使い方を、例文を踏まえながらわかりやすく解説していきます。

この「排他」を使用した言葉は数多く存在するので、ここでしっかり意味を理解していきましょう。

1. 排他的(はいたてき)とは

「排他的」の意味は以下の通りです。

「自分の仲間以外のものを退ける・自分の仲間以外のものを受け入れない」

このように「自分やその仲間以外の その他を排除する」ということから排他的という言葉になります。

排他的には自分やその仲間以外のものを遠ざける、仲間に入れないという意味合いがあるため協調性や寛容さとは真逆の言葉になります。

では早速「排他的」の使い方を見ていきましょう。

2. 排他的の使い方と例文

では実際に「排他的」が使われている言葉や例文を確認していきましょう。

ニュースでもよく耳にする言葉を3つ紹介していくので、参考にしてください。

  • スポンサーリンク

  • 1. 排他的経済水域

    排他的経済水域とは『海洋法に関する国際連合条約』において、主導的権利や管轄権が及ぶ水域のことを言指します。

    主導的権利や管轄権というのは、自分が中心になって物事を動かすことができる権利のことを言います。

    つまり 日本の排他的経済水域内では、日本は外国の人や物に対して法律に乗っ取り行動を起こすことができるということです。

    では排他的経済水域を使った例文を見ていきましょう。

    使い方

    例:排他的経済水域に他国の船が侵入した

    この例文では、日本の水域に他国の船が侵入したということが分かります。

    ニュースで耳にしたことがある方も多いと思いますが、主に漁業などで外国の船が日本の排他的経済水域内で勝手に漁を行う時などに使用されます。

    日本の排他的経済水域内では、他国は勝手に魚や海底資源を取ることはできません。

  • スポンサーリンク

  • 2. 排他的論理和

    排他的論理和とは2つのうちどちらか一方が真もしくは偽であることを指します。

    使い方

    例1:「A子の身長は160センチまたは165センチだ」

    例2:「A子の身長は160センチ以上だ」「A子の体重は50キロだ」

    1の場合、どちらかは正解でどちらかは間違っていることになります。よって1は排他的論理和です。

    2の場合、どちらとも正しい場合があるので排他的論理和にするためには「A子の身長は160センチ以上で50キロ未満だ」もしくは「A子の身長は160センチ未満で50キロだ」というようになります。

    どちらか一方が正しい、ということを頭に入れておけばわかりやすいですね。

  • スポンサーリンク

  • 3. 排他的思考

    排他的思考とは、自分と同じような考え以外のものを排除する、または受け入れないという意味です。

    使い方

    例:彼は自分の家族以外信用しない排他的思考の持ち主だ

    この例文の場合、「彼」は自分と考えの似ている家族以外は受け入れない、排除する思考の持ち主という意味になります。

  • スポンサーリンク

  • 3. 排他的の類義語・対義語

    「排他的」と同じような意味を持つ言葉は他にもあります。ここでは「排他的」と同様の意味をもつ類義語や、逆に反対の意味をもつ対義語を見ていきましょう。

    3‐1 類義語

    「排他的」と同じ意味を持つ言葉は、以下の例があります。

    • 排外的(はいがいてき)
    • 閉鎖的(へいさてき)
    • 閉塞的(へいそくてき)
    • 排外主義的(はいがいしゅぎてき)

    類義語を使用した例文

    <例1>
    この田舎は新入りを受け入れない排他的な土地だ → この田舎は新入りを受け入れない閉鎖的な土地だ

    <例2>
    あの国の思想は排他的だ → あの国は排外主義的な思想だ

    類義語を使うと、「排他的」をこのように言い換えることができます。

  • スポンサーリンク

  • 3-2 対義語

    対義語は「排他的」とは反対の意味を持つ言葉で、以下の例があります。

    • 協調(きょうちょう)
    • 提携(ていけい)
    • 同調(どうちょう)

    対義語を使用した例文

    例1:彼はとても協調的な思想の持ち主だ
    例2:他社と提携して売り上げ低迷を乗り切る
    例3:クラスの意見に同調する

    例1の場合、「排他的」を「協調的」にすることで自分の考えを押し付けたり排除するのではなく、相手に合わせる、譲り合えるという意味になります。

    例2の場合、「排他的」を「提携」にすることで他社を受け付けないのではなく、手を取り合って協力するという意味になります。

    例3の場合、「排他的」を「同調」にすることで意見を排除するのではなく、意見を合わせるという意味になります。

    4.「排他的」を英語で言うと

    「排他的」は、英語で表すと「exclusisiveとなります

    例えば、「排他的な貿易活動」を英訳すると、「an exclusive trade」となります。

    exclusiveの他にも、「leave out」や「clannish」という単語で表すことが可能です。

    ただし、 「leave out」は「除外する・仲間外れにする」という意味以外にも「(重要なことを)忘れる・省く」という意味もあるので使い分けが重要です。

    また「clannish」は主に同族中心主義的な意味で使用されることが多く、自分と同じ人種や血筋以外は受け入れないという意味合いが強い単語であることを覚えておきましょう。

    まとめ

    「排他的」には、「仲間でないものを退ける・受け入れない」という意味がありますが、排他的を使用した言葉、文章は数多く存在します。

    「排他的」の意味をしっかり理解していれば、排他的を使用した言葉の意味も理解しやすくなりますよ。