「必須」の意味と使い方!「必要」との違いもわかりやすく解説

必須の意味とは ビジネス用語

「必須」とは、「必ず要ること・これだけは落としてはいけないもの」という意味です。

本記事では、「必須」の使い方や「必須」を使用した言葉についてわかりやすく解説していきます。

また「必須」と「必要」の違いについてもまとめているので、違いがわからない方はぜひ参考にしてくださいね。

1.「必須(ひっす)」の意味

「必須」の意味は以下の通りです。

「必ずいるもの・これだけは落としてはいけないもの・欠かせないこと」

このように、「必須」は「必ず用いる」という意味で使われています。

必須の「必」が「必ず」という意味なのはわかると思いますが、「須」が「用いる」ということはあまりピンとこないですよね。

「須」は「す・しゅ・もちいる・すべからく」と読むことができる漢字です。

漢字の成り立ちですが、「須」は元々男性のひげを意味し、「男性にとってひげは必要なもの」ということから「須=用いる」という意味になりました。

こうしてみると「必須」が、「必ず用いること」という意味になるのがわかりますね。

2.「必須」の使い方と例文

では実際に「必須」が使われている例文や言葉を見ていきましょう。

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  • 使い方

    例1:大学一年生は、この科目は必須科目になっています

    例2:住所は必須入力となっております。

    例3:あの会社を受けるためには、この資格が必須だ。

    例1の「必須科目」は、「必ず取らなければいけない科目」という意味です。

    例2の「必須入力」は、「必ず記入しないといけない」という意味です。

    例3は、資格がなければ希望の会社を受けることができない、という意味になります。

    「必須」が使われている言葉

    ここでは「必須」が使われている言葉について紹介していきます。

    必須アミノ酸

    必須アミノ酸とは、体内で合成できないアミノ酸を食事などから栄養分として摂取する必要があるアミノ酸のことを言います。

    タンパク質は、20種類のアミノ酸から構成されていますが、その内9種類のアミノ酸は体内で合成されない、または合成速度が非常に遅いため食事から摂る必要がある、ということです。

    20種のアミノ酸の内一つでも欠けてしまうと、体に支障が出てしまう可能性があります。

    必須アミノ酸は、食事で摂ることが必須ということから、必須アミノ酸という名前がついているということです。

    必須脂肪酸

    必須アミノ酸と同様に、体内で合成されない脂肪酸のことを言います。必須脂肪酸は以下の通りです。

    • ω-6脂肪酸
    • ω-3脂肪酸

    これらの脂肪酸は体内で合成されないので、食事から摂取する必要があります。

    必須アイテム

    雑誌などでもよく目にする 「必須アイテム」は、「絶対に持っていなければいけない物」という意味です

    他にも同様の言い方で、「必需品」や「マストアイテム」という言い方もします。

    ここまでで「必須」の意味や使い方がわかってきたと思います。

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  • 3.「必須」の類語

    必須の類語

    「必須」と同じような意味を持つ類語は以下の通りです。

    • 須要(しゅよう・すよう)
    • 不可欠(ふかけつ)
    • 必需(ひつじゅ)

    「須要」も「必須」と同様、「なくてはならないもの・不可欠なもの」という意味です。

    「必需」は「必ずいること」だけでなく「ないと困る」という意味も含まれています。

    「不可欠」は「欠かせないこと」だけでなく「それなしでは済まない」という意味があるので、「必要不可欠」と言うと「それがないと意味をなさない」というニュアンスになります。

    同じような意味を持った類語ですが、それぞれ含んでいる意味が異なるのでしっかり理解しておきましょう。

    では類語を使った例文を見てみましょう。

    例1:これは貧困の国を救うために須要な物資だ⇔貧困の国を救うためには、この物資が必須だ

    例2:女子高生にとって鏡は必需品だ⇔女子高生にとって鏡は必須アイテムだ

    例3:会社の再建には彼が必要不可欠だ⇔会社の再建には彼の存在が必須だ

    例2は、女子高生にとって鏡は欠かせないアイテムであり、ないと困る物という意味になります。

    例3は、会社の再建には彼が必要であり、彼なしでは再建できないという意味になります。

    4.「必須」と「必要」の違いは?

    「必須」の意味はわかりましたが「必要」と何が違うのかわからない、という方も多いでしょう。

    「必要」は「欠かせないこと・必ずいること」という意味です。

    これだけでは「必須」と全く同じ印象を受けますが、「必要」の場合は必要と言いながらもなくてもいい場合が含まれています。

    その点、「必須」は絶対にいるものであり、なくてもいい場合などはありません。

    そのため必要よりも、必要の度合いが強いのが「必須」ということになります。

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  • 5.「必須」の英語表現

    必須の英語表現

    「必須」の英語表現は以下の通りです。

    • necessary
    • essential
    • required

    英語の場合は、状況に合わせて使い分ける必要があるので、まずは上記の単語を使った例文を見ていきましょう。

    例1:This is a required corse.(これは必須科目です)

    例2:The entry of this item is necessary.(この項目は入力が必須です)

    例3:an essential part of the plan.(計画になくてはならない部分)

    「necessary」が一般的に使われているのに対し、「essential」は「あるものが存在するために本質的に必要」というニュアンスです。

    例3を見てみると、「計画になくてはならない部分」は「計画を存在させるために必須な部分」なので「essential」になります。

    また必須科目や必須アミノ酸などは「required corse(必須科目)」「essential amino acids(必須アミノ酸)」というので単語として覚えておくのもいいでしょう。

    6. まとめ

    「必須」には「必ずいること・これだけは落としてはいけないもの・欠かせないもの」という意味があります。

    「必須」と「必要」は似ていますが、「必要」の場合「必要」といいながらも、なくてもいい場合が含まれています

    そのため確実に必要な場合は、「必須」を使うようにしましょう。

    「必須」の意味を理解し、必須が使われている言葉についてもしっかり理解できるようになりましょう。