「人を呪わば穴二つ」の意味と用例!由来や英語表現なども紹介

人を呪わば穴二つの意味とは ビジネス用語

「人を呪わば穴二つ」は、新聞やビジネス本を読んでいると、よく見る言葉ですよね。

しかし、なんとなくの意味は分かっても、「人を呪わば穴二つ」本来の意味をはっきり答えられないのではないでしょうか。

「人を呪わば穴二つ」は「人を不幸にしようとすると、自分も不幸になる」という意味があるんです。

本記事では「人を呪わば穴二つ」の詳しい意味や、使い方を例文付き解説するとともに、英語表現も紹介します。

この記事を読むことで「人を呪わば穴二つ」の意味をしっかり理解して、より言葉の理解も深めることができるはずです。

1.「人を呪わば穴二つ」の意味:人を不幸にしようとすると自分も不幸になる

人を呪わば穴二つ

読み:ひとをのろわばあなふたつ

意味:人に危害を加えると、自分も害を受けるということ。

「人を呪わば穴二つ」は、人に危害を加えると、自分も害を受けるということのたとえです。

要するに「報いが自分にかえってくる」ということです。

誰かに悪いことをすると、その罰を受けることになるのでやめましょう、という教えでもあります。

2.「人を呪わば穴二つ」の由来

「人を呪わば穴二つ」の由来は、人を呪って殺そうと墓穴を掘れば、その報いで自分の墓穴も掘ることになるという意味からです。

平安時代の「陰陽師(おんみょうじ)」に由来するといわれています。

陰陽師が人を呪い殺そうとするとき、呪い返しに遭うことを覚悟し、自分の分の墓穴を用意させたことが始まりです。

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  • 2-1.「穴」は墓穴のこと

    昔の日本は、穴を掘って埋葬する土葬でした。

    呪いを受け死んだ者が入る穴と、そして呪ったもの自身が入る穴がもう一つあったので「穴2つ」と呼ばれています。

    2-2.「呪わば」は「呪ったら」という意味

    「呪わば」は「呪ったら」という意味です。

    「~ば」は「~したら」という日本語の表現を意味します。

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  • 3.「人を呪わば穴二つ」の使い方と例文

    ここからは「人を呪わば穴二つ」を使用した使い方をご紹介します。

    「人を呪わば穴二つ」は、「人を不幸にしようとすると、自分も不幸になる」という意味で使用することわざです。

    例えば誰かに意地悪をしたり悪口を言ったりすると、自分にも返ってくるぞ、という戒めです。

    以下で具体的な「人を呪わば穴二つ」の使用例文を確認していきましょう。

    <例文>

    悪口を言うと人を呪わば穴二つなので、自分にも返ってくる。

    4.「人を呪わば穴二つ」の類義語

    「人を呪わば穴二つ」と似たような言葉は複数あります。

    類語の意味も把握できれば、より「人を呪わば穴二つ」を深く理解できるでしょう

    • 天に向かって唾を吐く
    • 人を祈らば穴二つ

    また、似たような言葉で「因果応報」がありますが、少し意味が異なるので、違いについても解説します。

    以下で具体的な類語表現をご紹介します。

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  • 4-1.「天に向かって唾を吐く」

    天に向かって唾を吐く

    読み:てんにむかってつばをはく

    意味:人に害を加えようとすると、結局は自分に返ってくること。

    「天に向かって唾を吐く」は、天に向かって唾を吐けば、自分の顔に落ちてくることを指します。

    よって「悪い行いが、結局は自分に返ってくるという意味です。

    「人を呪わば穴二つ」とほぼ同義語と言えるでしょう。

    <例文>

    • 仕返ししても、天に向かって唾を吐くことになり、自分にも悪いことが起きる。

    4-2.「人を祈らば穴二つ」

    人を祈らば穴二つ

    読み:ひとをいのらばあなふたつ

    意味:人に危害を加えると、自分も害を受けるということ。

    「人を祈れば穴二つ」は「人を呪わば穴二つ」と同じ意味です。

    「祈る」は、災いが起こるように祈願することを指します。

    <例文>

    • 嫌なことがあっても人を祈らば穴二つなので、他人に嫌なことをしてはいけない。
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  • 4-3.「因果応報」は少しだけ意味が異なる

    因果応報

    読み:いんがおうほう

    善行には良いことが、悪行には悪い報いが起こるということ。

    ここで気を付けたいのが「因果応報」の使い方です。

    「因果応報」は「善行には良いことが、悪行には悪い報いが起こるということ」を意味します。

    「人を呪わば穴二つ」は悪い行いのことだけに使う言葉ですので、使い方に注意しましょう。

    <例文>

    • 今このような状況に置かれているのは、普段の行いによる因果応報である。

    5.「人を呪わば穴二つ」の対義語

    「人を呪わば穴二つ」は、「悪い行いは、自分に返ってくるのでやめましょう」という言葉ですので、対義語は「やり返せ」というニュアンスの表現になります。

    対義語を把握することで、より「人を呪わば穴二つ」の理解を深められます。

    • やられたらやり返す
    • 目には目を歯には歯を

    以下で具体的な対義語表現をご紹介します。

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  • 5-1.「やられたらやり返す」

    やられたらやり返す

    読み:やられたらやりかえす

    相手にされたことを、仕返しすること。

    「やられたらやり返す」は、「嫌なことを他人からされたら、それと同じくらいに仕返す」ということです。

    やられっぱなしは良くないので、仕返しすることを肯定する言葉です。

    「人を呪わば穴二つ」は仕返しは良くない、という意味のことわざなので対義語となります

    <例文>

    • やられたらやり返す気持ちで、相手に仕返しをする。

    5-2.「目には目を歯には歯を」

    目には目を歯には歯を

    読み:めにはめをはにははを

    自分がうけた危害に対して、同じくらいの反撃が許されること。

    「目には目を歯には歯を」は「やられたらやり返す」というニュアンスのことわざです。

    目を傷つけられたら相手の目を、歯を傷つけられたら相手の歯を、それぞれ報復してもよいという考え方です。

    もとはイランで発見された、紀元前18世紀の「ハンムラビ法典」に、この復讐の原則が書かれていました。

    <例文>

    • 目には目を歯には歯ををもって償わなければならない。

    6.「人を呪わば穴二つ」の英語表現

    最後に「人を呪わば穴二つ」の英語表現を例文で紹介します。

    <例文>

    • Curses return upon the heads of those that curse.
      (呪いは、呪った人の頭の上に帰ってくる。)
    • The spit aimed at the sky comes back to one.
      (空に吐いた唾が自分に返ってくる。)

    上記は、日本語の「人を呪わば穴二つ」と同じように「自分の(悪い)行いが返ってくる」という意味です。

    まとめ

    「人を呪わば穴二つ」は「人を不幸にしようとすると、自分も不幸になる」という意味です。

    人を呪って殺そうと墓穴を掘れば、その報いで自分の墓穴も掘ることになるという由来があります。

    似たような言葉の「因果応報」は「善行には良いことが、悪行には悪い報いが起こるということ」を意味します。

    「人を呪わば穴二つ」は悪い行いのことだけに使う言葉ですので、使い方に注意して正しく活用してみてくださいね。

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