「○○以下」とは?「未満」などの違い・意味・範囲や使い方を解説

以下の意味とは ビジネス用語
 

以下とは、その数字を含んだその下の範囲の事を意味します。

「4,000円以下」と言われた場合には、4,000円も含みます。

今回は、この紛らわしい「以下」という表現について徹底的に解説します。

記事を読み終わるころには、「以下」の意味や使い方、類語、英語表現までを完璧に理解できますよ。

1.「以下」の意味

対象となる数・程度を含め、その基準よりも下のこと

以下

読み:いか

意味:対象となる数・程度を含め、その基準よりも下のこと。

「以下」とは、 「対象となる数・程度を含め、その基準よりも下のこと」を意味する言葉です。

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  • 1-1.「以下」が示す範囲

    「以下」は、その前に付けられる数などの基準を含み、その基準よりも下の範囲を表す言葉です。

    たとえば、「100円以下」と言われたのであれば、100円を含むそれよりも小さな金額を表します。

    そのため、 「100円以下のものを買ってきて」と言われたときに、100円ピッタリのものを買うのはOKです

    また、「50%以下」と言われた場合には、50%を含むそれよりも低い確率を表します。

    そのため、 「コストを50%以下に抑えて」と言われたとき、ピッタリ50%のコストを出したとしても問題はありません

    「100円以下」と指定されていたのに101円の物を買う、「50%以下」と言われていたのに51%のコストを出すといったことはNGとなります

    1-2.「以下」と「未満」の違い

    「以下」と混同されやすい言葉として、「未満」が挙げられます。

    「以下」と「未満」は基準となるものと比べて小さな数値を表すという点で似ています。

    しかし、「以下」は基準となる数値を含み、「未満は」基準となる数値を含まないという点で大きく異なっています。

    つまり、 「100円未満」と言われた場合には、100円のものは含まれず、「50%未満」と言われた場合には50%を含まないのです。

    違いについて詳しく知りたい方は、『「18歳未満」はどこまで?未満の意味や「以下」との違いや反対語を解説!』をご覧ください。

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  • 1-3.「以上」とは?

    「以上」は「以下」の対義語であり、 その前に付けられる数などの基準を含み、その基準よりも上の範囲を表します。

    「100円以上」は、100円を含むそれ以上の金額を指し、「50%以上」は、50%を含むそれ以上の確率を指します。

    2.「以下」の使い方・例文

    ここでは、「以下」という言葉は具体的にどのようなときに使われるのかを詳しく見ていきましょう。

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  • 2-1.「以下」のよくある使い方

    「以下」という言葉は、数値を指定するときや資料を提示するときによく使われる言葉です。

    よくある使い方としては、以下の3つが挙げられます。

    • ○○円以下
    • 以下のとおり
    • 以下省略

    それでは、1つずつ詳しく解説していきます。

    〇〇円以下

    「○○円以下」や「〇歳以下」、「〇〇%以下」などのような言い回しは、ビジネスシーンでよく用いられます。

    具体的な数値を示すことによって、相手の理解を促すために用いられることが多いです。

    以下のとおり

    プレゼンテーションなどで、資料の説明を省きたいときに「以下のとおり」という言葉が用いられることがよくあります。

    時間が限られている会議などで使えば、説明の時間を省略することができますよ。

    以下省略

    「以下省略」は、その先の説明をする必要が無い場合や、必要のない情報を切り捨てるときに用いられる言葉です。

    プレゼンテーションなどで配る資料を見やすくしたり、分量を少なくしたりするときによく用いられます。

    2-2.ビジネスシーンで「以下」を使う場面と例文

    次に、ビジネスシーンで「以下」を使う場面を確認していきましょう。

    場面1.相手に予算を伝えるとき

     

    次のプロジェクトの予算は10万円以下に抑えたいと考えています。

    ビジネスシーンにおいて、 「以下」という言葉は予算などの具体的な数値を示す場合によく用いられます。

    もちろん、予算に限らず様々な数値目標を掲げる際に多々用いられるので、「以下」の示す範囲をしっかり把握しておきましょう。

    場面2.資料を提示していることを伝えるとき

     

    以下に資料を提示しておりますので、ご確認ください。

    プレゼンテーションなどの場で、相手に資料を示しながら発表をするとき、「以下」という言葉を使うと便利です。

    「以下」という言葉を駆使することによって、発表をスムーズに進行していくことができますよ。

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  • 3.「以下」の類語・言い換え表現:「以内」「下記」「続いて」

    「以下」の類語・言い換え表現は以下の3つです。

    1. 以内
    2. 下記
    3. 続いて

    では、1つずつ見ていきましょう。

    類語1.「以内」

    以内

    読み:いない

    意味:時間・距離・数量などで、ある基準を含んでそれよりも小さい範囲のこと。

    「以内」とは、 「時間・距離・数量などで、ある基準を含んでそれよりも小さい範囲のこと」を表す言葉です。

    基本的には「以下」と同様に使えますが、言い換えられない場合もあります。

    たとえば、「以下省略」という言葉を「以内省略」と言い換えることはできません。

    また、「50円から100円以内」という表現を「50円から100円以下」と言い換えることはできません。

    また、「5位以下」と「5位以内」では、正反対の意味になってしまうので注意が必要です。

    <例文>

    あと30分以内に目的に到着するようです。

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  • 類語2.「下記」

    下記

    読み:かき

    意味:ある記事や文章の後に書き記すこと。また、その文章。

    「下記」は、 「ある記事や文章の後に書き記すことや、その文章」を表す言葉です。

    プレゼンテーションなどの場で 「以下の通り」と言うところを、「下記の通り」と言い換えることができます

    <例文>

    詳細は下記の通りとなっています。

    類語3.「続いて」

    続いて

    読み:つづいて

    意味:あることが終わった直後に次のことの始まりを告げる言葉。

    「続いて」は、「あることが終わった直後に次のことの始まりを告げる言葉」です。

    話し言葉では「以下」の言い換え表現としては少し不適切に感じられますが、 書き言葉では「以下に」の言い換え表現として用いられます。

    <例文>

    続いて、新入社員の簡単なプロフィールを掲載します。

    4.「以下」の英語表現:… or less

    「以下」は、英語では 「… or less」と訳されます。

    … or less」が用いられた英文例としては次のようなものが挙げられます。

    <例文>

    • Companies with 100 or less employees.
      (100人以下の企業。)
    • Please input 50 characters or less.
      (50字以下で入力してください。)

    また、他にも「以下」を意味する英語表現をいくつか挙げてみましょう。

    • … or below
    • no more than
    • not exceeding

    「以下」を「下記」という意味で使う場合には、次のような表現が用いられます。

    • following
    • undermentioned

    <例文>

    • The following is her answer.
      (以下は彼女の返事です。)
    • Please send this company the undermentioned articles.
      (この会社に以下の品物を贈ってください。)

    「以下」に関する様々な英語表現を覚えてビジネスシーンで役立てましょう。

    まとめ

    「以下」は、「対象となる数・程度を含め、その基準よりも下のこと」という意味を表す言葉です。

    「以下」という言葉が使われるときには、その前に付けられる数などの基準を含み、その基準よりも下の範囲を表します。

    また、「以下」には「以内」「下記」「続いて」など多くの類義語があります。

    皆さんも「以下」やその類義語、英語表現をマスターしてビジネスシーンで役立ててくださいね。