「イニシアティブ」の意味と使い方は?ビジネスで使える例文を紹介

イニシアティブの意味とは ビジネス用語

ビジネスシーンで耳にする機会も多い、「イニシアティブ」という言葉。

「イニシアティブ」には、直訳すると「主導権」「戦略」などの意味があります。

ビジネスで使われる日本語の意味としては、「主導権」を表す意味として使われることがほとんどです。

日本語の「イニシアティブ」の意味と、英語の意味ではニュアンスが異なる部分もあるため、違いについて理解しておきましょう。

今回は、 「イニシアティブ」の正しい意味と使い方、ビジネスシーンで活用できる例文についても紹介します。

1.「イニシアティブ」の意味

1-1.主導権を持つという意味

イニシアティブ

英語:initiative

意味:「主導権や率先して物事をある方向へ導く力」「戦略」

「イニシアティブ」は、 「主導権や率先して物事をある方向へ導く力」という意味です。

日本語として使われる「イニシアティブ」は、英語の「initiative」が語源となっています。

ビジネスシーンでよく使われる「イニシアティブを握る」は、「主導権を手にする、率先して行動する」という意味です。

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  • 1-2.「イニシアティブ」と「イニシアチブ」は同じ意味

    「イニシアティブ」のことを「イニシアチブ」と発音する人がいますが、どちらも間違いではありません。

    これらは、読み方が人によって違うだけですので、ビジネスシーンではどちらでもお使いいただけます。

    ただし、「イニシアティブ」と読まれることの方が割合的には多いので、不安な場合は「イニシアティブ」を使いましょう。

    2.「イニシアティブ」のシーン別の使い方と例文

    「イニシアティブ」という言葉は、ビジネスシーン以外の場面でも使われます。

    1. ビジネスシーン
    2. 政治
    3. スポーツ

    上記の場面によって、 「イニシアティブ」の意味やニュアンスが異なるので、正しい使い方を理解しておきましょう。

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  • 2-1.ビジネスシーン|「主導権を握る」の意味で使われる

    ビジネスシーンで使われる「イニシアティブ」は、 「主導権を握る、先導する」という意味です。

    「イニシアティブを握る」「イニシアティブを発揮する」などのように使われることが多いです。

    「主導権」以外の使い方として、「事業の改善や推進していくべき構想」を表すフレーズとして用いられることもあります。

    例文:「イニシアティブを取ることが、成功のカギを握っている。」

    2-2.政治|「国民発案」の意味で使われる

    政治で使われる「イニシアティブ」は、 「国民発案」という意味です。

    「国民発案」とは、一定数の有権者によって憲法改正案や法律案を提出できる制度のことを指します。

    「国民発案」には、議会の審議をはさむ「間接発案」と直接国民投票を行う「直接発案」がありますが、日本では国政レベルでの「国民発案」は認められていません。

    政治では、「イニシアティブ」と国民投票を表す「レファレンダム」という言葉がセットで使われることも多いため覚えておきましょう。

    例文:「日本人はイニシアティブを持っていない。」

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  • 2-3.スポーツ|「有利にゲームを進めること」の意味で使われる

    スポーツの分野で使われる「イニシアティブ」は、 「有利にゲームを進めること」の意味です。

    スポーツで耳にすることが多い「イニシアティブを相手に取られた。」と聞こえてきた場合は、「試合展開が不利に進む」ことを表す意味になります。

    「イニシアティブ」の意味である「主導権」が派生して、スポーツ用語として定着しているのです。

    <例文>

    「試合の後半から相手チームにイニシアティブを取られてしまった。」

    次に、採用試験などで取り入れられている「イニシアティブゲーム」について見ていきましょう。

    3.「イニシアティブゲーム」とは?

    「イニシアティブゲーム」は、 「集団で解決手段を見つけるためのスキルを学ぶ活動」のことです。

    娯楽としてのゲームではなく、リーダーシップや協調性を図る目的があります。

    ビジネスシーンでは、特に人事分野で耳にすることが多いでしょう。

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  • 人材研修で行われるアクティビティの一つ

    「イニシアティブゲーム」は、10人以下の少人数のグループで構成されます。

    与えられた課題に対して、 グループのメンバーと協力しながら解決方法を考えるゲームです。

    このゲームを通して、コミュニケーション能力を高めるだけでなく、リーダーシップや協調性を身につけられることから、人材研修などで幅広く活用されています。

    続いて、イニシアティブの類語について解説していきます。

    4.「イニシアティブ」の類語・言い換え表現

    「イニシアティブ」と似ている言葉として、次のものがあります。

    1. リーダーシップ
    2. 率先
    3. 進取の気性
    4. 牽引
    5. 開拓

    「イニシアティブ」と同じ「主導権」という意味も含まれていますが、使い方やニュアンスの違いがあるため、理解しておきましょう。

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  • ①リーダーシップ

    「リーダーシップ」は、 「指導者としての地位や能力」を表す言葉です。

    「イニシアティブ」の言い換え表現として「リーダーシップ」が用いられることも多いですが、ニュアンスに違いがあります。

    • イニシアティブ
      ⇒「主導権を持って組織を引っ張っていく」
    • リーダーシップ
      ⇒「リーダーとしてフォロアーを引っ張っていく能力」

    「リーダーシップ」は、「目標に向かってリーダーとしてフォロアーを引っ張っていくときに発揮される能力のや機能」のことを表す言葉です。

    例文:「私は今までリーダーシップを発揮した経験がない。」

    ②率先(そっせん)

    「率先(そっせん)」は、 「自らが先頭に立って物事を行うこと」の意味です。

    ビジネスでは「率先垂範(そっせんすいはん)」という四字熟語で使われることもあります。

    「率先垂範」には、「自らが進んで見本になる、模範を見せる」という意味があり、経営者や管理職などに求められる素質として用いられる言葉です。

    「イニシアティブ」とは異なり、「率先」には「上の地位にある人が先頭に立つ」というニュアンスが含まれています。

    例文:「上司が自ら率先して取り組むことを心がけなければ、組織は変わらない。」

    ③進取(しんしゅ)の気性に富む

    「進取(しんしゅ)の気性に富む」は、 「自分から進んで物事を求める気性」という意味です。

    「従来の習わしに囚われることなく、積極的に新しい物事へ取り組む」という気質や性格を表しています。

    例文:「彼は何事に対しても進取の気性に富む人だ。」

    ④牽引(けんいん)

    「牽引(けんいん)」は、 「ひっぱること、ひきよせること」という意味です。

    ビジネスでは、「イニシアティブ」と同様に「業界をひっぱってリードする」という意味で使われます。

    例文:「この業界を牽引してきたのは、ライバルのA社だ。」

    ⑤開拓(かいたく)

    「開拓(かいたく)」は、 「新しい分野や進路を切り開くこと」という意味です。

    ビジネスシーンでは「営業の新規開拓」や「マーケットを開拓する」などのように使われます。

    例文:「営業成績を上げるためには、新規開拓必須だ。」

    5.「イニシアティブ」の反対語は「追随(ついずい)」

    「イニシアティブ」の反対語は「 追随(ついずい)」です。

    「追随(ついずい)」には、「前に行く者に従って追うこと」という意味があります。

    ビジネスシーンでは、他の誰も続くことができないほど先行している様子を表して「他の追随を許さない」などのように使われることが多いです。

    例文:「当社のブランド力に追随できるものはないだろう。」

    6.「イニシアティブ」の英語表記

    「イニシアティブ」の英語表記は、「initiative」になります。

    英語では日本語とニュアンスが異なり、 「問題を解決するための構想や戦略」と言った意味で使われることが多いです。

    日本語の「主導権」と似た意味で、英語では「やる気や自発性」に近い状態を表すときに用いられます。

    英語では使い方によって、日本語の「主導権」には意味が当てはまらないこともあるので、日本語と同じニュアンスで使わないようにしましょう。

    例文:「He took initiative out the plan.」
    (彼は率先して計画を実行した。)

    まとめ

    「イニシアティブ」は、英語が語源となっており 「主導権や先導する」などの意味です。

    ビジネスシーンでも「イニシアティブを取る」など、「戦略を実現するための方法を考えて導く」などの意味で使われます。。

    ビジネスや日常で使われる「イニシアティブ」ですが、英語の意味とは異なる部分があるため、英語として使う際は注意が必要です。

    英語の意味には「自発的な行動」が含まれているため、ニュアンスの違いについて覚えておきましょう。

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