「若輩者」の正しい使い方!意味や言い換え表現、英語増フレーズも紹介!

若輩者の意味とは ビジネス用語

「若輩者」には 「年齢が若い」という意味もありますが、「経験が浅く未熟である」という意味もあります

使い方がやや難しい用語の1つで、間違って使ってしまっている人も少なくありません。

そこで、今回は「若輩者」の意味や正しい使い方、類語・対義語、さらに英語での表現方法まで詳しく解説していきます。

1.「若輩者」の意味

「若輩者」は「 じゃくはいもの」と読み、以下の2つの意味があります。

  1. 年齢が若い人・年が若い者
  2. 経験が浅く未熟な者

「若輩者」は「若輩」と「者」に分解できます。

「者」は、この場合「人・人物」を指す用語ですが「若輩」にはどのような意味があるのでしょう。

  • 若([わか]い):若く未熟な様子・世慣れしていない様子
  • 輩(やから):仲間・連中

これらの漢字が合わさった 「若輩」には「年の若い者・未熟な者」という意味があり、これだけでも意味が通じます。

1-1.ビジネスでは「未熟者」という謙遜表現

ビジネスで使う「若輩者」は、 「(役職などに対し)実力が追い付いていない・まだ力不足で迷惑をかけるかもしれない」といった「経験が浅い」という謙遜の意味で使われています。

そのため、ある程度経験のある人が、自分を謙遜して「若輩者ですが」と使うのが正しい使い方です。

「若輩者」は年齢の事を指しているわけではないので、何歳だから使ってはいけないということはありません。

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  • 2.「若輩者」の使い方

    「若輩者」を正しく使うことのできるシーンとしては以下のような4つのシーンが挙げられます。

    1. 昇進や移動の時
    2. 目下の人を紹介する時
    3. 乾杯の音頭をとる時
    4. 結婚式での挨拶

    それではそれぞれのシーン別に使い方を詳しく見ていきましょう。

    2-1.昇進や移動の時

    昇進した際や移動・転勤した際には、「若輩者」を使ったフレーズが多く使われます。

    これらの場合は、ある程度経験のある人が、謙遜の表現として以下のように使います。

    1. この度部長に任命されました○○です。まだまだ若輩者ではありますが、これから日々邁進していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
    2. この度○○支店から移動してきました、△△と申します。若輩者にてご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、精一杯務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

    もちろん、それぞれ経験がないわけではありませんが、 「未熟者で力が及ばないことも…」と謙遜することによって、印象が良くなりますね。

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  • 2-2.目下の人を紹介する時

    自分自身の紹介以外では、目下の部下などを他人に紹介する際にも以下のように「若輩者」のフレーズを使います。

    彼はまだまだ若輩者ではございますが、誰よりも仕事熱心で志を高くもっております。

    この場合、メインで伝えたいのは、若輩者であるということではなく、後半の仕事熱心という部分です。

    しかし、「若輩者ですが」と付けることによって、 紹介する人に対して謙遜の表現を出しながらも、目下の人を評価するフレーズになります。

    2-3.乾杯の音頭をとる時

    会社の飲み会などで、 目上の人に乾杯の音頭をとるよう指名されることがありますよね。

    その場合も以下の例文のように「若輩者」が使えます。

    1. 多くの先輩方がいらっしゃる中で、私のような若輩者がご指名をいただき大変恐縮ではありますが、乾杯の音頭をとらせていただきます。
    2. 若輩者ではありますが、ご指名をいただきましたので乾杯の音頭をとらせていただきます。

    飲み会の席に自分より目上の方がたくさんいる場面では、例文1のように先輩方のいらっしゃる前で恐縮です、と一言添えるとさらに印象がよくなります。

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  • 2-4.結婚式での挨拶

    「若輩者」はビジネスにおいては、ある程度経験のある人が謙遜として使う表現と解説しました。

    しかし、 結婚式の挨拶など仕事と関係ない場面では、年齢が若く経験の浅い人が「若輩者」を使っても違和感はありません

    1. まだまだ若輩者ではございますが、2人で力を合わせ幸せな家庭を築いていきたいと思います。
    2. まだまだ若輩者で、皆のお力をお借りすることもあると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    このようにただ「幸せになります!」「これからもよろしくお願いします!」と挨拶するよりも謙遜を一度入れることで、好印象な挨拶となります

    3.「若輩者」の類語

    「若輩者」には、以下のような類語があります。

    1. 青二才(あおにさい):年齢が若く経験の少ない男性
    2. 浅学菲才(せんがくひさい):知識が浅く未熟で、才能に欠けている
    3. 未熟者:学問などがまだ発達していない者
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  • ①青二才(あおにさい)

    「青二才」は、謙遜の意味を込めて使うことができる用語ですが、 男性を指す言葉なので女性は使えません

    「青二才」は謙遜を表現できるので、若い人も使いやすい表現です。

    以下の例文のように用います。

    まだまだ青二才ですが、これから精一杯努力してまいりますのでご指導の程よろしくお願いいたします。

    ②浅学菲才(せんがくひさい)

    「浅学菲才」は、本当に知識や経験のない人が使うよりは、 「若輩者」のように経験などがある程度ある人が謙遜を込めて用いる言葉です。

    「浅学菲才」は、男女ともに使える言葉で以下の例文のように使います。

    浅学菲才な私ではございますが、日々邁進していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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  • ③未熟者

    「未熟者」は謙遜の意味を込めても用いることが可能ですが、若く経験の浅い人も使いやすい用語です。

    会社に 入社したての人は「若輩者」よりも「未熟者」を使うと良いでしょう。

    未熟者でご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

    4.「若輩者」を英語で表現する

    「経験が浅い」というニュアンスでの「若輩者」の英語表現には、以下の単語が良く使われます。

    1. not have experience(経験がない)
    2. new(新しい・新人)
    3. naive(何も分かっていない・ナイーブな)

    全て「若輩者」としてのニュアンスで使うこともできますが、naive の場合は「世間知らず」という意味があり、右も左もわからないような印象を与える可能性があります。

    そのため、 ビジネスではnot have experience や new を使う方が良いでしょう。

    ここでは、それぞれの英語の例文を紹介します。

    1. He doesn’t have much experiences in this field, but he’s a very hard worker.(彼はこの業界での経験は浅いですが[若輩者ですが]、非常に仕事熱心です。)
    2. She is new here. However, you’ll see she learns so quick.(彼女は新人ですが[若輩者ですが]、非常に覚えが早いです。)

    まとめ

    「若輩者」は「経験が浅く未熟である」という意味です。

    意味が分かれば、目下の人を紹介したり、上司に頼まれて乾杯の音頭をとる時など、多くの場面で活用することができます。

    しかし、中には使えないシーンや違和感のある間違った使い方もあるため、しっかり理解しておきたい言葉です。

    場面によっては類語を代用するなどして、社会人として恥ずかしくない挨拶を心がけたいですね。

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