「邂逅(かいこう)」の意味と使い方は?類義語と英語表現も紹介!

ビジネス用語

「邂逅」には、 「思いがけない出会い」「偶然めぐりあうこと」 の意味があります。

最近では、スマートフォン向けのゲームアプリ内で「新キャラクターとの邂逅」などと使用されることが多い言葉です。

でも、「邂逅」は会話で使用することもないため、意味がわからない…なんてこともありますよね。

そこでこの記事では、「邂逅」の意味と語源を紹介しながら、さらには例文を用いて正しい使い方を紹介していきます。

日常的に使用できる「邂逅」の類義語も解説しますので、ぜひセットにして覚えていってください。

1.「邂逅」の意味と語源

「思いがけない出会い」「偶然めぐりあうこと」

邂逅

読み:かいこう、わくらば

  1. 思いがけない出会い。
  2. 偶然めぐりあうこと。

「邂逅」は、 「人・物事・芸術・思想」など多くの対象を取ることが出来るため、応用の幅が広い言葉です。

また、「邂逅」の読み方は一般的に「かいこう」ですが、古語表現として「わくらば」と読むことが出来ます。

「邂逅」は古語に由来を持つため、日常会話として使用されるよりも、文章表現として使用されることが多い言葉です。

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  • 「邂逅」の語源

    「邂」と「逅」には、それぞれ以下の由来があります。

    • 「邂」は、「打ち解ける」「道で偶然出会う」の意味。
    • 「逅」は、「道を進む后」「お目にかかる」の意味

    「邂」と「逅」は、どちらも「しんにょう」と呼ばれる部首が使われており、「道」という意味があります。

    また、「邂」の元になっている「解(ける)」には「打ち解ける」という意味があり、転じて 「道で偶然出会う」となりました。

    一方で、「逅」のもとになっている「后(きさき)」には「天皇の妻」という意味があり、転じて 「道でお目にかかる」という敬語的な意味合いがあるのです。

    現在では、「道」に関係なく「偶然の出会い」として広く用いることが出来ます。

    2.「邂逅」の使い方と例文

    「邂逅」の意味について確認したので、次は具体的な使い方と例文を紹介していきます。

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  • 2-1.「邂逅」の使い方

    「邂逅」の主な使い方は、 「邂逅する」「~との邂逅」といった表現です。

    「邂逅」を使った文章表現では、「良いこと出会ったとき」「悪いことに出会ったとき」どちらのケースに対しても使用することが出来ます。

    ただし、「邂逅」は「偶然の出会い」を意味するので、「予想されていたこと」「予定されていたこと」と一緒に使用することはできません。

    2-2.「邂逅」の例文

    「邂逅」の例文を、以下の3つの表現に分けて説明していきます。

    1. 「邂逅する・した」
    2. 「~との邂逅」
    3. 「~な邂逅」

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

    「邂逅する・した」

    「邂逅する・した」と表現することで、 「思いがけず、偶然の出会いであること」を強調することが出来ます。

    「邂逅」は、体験・経験などを語る際に使用されますので、「邂逅した」もしくは「文末に過去形」を使用すると、より強調した表現を伝えることができるのです。

    <例文>

    • こんな場所で邂逅するとは、思いもよらなかった。
    • スキューバダイビングで、今まで見たこともない魚と邂逅した。

    「~との邂逅」

    「~との邂逅」と表現することで、 「何と出会ったか」を具体的に説明することが出来ます。

    2つ目の例文では、卒業式などの「別れ」を挙げることによって、「思いがけない再会」であることを強調することが出来るのです。

    <例文>

    • あの小説との邂逅が、小説家を目指すきっかけになった。
    • 卒業式以来の邂逅に、目に涙を浮かばせた。

    「~な邂逅」

    「~な邂逅」と表現することによって、 「どのような偶然の出会いであるか」を具体的に説明することが出来ます。

    「邂逅」は「偶然」の意味があるため、対義語になる「必然」の意味がある言葉と一緒に用いることはできないので、気を付けてください。

    <例文>

    • 不運な邂逅によって、お互いの第一印象は最悪だった。
    • 衝撃的な邂逅によって、男女の物語が始まった。
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  • 3.「邂逅」の注意点

    具体的な使い方・例文を確認したので、ここからは「邂逅」の注意点について解説していきます。

    「邂逅」の注意点は、以下の2点です。

    • 「邂逅」は文語表現なので、日常会話として使用できない。
    • 「邂逅」の部首は「二点しんにょう」

    「邂逅」は、 小説などでよく用いられる文語表現ですので、日常会話中に「ばったり邂逅したね」と使うことはありません。

    日常会話で「邂逅」という意味を使う際には、「巡り合いだね」などに言い換える必要があるでしょう。

    また、「邂逅」の漢字に使われている部首は「二点しんにょう」と呼ばれ、普通の「一点しんにょう」より点が多く使用されています。

    「二点しんにょう」は、非常用漢字に使われることが多く、「邂逅」は日常的に使用するものではないので「二点しんにょう」が用いられているのです。

    漢字で書く際は、「二点しんにょう」で間違えずに書く必要があります。

    4.「邂逅」の類語

    「邂逅」の注意点を確認したので、次からは類義語を解説していきます。

    「邂逅」の類義語は、以下の3つです。

    1. 「遭遇(そうぐう)」
    2. 「奇遇(きぐう)」
    3. 「鉢合わせ(はちあわせ)」

    それぞれの類義語について、例文と一緒に意味を解説していきます。

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  • 4‐1.「遭遇(そうぐう)」

    「遭遇」には、 「予期せずに出会うこと」という意味があります。

    「遭(あ)う」には、「好ましくない事、不利なことに出会う」という否定的なニュアンスがあるので、「邂逅」との使い分けに注意してください。

    <例文>

    • クマと遭遇しないように、山道を歩くときには鈴を持ち歩いた方がいい。

    4‐2.「奇遇(きぐう)」

    「奇遇」には、「思いがけず出会う」「意外なめぐりあい」という意味があります。

    頻出するフレーズに「奇遇ですね」がありますが、こちらは「偶然人と出会う」「偶然考えが合う」など、日常的に使用する機会が多い言葉です。

    <例文>

    (仕事先の同僚に対して)

    • 休みの日にも顔を合わせることになるなんて、奇遇ですね。
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  • 4‐3.「鉢合わせ(はちあわせ)」

    「鉢合わせ」には、 「頭と頭がぶつかりあうこと」「思いがけなく出会うこと」という意味があります。

    その他に「鉢合わせ」には「頭と頭がぶつかりあうこと」という意味がありますが、こちらは「邂逅」と意味が違うため、置き換えて使うことはできません。

    「鉢合わせ」は「遭遇」と同じように、「鉢合わせ」も否定的なニュアンスで用いられるため、文章の前後には「好ましくない事」を挙げるとよいでしょう。

    <例文>

    • 昨日学校で喧嘩した友人と、公園で鉢合わせしてしまった。

    5.「邂逅」の英語表現

    最後に、「邂逅」の英語表現を紹介していきます。

    「邂逅」の英語は、以下の2つがあります。

    1. 「encounter」
    2. 「accidentally」

    それぞれについて、例文と合わせて解説していきます。

    5-1.「encounter」

    「encounter」には、直訳で 「出くわす」という意味の英単語です。

    一般的に「出会う」を意味する単語は「meet」ですが、「encounter」には「意図せず急に」といった意味合いを持つ「出会う」の表現になります。

    <例文>

    • This is an unsuspected encounter.

    (これは予期せぬ邂逅だ。)

    5-2.「accidental」

    「accidentally」には、直訳で 「偶然の」を意味する英単語です。

    「邂逅」という意味を表現するためには、例文のように「accidental meeting」と作ることで、「偶然の出会い」を意味する構文を作れます。

    <例文>

    • This is an accidental meeting.

    (これは偶然の邂逅だ。)

    まとめ

    「邂逅」は、 「思いがけない出会い」「偶然めぐりあうこと」 を意味する言葉です。

    そのため、「偶然の」「運命の」といった意味合いがあり、日常的に使用される言葉ではありません。

    また、話し言葉として使用すると堅苦しい表現ですので、小説などの文章でご活用ください。

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