「考える」の類語を52個紹介!「考える」を使わない表現も解説

考えるの意味とは ビジネス用語

「考える」という表現が連発してしまう。「考える」という言葉を使わずにこの気持ちを表現できないだろうか。

「考える」は、 「論理的に道筋をたどって答えを出そうとする」という意味です。

「考える」という言葉は、文章を書く上では非常に便利な言葉ですよね。

しかし、使いすぎると相手に響かない文章になってしまいます。

本記事では、「考える」の類語や「考える」を使わずに表現する方法を解説していきます。

1.「考える」の意味:論理的に道筋をたどって答えを出そうとすること

考える

読み方:かんがえる

意味:

  1. 論理的に道筋をたどって答えをだそうとすること
  2. 様々な要素をもとに、結論・判断・評価などを導き出そうとする
  3. それが…である、という感情や評価をもつ
  4. 結論を出すための要因の一つと仮定する
  5. 計画する
  6. 工夫して新しいものを作り出す

「考える」は、 「論理的に道筋をたどって答えをだそうとする」という意味です。

また、その他にも②〜⑥の意味があります。

「考える」は、普段何気なく使う言葉ですが、いろいろな意味があるということですね。

こんなにたくさんの意味があるの?知らなかった。

と思うでしょうが、私達は普段から、これらのニュアンスの「考える」を、感覚的に使っているのです。

以下の例文で確認してみましょう。

<例文>

① 問題の原因を考える
(論理的に道筋をたどって答えをだそうとする)

② その件については、少し考えさせてください。
(様々な要素をもとに、結論・判断・評価などを導き出そうとする)

③ あまり深く考えないでください。
(それが…である、という感情や評価をもつ)

④ リストラを考えている。
(計画する、意図する)

⑤ 相手のことを考えると、あまり強くは言えない。
(結論を出すための要因の一つと仮定する)

⑥ アイディアを考える
(工夫して新しいものを作り出す)

それぞれの例文を見てみると、 普段何気なく、いろんなニュアンスの「考える」を使っていることが分かりますよね

2.「考える」の類語を意味ごとに紹介!

「考える」と同じ様な意味を持つ類語を、以下の意味ごとに紹介していきます。

  1. 問題、解決方法などについて「考える」
  2. 自分や他人の気持ちなどを「考える」
  3. 計画する、意図する意味を持つ「考える」
  4. 深く「考える」
  5. (〜を〜と)考える

順に紹介していきます。

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  • ① 問題・解決方法などについて「考える」

    語句 意味
    考察する 物事を明らかにするために考える
    考量する いろんなことを考え合わせて判断する
    考究(こうきゅう)する 深く考えて、研究する
    探求する 物事を手に入れようとして探し求める
    検討する よいかどうかを調べて考える
    模索(もさく)する 手探りでさがす
    考え合わせる 複数のことを視野に入れて考える
    計算する 結果を予測する
    考え抜く 十分に考える
    思案する 考えをめぐらす
    構想する これからやることについて、考えを組み立てること
    知恵を絞る 懸命に考えて、よい意見を出そうとする

    ② 自分や他人の気持ちなどを「考える」

    語句 意味
    振り返る 過去のことを考える
    反省する 過去に間違いがなかったかどうかを考える
    内省(ないせい)する 自分自身の気持ちの状態を振り返る
    顧(かえり)みる 過去のこと振り返って考える
    静思(せいし)する 静かに思う、静かに考える
    心がける 忘れないようにする
    改める 悪い点を治して、より良いものにする
    考え直す 今までの考えを変える
    思う 物事に対して、意識や感情をもつ
    物思う あれこれと考えること
    思い描く 情景などを想像して頭の中に描く
    考慮する いろいろな要素を考え合わせること
    慮(おもんばか)る あれこれ思うを巡らす。考慮する
    思いやる 人の身になって考える
    (気持ちを)汲(く)む 相手の気持を好意的に解釈する
    推察する 物事の事情や、他人の心中を考えて思いやる
    (〜と)見受ける 見て、判断する
    位置づける 物事の程度・能力などを見極めるて階級を付けること
    (〜であると)にらむ 見当をつける
    思念する 心に思うこと
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  • ③ 計画する、意図する意味を持つ「考える」

    語句 意味
    たくらむ (悪事を)計画する
    企(くわだ)てる 始める前に、手順を考えたり、計画したりする
    巡らす 各方面から考える
    画策する (悪事の)計画を立てて、行動しようとすること
    目論(もくろ)む くわだてる
    算段(さんだん)する あれこれと手段・方法を考えること

    ④ 深く「考える」

    語句 意味
    熟慮する 十分に考えをめぐらせる
    熟考する 十分に考える
    突き詰める 徹底的に調べたり、考えたりする
    思索する 筋道を立てて深く考える
    考え抜く 頭を絞って考える
    見据える 本質を見定める
    頭を絞る あれこれ苦心して考える
    (頭を)酷使する 頭を使って考える
    見定める はっきりと見届けて判断する
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  • ⑤ (〜を〜と)考える

    語句 意味
    (〜を〜と)みなす 見て、判断したり仮定したりする
    (〜と)仮定する 仮にそうであると想定する
    (〜だと)思う 〜であると予想する
    (〜を〜として)扱う 〜を〜として考える

    3.「考える」という言葉を使わずに表現する方法

    「考える」という言葉が連続する時は、類語を使って、連発を防ぎましょう。

    また、よく使われる言葉で 「考える」に近い意味を持つものとして、「感じる」や「思う」があります

    「考える」と「感じる」「思う」との違いが分かりますか?

    感覚的にはなんとなく分かるけど、言葉で説明するのは難しいですよね。

    そこで、「考える」と「感じる」や「思う」との違いを、簡単に解説します。

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  • 3-1.「考える」「感じる」「思う」の違い

    それぞれの意味を以下にまとめます。

    • 考える:(論理的に)頭を使って考える
    • 感じる:(実体験を元に)自然と気持ちや感情が生じること
    • 思う:(考えた結果、または感じた結果)想像する。思うこと

    ※ 感情:心の動き、気分など。喜んだり、怒ったり、悲しんだりすること。

    例文をもとに確認していきます。

    <例文>

    • ○ 問題の原因を考える
    • ✕ 問題の原因はこうだと感じる
    • ○ 問題の原因はこうだと思う

    この例文の場合、「感じる」は少し違和感がありますよね。

    「考える」は、原因をあれやこれやと推測しているのに対して、「思う」は考えた結果こうである、と想像しています

    次の例文を見てみましょう。

    <例文>

    • △ 北海道は寒いと考える。(データを元に)
    • ○ 北海道は寒いと感じる。(実体験)
    • ○ 北海道は寒いと思う。(想像)

    この場合「考える」は、間違ってはいませんが、少し違和感がありますよね。
    「湿度や過去のデータの傾向から、今は寒いと考えられる」と捉えれば、おかしくはないですが、あまり使いませんよね。

    「感じる」は、実際に北海道に行って感じたことであり、「思う」は、まだ北海道に行ってないけど寒そうだな、と想像していることが分かります。

    再度、「考える」「感じる」「思う」の違いをまとめます。

    • 考える:(論理的に)頭を使って考える
    • 感じる:(実体験を元に)自然と気持ちや感情が生じること
    • 思う:(考えた結果、または感じた結果)想像する。思うこと

    「考える」が連続してしまう時は、適度に「感じる」や「思う」を使うと良いですね。

    しかし、「感じる」や「思う」「考える」は、とても主観的な表現です。

    主観的な表現も時には大事ですが、文章は読み手に読んでもらうものなので、客観性も大事です。

    そこで、次では「考える」や「思う」「感じる」という言葉を使わずに表現する方法を解説します。

    3-2.「考える」や「思う」「感じる」を使わずに表現する方法

    同じ様な意味を表現する場合は、類語を使えば良いのですが、 類語を使わずに表現する方法があります

    難しい類語であれば、読み手にも負担を与えてしまいますからね。

    ここでは、例文を元に解説していきます。

    例文1.「考える」を使わずに表現する

    <例文>

    • 道の混雑を考えて、早めに出発する。
      → 道は混雑しそうだから、早めに出発する。
    • アイディアを考える
      → アイディアを出そうとする。

    例文2.「思う」を使わずに表現する

    <例文>

    • 明日は晴れると思う
      → 明日は晴れるだろう。
    • テレビを見ようと思った
      → テレビを見ようとした。

    例文3.「感じる」を使わずに表現する

    <例文>

    • が綺麗だと感じた
      → 桜は綺麗だった。
    • 足が冷たいと感じた
      → 足は冷たかった。

    このように、類語を使わずに、それぞれを表現することができます。

    もちろん 無理に言い換えようとして意味が変わってしまってはNGなので、あくまで自然な形で言い換えましょう。

    言い換えができそうにない場合は、類語を使うか、そのまま「考える」「思う」「感じる」を使うのが良いですね。

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  • 4.「考える」の敬語:「考えます」「お考えになる」「拝察する」

    「考える」の敬語(丁寧語、尊敬語、謙譲語)について解説していきます。

    1. 丁寧語:考えます
    2. 尊敬語:お考えになる
    3. 謙譲語:拝察する

    順に解説していきます。

    4-1.「考える」の丁寧語:考えます

    「考える」の丁寧語は、「考えます」です。

    丁寧語は聞き手に対して、丁寧に述べる時に使う敬語です。

    社長やお客などに対しては、少し失礼にあたる言葉ですが、部下や同僚、親しい上司などには使っても問題はありません。

    また、じっくり考えたい時は「検討します」という言葉を使うことが多いです。

    「考えます」と「検討します」の例文を紹介します。

    <例文>

    • その件に付きましては、少々考えさせてください。
    • 前向きに検討させていただきます。

    4-2.「考える」の尊敬語:お考えになる

    「考える」の尊敬語は、「お考えになる」です。

    尊敬語の主語は相手で、相手の立場を高める働きをします。

    「考える」という行為をする人物が、自分より上の立場であるならば「お考えになる」を使いましょう。

    「お考えになる」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 部長が新規戦略をお考えになります
    • 来月行うスピーチの内容はお考えになりましたか

    4-3.「考える」の謙譲語:拝察する

    「考える」の謙譲語は、「拝察(はいさつ)する」です。

    謙譲語の主語は自分です。自分の立場を低め、相手の立場を高める働きがあります。

    「拝察する」は、謙譲語であるため、ビジネスシーンやスピーチ、式典の挨拶、お礼状などで、よく使われる言葉です。

    自分を下げることで、相手を立てたい時に使いましょう。

    「拝察する」の例文を紹介します。

    <例文>

    • お客様から頂いた貴重な意見から拝察しますと〜です。
    • ご多忙のことと拝察申し上げます。

    まとめ

    「考える」とは、 「論理的に道筋をたどって答えを出そうとすること」です。

    文章を書く時には便利な言葉なので、つい何回も書いてしまいがちですが、そういった時は、類語や言い換えを使うようにしましょう。

    「考える」や「感じる」「思う」といった言葉は、主観的な表現になりやすいので、類語や適度な言い換えで客観的な表現ができると良いですね。