「気概」の意味や読み方は?「気概を持つ」の使い方や類語を解説

気概の意味とは ビジネス用語

「気概」とは「 困難に屈指ない強い意志や意気」を意味し、「きがい」と読みます。

「やる気」に近い言葉ですが、意味が難しくて使い方がわからないと思ったことはありませんか?

そこで今回は、「気概」の意味や語源、類語、英語表現などについて解説していきます。

この記事を読んでいただければ、ビジネスシーンでも「気概」という言葉を使いこなすことができます。

ぜひ、最後までご覧ください。

1.「気概」の意味と語源

気概

読み:きがい

困難に屈しない強い意志・意気

「気概」は「やる気」ととてもよく似た言葉ですが、「やる気」と何が違うのでしょうか?

まずは「気概」の正しい意味と語源について詳しく知っておくと、「やる気」との違いも理解しやすいです。

以下では「気概」の意味と語源について順番に解説していきます。

1-1.「気概」の意味

「気概」はどちらかというと「気骨」や「反骨」といった言葉に近く、 困難や逆境に対する意志が強調されています。

「気概」は強い意志や意気を意味しているという点では「やる気」と同じです。

「やる気」は単なる強い意志なので、困難や逆境があるかどうかは関係ありません。

しかし、「気概」は、困難や逆境があることを前提としており、それにも屈しないという意味で使われます。

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  • 1-2.「気概」の語源

    「気概」の「概」は、「斗掻き(とかき)」を意味しています。

    「斗掻き」とは、枡(ます)にいれた米などをならす時に使う棒のことです。

    斗掻きでならすことは、「全体を一様にする」「凸凹をなくす」「抜けをなくす」ということも意味しています。

    これらの意味が転じて、 「抜け」つまり「ネガティブな要素」が存在しない強い心という意味になったのです。

    2.「気概」と「気概を持つ」の使い方と例文

    「気概」とは「強い気持ちや心」のことなので、気持ち(心)を持つ、見せるという意味合いで、「気概を持つ」「気概を見せる」といった言い回しがあります。

    例えば、「気概」には以下のような様々な言い回しがあります。

    1. 気概を持つ
    2. 気概を見せる
    3. 気概を感じる
    4. 気概を示す
    5. 気概に溢れる
    6. 気概に満ちた
    7. 気概に富む

    これらの言い回しの使い方を、以下の例文で確認しましょう。

    <例文>

    1. 今は模試でE判定でも、志望校に絶対に合格するという強い気概を持つことが大事だ。
    2. 国民からの支持を得たいなら、政治家としての気概を見せるべきだ。
    3. 店主の作る料理は本当に美味しく、料理人としての気概を感じる
    4. プロのサッカー選手として世界に挑む気概を示す
    5. 多くの美大生たちの中でも、彼女は画家になりたいという気概に溢れている
    6. 戦後の復興を成し遂げようという気概に満ちた日本人の姿に感動した。
    7. 起業をしようという気概に富む若者が少ないのはなぜなのだろうか。
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  • 3.「気概」の類語

    気概の類語

    「気概」の類語には以下の6つがあります。

    それぞれ見ていきましょう。

    3-1.ガッツ

    「ガッツ」は 「内臓」を意味する英語の「guts」を日本語にしたもので、「根性」や「やる気」を意味します。

    英語の「guts」には「内臓」以外にも「度胸」といった意味があり、それが日本語で「根性」という意味でも使われるようになりました。

    「ガッツ」は「ガッツポーズ」という言葉で使われており、特にスポーツの分野でよく使われる表現です。

    「ガッツ」は「気概」のように困難や逆境の存在を前提としていないので、その点が異なります。

    例えば以下の例文のように使います。

    <例文>

    粘り強く交渉できるガッツのある人を雇いたい。

    困難や逆境があるときは「気概」、そうでないときは「ガッツ」と使い分けましょう。

    3-2.肝っ玉(きもったま)

    「肝っ玉」は「 恐怖を感じずに大胆にできる様。神経が図太い」という意味があります。

    「肝っ玉」は気持ちの強さを表している点では「気概」と同じです。

    しかし、「肝っ玉」は「恐怖を感じない、動揺しない」ことを意味しており、その点が「気概」と異なります。

    例えば以下の例文のように使います。

    <例文>

    母は家に泥棒が入ってきても動じない肝っ玉が大きい女性だ。

    「恐怖を感じない、動揺しない」という場合は「肝っ玉」、「困難や逆境に屈しない」という場合は「気概」と使い分けましょう。

    3-3.根性(こんじょう)

    「根性」には 「強い精神力、気力」という意味と、 「その人が本来的に持っている性質」という意味の2つがあります。

    「根性」には気持ちの強さという意味があり、その点では「気概」と同じです。

    また、「根性」にも困難や逆境に屈しないという意味があり、その点も「気概」と同じです。

    しかし、「気概」には「根性」のように「その人が本来的に持っている性質」という意味はありません。

    例えば以下の例文のように使います。

    <例文>

    疲れていても根性を出して頑張る

    3-4.度胸(どきょう)

    「度胸」は「 物事に動じない様、気後れしない様」という意味です。

    強い気持ちを表しているという点では「度胸」と「気概」は同じです。

    しかし、「気概」には「動じない」という意味や「気後れしない」という意味はありません。

    例えば、以下のように使われます。

    <例文>

    人前でも堂々と話せるように度胸をつけたい。

    >3-5.胆力(たんりょく)

    「胆力」とは「 恐れたり、尻込みしたりしない」という意味です。

    強い気持ちという意味では「気概」と同じです。

    しかし、「気概」には「胆力」のような「恐怖に動じない、尻込みしない」という意味はありません。

    例えば、以下の例文のように使われます。

    <例文>

    経営者として成功するなら胆力が必要だ。

    3-6.意気(いき)

    「意気」とは「 何かをやり遂げ等とする積極的な心」を意味します。

    「積極的な心」という意味では「意気」と「気概」は同じです。

    しかし、「意気」には「気概」のように「困難や逆境に屈しない」という意味はないので、その点は異なります。

    例えば以下の例文のように使われます。

    <例文>

    彼の表情には「絶対に負けない」という意気が感じられる。

    4.「気概」の英語表現

    気概の英語表現

    「気概」の英語表現はいくつもありますが、主に使われているのは以下の3つです。

    1. spirit:心、気性、精神
    2. soul:魂、霊魂
    3. guts:根性、ガッツ、勇気、判断力

    これらの単語は単体で用いられるよりも、 「高貴な、気高い、崇高な」を意味する「noble」という形容詞が付けられることが多いことを覚えておいてください。

    それぞれの例文を見ていきましょう。

    1. His actions breathe of a noble spirit.(彼の為すことは気概がある)
    2. He has no soul.(あの男は気概がない。)
    3. He didn’t have the guts to try it.(彼はそれに挑戦する気概がない)
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  • まとめ

    「気概」は「困難に屈しない強い意志や意気」を意味し、「きがい」と読みます。

    「やる気」とよく似た言葉ですが、「気概」には困難や逆境の存在が前提とされており、その点が異なります。

    「気概を持つ」ことや「気概を見せる」ことはビジネスでも重要なことです。

    仕事で困難や逆境に出逢った時は、それに負けないよう立ち向かうことで上司や部下に「気概を見せる」ことができます。

    「気概」を持って仕事に取り組んでいれば、きっとそれが評価される時が来るはずです。

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