「校了」の意味と使い方!出版の過程を言葉とともに解説

校了の意味とは ビジネス用語

「校了」とは、 原稿の確認の最終段階を意味しており、 印刷や掲載しても良い状態を表す言葉です。

そこで今回は、「校了」の意味や使い方、原稿の提出から「校了」までの流れについて解説していきます。

「校了」の正しい意味と使い方をマスターすれば、誤解なく原稿の状況を伝えられるようになりますよ。

1.「校了」の意味

内容確認が終わり、印刷しても良い状態の事

校了

読み方:こうりょう

意味:内容確認が終わり、印刷しても良い状態のこと

「校了」は、印刷業界でよく使われる専門用語で、 文章や記事などの最終段階を表しています。

そのため、ライターや著者にとっては「校了」することが、ゴールの1つとして考える場合があるのです。

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  • 2.「校了」の使い方と例文

    「校了」は使い方を間違えると、意図していないトラブルへ発展する場合があります。

    そこで、「校了」の使い方について例文をもとにしっかりと身につけましょう。

    2-1.「校了」の使い方

    「校了」は、頂いた文章や記事の状態を相手に伝える際に使います。

    そのため、相手から現在の確認状況を尋ねられた場合や、確認が完了したことを伝える場合に使用するのが一般的です。

    ただし、「校了」は工程が全て終わったことを意味しますので、 間違いや修正がある場合には使用してはいけません。

    あくまで、「校了」は最終段階であり、内容確認が終わってもう印刷できる完璧な状態である時にのみ、「校了した」などと使います。

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  • 2-2.「校了」の例文

    「校了」をメールなどで使用する際には、次のように使っていきましょう。

    <例文>

    • 頂いた記事は校了となりました。
    • 校了となりましたので、印刷に移らせていただきます。
    • ただいま校了を控えておりますので、改めて連絡致します。

    3.「校了」までの過程

    原稿が「校了」となるまでには、次の6つのステップを経ます。

    1. 「入稿」
    2. 「初校」
    3. 「校正」
    4. 「再校」
    5. 「責了」
    6. 「校了」

    ステップごとに何が行われているのか、どのように原稿がチェックされていくのかなどを詳しく解説していきます。

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  • 3-1.「入稿」

    記事や出版物など、初めて原稿を印刷会社へ渡すことを「入稿」といいます。

    「入稿」は印刷するまでの最初の工程となるため、 書き手にとっては「入稿」するまでが最初の目標となります

    3-2.「初校」

    「入稿」された原稿の誤植などを直す「校正」中で、 最初に行う「校正」を「初校」と呼びます。

    「初稿(しょこう)」と読み方は同じですが、最初の原稿を表す「初稿」とは意味が異なりますので、注意しましょう。

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  • 3-3.「校正」

    「校正」は、「入稿」された原稿にミスがないかをチェックしていきます。

    誤字脱字や誤植だけでなく、小説や記事に使われているネタや情報が間違えていないか、事実であるかの確認を行う「校閲」もこの段階で行われます。

    また、「校正」は 原稿を修正する度に行われますので、「入稿」した後は「校正」が終わることが重要な目標です。

    3-4.「再校」

    「初校」と同じく「校正」された原稿を表す「再校」は、二番目に校正された原稿を示します。

    そのため、「二校」とも呼ばれることがあります。

    また、「初校」で完了した場合には「再校」は行われませんが、 「再校」後に校正された原稿は「三校」「四校」と数字が増えていきます。

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  • 3-5.「責了」

    校正者による修正で完了する場合には「責了」という言葉が使われます。

    「責了」は「責任校了」の略称で、 発注者ではなく校正者が責任を持って「校了」となります。

    「責了」となると発注者が行う作業はありませんので、印刷されるのを待つだけでOKです。

    3-6.「校了」

    「責了」または校正の必要がない状態になると「校了」となります。

    「校了」となると、後は印刷業者が印刷し、印刷されたものに不備がないことを確かめることで出版されます。

    したがって、 「校了」は出版の中でも最後に出すOKサインとなっているのです。

    「校了」までいけばあとは印刷していくだけです。

    WEBの記事だと、WEBに掲載することですね。

    こうして、様々過程を得て「校了」し印刷することで、世に出された時に不備が一切なく、読み手にとって素晴らしいなどの印刷物が誕生していきます。

    4.「校了」の英語表現

    「校了」を英語で表す場合、次の2つの表現が使用されます。

    1. 「OK」
    2. 「ready for」

    それぞれの言葉がどのように使われているのか、しっかりと解説していきますね。

    4-1.「OK」

    「校了」を英語で表す場合、日常でもよく使用する「OK」という言葉が使われます。

    「OK」は、問題ない、大丈夫という意味を表すことから、 間違いがない原稿=「校了」という意味で使用されています。

    <例文>

    • OK the proofs.「校了にします。」
    • The proofs of the novel were returned with an OK.「小説の校正刷りが校了となった。」

    4-2.「ready for」

    準備が整うことを表す「ready for」も「校了」として使われる場合があります。

    印刷する準備ができた=「校了」と使われるのですが、一言で表せる「OK」のほうが使用される頻度が高いです。

    <例文>

    • It is ready for the press.「校了にする。」
    • The book is ready for publication.「その本は出版の準備ができています。」

    まとめ

    「校了」は原稿の最終チェック段階を表す言葉で、原稿にミスなどがない状態を表しています。

    そのため、間違えて「校了」を使ってしまうと、著者やライターに訂正を依頼することができずに、トラブルになる可能性があるのです。

    「校了」までの過程をきちんと把握し、それぞれの段階に合った言葉を用いてチェックの進み具合を確認しあいましょう。

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