「ロット」の意味とは?「ロット番号」の使い方や例文も紹介!

ロットの意味とは ビジネス用語

「ロット」は、「製造側が特定する製品の最小単位」を意味します。

英語では「lot」と表記され、ビジネスシーンで使われる言葉ですが、聞いたことがない人もいるのではないでしょうか。

知らないままにしておくと、宝くじの「ロト」や製薬会社の「ロート」と間違えて、余計な恥をかくことになりますよ。

そこで今回は、「ロット」の意味を説明し、「ロット番号」の使い方や例文も紹介していきます。

「製造ロット」「購入ロット」などの解説もしますので、ぜひ参考にしてください。

1.「ロット」の意味:製造側が特定する製品の最小単位

ロット

英語:lot

意味:製造側が特定する製品の最小単位。

「ロット」は、「製造側が特定する製品の最小単位」を意味し、主に製造業界や管理部門で使用される言葉です。

英語の直訳では、「ひと口・ひと山・ひと組」などと訳されます。

1-1.「ロット」の目的:コスト管理や効率化のため

「ロット」の目的は、「コスト管理や効率化」のために必要とされています。

製造業では、たった一つの製品を作るために機械を稼働させることはなく、一度にたくさんの量を作ることで利益を生み出しています。

そのため、機械の設備や採算に合わせた「ロット」を準備することで、経営管理上のプロセスを効率化しているのです。

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  • 1-2.「1ロット」の量は企業毎に決める

    「1ロット」に決められた「量」は存在せず、各企業毎に決定されます。

    一口に製造業と言っても、工業製品と半導体製品では、明らかに価値や発注数が異なるでしょう。

    そのため、「1ロットの量」は企業別に規定しており、特定の数が一般的であると言うことはできません。

    2.「ロット」の使い方と例文

    「ロット」は単位にすぎないので、ビジネス用語として使用するには不完全です。

    意味だけ覚えていても、ビジネスシーンでより良く活用することはできないので、しっかり正しい使い方を覚えましょう。

    「ロット」の使い方を、以下の4つの表現に分けて説明していきます。

    1. 「ロット番号」で使用する場合
    2. 「ロット管理」で使用する場合
    3. 「製造ロット」で使用する場合
    4. 「最小ロット」で使用する場合

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

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  • 2-1.「ロット番号」で使用する場合

    「ロット番号」とは、「製品に割り当てられた番号」を意味します。

    具体的に言うと、製造工場・製造年月日などが記載され、管理を効率化させるために使用されるのです。

    <例文>

    • 決められたノルマをこなせているか、ロット番号で確認してみよう。
    • どの工場で不具合が起きたかは、ロット番号で特定できる。

    2-2.「ロット管理」で使用する場合

    「ロット管理」とは、「同一の条件で製造された製品の管理」を意味します。

    製造業における生産システムは、複数の工程・材料で運営されているため、それらを区別・管理する体制のことを「ロット管理」と呼ぶのです。

    <例文>

    • ロット管理によって、複数の工程を効率的に運営することができた。
    • 在庫を出さないように、ロット管理で効率的に運用しよう。
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  • 2-3.「製造ロット」で使用する場合

    「製造ロット」とは、「同一の条件で製造された製品」を意味します。

    「製造ロット」は「ロット管理」によって把握され、「ロット番号」が記載されるのが一般的です。

    <例文>

    • 製造ロット毎に、品質の良し悪しを検証してみよう。
    • 我が社の製造ロットは、1ロット当たり2000単位になります。

    2-4.「最小ロット」で使用する場合

    「最小ロット」は、「受注できる最小の製品単位」を意味します。

    製造業では、一つの製品を作るために機械を稼働させたのでは、採算をとることができません。

    そのため、「受注できる最小の製品単位」を設定することで、取引数を効率的に決定することができるのです。

    <例文>

    • 自社への発注は、1ロット1000単位が最少ロットです。
    • 最少ロット以下の注文は、1単位当たりの金額が高く設定されています。
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  • 3.「ロット」と「バッチ」の違い

    「ロット」と「バッチ」は、業界が異なるだけで同じ意味と捉える人が多いですが、 厳密には別の意味を持つ言葉です。

    ビジネス現場では、小さな間違いが大きな失敗に発展することがあるので、この機会に確認しておきましょう。

    「ロット」と「バッチ」の違いは、以下の通りです。

    1. 「ロット(lot)」は、1つの生産サイクルの内、特定の条件で同一に生産される単位。
    2. 「バッチ(batch)」は、1つの生産サイクルで一度に生産される単位。

    簡単に説明すると、 「ロット」は「バッチ」よりも細かい単位を指します

    ただし、「ロット」と「バッチ」の使い分けは企業毎に決めるため、共通の理解はありません。

    「ロット」と「バッチ」を使い分けるケースは、光学製品や医薬製品など、精密な材料を要求される業界に限るとされています。

    4.「ロット」を使うビジネス業界

    「ロット」は主に製造業界で使用されますが、最近では他の業界でも使用されることがあります。

    取引先とのコミュニケーションを円滑にするためにも、「ロット」を使用する業界について、しっかり把握しておきましょう。

    「ロット」を使う業界は、以下の通りです。

    1. 「物流業界」の場合
    2. 「金融業界」の場合

    それぞれの例文を紹介し、使い方を解説していきます。

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  • 4-1.「物流業界」の場合

    「物流業界」では、「配送・保管ロット」などと使われます。

    「配送・保管ロット」は、文字通り「同一条件で配送・保管される製品」の意味です。

    「配送・保管ロット」で管理することによって、正確かつ素早く消費者に製品を届けることができます。

    <例文>

    • 運送が必要な地域毎に、配送ロットを準備している。
    • あの保管ロットは、冷蔵が必要な製品のグループです。

    4-2.「金融業界」の場合

    「金融業界」では、「FXや株式などの金融取引単位」として使用されます。

    「FX」は、日本語で「外国為替証拠金取引」と呼ばれ、日本円以外の為替を売買する取引のことです。

    主な使い方としては、「1取引あたり何万円(何株・何通貨)」を「金融ロット」と表現します。

    <例文>

    あのFXサイトでは、最低1万通貨の注文が、最低の金融ロットらしい。

    5.「ロット」の類語と例文

    「ロット」は「単位」を表わす用語のため、取扱いを間違えると大変な失敗をすることがあります。

    他にも「単位」を表わす類語がありますので、曖昧にしておかずに、前もって確認しておきましょう。

    「ロット」の類語は、以下の通りです。

    • ユニット(unit)
    • ダース(dozen)
    • バッチ(batch)
    • グループ(group)
    • ピース(piece)
    • シリアルナンバー(serial number)

    それぞれの類語について、例文と一緒に意味を解説していきます。

    類語1.「ユニット(unit)」

    ユニット

    英語:unit

    1. 全体を構成する1つ1つの要素。
    2. 2人以上で構成される集団。

    「ユニット」は、「全体を構成する1つ1つの要素」「2人以上で構成される集団」の2通り意味があります。

    それぞれの使い分けは、以下の文脈を参考してください。

    1. 機械を対象にとる時、「全体を構成する1つ1つの要素(部品)」の意。
    2. 人間を対象にとる時、「2人以上で構成される集団」の意。

    <例文>

    1. 機械を対象にとる

    あの精密機械は、各種工場で製造されているユニットを組み合わせて設計されている。

    1. 人間を対象にとる

    色々なジャンルから人を集めて、誰も見たことのない音楽ユニットを結成した。

    類語2.「ダース(dozen)」

    ダース

    英語:dozen

    意味:12個の組を表す単位。

    「ダース」は「12個の組を表す単位」を意味し、古フランス語に由来する言葉です。

    現代では10進数ですが、古代では12進数で数えるのが常識とされ、星座や干支などが例に挙げられます。

    <例文>

    飲み会の準備のため、1ダースのお酒を予約しておいた。

    まとめ

    「ロット」は、「製品を数えるための最小単位」を意味します。

    製造業界だけでなく、物流業界・金融業界でも使われる用語ですので、ビジネスマンとしてしっかり覚えましょう。

    「ロット管理」は、取引先とのやりとりや業務効率化のために必要なプロセスですので、間違いのないように正しい使い方を心がけてください。

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