「誠にありがとうございます」の正しい使い方は?言い換え表現も解説

誠にありがとう ございますの意味とは ビジネス用語

「誠にありがとうございます」は相手に感謝の意思を伝える表現ですが、適切な使い方をお探しですね。

「誠にありがとうございます」には、「ありがとうございます」の感謝の気持ちを強調する意味があります。

普段何気なく使っているものの、上司に使っても失礼ではないのか、メールで使うのは適切なのかなど疑問に思ったことはあるはずです。

そこで、本記事では 「誠にありがとうございます」の意味や適切な使い方、類語や言い換え表現などをご紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、「誠にありがとうございます」をビジネスシーンで適切に使いこなすことができるようになるはずです。

ぜひ、最後までご覧ください。

1.「誠にありがとうございます」の意味は?

誠にありがとうございます

よみ:まことにありがとうございます

感謝の気持ちを表す表現「ありがとうございます」を、より強調しつつ丁寧に言う表現。

「誠にありがとうございます」には、 「ありがとうございます」の感謝の気持ちをさらに強調する意味があります。

ですが、感謝の気持ちを伝える表現では、漢字表記の違いや、類似表現との使い分けによって、意味は似ていてもニュアンスは異なっていくのです。

1−1.「誠に」「真に」「実に」の違い

「誠に」と同じ読みと意味を持つ漢字には以下の2つがあります。

  1. 真に
  2. 実に

「誠」も合わせてすべて「まことに」と読み、「偽りのない」という意味になります。

つまり、どれを使っても意味としては間違いではありません。

しかし、 「ありがとうございます」と言うときは、慣例的に「誠」を使います。

そのため、「真」と「実」では、相手に違和感を与えてしまう結果になってしまうでしょう。

「まことにありがとうございます」と伝えるときは「誠」を使っていきます。

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  • 1−2.漢字とひらがなの違い

    「まことにありがとうございます」とひらがなで伝えることも間違いではないです。

    ひらがなで「まことにありがとうございます」と表記すると、漢字で表記した時と比べて柔らかい印象を与えます。

    相手と距離感を近づけたい場合や、親近感を与えたい場合 はひらがなを使うといいでしょう。

    反対に、 相手と距離感が遠い場合や、形式性や儀礼性を重視したい場合は漢字を使うといいでしょう。

    1−3.「誠に」「本当に」「大変」との使い分け

    「誠にありがとうございます」と似た表現に「本当にありがとうございます」と「大変ありがとうございます」がありますが、場面によって適切に使い分けましょう。

    「本当に」と「大変」も、「誠に」と同じように強調の意味があります。

    そのため、どれも意味は同じではあるもののニュアンスが異なっており、 「本当に」と「大変」は「誠に」に比べると砕けた印象があります。

    相手との距離感が近い時や、それほど形式的な場面でないなら、「本当に」「大変」を使っても違和感はありません。

    しかし、ビジネスシーンであれば硬い印象のある「誠に」を使うのが適切です。

    このように、「誠に」「本当に」「大変に」は、使用する場面や相手との距離感によって使い分けていきましょう。

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  • 2.「誠にありがとうございます」の使い方

    誠にありがとうございますの使い方

    「誠にありがとうございます」は誰に使うのか、どのような場面で使うのかによって、使い方が異なります。

    「誠にありがとうございます」の以下の3つの使い方について紹介します。

    それぞれ解説していきます。

    2−1.上司や目上の人への使い方

    「誠にありがとうございます」は上司や目上の人にもよく使う表現です。

    上司や目上の人に「誠にありがとうございます」を使う場合として、例えば 何かの教えを受けた時が考えられます。

    「誠に」は感謝の気持ちの強調だけでなく、目上の人への尊敬の気持ちも表現することができるからです。

    例えば、上司や目上の人から教えを受けたときは、以下のように「誠にありがとうございます」を使ってお礼を言いましょう。

    <例文>

    ご教示いただき誠にありがとうございます

    このように、目上の人や上司に誠意あるお礼を伝えたい時に使っていきましょう。

    2−2.社内の同僚への使い方

    上司や目上の人だけでなく、社内の同僚にも「誠にありがとうございます」を使います。

    同等な立場の人にも、誠意ある感謝の気持ちを「誠に」で表現することができるからです。

    例えば自分の仕事を代わりに引き受けてもらった時が考えられます。

    <例文>

    お引き受けいただき誠にありがとうございます

    このように、仕事を引き受けてもらった場合は同僚に感謝の気持ちを伝えましょう。

    2−3.メールでの使い方

    口頭の場面だけでなくメールの文面でも「誠にありがとうございます」を使います。

    メールでは相手と対面していないため、「誠に」をつけることで「どれくらい感謝の気持ちを持っているか」を相手に伝えることができるのです。

    ただ、「誠にありがとうございます」は過去形ではなく現在形であるため、 メールで使うときは現在起きていることに対して使うのが適切です。

    <例文>

    • お忙しい中、ご返信いただき誠にありがとうございます
    • ご丁寧にファイルを添付していただき誠にありがとうございます

    このように、メールに返信してもらったことや、添付してもらったことに対して「誠にありがとうございます」とお礼の気持ちを伝えるのです。

    3.「誠にありがとうございます」と「誠にありがとうございました」はどちらが適切?

    「誠にありがとうございます」と「誠にありがとうございました」は、 感謝の気持ちを伝える出来事が現在なのか過去なのかで使い分けるのが適切です。

    「誠にありがとうございます」は現在形なので、現在起きていることに対して感謝の気持ちを伝えます。

    それに対して、「誠にありがとうございました」は過去に起きたことに対して感謝の気持ちを伝える表現です。

    <例文>

    • 本日はご来店いただきまして誠にありがとうございます
    • 先日はお忙しい中、お時間をいただき誠にありがとうございました。

    このように、自分が感謝の気持ちを伝えようとしているのが、 過去と現在のどの時点での出来事なのかを考えた上で使い分けましょう。

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  • 4.「誠にありがとうございます」の類語・言い換え表現

    誠にありがとうございますの類語

    ここからは「誠にありがとうございます」の類語・言い換え表現として、以下の4つを解説します。

    それぞれ見ていきましょう。

    4−1.誠に御礼申し上げます

    「誠に御礼申し上げます」は、 「誠にありがとうございます」よりも、形式的で硬い言い方です。

    「御礼申し上げます」は、それ単体で使用しても硬い印象があるのに対して、「ありがとうございます」を単体で使用すると砕けた印象になります。

    「誠に」自体が形式的で硬い言い方なので、「誠に御礼申し上げます」はさらにその印象を強めた表現です。

    <例文>

    本日はお忙しい中お越しいただき誠に御礼申し上げます

    4−2.誠に感謝しています

    「誠に感謝しています」は 「誠にありがとうございます」とほとんど印象が変わりません

    「感謝しています」は「ありがとうございます」と比べても、それほど硬い印象はなく、いずれも日常的に使われる表現です。

    ただ、 「ありがとうございます」が一回的な出来事に対して使うのに対して、「感謝しています」は継続的な出来事に対して使われるという違いがあります。

    <例文>

    先日は親切に教えていただき誠に感謝しています

    4−3.誠に恐縮しております

    恐縮しております」は「おそれて身がすくむこと」という意味ですが、ビジネスシーンでは感謝の気持ちを伝える場合に使われます。

    その点では「ありがとうございます」と同じですが、 「恐縮しています」の方が硬い言い方なので、ビジネスシーンでは適切なのです

    また、「誠に恐縮しております」は初対面の相手など、まだ距離が近くない相手に対して使われます。

    <例文>

    昨日は過分なるおもてなしをいただき誠に恐縮しております

    4−4.厚く御礼申し上げます

    「厚く」には、「誠に」と同じように、感謝の気持ちを強調する意味があります。

    「厚く御礼申し上げます」の方が「 誠にありがとうございます」よりも硬い表現であるため、ビジネスシーンでは適切です。

    続いては、「誠にありがとうございます」の英語表現について解説します。

    <例文>

    平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます

    5.「誠にありがとうございます」の英語表現

    誠にありがとうございますの英語表現

    「誠にありがとうございます」を英語で表現すると、「 Thank you very much」です。

    以下では「Thank you very much」を使った例文をご紹介します。

    <例文>

    • Thank you very much for your kindness.(ご親切誠にありがとうございます)
    • I sincerely thank you very much for your polite and thorough response.(ご丁寧に対応いただき誠にありがとうございます)
    • We thank you very much for always giving us your patronage.(いつもご愛顧いただきまして誠にありがとうございます)
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  • まとめ

    「誠にありがとうございます」には、「ありがとうございます」に「誠に」をつけることで、感謝の気持ちを強調する意味があります。

    「誠にありがとうございます」は単純な表現のように見えますが、実は類似表現がたくさんあるため使い分けが難しい表現でもあります。

    ビジネスシーンでは、相手との距離感や場面にもよりますが、できるだけ硬い表現を使う方が適切です。

    「誠にありがとうございます」はそれほど硬い表現ではないので、形式性や儀礼性を重んじる場合は、「御礼申し上げます」といった別の表現を使うといいでしょう。

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