「マージン」の意味とは?業界ごとの使い方や類語を解説!

マージンの意味とは ビジネス用語

マージン考えて営業してね!って上司に言われたけど、どういう意味で使ってるの?

「マージン」は本来「余白」を意味する英単語ですが、その他にも「売上総利益」「粗利」という意味があります。

業界によって意味が異なる使い方をするので、場所によってはその意味が通じない可能性があるのです。

本記事では、「マージン」の意味や使い方、類語や「粗利」の意味での「マージン」の計算方法を紹介しています。

この記事を読むことで、場面によって「マージン」を使いこなすことができますよ。

1.ビジネスシーンでの「マージン」の意味

1-1.意味は「売上総利益・手数料・余白」

ビジネスシーンでのマージンには以下の2つの意味があります。

マージン

読み:まーじん

  1. 売上総利益
  2. 手数料
  3. 余白

「売上総利益」や「手数料」などお金に関する意味から、「余白」というお金に関係のない意味まで持っている言葉です。

それぞれの意味は、業界によって使い方が変わるので、「2.「マージン」の業界別の使い方【例文】」で説明しますね。

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  • 1-2.「マージン」の由来は英語「Margin」から

    「マージン」ですが、由来は英語の「Margin」から来ています。

    英語の「Margin」には次のような意味があります。

    • 余白、欄外
    • (時間などの)余裕
    • (時間などの)差
    • 淵、へり
    • 最低限、限界(に近い状態)
    • 利ざや、利益

    ほとんど「マージン」と意味は一緒です。

    英語の場合は、金融分野などでも、「Margin」はよく使う言葉とされています。

    2.「マージン」の業界別の使い方【例文】

    margin

    マージンは、使われるシーンによって意味が微妙に異なる言葉となります

    主に使われる業界は、以下の3つになります。

    それぞれ例文とともに紹介しましょう。

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  • 2-1.商社での「マージン」は「売上総利益・手数料」

    商社において「マージン」は「売上総利益・手数料」の意味で使われます。

    一般的なビジネスシーンでの使われ方だと言えるでしょう。

    <例文>

    • さっき売れた商品は、マージン何%だったかな。
    • 海外の会社にマージンを20%もとられてしまった。
    • そのマージンでは我が社に条件が不利すぎるので、再度交渉をしよう。

    2-2.人材業界での「マージン」は「報酬から給与を差し引いたお金」

    人材業界において「マージン」は「派遣会社が派遣先から受け取った報酬から、派遣社員に支払う給与を差し引いたお金(≒仲介手数料)」の意味で使われます。

    派遣社員の給与の流れは、以下のような流れとなります。

    派遣先の会社→派遣会社→派遣社員

    派遣先から派遣会社へは、派遣社員の給与をプラスしてお金が支払われます。

    そこから派遣会社がマージンを受け取り、残った額が派遣社員のお給料となるのです。

    <例文>

    • 派遣会社を選ぶときは、マージン率もチェックしておくと良い
    • マージン率が低い会社が良い会社とは限らない。
    • もう少しマージンを減らして給料を増やしてくれませんか?
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  • 2-3.印刷業界での「マージン」は「余白」

    印刷業界において「マージン」は「余白」の意味で使われます。

    印刷データは、この「マージン」を取らないと、印刷や断裁した後に印刷できていない箇所が出てしまったりするので、気をつける必要があります。

    <例文>

    • この部分は重要だから、文字が切れないようにマージンを多めに取ろう。
    • これでは読みにくいから、もう少しマージンを調整してください。
    • 文字がマージンにはみ出しているので、再度データを作成し直してください。

    3.「マージン」の類語・言い換え表現

    margin

    「マージン」は、ビジネスシーンや印刷業界では一般的に使う言葉です。

    しかし、 馴染みの無い人にとっては意味が伝わりにくい言葉でもあります。

    ここでは置き換えやすい以下の3つの類語を見ていきましょう。

    それぞれ解説します。

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  • 類語1.空欄

    空欄

    よみ:くうらん

    意味:何も記入していない欄や空白のこと

    「マージン」は本来は余白を表す言葉です。

    「空欄」も同じように、「何も記入していない欄」ということで、「余白」と同じように使えます。

    「マージン」という言葉が「余白」よりも、「利益」などの意味で伝わりやすい場所では、「空欄」と置き換えて使うと良いでしょう。

    <例文>

    • 空欄がありすぎて、違和感があるなぁ。
    • この部分にデザインがかかっていると切れてしまうので、空欄にして調整してもいいですか?

    類語2.スペース

    スペース

    英語:space

    意味:空いているところや、余白。空間。

    「スペース」も同じように、「余白」ということで、「マージン」と同じように使えます。

    こちらはパソコンでも「スペースキー」というのがあるため、「空く」という意味で伝わりやすい言葉です。

    「空欄」と同じく、「マージン」が「余白」の意味で伝わりにくい場所では「スペース」と使うと良いですね。

    <例文>

    • スペースが足りないから、もう少しあけておいて。
    • そのスペースはメモをする場所だからね。
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  • 類語3.粗利

    粗利

    よみ:あらり

    意味:売上高から、売り上げ原価を引いて残った利益のこと

    「マージン」は売り上げからコストを差し引いたものとなります。

    そのため、 「粗利」という表現で置き換えることが可能です。

    こちらは、「余白」という意味では一切通じないため、「マージン」が「余白」の意味で伝わりやすい場所では「粗利」という言葉で置き換えましょう。

    <例文>

    • この商品を月に50個売ることができれば、粗利ベースで十分な利益の確保が見込めます。
    • 売り上げに目を向けるのではなく、差益をしっかりと把握することが経営改善の第一歩だ。

    他にも「粗利」と同じような意味で、「差益」という言葉もあります。

    いずれにしろ、「売り上げから費用を引いて残った利益」という意味なので、「粗利」同じ意味で「マージンと置き換えが可能です。

    4.「マージン」の計算方法

    margin

    4-1.一般的な「マージン」の計算方法

    「マージン」は「売上総利益(粗利)」なので、算出するためには以下の計算式となります。

    マージン=売上高-売上原価

    一般的なマージンの計算は、非常にシンプルです。

    売上高に対して、商品やサービスを「作ることにかかった金額」を差し引いたものがマージンの金額となります。

    ここでのポイントは、 商品やサービスを作ることにかかった金額を差し引くという部分です。

    つまり、販売に関する費用(人件費、広告費etc)や税金はマージンの段階では差し引かれていません。

    マージンからさらに税金などを差し引いた金額を「売上純利益」と呼びます。

    <例題>

    売上高1,000万円 、売上原価が30%の場合

    1,000万円-300万円(30%)=700万円

    4-2.手数料としての「マージン」の計算方法

    商品やサービスの販売価格を決める際に「マージンを20%上乗せして」という表現をされることがあります。

    この時の「マージン」は「マージン率」を指しています。

    マージン率=(マージン÷売上高)×100

    営業マンとして働く人にとって、 マージン率の計算方法を理解しておくことはとても大切なことです。

    メーカーと販売代理店との関係の場合、このマージン率の1%だけでもかなり販売価格が変わってくるので、日夜せめぎ合いが行われているのです。

    当然、マージン率が高くなればなるほど、販売価格が高くなってしまいます。

    しかし、マージン率を低くしすぎてしまうと、利益が圧迫されてしまうので、なかなか儲からないという状況になってしまうのです。

    マージン率を間違えてしまうと、たった数%でも経営に致命的なダメージを与えかねないので、しっかりと覚えておきましょう。

    <例題>

    売上高2,500円、マージン500円の商品のマージン率を算出する場合

    (500÷2,500)×100=20%

    まとめ

    デザイン・印刷業界では「余白」の意味で使われるマージンですが、 ビジネスシーンでは「売上総利益(粗利)」や「手数料」を表します。

    交渉や取引においても多用される言葉なので、しっかりと意味を理解しておきましょう。

    また、実際の現場では計算を伴って使用されることもあるので、計算方法も知っておくとより便利です。

    言葉の意味と併せて覚えておきましょう。

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