「未曾有」の正しい読み方と意味をわかりやすく解説【例文あり】

未曾有の意味とは ビジネス用語

「未曾有」は 「今までに一度もなかったこと」「きわめて珍しいこと」という意味です。

最近では「前例がないほどのひどい災害」の事を「未曾有の災害」と表しています。

「未曾有」という言葉は、あまり日常的に使用する言葉ではないので、読み方や意味が分からない人も多いのではないでしょうか?

この記事では「未曾有」の正しい読み方と意味、使い方をわかりやすく解説。

近年ニュースなどでよく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

1.未曾有の読み方と意味

未曾有

読み:みぞう

  1. 今までに一度もなかったこと
  2. きわめて珍しいこと

「未曾有」は本来仏教用語で、「仏の尊さ、神秘さ」を称賛するための言葉でした。

仏教用語である「未曾有」を訓読みすると、「未だ曾て有らず(いまだかつてあらず)」になり、「今までに一度もない、きわめて珍しい」という意味を表します。

本来は仏の尊さを称賛するための言葉なので「未だかつてないほどの良いこと、素晴らしいこと」に対して使っていた言葉です。

しかし近年では、 未だかつてないほどの「悪い出来事」に対して「未曾有」を使う傾向にあります。

そのため未曾有は、良いことに対してだけでなく、悪いことに対しても使用することが可能です。

2.未曾有の使い方・例文

「未曾有」の使い方と例文を見ていきましょう。

例:関東大震災は、未曾有の災害だ

この例文は「関東大震災は、今までに一度も経験したことがないほどの災害だ」という意味です。

近年「悪い意味」として使う事の多い「未曾有」は、 未だかつてない程の災害や、残忍な事件、大惨事に対して使用できます。

またビジネスシーンでは、「未だかつてないほどの大変な事態」に陥った際に使える言葉です。

例:社長の不祥事が発覚し、会社は未曾有の事態に陥った

この例文は「社長の不祥事が発覚し、会社は未だかつてないほどの大変な事態に陥った」という意味です。

「未曾有」と表現することで、状況がより重大かつ深刻であるという印象を与えることができるので、状況に合わせて使いましょう。

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  • 3.未曾有の類義語

    「未曾有」の類義語は次の2つです。

    • 前代未聞(ぜんだいみもん)
    • 空前絶後(くうぜんぜつご)

    それぞれ詳しく使い方と例文を見ていきましょう。

    前代未聞

    「前代未聞」は 「今までに聞いたことがないような珍しいこと」という意味です。

    例:入社1週間で会社を辞めるなんて、前代未聞だ
    ⇔入社1週間で会社を辞めるなんて、未曾有の出来事だ

    この例文は「入社1週間で会社を辞めるなんて、今までに聞いたことがない」という意味です。

    「未曾有」と「前代未聞」は基本的に同じ意味で使用することができます。

    ただし、「前代未聞」は「前代未聞の珍事」や「前代未聞の技」など、アッと驚くような珍しい事や型破りな事に対しても使える言葉です。

    「アッと驚かされた」「型破り」というニュアンスを含めたい場合は「前代未聞」を使用しましょう。

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  • 空前絶後

    空前絶後」は 「未だかつてなく、これから先もありえないこと」という意味です。

    例:去年の震災は、空前絶後の震災だ

    この例文は「去年の震災は、未だかつてないほどの震災で、これから先もこれ以上の震災はありえないだろう」という意味を表します。

    「空前絶後」も「未曾有」と同様に良い事、悪い事どちらに対しても使用することができる言葉です。

    ただ、「空前絶後」は「これから先もありえない」という意味を含んでいるので「未曾有」よりも強い言い方になります。

    そのため 「未曾有」よりも、より重大であり得ない事態の時に「空前絶後」を使用しましょう。

    4.未曾有の英語表現

    「未曾有」の英語表現は以下の通りです。

    • unprecedented(未曾有・前代未聞・異例)

    例文を見ていきましょう。

    例:I get through the unprecedented conditions.(未曾有の状況を乗り切る)

    「unprecedented」は 未曾有や前代未聞、異例といった意味を全て含んだ単語です。

    良いことに対しても悪いことに対しても使える単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

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  • まとめ

    「未曾有」は 「今までに一度もなかったこと」「きわめて珍しいこと」という意味です。

    本来は良いことに対して使われていましたが、最近では悪い出来事に対してよく使用します。

    特にニュースではよく使われている表現なので、社会人としてぜひ覚えておいてくださいね。

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