「問題提起」とは?意味・例文・英語・書き方まで紹介

問題提起の意味とは ビジネス用語

「問題提起」とは問題や課題を投げかけることを指します。

なかなか日常会話では使うことが少ない言葉ですね。

しかし、ビジネスシーンでは使われることも多くあるので意味をきちんと理解しておく必要があります。

この記事を読めば「問題提起」の意味や使い方、英語表現、「問題提起」の書き方を理解できますよ。

1.「問題提起」の読み方と意味

意味|問題や課題を投げかけること

問題提起

読み方:もんだいていき

意味:問題や課題を投げかけること。

「提起」には差し出すことという意味があります。

「問題を差し出す」が転じて、「問題を投げかける」となります

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  • 2.「問題提起」の使い方と例文

    「問題提起」は、課題や問題を相手に投げかけるときに使います。

    しかし、プレゼンや会議などの冒頭で使われるケースと小論文やレポートなどの文章で使われるケースがあります。

    文章で使われるときは、「問題提起」という言葉は使わず、実際に問題提起をする形になります。

    後ほど、レポートや小論文の「問題提起」の書き方について紹介するので、そちらをご覧ください。

    それでは、「問題提起」を使った例を見ていきましょう。

    2‐1.「問題提起」を使った例

    「問題提起」を使った例は以下の通りです。

    • 重要な問題提起としてトラブルの多発を挙げます。
    • 本日のプレゼンでは問題提起がされていません。
    • 今月のトラブル件数の多さは問題提起として受け止めましょう。

    他の人に問題・課題と認識してほしいときに、「問題提起」という表現を使います。

    少し形式ばった言い方です。

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  • 3.「問題提起」と「問題定義」の違いは?

    「問題提起」と「問題定義」は似ていますが、違いがあります。

    1. 「問題提起」:問題や議論を投げかけること。

    2. 「問題定義」:問題や課題を解決することとして設定すること。

    例を見て比較しましょう。

    • 既存顧客を獲得できていないという問題提起を行います。
    • 既存顧客を獲得できていないということを問題定義に掲げます。

    それぞれ意味合いが異なることが分かります。

     

    4.「問題提起」の類語や言い換え

    問題提起の類語

    「問題提起」は少し形式ばった言い方なので、どのように言い換えられるか見てみましょう。

    • 問題を投げかける
    • 課題の提示

    それでは、例をあげてみます。

    • 一人ずつ当社の問題提起をしてみてください。
    • 一人ずつ当社の問題を投げかけてみてください。
    • 一人ずつ当社の課題の提示をしてみてください。

    「問題提起」は少しかたい印象を与えます。

    「問題を投げかける」や「課題の提示」も使いこなせると良いですね。

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  • 5.「問題提起」を使った英語表現

    問題提起の英語表現

    問題提起は英語で「problem presentation」と書きます。

    単語を一つずつ見ていきましょう。

    • problem:問題
    • presentation:紹介、提示

    「問題紹介」や「問題提示」が「問題提起」と訳されています。

    例文は以下の通りです。

    Today’s problem presentation is an environmental issue.

    本日の問題提起は環境問題です。

    また以下のような「問題を提起する」という書き方があります。

    He brought up a very important question.

    彼は重要な問題を提起しました

    Examinations pose a big problem.

    試験は大きな問題を提起します

    「question」は「質問」という意味が強いのですが、「重要な質問を投げかける」、つまり「問題を提起する」と訳されます。

     

    6.「問題提起」の書き方・方法・解決策

    「問題提起」の書き方や解決策を見ていきましょう。

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  • 6‐1.「問題提起」のポイント

    1. 賛否両論がある議題を切り口にする
    2. 多くの人が賛成するような議題は取り上げない
    3. 幅広く応用できるような問題を取り上げる

    「問題提起」をする場合、 切り口は賛否両論がある問題を取り上げると良いでしょう。

    例えば、「仕事が終わった後に上司から飲みに誘われた場合は行くべきだ」といった内容を取り上げたとします。

    「プライベートなのだから行く必要はない」という意見がある一方、「円滑なコミュニケーションを図るためには必要だ」という意見の2つに別れます。

    このようにどちらつかずの意見になる問題を取り上げ、多くの人が賛成するような議論は問題提起にならないので注意しましょう。

    また、自分の好き嫌いが大きく関係する問題もおすすめしません。

    6‐2.小論文の書き方

    小論文の「問題提起」の書き方は以下の手順に従います。

    1. 文末に「~だろうか」をつけた文を考える
    2. 「たしかに~かもしれない」と反対意見への理解を示す
    3. 「しかし私は~」と自分の意見を提示する
    4. 「なぜなら~」と理論を説明する
    5. 「よって私は~と考える」と結論を書く

    上記の手順に従って「マウスが突然操作できなくなった問題」について例を紹介します。

    1. マウスが突然操作できなくなったが、なぜだろうか
    2. マウスに原因があるのではと思うのだが、大多数がパソコンだと言うため、たしかにパソコンが原因かもしれない
    3. しかし私はパソコンではないと意見を言う
    4. なぜならパソコンは買ったばかりで新しいものだから
    5. よって私はマウスを新しいものに変えてみようと考える

    今回は分かりやすくするため、すぐに解決できる問題提起の例文としましたが、小論文を書くポイントでは 「自分の中での問いと主張」をはっきりとさせることが重要です。

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  • 6‐3.レポートの書き方

    レポートは、「報告型」と「論証型」があります。

    報告型:調査して報告する

    論証型:論点が与えられているか、自ら設定する

    以下で「報告型」と「論証型」の例を見てみましょう。

    報告型

    • 温暖化が進むのはなぜか ⇒ 原因は何か
    • トマトが市場から無くなった ⇒ 社会的影響は何か
    • 売り手から買い手まで仕組みは何か ⇒ 仕組みとは何か

    報告型では、 指定された対象となる問いに対して原因や理由、社会的影響、仕組みなどを調査をして報告することが求められます。

    論証型

    • 芸能人のスキャンダルがあった ⇒ 事実があるかないか
    • タオルを買うなら量か質か ⇒ Aであるか、Bであるか
    • タバコの税金をあげるべきか ⇒ ~すべきか

    論証型では、 問題となる論点が指定される場合と自ら取り上げる場合があり、いずれも主張し、解決策を求められます。

    6‐4.プレゼンの作り方・進め方

    プレゼンの場合、小論文やレポートと違い資料作成の手順を踏んだ後、発表しなければなりません。

    プレゼンの基本的な進め方は、以下の通りです。

    1. 問題提起
    2. 解決方法を提示
    3. 具体的な方法を提示
    4. 提案が実行された場合の利益の提示
    5. 結論

    上記の流れを踏まえながらプレゼン資料を作成してみましょう。

    プレゼン資料作成のポイントは以下の通りです。

    1. CTPTを意識する
    2. プレゼンのストーリーを作る
    3. 課題となる資料の情報を集める
    4. 箇条書きで文字は読みやすく整える
    5. スライドごとに問いかけで終わる
    6. 口頭で話すものと資料で書くものは分ける

    CTPTは、C=コンセプト、T=ターゲット、P=プロセス(手順)、T=ツール(手段・費用)の略で問題提起するのに必要な要素です。

    プレゼンをする場合は、相手側に共感を得ることが必要なため、確かな情報やデータを集めてまとめておきましょう。

    また、資料はあくまでもプレゼン進行のサポートでしかありません。

    プレゼン資料を参考に、口頭でストーリーを展開するようにしましょう。

    7.「問題提起」の解決策

    問題提起の解決策

    問題提起型をすることは大切なことですが、問題提起をしたのなら解決策も提示するのが望ましいです。

    ここでは、問題提起を解決する際のポイントを紹介します。

    解決策の手順

    解決策を導き出すだめには5つのステップが必要です。

    1. 問題を認識
    2. 原因を調査し分析
    3. 解決策の立案
    4. 解決策の実施
    5. 結果の評価

    小論文の書き方の例でもご紹介した「パソコンのマウスが突然操作できなくなった問題」を例に、「問題を認識」から「結果の評価」まで解説してみます。

    1. マウスが突然操作できない
    2. マウスとパソコンの両方に不具合がないかを調査
    3. パソコンは問題なさそうだ。マウスが故障しているかもしれない
    4. マウスを新しいものに変えてみる
    5. マウスの操作ができるようになった

    「原因の調査→解決策の立案→解決策の実施」この②から④の部分をしっかりと解説することが問題解決の鍵です。

    まとめ

    「問題提起」は、問題や課題を解決すべき事項として投げかけることという意味があります。

    また、小論文やレポート、プレゼンでは「問題提起」の書き方やポイントが異なることも紹介しました。

    それぞれの分野においてポイントを抑えて、問題を解決できるように導きましょう。

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