「モチーフ」の意味は?分野別の使い方と類語も併せて解説

モチーフの意味とは ビジネス用語

「モチーフ」には 「創作の動機となった主要な思想や題材」「模様を構成する1つの単位」「楽曲を構成する最小単位となる音型」「編み物のパターン化された模様の最小単位」という4つの意味があります。

芸術、音楽、編み物など、分野によって、微妙に意味が変わるので、その分野に合った意味を適確に当てはめて使う必要がある言葉です。

本記事では、意味の微妙な違いや、分野ごとの「モチーフ」の使い方、類語やさらには英語表現について紹介しています。

「モチーフ」のそれぞれの意味をしっかり理解することで、「モチーフ」を使いこなせるようになりますよ。

1.「モチーフ」の意味は「題材」「単位」「小片」など

「モチーフ」の意味は以下の通りです。

モチーフ

読み:モチーフ

意味:

  1. 文芸・美術などで、創作の動機となった主要な思想や題材。
  2. 模様を構成する一つの単位。
  3. 楽曲を構成する最小単位となる音型。
  4. 毛糸編みやレース編みで、いくつかの小片を繋ぎ合わせて作る時の、小片。

このように 「モチーフ」の意味は、大きく分けると「題材」「最小単位」の2つの意味に分ける事ができます。

「美術・文学」「デザイン」「ファッション」「編み物」「音楽」などの芸術の分野でよく使われる言葉ですが、ビジネスシーンでも商品開発などのヒントになったもの、動機などを「モチーフ」を使って表現します。

1-1.「モチーフ」の語源

「モチーフ」の語源はフランス語の「motif」です。

日本で使われているカタカナ語の「モチーフ」と同じ意味の、「芸術などの中心となる思想や銅器」「模様を構成する単位」を表現する時に使われます。

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  • 2.「モチーフ」の使い方と例文

    「モチーフ」という言葉が、どのような分野で実際にどう使われているのかを例文を交えながら解説していきます。

    「モチーフ」を使う主な分野は以下の5つです。

    1. 美術・文学の分野
    2. デザインの分野
    3. ファッションの分野
    4. 音楽の分野
    5. 編み物の分野

    それぞれ、使い方を詳しくみていきましょう。

    2-1.美術・文学での使い方

    絵画や彫刻などの芸術作品、又は文学の分野では、それを作るもとになった動機や思想を指して「モチーフ」を使います。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • ひまわりをモチーフにした作品作りで有名なのが、ミケランジェロだ。
    • 草間彌生といえば、水玉をモチーフにした作品をすぐに思い浮かべる事ができる。

    このように「芸術の分野」では、作品作りのベースや、動機になったものを「モチーフ」と表現して使います。

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  • 2-2.デザインでの使い方

    デザインの分野では、それを作るもとになったもの、また、模様を構成する最小単位や、繰り返し使われるパターンを「モチーフ」を使って表現します。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • この建物の全体像は、船をモチーフにして作られている。
    • 海の生物をモチーフにした柄のネクタイを新商品として売り出したい。

    このように、デザインの分野では、デザインを考える上でヒントになったものや、パターン化された模様の最小単位を指して「モチーフ」が使われます。

    デザイン関係の仕事に就いている場合は、頻繁に「モチーフ」が使われることが多いでしょう。

    2-3.ファッションでの使い方

    ファッションの分野で使われる「モチーフ」は、芸術作品と同じように、デザインの象徴となったもの、また、模様の最小単位のことを「モチーフ」を使って表現します。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • 森英恵が作る数多くの洋服には、蝶をモチーフにしたパターンが使われている。
    • 今シーズンは、アニマルモチーフのドレスを発表することに決定した。

    ファッション業界でも「モチーフ」は、頻繁に使われます。「デザインの象徴」「パターンの単位」が「モチーフ」で表現される、という事を頭に入れておきましょう。

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  • 2-4.音楽での使い方

    音楽の分野での「モチーフ」は、「その曲を構成する最小単位のフレーズ」の事を指して使われます。

    曲はメロディー同士を組み合わせて作られています。そのメロディーの最小単位を「モチーフ」と表現するのです。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • いくつかのモチーフを展開して、作曲した。
    • モチーフの組み合わせで、楽曲が出来上がる。

    音楽用語としての「モチーフ」は、「最小単位」という意味で、「曲を細分化した時の最小単位のフレーズ」として使われる言葉です。

    2-5.編み物での使い方

    編み物の分野での「モチーフ」は、「最小単位の模様」という意味になります。

    編み物では、「小さく編んだ小片をいくつも繋ぎ合わせて作品にする」という手法を用いて作品を作る場合がありますが、この「小片」の事を「モチーフ」と表現して使います。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • 雪のモチーフを繋ぎ合わせて、ストールを作った。
    • このバッグは、モチーフ編みで作られている。

    このように、編み物で使う「モチーフ」は「作品を構成する模様の最小単位」として使われます。

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  • 3.「モチーフ」の類語

    「モチーフ」と似たような意味の言葉がいくつかあります。

    それは以下の3つです。

    1. 題材
    2. 主題(テーマ)
    3. コンセプト

    それぞれ「モチーフ」の意味と比べながら、見ていきましょう。

    類語1.「題材」

    「題材」の意味は、以下の通りです。

    題材

    読み:だいざい

    意味:創作や研究などの主題となるもの。

    美術や文学で使う「モチーフ」の意味、「それを作るもとになった動機や思想」とほぼ同じ使い方で使われる言葉です。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • この文学作品は戦争を題材にして執筆されている。
    • 日本を神話を題材に描かれたこの絵画は、本当に素晴らしい。

    このように「題材」の部分を「モチーフ」に言い換えても、同じ意味で使う事ができます。

    「モチーフ」を日本語で表現するとしたら「題材」を使う、という事を覚えておくと便利です。

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  • 類語2.「主題(テーマ)」

    「主題(テーマ)」の意味は、以下の通りです。

    主題(テーマ)

    読み:しゅだい(テーマ)

    意味:

    1. 中心となる題目・問題。
    2. 芸術作品で、作者の主張の中心となる思想内容。テーマ
    3. 楽曲を特徴付け、展開させる核となる楽想。

    「主題」とは、作品の背景として貫かれているテーマを表現する言葉です。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • この写真集は「日本の美」を主題に作られたものです。
    • 東北の冬の暮らしをテーマに作られた、ドキュメント映像は多くの人の共感を生んだ。

    このように、「一つの作品の最初から最後まで、一貫して流れているもの」の事を「主題(テーマ)」という言葉を用いて表現します。

    類語3.「コンセプト」

    「コンセプト」の意味は、以下の通りです。

    コンセプト

    読み:コンセプト

    意味:

    1. 概念。観念。
    2. 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。

    「コンセプト」は、出来上がった作品や、企画の「基本的な方向性」や「骨組み」という意味で使われる言葉です。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • 午後からの会議では、会社の社運をかけた新商品のコンセプトを決める。
    • 新しく作られるショッピングモールのコンセプトは「家族皆で買い物を楽しめる場所」だ。

    「モチーフ」が「作品作りを思いついたヒントとなったものや思想」なのに対して、「コンセプト」は「モチーフ」をもう一歩進めて、具体的なものに仕上げるための「方向性」や「骨組み」を表現する時に使う言葉です。

    4.「モチーフ」の英語表現

    Portrait of a smiling woman in front of a blackboard

    「モチーフ」は英語で「motif 」と書かれ、日本で使われるカタカナ語としての「モチーフ」と同じ意味で使われます。

    以下、例文で確認してみましょう。

    <例文>

    • This is the motif he was after.

       (これが、彼が求めていたモチーフです。)

    • This is his new work that has a flower motif.

       (花をモチーフにした、彼の新しい作品)

    このように、カタカナ語の「モチーフ」と同じ意味で使われる英語の「motif」は、特にデザイン会社や商品開発などの部署に関わっている場合、外国のブランド等と文書をやりとりする場合に、頻繁に出てくるでしょう。

    英語での表現方法をしっかり頭に入れておくと、大変便利です。

    まとめ

    「モチーフ」には「創作の動機となった主要な思想や題材」「模様を構成する1つの単位」「楽曲を構成する最小単位となる音型」「編み物のパターン化された模様の最小単位」という4つの意味があります。

    芸術、音楽、編み物など、分野によって、微妙に意味が変わるので、その分野に合った意味を適確に当てはめて、臨機応変に使いこなせるようになりましょう。

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